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第二部
71話 稲生の戦いその後にて
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***
むかしむかしあるところに、兄と弟がおりました。
兄はできがわるく、家来たちからみとめられていませんでした。
みな、できのよい弟のほうの家来になりたいと思っていました。
けれど、王様のあとをつぐのは一番上のこどもだと決まっています。
国は兄がつぎました。
そのことが気にいらなかった家来たちは、弟を王にしようとしますが、うまくいきません。
ある日、兄が病気になりました。
弟は心配してお見舞いにいくと、そこにいたのは元気なようすの兄と、家来たちでした。
弟は、自分がだまされたことに気づきましたが、すでに遅く、その場で殺されてしまいました。
「みんな、ぼくのことなんて、きらいだったんだな」
かなしみながら、弟はなくなりました。
国は、兄のものになりました。
おしまい。
***
戦という名の大規模兄弟ゲンカのすぐ後に、ユキくんが信長様に会いに来た。
お母様と柴田勝家を連れて。
「信長様ァ!?信行ちゃんが、あなたの弟の信行がゆるしてほしいと言っているのですから、兄としてゆるしてさしあげなさい!兄ですもの、この世に血を分けて生まれた兄弟ですもの、できますわよねェ!?」
桜に攫われそうな儚げ美女と言ったのを撤回します。
お義母様はキョーレツなお方だった。
謁見の間に入り信長をその目に入れるなり、お義母様は紅色のちいさな貝殻みたいだった唇を大きく歪めて詰め寄ってきた。
私は義両親とは別居という好待遇だったので、祝言とお葬式の時にしかお義母様とは会ったことはない。
その時に見たのは「戦国武将を支える貞淑な妻」「淑女の鑑」とはこういう方のことを言うのだろうと思った壮麗な女性だった。
しかしそんな姿はもう、どこにもいない。
赦しを請うているようでまったく謝っていないその態度は、ただのモンスターペアレントだった。
「あ、あの、お義母様、少し落ち着いて……」
「貴女は黙っていてくれますゥ!?だいたい、子も産めないくせに偉そうにこんな場にまで顔を出して、恥ずかしくないの?そのうえ戦にまで出て行くなんて野蛮な!男ばかりの場所へ女が出ていって何をしているのやら……蝮の娘なんて言われるくらいですから相当な好きモノ」
「おい」
「母上、おやめください」
まくしたてるような早口で何を言われているのかわからないうちに、信長とユキくん二人の低い声に義母の言葉は遮られた。
吐かれた単語への理解が後から及んできたが、そんなことを気にする間もなく、ユキくんがお母様を無視して綺麗に畳へ頭を下げる。
後ろの二人も、私もギョッとした。
「母の非礼をおゆるしください。兄上、今日参ったのは私以外の、勝家達の助命についてです」
お義母様が黙っているうちに、ユキくんは淡々と、自分以外の家臣を全員、信長様のもとへつけて欲しいこと。前回の戦を起こしたことや今までの非礼を詫びさせてほしいこと。自分はもう信長にちょっかいを出さないことを述べた。
さすがの信長も驚くかと思いきや、盗み見た彼は今にも「ふーん」と言いそうな顔で黙っている。さっきの怖い顔はなんだったんだ。
「私は母上と寺にでも入って、静かに暮らします」
「ちょっとォ!?信行ちゃん、それじゃあ母はどうなるのです!?こーんな出来の悪い子に、信秀様の尾張を蹂躙されるなんて、母はイヤですからねェ!?」
「母上はちょっと黙っていましょうか」
「信行ちゃん!??」
また変な単語が出てこないようにか、お義母様はユキくんによって襖の向こうに追い出されてしまった。細い鶏ガラみたいな体は、簡単に部屋から閉め出された。
