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一方そのころ
プロローグの裏側で4(side 神様)
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我は、神のようなもの。魂の揺り籠の管理人の一柱だ。
実はな、最近はいつも、玲君という人の子の姿を見ている。そこっ、気持つ悪い爺さんだなとか思うなよ。
理由はちゃんとあるのだよ。玲君は体が弱いのだがな、なのに必死に生きる様がけなげで……ってまたそれた。
ホントの理由はの、玲君の魂を送り出す際に、我らのミスが起きたんじゃないかって疑われとるんだ。だから、次に少年がここに来たら、すぐにその魂を確認せねばならんのだ。生きてる間は我らは関われんからな。
あっ。来た。とうとう死んでしまったのか、玲君。
さて、確認するぞ。
「これは何ということだ。」
なんと、玲君の魂は疫病神がついたまま生まれていたのだ。なんという失態だ。これは、ほかの神との会議が必要なレベルではないか。
「どうかした?爺さんや。」
一人慌てていると、最高神様がいらっしゃった。
急いで事情を説明させていただく。
「ならば、その少年には詫びとして、次の世について、二つの願いをかなえてあげなさい。多少は爺さんの判断で条件を変えてもいいが、必ずこの詫びのことを言う前に少年が思った願いにすること。もし、今後、魂の送り出しのミスで、神がついた状態だったものにはこのように対処すること。まあ、めったにないとは思うが。以上を神としての誇りをもって事に当たれ。それと、私のことは、その少年には話すなよ。困ったら、ほかの神と会議したとでも言いなさい。いいな。」
「はい。必ずや。」
最高神様が去って行かれた。
あ~緊張した。最高神様と話すことなんて、我レベルの神ではそうそうないからな。
さて、そろそろ、少年が目覚めたかの。戻るとしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白い門が閉じ、少年の姿が見えなくなった。
少年がとうとう行ってしまったか。幸せな人生を送れよ、玲君。
にしても、かわいい事をいう子だったな、ホントに。
「む、? なぜ、玲君についていた疫病神は消したはずなのに、なんでまだ、病院の近くに疫病神の気配があるんだ?」
急いで確認する。
なんと、玲君とよく一緒にいたあの小鳥にも疫病神がついているではないか・・・!
それも、車にひかれて、もうすぐこと切れようとしている!
急いで、魂の回収をする。
なんと、その魂は疫病神のせいで、壊れそうだった。
「少年の魂を無意識に疫病神から守っていたのか!!だから、玲君が本来よりも長生きできたのか。」
しかし、壊れかけになってしまっており、唯一言っているとわかるのは、少年のもとに行きたいという願いだけ。
「こんな状態では、我には治せん。すまん……。」
その時、ひとつのひらめきが起こった。
「我には治せないが、壊れかけているだけで、欠けはない。これならまだ、世界のシステムによって治せるかもしれん。」
急いで、小鳥の魂から、疫病神を消し去る。
小鳥の願いをかなえるために、小鳥の魂が少年の魂に再び巡り合える祝福を授ける。
ひとつの魂に祝福を授けるのは、我らのルールぎりぎりだが仕方あるまい。
さらに、完全に壊れ切ってしまう前に、急いで世界のシステムに放り込む。
「二つの魂を狂わせてしまっていたとは……。小鳥の魂よ、無事に治ってくれよ。」
さて、他の仕事を再開するとしよう。もう二度と失態を侵さぬようにせねばな。
実はな、最近はいつも、玲君という人の子の姿を見ている。そこっ、気持つ悪い爺さんだなとか思うなよ。
理由はちゃんとあるのだよ。玲君は体が弱いのだがな、なのに必死に生きる様がけなげで……ってまたそれた。
ホントの理由はの、玲君の魂を送り出す際に、我らのミスが起きたんじゃないかって疑われとるんだ。だから、次に少年がここに来たら、すぐにその魂を確認せねばならんのだ。生きてる間は我らは関われんからな。
あっ。来た。とうとう死んでしまったのか、玲君。
さて、確認するぞ。
「これは何ということだ。」
なんと、玲君の魂は疫病神がついたまま生まれていたのだ。なんという失態だ。これは、ほかの神との会議が必要なレベルではないか。
「どうかした?爺さんや。」
一人慌てていると、最高神様がいらっしゃった。
急いで事情を説明させていただく。
「ならば、その少年には詫びとして、次の世について、二つの願いをかなえてあげなさい。多少は爺さんの判断で条件を変えてもいいが、必ずこの詫びのことを言う前に少年が思った願いにすること。もし、今後、魂の送り出しのミスで、神がついた状態だったものにはこのように対処すること。まあ、めったにないとは思うが。以上を神としての誇りをもって事に当たれ。それと、私のことは、その少年には話すなよ。困ったら、ほかの神と会議したとでも言いなさい。いいな。」
「はい。必ずや。」
最高神様が去って行かれた。
あ~緊張した。最高神様と話すことなんて、我レベルの神ではそうそうないからな。
さて、そろそろ、少年が目覚めたかの。戻るとしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白い門が閉じ、少年の姿が見えなくなった。
少年がとうとう行ってしまったか。幸せな人生を送れよ、玲君。
にしても、かわいい事をいう子だったな、ホントに。
「む、? なぜ、玲君についていた疫病神は消したはずなのに、なんでまだ、病院の近くに疫病神の気配があるんだ?」
急いで確認する。
なんと、玲君とよく一緒にいたあの小鳥にも疫病神がついているではないか・・・!
それも、車にひかれて、もうすぐこと切れようとしている!
急いで、魂の回収をする。
なんと、その魂は疫病神のせいで、壊れそうだった。
「少年の魂を無意識に疫病神から守っていたのか!!だから、玲君が本来よりも長生きできたのか。」
しかし、壊れかけになってしまっており、唯一言っているとわかるのは、少年のもとに行きたいという願いだけ。
「こんな状態では、我には治せん。すまん……。」
その時、ひとつのひらめきが起こった。
「我には治せないが、壊れかけているだけで、欠けはない。これならまだ、世界のシステムによって治せるかもしれん。」
急いで、小鳥の魂から、疫病神を消し去る。
小鳥の願いをかなえるために、小鳥の魂が少年の魂に再び巡り合える祝福を授ける。
ひとつの魂に祝福を授けるのは、我らのルールぎりぎりだが仕方あるまい。
さらに、完全に壊れ切ってしまう前に、急いで世界のシステムに放り込む。
「二つの魂を狂わせてしまっていたとは……。小鳥の魂よ、無事に治ってくれよ。」
さて、他の仕事を再開するとしよう。もう二度と失態を侵さぬようにせねばな。
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