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第一部(幼少編)
7話 マムシの娘に転生しまして2
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思いついたら即行動。
なにしろ、ここは戦国時代の日本。本能寺の変が起きるまであと……何年かわからないけど、私に残された時間は短いのだ。
ここで父上の庇護のもと暮らせるのは、お嫁に行くまでのほんの数年。父上の話では、信長が元服したらすぐに輿入れさせる予定とのこと。私まだ9歳なのに。
昔の人ってほんと勝手に、親同士で大事なことを決めちゃうんだから困るよね。児童福祉もなにもあったもんじゃない。
あの会見のあと、吉法師くんも私のことを気に入ったらしいと聞いたけど、鯉を食べる食べないの会話のみで、どこをどう気に入ったというのだろう。
やはり前世の時代でも人気のカリスマ武将・織田信長の考えることはわからない。
その信長が本能寺で焼け死ぬまでに、私にはやらなければならないことがあるのだ。
まずは、筋肉。
本能寺の変・信長死亡ルート回避に向けて、力をつけておくことに問題はないだろう。
護身術くらい身に着けておけば信長を守れるかもしれないし。いざというとき、明智光秀の持ってる火のついた松明を手刀で叩き落とせるくらいの腕力は欲しいところだ。
「なに、剣術を習いたい?」
なるべく仕事が忙しくなさそうな時間帯を狙って無理やり飛び込んで、父と話せる時間を設けてもらった。
父はまだ仕事中だったらしく、部屋には部下らしきおじさんがいたけど、話がしたいと言ったら二人とも私を追い出すことなく迎え入れてくれた。
父は私には相変わらず甘々で、部下に話すときはなにもしてなくても赤子が泣き出すくらいにキツイ顔が、私を見るだけでだいぶ緩む。
甘々父上モードを出していないとはいえ、いいのかな、その顔みなさんに見られて。
「はい!この戦乱の世で生き抜くためには、女といえど武術のひとつくらい覚えておかなくては、と。いざという時の護身術にもなりますし」
「それはそうかもしれんが……あれか、やはり織田の小倅なんぞに嫁がせると言ったこと、怒っているのか?」
「いえ、それはもう怒っていませんって。それに、あの方そんなに悪い人ではなさそうですよ?大物になる気がします」
「それはまだわからんだろう。男はな、元服をして戦場へ出てから、真の度量が計れるというものだ。本当はあんなちんちくりんに大事な娘をやりたくなど……」
「ま、まあまあ父上、決まったことでしょう?それより、お稽古の件を……」
父上、先日の会談では吉法師くんを見てないはずなのに、どうやらうつけだとか変人だとかの噂を聞いて、あまり良い印象を持っていないままみたい。自分で勝手に婚約決めたくせに。
娘のことがめっちゃ好きだから、その大好きな娘を奪っていく相手がどんなやつであろうと気に入らないってとこかな。今までの私が我儘お嬢様になったの、完全にこの人が甘やかしたせいだわ。
「……そうだな。これからは女子とて武芸のひとつも身につけておかねば、いざと言う時身を守れぬ。織田の寝首をかけるかもしれんしな」
え、私が織田家へ嫁ぐのって、和平同盟のためじゃなかったっけ。
「信長……吉法師の首を、ですか?」
「そうだ。もう決めたことではあるが、あれは尾張の大うつけ等と呼ばれておるらしいぞ。本物のうつけであったなら、お前は磨いた刃でうつけを斬ってやれ。いつでも美濃に帰って来て良いからな」
なんと優しい、というか甘々な。
戦国時代では子供だろうと姫は政略の駒、嫁いだら世継ぎを生むだけの道具にされるイメージだ。(個人のイメージです。)
夫が嫌だから実家に帰るなんて、そう簡単にできないだろうに、本当に私に甘い。
できるなら、私だってこの過保護な父のもと、ずっと安全に暮らしたいけど、そうならないことを知っている。
父にもこれから徐々に、子離れをしていただかなければ。
「ありがとうございます。ですが、自分の夫を斬るかどうかはまだわかりません。もしかしたら、私が斬ることになるのは、父上かもしれませんよ?」
なんちゃって。
ん、あれ?この台詞どこかで聞いたことあるな……
「ははは!そうか、お前は生まれた時から兄達とは違う気がしておったが、やはりな!お前が一番、儂に似て肝が座っておる!」
よかった。小蝶ジョーク、通じたみたい。
言った瞬間変な間があったからどうしようかと思った。
「さて、しかしどうするか……お前は孫四郎達と一緒では嫌だろう?」
「あーいえ、嫌ではないですけど……」
兄上達と一緒か。私は気にしないんだけど、兄上達が多分、私と一緒は嫌だろうな。
「小蝶、条件がある。剣術の指南を受けさせてやるかわりに、だ。彦太郎の相手をしてやれ」
「……彦太?」
また知らない名前だ。男の子の幼名っぽい。側室のどなたかに生まれたのかな。
私にはそういう情報、ぜんぜん入って来ないのよね。仕方ないけど。
「お前にとっては……母方の従兄弟にあたる。故あって一時的に城に身を寄せておる。歳の頃はお前と同じはずだ。どうだ?一緒に学ばせてやってくれぬか」
従兄弟!