「私はいつも、母の言う通りにしてきましたね。着るものも、食べるものも、食べ方や箸の持ち方さえ。でも、私も兄上も、もう子供ではありません。あなたに指図されなくてももう、自分で決められます」
戸を締めながら、ユキくんが落ち着いた声で話しかける。奥でまだ抗議するような声が響いていたが、だんだんと遠ざかっていった。
息子のきちんとした自分自身の言葉、もっと聞いてあげて欲しかったけど、残念だ。
控えていた侍女にでも、部屋から引き離されたのだろう。あれだけ元気なら住むところを変えても80くらいまで健康に生きそう。
「ユキくんはそれでいいの?」
私が訊くと、締めた戸をしばらく見つめたのち、ユキくんは振り向き頷いた。
きっと、初めて母親に反抗したのだ。
信長様から聞いたユキくんも、以前に会ったユキくんも、親に逆らうような性格ではなさそうだったから。
親に反抗するのって、勇気が要るよね。
信長様はそういう凡俗な気持ちに心当たりはないみたいだけど、私は前世でも今でも、それなりにわかる。いや父にビンタはしたな。
「信行様、お母上はともかく私は構いませんが……信長様の前で言うことじゃあねえかもしれませんが、そうは言っても納得しない家臣も、いると思いますよ?」
黙って見ていた勝家が、ようやく口を開いた。相変わらず、着物ごしの筋肉がムチムチしている。
ちなみにこの方、あの戦のとき、私がユキくんと話をしていた間、ずっと休みなく信長くんと一騎打ちを繰り広げていたらしい。ものすごいパワーとスタミナだ。
「すまない、勝家。もともと、僕は民や家臣の上に立つ器ではなかったんだ……この戦でよくわかった。勝家や他の者が命をかけて戦っている中、僕は一番安全な場所で震えていることしかできなかった。そんな将についてくるのは、皆も嫌だろう」
「そんなことは……」
「槍も刀も相撲をとっても、なにをやっても兄上に勝てなかったのは、母や父が悪かったからじゃない。僕が何にも興味が持てなかったからだ。戦も政も、今でもまったく、やりたいとは思えない」
あるとすれば、と続けるユキくんと目があった。
数日前に会った時よりも、ずいぶん大人びた顔になっている。
もう、母も兄もだけど、友達も必要ないのかもしれないと思うと、少しだけ寂しいな。
「あるとすれば、帰蝶殿ですかね。帰蝶殿と、兄上が治める天下というものになら、興味があります」
急に名前を出されてキョトンとしてしまった。
でもユキくん、笑ってる。
これが彼にとって満足いく結果なら、いっか。
どっちかが死んだりすることにならなくて、これでよかったのかな?
妙にすっきりしたユキくんの顔を見ていたら、そんな気にもなる。
「兄上と争う気はもう、ありません。名を変えて、表舞台からは去りましょう」
「つまんねーなー!」
ずっと脇息にもたれて話を聞いていた信長が、急に背筋を伸ばして声を上げた。
後ろで適当に結った赤髪が、ぴょこんと気持ちを代弁するかのように揺れる。どうなってるんだその髪。
「お前と戦したり、蝶を取り合ったり、もっと楽しいことしてみたかったのになあー!」
なんだそれは。
戦を遊びみたいに言うんじゃない。
ユキくんも勝家も、これには苦笑いだった。
「帰蝶殿、新しい名は“信勝”とでも名乗ります。次は兄に勝ちますから、もう“ユキくん”なんて、子供みたいに呼ばないでくださいね」
帰り際に、ユキくんは少しだけ私と話す時間を作ってくれた。友達だと認めていただけたようで、うれしい。
お寺に入るとは言っても、私の父上みたいに死んだことにするわけじゃないから、会おうと思えば会えるらしい。よかった。
最後に、信長と遊びに行くねと約束をした。
でもその時に「カツくん」とか呼んだら怒られるわよね。なんて呼ぼう。
