究極?のデスゲーム

第5章：そして最後のどんでん返し

もう脱出とかどうでもいいよな？

ディナー決定ルーレットの結果が出揃い、参加者たちはそれぞれの食事を楽しんでいた。

「この島、居心地よすぎるな。」

「最初はデスゲームって聞いてビビったけど、今となっては最高のリゾートだよな。」

「ぶっちゃけ、もう脱出しなくてもよくね？」

誰かが言い出し、全員が頷く。

「ミスターX、これもう普通に遊園地にしたら？」

「俺が……遊園地の支配者に？」

「支配者って言うなよ！」

全員が笑いながら、ゲームは続いていく。

しかし、ミスターXはふと首を傾げた。

「そういえば、みんなそろそろ帰りたくなったりは……？」

「え？」

「いや、ここからの脱出方法は……？」

場の空気が凍りつく。

「えっ、そういや、帰る方法って……？」

ミスターXは額に汗を浮かべた。

「……知らない。」

「えええええええええ！？！？」