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第4章
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新学期が始まる前、私はぶらっと英語の問題集のいいものがないかと本屋さんで物色していると。
「エロ本はここじゃぁないぞ」と、後ろから声を掛けられた。振り返ってみると、あの殿山覚だ。
「・・・」
「なんやねん 無視かよー サダ姉さん」
「ウチ あんたから、呼ばれる筋合いないでー」
「まぁ そう言うなよー 英語のもん探してるのかー 英語のエロ本ってのもあるのー?」
「もー ええからー あっちいけよー 大きな声で エロ本って言うなー 他の人に聞こえるやろー 変な眼で見られる」
「あっ やっぱり エロ本かー」
「このバカ 蹴とばすぞー」
「うふっ 相変わらず 威勢がいいのぉー そんな怖い眼するなよ ブスそのものなんだぞ」
「やかましぃーわー これは生まれつきや」
「なぁ よく見るとお前 大きくて可愛い眼してるなー うん やっぱり可愛いのかもな なぁ 暇やろー お茶でもしようぜー」
「けっこうです 私は忙しゅうございますので・・」
「わかった 外で待ってる なっ」
仕方なく本屋を出ると、やっぱり待っていた。
「なんやねん ストーカーか?」
「おごるよ フルーツパフェか パンケーキか?」
「いつ 行くって言ったんやー もう、帰るねん あんたと一緒のとこ 誰かに見られたぁーないんや」
「じゃぁ あそこで、シェイク買ってくるわー 待ってろ 公園だったらええやろー」
私は、しぶしぶ近くの公園のベンチに腰掛けた。強引さに押し切られたのだ。
「殿山さんだよね もっと 離れて座ってーなー ソーシャルディスタンスや」
「わかったよー 冷たいのー」
「あれから 十和姉さんに付きまとったりしてへん?」
「ああ あいつ 先生になるんやろー? もう、切り替えた サダ姉さん 一筋やー」
「その サダ姉さんは止めて! サダでもええからー」
「じゃぁ サダちゃん サダちゃんは男おるんかー?」
「好きな人はおる 真面目やでー 素敵な人」
「やろなー おるんかー もう ヤッタんかー?」
「なにを聞くねん 女の子に聞くことかー あんたはそんなことしか興味ないんかー?」
「ああ 男と女ってそんなもんやろー」
「ちゃうわー 他にもあるわー 殿山さんって・・意外と 経験ないんちゃう?」
「なにを・・突然 あるわー ほんまは 一度だけやけどなー 内緒だぞ」
「そーなんや ねぇー 誰とー 聞かせてーナ」
「なんや お前 興味あるんかー」
「いや べつにー そんなことしか 話すことないやん」
「俺のダチだった奴がな 中学の時、1年後輩の女の子と付き合っていたんやけどな 高校に入ったら、別の子と付き合い出して、その子と喧嘩別れみたいになったんや 俺は、その女の子を慰めていたら、ヤケクソになったんか、俺とそんな関係になっちまった そいつも初めてでなー このことは絶対に内緒にしてくれってんで・・一度切りな」
「へぇー ドラマだね 以外と優しいんや 殿山さん」
「そーやろー しゃぁから サダちゃんも・・俺と・・」
「ストップ それは無い! 調子乗らんとってー 今日も ウチの気分がたまたまやっただけやから じゃぁ 行くね シェイクありがとー」
「なんだよー もう行くのかよー 今度はちゃんとデートしような」
「それも無い! ずーと無い!」
新学期が始まったけど、図書館で一緒に勉強するのは、最初の日曜日しかないと充君に言われた。近畿大会の予選が始まるからと言っていた。
その日も、私は、お弁当を用意して、そして、いつもの公園はあの子に出くわす危険があるので、別の公園に連れて行ったのだ。充君は別に気にも留めていなかったようだ。
「ウチ 決めた 受けるとこ 資源生物学科」
「ふーん 農学部かー」
「うん どこも偏差値高いんだよねー だけど、募集人数多いから、ひっかかってくれればと思う」
「いいんじゃぁない? 決めたんなら、頑張ろうな」
「ウン」
「それとな 3月の末には、俺 学習塾に通うよ いろいろと意見とか聞いた方が、傾向つかめるしなー」
「えぇー そんなら ウチも行く! 一緒に・・ じゃまやろかー」
「いや それは、サダが決めろ 別に じゃまじゃぁないしー」
そして、1月の終わりには、もう負けたと言っていた。1試合目は大勝だったけど、2試合目で負けたみたい。結局、そんなに強いチームじゃぁないんだなー。充君に言わすと、強いとこは、そのために選手を集めているから、桁違いなんだよって、負け惜しみみたいなことを言っていた。だけど、私には、又、一緒に勉強できるから、バチ当たりなのかも知れないけど、心の底では喜んでいたのだ。
そして、2月末になって、試験が終わった十和姉さんに会った。
「十和姉ちゃん やり切った?」
「あぁ 学校推薦は漏れたけどな 1年の成績とか、素行が悪かったからー だけど、余計に意地になって頑張ったつもりだよ」
「そう 十和姉ちゃんなら、受かると信じているよ でも、もう直ぐ卒業なんだね」
「あぁ だなー サダ姉さん どうする? グループが4人になってしまうな」
「うーん なりゆきに任せる ウチもあんまー 構っておられんようになるしなー それに、あのグループもいつまでもってなぁー・・・」
「そうかー それで まだ 志望校 変えるつもりないんやーなっ」
