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第一部(幼少編)
23話 天文16年、12歳になりまして
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前世を思い出し、本能寺の変を回避すべく立ち上がってから3年。
私、斎藤小蝶は12歳になった。
数え年齢でいうともう14歳らしいので、本来ならもっと大人扱いされるところ、精神年齢があまり成長していないので、周りの対応は変わらず。
私自身も相変わらず。
どこそこの娘さんは同じ歳で結婚、出産までしたと聞いてヒェーッて感じだ。戦国時代の倫理観にはなかなか染まりきれない。
見た目で変わったことといえば、身長も手足も伸びて、ちょっとだけスタイルのよい美少女になったこと。
自分で何を言っているんだと思うでしょうが、こればっかりは謙遜すると嫌な女になるので逆にできない。
もともとの小蝶のポテンシャルが高かったのだろう、前世の記憶を思い出して見た時に鏡の中にいた美少女は、そのまま綺麗に成長した。
悪役令嬢顔もそのまま。なんならちょっと拍車がかかってきた。
しかし外で運動しまくったせいであの頃よりはだいぶ血色が良く、インドアな妹達と比べるとがっつり日焼けもしている。
そのうえ筋トレに励んだのと野菜と鶏肉中心のバランスのよい食生活のせいで身長の伸びもよく、今年、とうとう父の身長に並んでしまった。
と言っても、父はもともと小柄だったので、たぶん、まだ160センチいかないくらい。
なので、武家の姫としてモテない要素「日焼け」「高身長」「顔が怖い」も同時に兼ね備えてしまい、あの頃に想像していた「背筋も凍るほどの美貌の女ボス」キャラではなくなりつつある。
そこは良かったと息を吐いたところ。このまま油断せず成長したい。
「小蝶様、お仕度ができました。彦太郎様もお待ちです」
鈴加の落ち着いた声に、鏡から顔を上げる。よし、今日も完璧な仕上がり。
つやつやの黒髪は高い位置でポニテに結われ、すらりと長い脚はパリっとした袴の中へ。どこからどう見ても、町娘の黄色い声を欲しいままにする若君だ。
この格好で彦太と町へ繰り出したりすると、何も知らない同い年くらいの少女たちに、遠巻きに頬を染めて見られたりする。
そんな状況にブチブチ文句を言っていた父上やわが城のみなさんも、最近ではもう何も言わなくなった。あきらめたのか、慣れたのか。
「彦太、お待たせ!行きましょうか!」
部屋の前で待っててくれた彦太に挨拶をして、目的地へ向かう。
今日は、以前から楽しみにしてた、鉄砲が我が家に届く日なのだ。
鉄砲伝来がいつかっていうのは、正直知りませんでした。すみません。
戦国時代で暮らして3年もたつのに、相変わらず思い出せるのは小学生以下の歴史知識で、天文16年になにが起こるのか、まったくわからないで生きてる状態。
次の元号も知らないので、「天保の大飢饉」とかってまだ来ないよね?と、ちょいちょい知ってる単語を思い出しては、ガクプルしている。
知らないというのは、時々恐怖だ。
でもまあ、普通の人だって今年何が起きるかわからないで生きてるんだし、いっか!で3年ものほほんと生きてしまった。
「小蝶、何回も聞くけど、本当に怖くないの?新しい武器……。今からでも、やめてもお館様は怒らないと思うよ?」
鉄砲という存在は、話によれば本当にごく最近、外国から輸入されはじめたらしい。
絶賛敵国とドンパチ中の美濃斎藤家では、強い武器はできる限り欲しい。なので、まだようやく各地の大名相手に売りつけが開始された程度の商品を、私の発案で青田買いすることにした。
父上には「え~鉄砲とか危ない武器、小蝶姫に持たせたくない~」とだいぶ渋られたが、そこはかわいい娘のかわいいおねだり攻撃で。
義龍兄上にもお願いして、交渉しまくってかなりの数がうちに来るように手配できた。領内での増産も計画していて技術者や鍛冶屋さんも手配中。
まだまだ続いてる戦国時代。武器はたくさんあった方がいいものね。
それに、銃だったら腕力で劣る女性でも使えるかもしれないし。
あわよくば、松明を持った明智光秀を本能寺前で狙撃なんてできたら、かっこいいじゃない?
