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第二部
73話【日奈】バッドエンドに羊を探して
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誰もいない夕刻に、日奈は庭へ降り適当な木枝を拾って、地面を削りはじめた。
考え事をするときは、紙よりもこちらの方が良い。
消しゴムや修正ペンがないから、紙に墨で書いてしまうと燃やす以外に隠滅する術がなくなる。
日奈の書く文字はこの時代の書き文字と違うので、ぱっと見ただけなら地面のような見辛い盤面では、何が書いてあるかほとんどの者は読めない。
あの帰蝶姫以外は。
日奈の部屋は、帰蝶の部屋の隣にある客室だ。
信長が帰蝶のところへ行くついでに寄っていくので、城内では日奈のことを愛妾だと考えている者も多いようだ。
彼は日奈にも笑顔で話しかけてくれるし、遊びや食事に誘ってくれる。愛妾ではないけれど、友好度は、低くない気がする。
彼は、信長はゲーム本編のキャラと違っていた。
朝焼けを宿す炎髪や、輝くような面立ちは同じだが、日奈が知っている『戦国謳華』の織田信長は、もっと、いかにも暴君といった俺様タイプの男だった。
誰も信じず、理解も得ず、我が道を進む。
他人には非情で、しかし愛するものへの情は深く、時折見せる子供のような顔が魅力。
公式サイトの人物紹介にもそう書かれていたのに、今、日奈が会っている信長は見た目こそ同じだが、まったく別の人間に見える。
日奈のような怪しげな巫女の言うことを簡単に信じるし、家臣のことも慕い、慕われている。
これだけ性格が変わるのは、幼少期になにか転機があったとしか考えられない。
これも、あの帰蝶が変えたのだろうか。
神様は結局、いるのか、いないのか。
日奈と帰蝶の、どちらをプレイヤーと認識しているのか、
わからない。
ぐり、と地面を抉ると枝が折れてしまった。
別の枝を拾い直す。
二つ円を描いて、最近現れた名を書いた。
斎藤孫四郎と喜平次が、長良川の戦いの後に名をそれぞれ斎藤利堯、斎藤利治と名乗って現れた。
帰蝶が嬉しそうに二人に抱き着いていたので、本人に間違いないのだろう。
斎藤利堯、利治は、史実では帰蝶の庶兄と同母弟の名だ。ゲームには名前のみしか出てこないものの、本能寺の変後も生き延びる人物。
この世界で最初から存在はしていたのか、急に現れたのか、わからない。
日奈はくしゃりと頭を抱えた。
死ぬはずだった人が、別の人間になって生きている。
斎藤道三はさすがに死んだことにはなっているから、今後登場はしないだろうが。
織田信勝も、本来なら信長に謀殺されるところ、どう心変わりしたのか自分から謝罪に来て生き残った。
信勝は、助命される解釈の本もいくつかあったから、そこまで問題はないだろうけれど。
今後、表舞台に戻ってこないことを祈るだけだ。
そして先日、「浮野の戦い」と呼ばれる戦があった。
本来ならこの戦いで戦死するはずだった者が、戦に参加すらせず生き残った。
橋本一把だ。
彼は本来なら織田信長の銃の師匠で、通常の帰蝶や光秀と接点はないはずの人物。
ゲームでは、ただのミニゲームの説明キャラクターだ。
日奈は調べたのでフルネームを知っていたが、歴史に詳しくないプレイヤーは、このミニゲームを説明してくれるぷにぷにしたマスコットに、実在のモデルがいるとは思わないだろう。
火縄銃を背負ったかわいらしい、オネエ言葉で話す不思議なフォルムのマスコット「イッパ」。
シナリオが浮野の戦いを通過したあとにいなくなってしまうので、何故だろうと不思議に思うプレイヤーも多い。
彼が生き残ったことで、どう影響が出るのだろう。
また別の名前の人物になるのだろうか。
それとも、これまで生き延びた、死ぬはずだった人たちは皆、歴史に影響がないから生き延びられたのだろうか。
ここまで変わってしまうと、もう、この世界は日奈のプレイした『戦国謳華』の世界ではないのではないかと思えてくる。
光秀だって、あんなに冷たいキャラクターではなかった。
冷徹で抑揚のない声。復讐鬼のような、涼しいのに中心がギラギラした瞳。
『ねえ、日奈はどのキャラがタイプ?』
『んー、この青の人かな』
『わかる。日奈こういうキャラ好きだよね。クール系イケメン。光秀ルートめっちゃいいよ、甘くて泣けるの!ねえ、貸すからやってみてよ。ぜったい日奈も好きなやつだから!』
『いいけど、隣のクラスのオタ友はいいの?ゲーム貸し借りしてたじゃん』
『うーん、あの子は乙女ゲームはやらないんだって。漫画ならなんでも読むんだけど』