「もちろん 行けるとこまで、行くんやー 笑われてもええねん」
「サダ姉さんのことやから 決めたら、まっしぐらやからなー ほんまに 受かったりしてな 大騒ぎやわー」
「エロ本はここじゃぁないぞ」と、後ろから声を掛けられた。振り返ってみると、あの殿山覚だ。
「・・・」
「なんやねん 無視かよー サダ姉さん」
「ウチ あんたから、呼ばれる筋合いないでー」
「まぁ そう言うなよー 英語のもん探してるのかー 英語のエロ本ってのもあるのー?」
「もー ええからー あっちいけよー 大きな声で エロ本って言うなー 他の人に聞こえるやろー 変な眼で見られる」
「あっ やっぱり エロ本かー」
「このバカ 蹴とばすぞー」
「うふっ 相変わらず 威勢がいいのぉー そんな怖い眼するなよ ブスそのものなんだぞ」
「やかましぃーわー これは生まれつきや」
「なぁ よく見るとお前 大きくて可愛い眼してるなー うん やっぱり可愛いのかもな なぁ 暇やろー お茶でもしようぜー」
「けっこうです 私は忙しゅうございますので・・」
「わかった 外で待ってる なっ」
仕方なく本屋を出ると、やっぱり待っていた。
「なんやねん ストーカーか?」
「おごるよ フルーツパフェか パンケーキか?」
「いつ 行くって言ったんやー もう、帰るねん あんたと一緒のとこ 誰かに見られたぁーないんや」
「じゃぁ あそこで、シェイク買ってくるわー 待ってろ 公園だったらええやろー」
私は、しぶしぶ近くの公園のベンチに腰掛けた。強引さに押し切られたのだ。
「殿山さんだよね もっと 離れて座ってーなー ソーシャルディスタンスや」
「わかったよー 冷たいのー」
「あれから 十和姉さんに付きまとったりしてへん?」
「ああ あいつ 先生になるんやろー? もう、切り替えた サダ姉さん 一筋やー」
「その サダ姉さんは止めて! サダでもええからー」
「じゃぁ サダちゃん サダちゃんは男おるんかー?」
「好きな人はおる 真面目やでー 素敵な人」
「やろなー おるんかー もう ヤッタんかー?」
「なにを聞くねん 女の子に聞くことかー あんたはそんなことしか興味ないんかー?」
「ああ 男と女ってそんなもんやろー」
「ちゃうわー 他にもあるわー 殿山さんって・・意外と 経験ないんちゃう?」
「なにを・・突然 あるわー ほんまは 一度だけやけどなー 内緒だぞ」
「そーなんや ねぇー 誰とー 聞かせてーナ」
「なんや お前 興味あるんかー」
「いや べつにー そんなことしか 話すことないやん」
「俺のダチだった奴がな 中学の時、1年後輩の女の子と付き合っていたんやけどな 高校に入ったら、別の子と付き合い出して、その子と喧嘩別れみたいになったんや 俺は、その女の子を慰めていたら、ヤケクソになったんか、俺とそんな関係になっちまった そいつも初めてでなー このことは絶対に内緒にしてくれってんで・・一度切りな」
「へぇー ドラマだね 以外と優しいんや 殿山さん」
「そーやろー しゃぁから サダちゃんも・・俺と・・」
「ストップ それは無い! 調子乗らんとってー 今日も ウチの気分がたまたまやっただけやから じゃぁ 行くね シェイクありがとー」
「なんだよー もう行くのかよー 今度はちゃんとデートしような」
「それも無い! ずーと無い!」
新学期が始まったけど、図書館で一緒に勉強するのは、最初の日曜日しかないと充君に言われた。近畿大会の予選が始まるからと言っていた。
その日も、私は、お弁当を用意して、そして、いつもの公園はあの子に出くわす危険があるので、別の公園に連れて行ったのだ。充君は別に気にも留めていなかったようだ。
「ウチ 決めた 受けるとこ 資源生物学科」
「ふーん 農学部かー」
「うん どこも偏差値高いんだよねー だけど、募集人数多いから、ひっかかってくれればと思う」
「いいんじゃぁない? 決めたんなら、頑張ろうな」
「ウン」
「それとな 3月の末には、俺 学習塾に通うよ いろいろと意見とか聞いた方が、傾向つかめるしなー」
「えぇー そんなら ウチも行く! 一緒に・・ じゃまやろかー」
「いや それは、サダが決めろ 別に じゃまじゃぁないしー」
そして、1月の終わりには、もう負けたと言っていた。1試合目は大勝だったけど、2試合目で負けたみたい。結局、そんなに強いチームじゃぁないんだなー。充君に言わすと、強いとこは、そのために選手を集めているから、桁違いなんだよって、負け惜しみみたいなことを言っていた。だけど、私には、又、一緒に勉強できるから、バチ当たりなのかも知れないけど、心の底では喜んでいたのだ。
そして、2月末になって、試験が終わった十和姉さんに会った。
「十和姉ちゃん やり切った?」
「あぁ 学校推薦は漏れたけどな 1年の成績とか、素行が悪かったからー だけど、余計に意地になって頑張ったつもりだよ」
「そう 十和姉ちゃんなら、受かると信じているよ でも、もう直ぐ卒業なんだね」
「あぁ だなー サダ姉さん どうする? グループが4人になってしまうな」
「うーん なりゆきに任せる ウチもあんまー 構っておられんようになるしなー それに、あのグループもいつまでもってなぁー・・・」
「そうかー それで まだ 志望校 変えるつもりないんやーなっ」
「もちろん 行けるとこまで、行くんやー 笑われてもええねん」
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