「大丈夫よ。みんな心配性よねえ。鉄砲って言ったって弓の豪華版みたいなものでしょ?私も使えるようになったら、もっと強くなれるかもしれないじゃない!戦力増強は大事よ!」
「これ以上強くなってどうするの……」
げんなりしている彦太は、相変わらず私の小姓業務をやってくれている。
物覚えと性格がいいので、最近は他の後輩小姓達のまとめ役もやっているらしい。
背は私と同じくらいのペースで伸びてはいるけど、もともと華奢だったせいか私よりまだ5センチほど低い。まあ、男の子の成長期はこれからだし、私と同じメニューをこなして食べるものも一緒だから、私より高くなるだろう。
だけど、私からまだ一本も取れていないのが、彼の中では今のところ一番の「ぐぬぬ」案件のようだ。
そして私も、孫四郎・喜平次コンビには一度も負けたことはないけど、義龍兄上にはまだ一度も膝をつかせるに至っていない。
そろそろイケるかと思って先月挑んでみたが、やっぱり手も足も出なかった。
こんな実力ではまだまだだ。
と、彦太と話しながら向かっていたところで、外の修練場から大きな音が聞こえた。
どう聞いても、銃の発砲音。
「あーっ父上、どうして先に試し撃ちしちゃうんですか!」
彦太と二人、急いで向かうと、弓の練習用に並んだ的には、大きな穴がいくつも空いていた。
まだ煙を吐き続けている火縄銃を手に持った父のもとへ、鼻息荒く駆け寄る。火薬のにおいと、土埃のにおいだろうか、色んな乾いたにおいが、周囲の空気に混じっていた。
「すまんすまん。儂も興奮していてな」
「どうですか?撃ちごこち。私にも扱えそうですか?」
「うむ、威力は申し分ないな。ただ、お前には少し重いか?」
ほら、と手渡された銃は、確かに重い。というかでかい。長い。
もう中に弾は入っていないはずなのに、鍛えている私でも、これをずっと持っているのは疲れると思う。
「たしかに……それに音も大きいですね。反動も強そう」
隣で、銃を持ってきた商人だろうか、男の人が銃口のところに何か詰めている。シャカシャカなにやら掃除してる人もいる。そっか、撃つ前と後に色々準備しないと撃てないんだ。
想像してたより、女子供には大変そうなシロモノだな。飛び道具なら女でもいけるって思ったんだけど。
「お前たちは、そこの男に教えてもらいなさい。銃の扱いの上手い者を探していたら、志願があってな」
父の指さす方を見ると、背の高い細身のお兄さんがいた。
服装や風貌も、美濃ではあまり見ないタイプだ。
彦太と二人で挨拶をすると、すぐに笑顔で近づいてくる。腕に抱えていた自身の銃だろう、まだ少年少女の私達に見せないよう、それを背中に回してぺこりと頭を下げた。よかった、優しそうな人だ。
「はじめましてぇ!貴女が小蝶姫様ねぇん?お噂どおり、お美しいわぁ!アタシね、美しいものは大好きなの!火縄銃も美しいでしょう?ほら見て、この磨き上げられた銃身!ここから発射したときのズンとくる衝撃!!見てるだけで、やだ……猛っちゃうわぁ♡」
…………やべー人が来ましたわ。
私、斎藤小蝶は12歳になった。
数え年齢でいうともう14歳らしいので、本来ならもっと大人扱いされるところ、精神年齢があまり成長していないので、周りの対応は変わらず。
私自身も相変わらず。
どこそこの娘さんは同じ歳で結婚、出産までしたと聞いてヒェーッて感じだ。戦国時代の倫理観にはなかなか染まりきれない。
見た目で変わったことといえば、身長も手足も伸びて、ちょっとだけスタイルのよい美少女になったこと。
自分で何を言っているんだと思うでしょうが、こればっかりは謙遜すると嫌な女になるので逆にできない。
もともとの小蝶のポテンシャルが高かったのだろう、前世の記憶を思い出して見た時に鏡の中にいた美少女は、そのまま綺麗に成長した。
悪役令嬢顔もそのまま。なんならちょっと拍車がかかってきた。
しかし外で運動しまくったせいであの頃よりはだいぶ血色が良く、インドアな妹達と比べるとがっつり日焼けもしている。
そのうえ筋トレに励んだのと野菜と鶏肉中心のバランスのよい食生活のせいで身長の伸びもよく、今年、とうとう父の身長に並んでしまった。
と言っても、父はもともと小柄だったので、たぶん、まだ160センチいかないくらい。
なので、武家の姫としてモテない要素「日焼け」「高身長」「顔が怖い」も同時に兼ね備えてしまい、あの頃に想像していた「背筋も凍るほどの美貌の女ボス」キャラではなくなりつつある。
そこは良かったと息を吐いたところ。このまま油断せず成長したい。
「小蝶様、お仕度ができました。彦太郎様もお待ちです」
鈴加の落ち着いた声に、鏡から顔を上げる。よし、今日も完璧な仕上がり。
つやつやの黒髪は高い位置でポニテに結われ、すらりと長い脚はパリっとした袴の中へ。どこからどう見ても、町娘の黄色い声を欲しいままにする若君だ。
この格好で彦太と町へ繰り出したりすると、何も知らない同い年くらいの少女たちに、遠巻きに頬を染めて見られたりする。