『そうなんだ。じゃあやろっかな。で、そういう自分はどのキャラが好きなの?』
『私はねえ、これ!柴田勝家!』
『げっ、おじさんじゃん』
『そこがいいんじゃん!大人の色気って感じで。でもおすすめはしないかな。勝家様はね、この5人を攻略した後じゃないとルートが開かないサブキャラだから、まずはこの……』
ゲームを貸してくれた友達の名を、ぽつりと雨のようにこぼした。
一緒に、涙もこぼれる。
「……どうして、私だけ、こんなところに……」
帰りたい。戻りたい。会いたい。
どうして自分だけ飛ばされてしまったのだろう。
一緒にゲームをしてたのに。せめて、友達がいたらよかった。
あの子がいてくれたら、日奈を助けてくれた。助けあえた。
帰れるように、一緒に戦ってくれた。
こんなところでたった一人で戦うには、ただの高校生の日奈には荷が勝ちすぎる。
次のイベントは、日奈が考えている通り信長ルートであれば、「桶狭間の戦い」だ。
有名な戦だから、あの帰蝶もさすがに知っているだろう。
この信長は、ゲームと変わってしまって非情ではなくなった信長は、勝てるだろうか。
策が思いつかないようなら史実の方の知識を教えることは可能だから、日奈の言葉さえ聞いてくれれば大丈夫だとは思うが。
あの帰蝶が、余計なことをしなければ。
怖いのは、このイベントは同時に、ヒロインのバッドエンドイベントの発生もあるということ。
この時点で信長からの友好度が30%を切り、かつシナリオ回収がC以下の場合、桶狭間でヒロインの死イベントが発生する。
日奈の友好度は、どれくらいだろう。
「……死にたくないよぉ」
枝を手放し、両腕で自分を搔き抱いた。
目の前で死んだ平手政秀や、地下牢で孫四郎達の死を聞かされた時の寒さを思い出す。
本来、友好度やシナリオ回収率はホームでヒロイン付きの忍者・夕凪に聞くと教えてもらえる。
現実の夕凪はどれだけ話しかけてもメニュータブが開くはずもなく、むしろ、日奈に敵意を持った目を向けた。
「こんなところで、死ぬの、やだよぉ……」
特殊能力も武器も持たない、日奈に出来るのは、取れる手があるとすれば……
ぽたぽた、と、涙粒が地面の文字の上に落ちた。
もしもバッドエンドルートに入ってしまったら、日奈には止められない。
生き残るためには、代わりの、犠牲の羊が必要だ。
斎藤孫四郎の生の代わりに、存在が身代わりにされた斎藤利堯。
斎藤喜平次が生きるために、上書きされてしまった斎藤利治。
上書きできるような存在は、一人しかいない。
もうひとりの少女を、身代わりにするしかない。
考え事をするときは、紙よりもこちらの方が良い。
消しゴムや修正ペンがないから、紙に墨で書いてしまうと燃やす以外に隠滅する術がなくなる。
日奈の書く文字はこの時代の書き文字と違うので、ぱっと見ただけなら地面のような見辛い盤面では、何が書いてあるかほとんどの者は読めない。
あの帰蝶姫以外は。
日奈の部屋は、帰蝶の部屋の隣にある客室だ。
信長が帰蝶のところへ行くついでに寄っていくので、城内では日奈のことを愛妾だと考えている者も多いようだ。
彼は日奈にも笑顔で話しかけてくれるし、遊びや食事に誘ってくれる。愛妾ではないけれど、友好度は、低くない気がする。
彼は、信長はゲーム本編のキャラと違っていた。
朝焼けを宿す炎髪や、輝くような面立ちは同じだが、日奈が知っている『戦国謳華』の織田信長は、もっと、いかにも暴君といった俺様タイプの男だった。
誰も信じず、理解も得ず、我が道を進む。
他人には非情で、しかし愛するものへの情は深く、時折見せる子供のような顔が魅力。
公式サイトの人物紹介にもそう書かれていたのに、今、日奈が会っている信長は見た目こそ同じだが、まったく別の人間に見える。
日奈のような怪しげな巫女の言うことを簡単に信じるし、家臣のことも慕い、慕われている。
これだけ性格が変わるのは、幼少期になにか転機があったとしか考えられない。
これも、あの帰蝶が変えたのだろうか。
神様は結局、いるのか、いないのか。
日奈と帰蝶の、どちらをプレイヤーと認識しているのか、
わからない。
ぐり、と地面を抉ると枝が折れてしまった。
別の枝を拾い直す。
二つ円を描いて、最近現れた名を書いた。
斎藤孫四郎と喜平次が、長良川の戦いの後に名をそれぞれ斎藤利堯、斎藤利治と名乗って現れた。
帰蝶が嬉しそうに二人に抱き着いていたので、本人に間違いないのだろう。
斎藤利堯、利治は、史実では帰蝶の庶兄と同母弟の名だ。ゲームには名前のみしか出てこないものの、本能寺の変後も生き延びる人物。
この世界で最初から存在はしていたのか、急に現れたのか、わからない。
日奈はくしゃりと頭を抱えた。