嬉しい。歳の近い子と話したかったのだ。ひとりで学ぶよりも、ずっと良い。
「はい!もちろんです!」
「そうか。やはりお前は少し、変わったな。戦国の女は嫁ぎ先が決まると性根が座ると聞いたが、そういったものか」
まあ、記憶が戻る前の私なら、親戚とはいえ知らない男の子と一緒なんて死んでも嫌だったし、まず剣術なんて泥臭いことやろうとも思わない。鯉は投げるくせに。
でも今の私は、新しいことができるってことに、純粋にわくわくしている。
「父上は、今の私は嫌いですか?」
「嫌いなわけなかろう!小蝶姫に我儘を言われるのは大変だったけど、言われなくなったらそれはそれで寂しいなって……んんっいやまあ、我儘を言わなくなったのは、良いことだ。お前も大人になったということだろう。どちらにしても儂の娘だ。何も変わらん」
甘々モードが一瞬顔を出したけど、父はすぐに咳払いで顔と声を戻した。
父は、甘やかしつつも私をよく見てくれている。私と兄達が仲良くないことにも実は心と頭を悩ませてたみたいだし。もしかしたら史実では冷酷な人間だとか言われていたかもしれないけど、私にとっては優しい普通の父親でしかない。
「はい!私は、マムシの娘です!」
「そんな渾名をどこで聞いたのだ。まったく……」
父の顔は少しだけ寂しそうに、でも笑っていた。
信長が元服すれば、私はすぐに嫁ぐことになる。
元服は通常数えで15歳のはずだから、12~3歳で早い子は元服だ。吉法師は私のひとつ上だと言っていたので、はやいとあと2~3年しかない。
それまでになるべく筋肉をつけて、父を心配させないようにしなきゃ。
*******
軽い音を立てて、少女の足音が遠ざかる。
父と娘のほほえましいやり取りを終え、部屋は本来の執務に戻ろうとしていた。
しばらくの静寂の後、父娘の会話を聞くだけに徹していた壮年の男が、口を開いた。
「……良いのですか?彦太郎様と、など」
「あの子は変わった。もしかしたら、今後、儂や息子たちの助けになるかもしれぬ」
「そう、でしょうか……」
蝮と呼ばれる男は静かに先を見て、去っていった娘を視線のみで追う。
その唇は、満足げに笑みを描いていた。
なにしろ、ここは戦国時代の日本。本能寺の変が起きるまであと……何年かわからないけど、私に残された時間は短いのだ。
ここで父上の庇護のもと暮らせるのは、お嫁に行くまでのほんの数年。父上の話では、信長が元服したらすぐに輿入れさせる予定とのこと。私まだ9歳なのに。
昔の人ってほんと勝手に、親同士で大事なことを決めちゃうんだから困るよね。児童福祉もなにもあったもんじゃない。
あの会見のあと、吉法師くんも私のことを気に入ったらしいと聞いたけど、鯉を食べる食べないの会話のみで、どこをどう気に入ったというのだろう。
やはり前世の時代でも人気のカリスマ武将・織田信長の考えることはわからない。
その信長が本能寺で焼け死ぬまでに、私にはやらなければならないことがあるのだ。
まずは、筋肉。
本能寺の変・信長死亡ルート回避に向けて、力をつけておくことに問題はないだろう。
護身術くらい身に着けておけば信長を守れるかもしれないし。いざというとき、明智光秀の持ってる火のついた松明を手刀で叩き落とせるくらいの腕力は欲しいところだ。
「なに、剣術を習いたい?」
なるべく仕事が忙しくなさそうな時間帯を狙って無理やり飛び込んで、父と話せる時間を設けてもらった。
父はまだ仕事中だったらしく、部屋には部下らしきおじさんがいたけど、話がしたいと言ったら二人とも私を追い出すことなく迎え入れてくれた。
父は私には相変わらず甘々で、部下に話すときはなにもしてなくても赤子が泣き出すくらいにキツイ顔が、私を見るだけでだいぶ緩む。
甘々父上モードを出していないとはいえ、いいのかな、その顔みなさんに見られて。
「はい!この戦乱の世で生き抜くためには、女といえど武術のひとつくらい覚えておかなくては、と。いざという時の護身術にもなりますし」
「それはそうかもしれんが……あれか、やはり織田の小倅なんぞに嫁がせると言ったこと、怒っているのか?」
「いえ、それはもう怒っていませんって。それに、あの方そんなに悪い人ではなさそうですよ?大物になる気がします」
「それはまだわからんだろう。男はな、元服をして戦場へ出てから、真の度量が計れるというものだ。本当はあんなちんちくりんに大事な娘をやりたくなど……」
「ま、まあまあ父上、決まったことでしょう?それより、お稽古の件を……」