そんな状況にブチブチ文句を言っていた父上やわが城のみなさんも、最近ではもう何も言わなくなった。あきらめたのか、慣れたのか。
「彦太、お待たせ!行きましょうか!」
部屋の前で待っててくれた彦太に挨拶をして、目的地へ向かう。
今日は、以前から楽しみにしてた、鉄砲が我が家に届く日なのだ。
鉄砲伝来がいつかっていうのは、正直知りませんでした。すみません。
戦国時代で暮らして3年もたつのに、相変わらず思い出せるのは小学生以下の歴史知識で、天文16年になにが起こるのか、まったくわからないで生きてる状態。
次の元号も知らないので、「天保の大飢饉」とかってまだ来ないよね?と、ちょいちょい知ってる単語を思い出しては、ガクプルしている。
知らないというのは、時々恐怖だ。
でもまあ、普通の人だって今年何が起きるかわからないで生きてるんだし、いっか!で3年ものほほんと生きてしまった。
「小蝶、何回も聞くけど、本当に怖くないの?新しい武器……。今からでも、やめてもお館様は怒らないと思うよ?」
鉄砲という存在は、話によれば本当にごく最近、外国から輸入されはじめたらしい。
絶賛敵国とドンパチ中の美濃斎藤家では、強い武器はできる限り欲しい。なので、まだようやく各地の大名相手に売りつけが開始された程度の商品を、私の発案で青田買いすることにした。
父上には「え~鉄砲とか危ない武器、小蝶姫に持たせたくない~」とだいぶ渋られたが、そこはかわいい娘のかわいいおねだり攻撃で。
義龍兄上にもお願いして、交渉しまくってかなりの数がうちに来るように手配できた。領内での増産も計画していて技術者や鍛冶屋さんも手配中。
まだまだ続いてる戦国時代。武器はたくさんあった方がいいものね。
それに、銃だったら腕力で劣る女性でも使えるかもしれないし。
あわよくば、松明を持った明智光秀を本能寺前で狙撃なんてできたら、かっこいいじゃない?
「大丈夫よ。みんな心配性よねえ。鉄砲って言ったって弓の豪華版みたいなものでしょ?私も使えるようになったら、もっと強くなれるかもしれないじゃない!戦力増強は大事よ!」
「これ以上強くなってどうするの……」
げんなりしている彦太は、相変わらず私の小姓業務をやってくれている。
物覚えと性格がいいので、最近は他の後輩小姓達のまとめ役もやっているらしい。
背は私と同じくらいのペースで伸びてはいるけど、もともと華奢だったせいか私よりまだ5センチほど低い。まあ、男の子の成長期はこれからだし、私と同じメニューをこなして食べるものも一緒だから、私より高くなるだろう。
だけど、私からまだ一本も取れていないのが、彼の中では今のところ一番の「ぐぬぬ」案件のようだ。
そして私も、孫四郎・喜平次コンビには一度も負けたことはないけど、義龍兄上にはまだ一度も膝をつかせるに至っていない。
そろそろイケるかと思って先月挑んでみたが、やっぱり手も足も出なかった。
こんな実力ではまだまだだ。
と、彦太と話しながら向かっていたところで、外の修練場から大きな音が聞こえた。
どう聞いても、銃の発砲音。
「あーっ父上、どうして先に試し撃ちしちゃうんですか!」
彦太と二人、急いで向かうと、弓の練習用に並んだ的には、大きな穴がいくつも空いていた。
まだ煙を吐き続けている火縄銃を手に持った父のもとへ、鼻息荒く駆け寄る。火薬のにおいと、土埃のにおいだろうか、色んな乾いたにおいが、周囲の空気に混じっていた。
「すまんすまん。儂も興奮していてな」
「どうですか?撃ちごこち。私にも扱えそうですか?」
「うむ、威力は申し分ないな。ただ、お前には少し重いか?」
ほら、と手渡された銃は、確かに重い。というかでかい。長い。
もう中に弾は入っていないはずなのに、鍛えている私でも、これをずっと持っているのは疲れると思う。
「たしかに……それに音も大きいですね。反動も強そう」
隣で、銃を持ってきた商人だろうか、男の人が銃口のところに何か詰めている。シャカシャカなにやら掃除してる人もいる。そっか、撃つ前と後に色々準備しないと撃てないんだ。
想像してたより、女子供には大変そうなシロモノだな。飛び道具なら女でもいけるって思ったんだけど。
「お前たちは、そこの男に教えてもらいなさい。銃の扱いの上手い者を探していたら、志願があってな」
父の指さす方を見ると、背の高い細身のお兄さんがいた。
服装や風貌も、美濃ではあまり見ないタイプだ。
彦太と二人で挨拶をすると、すぐに笑顔で近づいてくる。腕に抱えていた自身の銃だろう、まだ少年少女の私達に見せないよう、それを背中に回してぺこりと頭を下げた。よかった、優しそうな人だ。
「はじめましてぇ!貴女が小蝶姫様ねぇん?お噂どおり、お美しいわぁ!アタシね、美しいものは大好きなの!火縄銃も美しいでしょう?ほら見て、この磨き上げられた銃身!ここから発射したときのズンとくる衝撃!!見てるだけで、やだ……猛っちゃうわぁ♡」
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