死ぬはずだった人が、別の人間になって生きている。
斎藤道三はさすがに死んだことにはなっているから、今後登場はしないだろうが。
織田信勝も、本来なら信長に謀殺されるところ、どう心変わりしたのか自分から謝罪に来て生き残った。
信勝は、助命される解釈の本もいくつかあったから、そこまで問題はないだろうけれど。
今後、表舞台に戻ってこないことを祈るだけだ。
そして先日、「浮野の戦い」と呼ばれる戦があった。
本来ならこの戦いで戦死するはずだった者が、戦に参加すらせず生き残った。
橋本一把だ。
彼は本来なら織田信長の銃の師匠で、通常の帰蝶や光秀と接点はないはずの人物。
ゲームでは、ただのミニゲームの説明キャラクターだ。
日奈は調べたのでフルネームを知っていたが、歴史に詳しくないプレイヤーは、このミニゲームを説明してくれるぷにぷにしたマスコットに、実在のモデルがいるとは思わないだろう。
火縄銃を背負ったかわいらしい、オネエ言葉で話す不思議なフォルムのマスコット「イッパ」。
シナリオが浮野の戦いを通過したあとにいなくなってしまうので、何故だろうと不思議に思うプレイヤーも多い。
彼が生き残ったことで、どう影響が出るのだろう。
また別の名前の人物になるのだろうか。
それとも、これまで生き延びた、死ぬはずだった人たちは皆、歴史に影響がないから生き延びられたのだろうか。
ここまで変わってしまうと、もう、この世界は日奈のプレイした『戦国謳華』の世界ではないのではないかと思えてくる。
光秀だって、あんなに冷たいキャラクターではなかった。
冷徹で抑揚のない声。復讐鬼のような、涼しいのに中心がギラギラした瞳。
『ねえ、日奈はどのキャラがタイプ?』
『んー、この青の人かな』
『わかる。日奈こういうキャラ好きだよね。クール系イケメン。光秀ルートめっちゃいいよ、甘くて泣けるの!ねえ、貸すからやってみてよ。ぜったい日奈も好きなやつだから!』
『いいけど、隣のクラスのオタ友はいいの?ゲーム貸し借りしてたじゃん』
『うーん、あの子は乙女ゲームはやらないんだって。漫画ならなんでも読むんだけど』
『そうなんだ。じゃあやろっかな。で、そういう自分はどのキャラが好きなの?』
『私はねえ、これ!柴田勝家!』
『げっ、おじさんじゃん』
『そこがいいんじゃん!大人の色気って感じで。でもおすすめはしないかな。勝家様はね、この5人を攻略した後じゃないとルートが開かないサブキャラだから、まずはこの……』
ゲームを貸してくれた友達の名を、ぽつりと雨のようにこぼした。
一緒に、涙もこぼれる。
「……どうして、私だけ、こんなところに……」
帰りたい。戻りたい。会いたい。
どうして自分だけ飛ばされてしまったのだろう。
一緒にゲームをしてたのに。せめて、友達がいたらよかった。
あの子がいてくれたら、日奈を助けてくれた。助けあえた。
帰れるように、一緒に戦ってくれた。
こんなところでたった一人で戦うには、ただの高校生の日奈には荷が勝ちすぎる。
次のイベントは、日奈が考えている通り信長ルートであれば、「桶狭間の戦い」だ。
有名な戦だから、あの帰蝶もさすがに知っているだろう。
この信長は、ゲームと変わってしまって非情ではなくなった信長は、勝てるだろうか。
策が思いつかないようなら史実の方の知識を教えることは可能だから、日奈の言葉さえ聞いてくれれば大丈夫だとは思うが。
あの帰蝶が、余計なことをしなければ。
怖いのは、このイベントは同時に、ヒロインのバッドエンドイベントの発生もあるということ。
この時点で信長からの友好度が30%を切り、かつシナリオ回収がC以下の場合、桶狭間でヒロインの死イベントが発生する。
日奈の友好度は、どれくらいだろう。
「……死にたくないよぉ」
枝を手放し、両腕で自分を搔き抱いた。
目の前で死んだ平手政秀や、地下牢で孫四郎達の死を聞かされた時の寒さを思い出す。
本来、友好度やシナリオ回収率はホームでヒロイン付きの忍者・夕凪に聞くと教えてもらえる。
現実の夕凪はどれだけ話しかけてもメニュータブが開くはずもなく、むしろ、日奈に敵意を持った目を向けた。
「こんなところで、死ぬの、やだよぉ……」
特殊能力も武器も持たない、日奈に出来るのは、取れる手があるとすれば……
ぽたぽた、と、涙粒が地面の文字の上に落ちた。
もしもバッドエンドルートに入ってしまったら、日奈には止められない。
生き残るためには、代わりの、犠牲の羊が必要だ。
斎藤孫四郎の生の代わりに、存在が身代わりにされた斎藤利堯。
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