父上、先日の会談では吉法師くんを見てないはずなのに、どうやらうつけだとか変人だとかの噂を聞いて、あまり良い印象を持っていないままみたい。自分で勝手に婚約決めたくせに。
娘のことがめっちゃ好きだから、その大好きな娘を奪っていく相手がどんなやつであろうと気に入らないってとこかな。今までの私が我儘お嬢様になったの、完全にこの人が甘やかしたせいだわ。
「……そうだな。これからは女子とて武芸のひとつも身につけておかねば、いざと言う時身を守れぬ。織田の寝首をかけるかもしれんしな」
え、私が織田家へ嫁ぐのって、和平同盟のためじゃなかったっけ。
「信長……吉法師の首を、ですか?」
「そうだ。もう決めたことではあるが、あれは尾張の大うつけ等と呼ばれておるらしいぞ。本物のうつけであったなら、お前は磨いた刃でうつけを斬ってやれ。いつでも美濃に帰って来て良いからな」
なんと優しい、というか甘々な。
戦国時代では子供だろうと姫は政略の駒、嫁いだら世継ぎを生むだけの道具にされるイメージだ。(個人のイメージです。)
夫が嫌だから実家に帰るなんて、そう簡単にできないだろうに、本当に私に甘い。
できるなら、私だってこの過保護な父のもと、ずっと安全に暮らしたいけど、そうならないことを知っている。
父にもこれから徐々に、子離れをしていただかなければ。
「ありがとうございます。ですが、自分の夫を斬るかどうかはまだわかりません。もしかしたら、私が斬ることになるのは、父上かもしれませんよ?」
なんちゃって。
ん、あれ?この台詞どこかで聞いたことあるな……
「ははは!そうか、お前は生まれた時から兄達とは違う気がしておったが、やはりな!お前が一番、儂に似て肝が座っておる!」
よかった。小蝶ジョーク、通じたみたい。
言った瞬間変な間があったからどうしようかと思った。
「さて、しかしどうするか……お前は孫四郎達と一緒では嫌だろう?」
「あーいえ、嫌ではないですけど……」
兄上達と一緒か。私は気にしないんだけど、兄上達が多分、私と一緒は嫌だろうな。
「小蝶、条件がある。剣術の指南を受けさせてやるかわりに、だ。彦太郎の相手をしてやれ」
「……彦太?」
また知らない名前だ。男の子の幼名っぽい。側室のどなたかに生まれたのかな。
私にはそういう情報、ぜんぜん入って来ないのよね。仕方ないけど。
「お前にとっては……母方の従兄弟にあたる。故あって一時的に城に身を寄せておる。歳の頃はお前と同じはずだ。どうだ?一緒に学ばせてやってくれぬか」
従兄弟!
嬉しい。歳の近い子と話したかったのだ。ひとりで学ぶよりも、ずっと良い。
「はい!もちろんです!」
「そうか。やはりお前は少し、変わったな。戦国の女は嫁ぎ先が決まると性根が座ると聞いたが、そういったものか」
まあ、記憶が戻る前の私なら、親戚とはいえ知らない男の子と一緒なんて死んでも嫌だったし、まず剣術なんて泥臭いことやろうとも思わない。鯉は投げるくせに。
でも今の私は、新しいことができるってことに、純粋にわくわくしている。
「父上は、今の私は嫌いですか?」
「嫌いなわけなかろう!小蝶姫に我儘を言われるのは大変だったけど、言われなくなったらそれはそれで寂しいなって……んんっいやまあ、我儘を言わなくなったのは、良いことだ。お前も大人になったということだろう。どちらにしても儂の娘だ。何も変わらん」
甘々モードが一瞬顔を出したけど、父はすぐに咳払いで顔と声を戻した。
父は、甘やかしつつも私をよく見てくれている。私と兄達が仲良くないことにも実は心と頭を悩ませてたみたいだし。もしかしたら史実では冷酷な人間だとか言われていたかもしれないけど、私にとっては優しい普通の父親でしかない。
「はい!私は、マムシの娘です!」
「そんな渾名をどこで聞いたのだ。まったく……」
父の顔は少しだけ寂しそうに、でも笑っていた。
信長が元服すれば、私はすぐに嫁ぐことになる。
元服は通常数えで15歳のはずだから、12~3歳で早い子は元服だ。吉法師は私のひとつ上だと言っていたので、はやいとあと2~3年しかない。
それまでになるべく筋肉をつけて、父を心配させないようにしなきゃ。
*******
軽い音を立てて、少女の足音が遠ざかる。
父と娘のほほえましいやり取りを終え、部屋は本来の執務に戻ろうとしていた。
しばらくの静寂の後、父娘の会話を聞くだけに徹していた壮年の男が、口を開いた。
「……良いのですか?彦太郎様と、など」
「あの子は変わった。もしかしたら、今後、儂や息子たちの助けになるかもしれぬ」
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