それにしても戦国武将って、すぐ寺に入るんだなあ。
私もいつか、離縁されて寺に入ることになるんだろうか。今のうちに、ユキくんにおすすめの寺とか聞いておこう。
むかしむかしあるところに、兄と弟がおりました。
兄はできがわるく、家来たちからみとめられていませんでした。
みな、できのよい弟のほうの家来になりたいと思っていました。
けれど、王様のあとをつぐのは一番上のこどもだと決まっています。
国は兄がつぎました。
そのことが気にいらなかった家来たちは、弟を王にしようとしますが、うまくいきません。
ある日、兄が病気になりました。
弟は心配してお見舞いにいくと、そこにいたのは元気なようすの兄と、家来たちでした。
弟は、自分がだまされたことに気づきましたが、すでに遅く、その場で殺されてしまいました。
「みんな、ぼくのことなんて、きらいだったんだな」
かなしみながら、弟はなくなりました。
国は、兄のものになりました。
おしまい。
***
戦という名の大規模兄弟ゲンカのすぐ後に、ユキくんが信長様に会いに来た。
お母様と柴田勝家を連れて。
「信長様ァ!?信行ちゃんが、あなたの弟の信行がゆるしてほしいと言っているのですから、兄としてゆるしてさしあげなさい!兄ですもの、この世に血を分けて生まれた兄弟ですもの、できますわよねェ!?」
桜に攫われそうな儚げ美女と言ったのを撤回します。
お義母様はキョーレツなお方だった。
謁見の間に入り信長をその目に入れるなり、お義母様は紅色のちいさな貝殻みたいだった唇を大きく歪めて詰め寄ってきた。
私は義両親とは別居という好待遇だったので、祝言とお葬式の時にしかお義母様とは会ったことはない。
その時に見たのは「戦国武将を支える貞淑な妻」「淑女の鑑」とはこういう方のことを言うのだろうと思った壮麗な女性だった。
しかしそんな姿はもう、どこにもいない。
赦しを請うているようでまったく謝っていないその態度は、ただのモンスターペアレントだった。
「あ、あの、お義母様、少し落ち着いて……」
「貴女は黙っていてくれますゥ!?だいたい、子も産めないくせに偉そうにこんな場にまで顔を出して、恥ずかしくないの?そのうえ戦にまで出て行くなんて野蛮な!男ばかりの場所へ女が出ていって何をしているのやら……蝮の娘なんて言われるくらいですから相当な好きモノ」
「おい」
「母上、おやめください」
まくしたてるような早口で何を言われているのかわからないうちに、信長とユキくん二人の低い声に義母の言葉は遮られた。
吐かれた単語への理解が後から及んできたが、そんなことを気にする間もなく、ユキくんがお母様を無視して綺麗に畳へ頭を下げる。
後ろの二人も、私もギョッとした。
「母の非礼をおゆるしください。兄上、今日参ったのは私以外の、勝家達の助命についてです」
お義母様が黙っているうちに、ユキくんは淡々と、自分以外の家臣を全員、信長様のもとへつけて欲しいこと。前回の戦を起こしたことや今までの非礼を詫びさせてほしいこと。自分はもう信長にちょっかいを出さないことを述べた。
さすがの信長も驚くかと思いきや、盗み見た彼は今にも「ふーん」と言いそうな顔で黙っている。さっきの怖い顔はなんだったんだ。
「私は母上と寺にでも入って、静かに暮らします」
「ちょっとォ!?信行ちゃん、それじゃあ母はどうなるのです!?こーんな出来の悪い子に、信秀様の尾張を蹂躙されるなんて、母はイヤですからねェ!?」
「母上はちょっと黙っていましょうか」
「信行ちゃん!??」
また変な単語が出てこないようにか、お義母様はユキくんによって襖の向こうに追い出されてしまった。細い鶏ガラみたいな体は、簡単に部屋から閉め出された。
