まともに相手にしてもらえなくて・・ おまけにブスといわれて でも、好きなあの人と

すんのはじめ

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第6章

6-2

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 共通テストの日。充君と駅で待ち合わせをしていて、学校の子とか中学の時の子とかと顔を合わせて、新藤茉莉ちゃんの姿もあったけど、手を軽く振って「がんばろうね」と言っただけで、私は特に仲のいい子は居ないので、挨拶はしていたけど、充君の横に連れ添っていた。

 会場の門の前で、何人かの先生と掛川先生が居て、私を見つけてくれて

「瀬戸内さん 自身持ってな! やってきたとおりにやればいいんだからな」と、励ましてくれた。

「ウン だけど 初っぱなが 苦手の日本史Bやからなー」

「なに弱気になっとんねん 今日の瀬戸内さん 眼が輝いているよ 君は出来る」

「ありがとう 先生 ヤッテくるね」

 試験科目の合間にも、充君と確認をしあって、2日間の試験を終えた。私は手応えを感じていて出来ることはやったと思っていた。だけど、充君は物理の最終問題をミスったかも知れないと言っていた。

「まぁ ええやん 入試の最終試験ちゃうんやしー 一次試験の合格ライン突破してればええんやろー」

「そー 気楽に言うけどなー ミスはミスや」

「だって 気にしたって遅いやん ウチやって日本史 あんまり出来んかったかもしれん でも、引きづらんよーにって言い聞かせたの そやけど、次や 本番は」

「紗奈 前向きやのー」

「そやでー 充君が付いとるしなー 頑張れる」

 もう、家の近くの駅に着いた時には、暗くなっていたので、充君は送ってくれていた。そして、近くの公園に来た時、私は軽く充君のホッペに背伸びをしてチュッとして

「ありがとうね 送ってくれて ここで、いいからー 本番 がんばろうね」と、走って別れたのだ。

 ― ― ― * * * ― ― ―

 高校最後の期末考査が1月の末にあって、最終日、久美が久々にお茶しようよと言うので、ショッピングモールのセンターコートでカプチーノを片手に話込んでいた。

「サダ もう 卒業やね 早いよねー」

「ウン 早いね 久美が話し掛けてくれてから3年だね ありがとうね あの時」

「なんの 茜姉さんに言われたんやから」

「らしかったね でも 久美にも感謝してるんやー これからもね あれから ウチの人生もどんどん変わった」

「だね いい人も出来たしね」

「うふっ いい人ねぇー なんか 古臭いね そーいう言い方」

「そうかー ウチはもう ダンナって言うてるんやけどナ」

「そう そんなとこまでいってるんや 結婚するの?」

「ううん まだ でも、1年ぐらいしたら したいなー 先に同棲カナ」

「ふーん いいね 仲良かって」

「そうねー 以外と もて遊ばれんで良かったわー ねぇ サダはー もう した?」

「まだよー そんなん ウチ等 受験もあるしー まだよ!」

「うっ なんか 隠してるな おかしいー サダ したいんじゃぁないのー?」

「そっ そんなこと あるわけないよー また そんな話するー」

「じゃぁ キスぐらいは?」

「だからー ないってーば! してたら、ちゃんと久美に報告します」

「そうかー まだ純愛物語なんだ あのさー 瑠衣 男と付き合ってるんだって」

「えぇー 誰? 学校の子?」

「ううんー ほらっ 去年 皆で京都に遊びに行ったじゃない? あん時、ゲーセンで知り合った子 続いてたんだよー ラインでやりとりしてて、秋ぐらいから あの子 ベビーフェイスで割と可愛いじゃん 男には興味ないようなこと言ってて 裏ではね あーいうのカマトトって言うんだよ あんなに かばってやったのにね だけど、しつこく迫られてOKしてしまったんですってウチに報告してくるんだよー だから、良かったネって言うしかないじゃん」

「そうなの あの子 優しいから 断れなかったんじゃー」

「どうかねー 表向きはネ クリスマスに二人でカラオケに行って キスしたんだって その後、スカートに手を入れられてー さすがに、それは拒んだって言ってたけどー 今後、どうしたらいいですかねーって相談されたけど ヤルの目的で遊ばれてんじゃぁないと良いけど ちょっと 心配だよね」

「そうだねー 男の子とのことって難しいよね 向こうが身体目当てなんかどうかってー」

「そうなんだよ サダからも 忠告しておいてよ」

「うっ うん わかるけどー ウチ そーゆうこと そんなに詳しくないからー」

「いいんだよ 瑠衣は まだ ゆで卵みたいなもんだから 釘を刺しとくだけでも サダから言われたら、慎重になるよ サダを崇拝してるんだから」  
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