「私はいつも、母の言う通りにしてきましたね。着るものも、食べるものも、食べ方や箸の持ち方さえ。でも、私も兄上も、もう子供ではありません。あなたに指図されなくてももう、自分で決められます」
戸を締めながら、ユキくんが落ち着いた声で話しかける。奥でまだ抗議するような声が響いていたが、だんだんと遠ざかっていった。
息子のきちんとした自分自身の言葉、もっと聞いてあげて欲しかったけど、残念だ。
控えていた侍女にでも、部屋から引き離されたのだろう。あれだけ元気なら住むところを変えても80くらいまで健康に生きそう。
「ユキくんはそれでいいの?」
私が訊くと、締めた戸をしばらく見つめたのち、ユキくんは振り向き頷いた。
きっと、初めて母親に反抗したのだ。
信長様から聞いたユキくんも、以前に会ったユキくんも、親に逆らうような性格ではなさそうだったから。
親に反抗するのって、勇気が要るよね。
信長様はそういう凡俗な気持ちに心当たりはないみたいだけど、私は前世でも今でも、それなりにわかる。いや父にビンタはしたな。
「信行様、お母上はともかく私は構いませんが……信長様の前で言うことじゃあねえかもしれませんが、そうは言っても納得しない家臣も、いると思いますよ?」
黙って見ていた勝家が、ようやく口を開いた。相変わらず、着物ごしの筋肉がムチムチしている。
ちなみにこの方、あの戦のとき、私がユキくんと話をしていた間、ずっと休みなく信長くんと一騎打ちを繰り広げていたらしい。ものすごいパワーとスタミナだ。
「すまない、勝家。もともと、僕は民や家臣の上に立つ器ではなかったんだ……この戦でよくわかった。勝家や他の者が命をかけて戦っている中、僕は一番安全な場所で震えていることしかできなかった。そんな将についてくるのは、皆も嫌だろう」
「そんなことは……」
「槍も刀も相撲をとっても、なにをやっても兄上に勝てなかったのは、母や父が悪かったからじゃない。僕が何にも興味が持てなかったからだ。戦も政も、今でもまったく、やりたいとは思えない」
あるとすれば、と続けるユキくんと目があった。
数日前に会った時よりも、ずいぶん大人びた顔になっている。
もう、母も兄もだけど、友達も必要ないのかもしれないと思うと、少しだけ寂しいな。
「あるとすれば、帰蝶殿ですかね。帰蝶殿と、兄上が治める天下というものになら、興味があります」
急に名前を出されてキョトンとしてしまった。
でもユキくん、笑ってる。
これが彼にとって満足いく結果なら、いっか。
どっちかが死んだりすることにならなくて、これでよかったのかな?
妙にすっきりしたユキくんの顔を見ていたら、そんな気にもなる。
「兄上と争う気はもう、ありません。名を変えて、表舞台からは去りましょう」
「つまんねーなー!」
ずっと脇息にもたれて話を聞いていた信長が、急に背筋を伸ばして声を上げた。
後ろで適当に結った赤髪が、ぴょこんと気持ちを代弁するかのように揺れる。どうなってるんだその髪。
「お前と戦したり、蝶を取り合ったり、もっと楽しいことしてみたかったのになあー!」
なんだそれは。
戦を遊びみたいに言うんじゃない。
ユキくんも勝家も、これには苦笑いだった。
「帰蝶殿、新しい名は“信勝”とでも名乗ります。次は兄に勝ちますから、もう“ユキくん”なんて、子供みたいに呼ばないでくださいね」
帰り際に、ユキくんは少しだけ私と話す時間を作ってくれた。友達だと認めていただけたようで、うれしい。
お寺に入るとは言っても、私の父上みたいに死んだことにするわけじゃないから、会おうと思えば会えるらしい。よかった。
最後に、信長と遊びに行くねと約束をした。
でもその時に「カツくん」とか呼んだら怒られるわよね。なんて呼ぼう。
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