4 / 242
ペット
「誠也。なんだその目は。お前が自分でやると言ったんだぞ。」
違う…。言わされたんだ…。俺はそんなの望んじゃいないのに…。
「また黙りか。都合が悪くなるとお前はすぐ黙り込むんだな。」
そうだよ…。お前となんか喋りたくもないからな。
「そうか。よく分かった。」
なんだよ…。今度は何をしてくるんだ…。もういっその事殺してくれ…。
「おい健二(けんじ)!来い!」
「承知しました。」
誰かを呼び付けたな。また俺をそれでいたぶるつもりか…。
「組長、お呼びでしょうか。」
「ああ。お前にも手伝ってもらおうと思ってな。おら誠也、立て。」
「っ、やめっ、」
いくら俺がやめろとこいつを拒否しても無視だ。俺の意思なんて関係ない。こいつの思うがままに動かされる。そしてそれを俺は拒否できない。力の差がありすぎるから。
「お、こいつ組長がずっと探してたやつじゃないですか。見つかったんですね。」
「ああ、そうだ。中々の上玉だろ?」
なんだこいつら…。おかしい。若すぎるだろ…。そもそもこいつ組長って言ってたよな?組のトップがどうしてこんなに若いんだ…?
「そうですね。男でこんな美形…。初めて見ました。」
「だろ?だから見つけた時から俺のもんにするって決めてたんだ。やっと手に入った。長かったぞ。」
「良かったですね。それで何故俺をお呼びになったのですか?」
「それがな…見つけたのはいいんだがまるで躾がなってねぇんだよ。」
あったりめぇだろ…。俺は玩具じゃねぇ。勝手に連れてこられて言うことなんか聞くわけねぇだろうが。
「ほら見ろ。こういう顔をするんだ。」
「はな、せ…!」
俺を連れ去ってきた男が今部屋に入ってきた男に俺の顔を見せびらかすように顔を鷲づかんできた。それもものすごい力で。だから俺はそれを拒むことすら出来ない。
「あーなるほどですね。ていうか組長を拒否する奴、初めて見ました。何度も言ってますが組長はかなりのイケメンですからね。男も女も寄ってたかってくる。なのにこいつは…珍しいですね。」
「俺はそこに益々惹かれるんだ。拒否られれば拒否られるほど手に入れたくなる。」
「組長ってそういうとこありますよね。昔から。」
「そうか?」
「そうですよ。それで、こいつをどうするおつもりですか?」
「調教する。俺好みにな。」
まずい…。そんなことされてたまるかよ。逃げねぇと。
「おい誠也。ガチガチに縛られたいのか?家出をする事は許さねぇぞ。」
「ふざけるな…っ、俺はおもちゃでもなんでもないんだぞ!」
「組長。こいつを躾のはいいんですけど時間かかりそうですね。」
なんなんだこいつら…。俺は本気でお前を拒否してんだぞ。なのになんでそんなに呑気に話してんだよ…。
「そうなんだ。だからお前を呼んだって訳だ。」
「理解しました。して、どんな風に躾ますか?」
「さっき擽ったんだが簡単に堕ちたんだ。」
「ほぅ…なるほど。」
「だから2人がかりで擽るのもありかと思ったが擽りが効くってことは感じやすいってことだろ?だから…な?」
「承知しました組長。そういうことならお任せ下さい。」
俺の前でその会話をすんなよ…。頼むからもう何もしないでくれ…。俺はそう願い続けるが2人はやめるつもりはないらしい。
「どうしたんだ健二。珍しく乗り気じゃねぇか。」
「だってこいつ可愛いんですもん。」
「はは、そうだな。これまでで1番の上玉だ。」
「てことはこいつは殺さずに飼い慣らすおつもりなんですね。」
殺さずに…?てことは今まで何人か殺したって事なのか?
「ああ。そのつもりだ。」
「ま、待てよっ、殺さずにってどういうことだっ、お前ら、人殺してんのかよ…!」
「組長、こいつ敬語使えないんですか?」
「ああ。そうなんだ。まぁそこも可愛いから別に気にしてはいない。」
「なら俺も口を出しません。」
「そうしてくれ。んで、誠也。お前は何甘ったれたことを言ってるんだ?」
甘ったれたこと…?俺は当然のことを言っただけだろ!
「甘ったれてねぇよ!お前らが異常なんだよ!」
「そうだな。俺達は極道だからな。人も簡単に殺すし拷問もする。それが俺らの日常なんだよ。なぁ健二。」
「はい。俺もさっき人殺してきたしな。まぁ今は受け入れらんねぇだろうがお前も数ヶ月すればなれるだろ。」
慣れてなんかたまるか…。数ヶ月もここにいてたまるか…!
「何言ってんだよお前…。」
「お前じゃねぇ。俺の名前は健二だ。覚えろ。一生付き合っていく中なんだからよ。」
「一生…?」
「ああ。何驚いてんだ?組長にそう言われただろ?」
「…俺はっ、ここには一生いない!」
当たり前だ…。一生いるわけねぇだろ。ここに今いるだけで気が狂いそうになるんだ。一生なんていられわけが無い。
「は?おいおい生意気な事言ってんじゃねぇよ。はぁ…。組長、こりゃ駄目ですね。早めに躾しましょうか。」
「そうだな。健二、誠也をベットに連れていくぞ。」
「はい。ほら、来い。」
「や、やめろよっ、離せってば!!!」
「その口の利き方も俺と組長で治してやるよ。ほろ、さっさと歩け。」
違う…。言わされたんだ…。俺はそんなの望んじゃいないのに…。
「また黙りか。都合が悪くなるとお前はすぐ黙り込むんだな。」
そうだよ…。お前となんか喋りたくもないからな。
「そうか。よく分かった。」
なんだよ…。今度は何をしてくるんだ…。もういっその事殺してくれ…。
「おい健二(けんじ)!来い!」
「承知しました。」
誰かを呼び付けたな。また俺をそれでいたぶるつもりか…。
「組長、お呼びでしょうか。」
「ああ。お前にも手伝ってもらおうと思ってな。おら誠也、立て。」
「っ、やめっ、」
いくら俺がやめろとこいつを拒否しても無視だ。俺の意思なんて関係ない。こいつの思うがままに動かされる。そしてそれを俺は拒否できない。力の差がありすぎるから。
「お、こいつ組長がずっと探してたやつじゃないですか。見つかったんですね。」
「ああ、そうだ。中々の上玉だろ?」
なんだこいつら…。おかしい。若すぎるだろ…。そもそもこいつ組長って言ってたよな?組のトップがどうしてこんなに若いんだ…?
「そうですね。男でこんな美形…。初めて見ました。」
「だろ?だから見つけた時から俺のもんにするって決めてたんだ。やっと手に入った。長かったぞ。」
「良かったですね。それで何故俺をお呼びになったのですか?」
「それがな…見つけたのはいいんだがまるで躾がなってねぇんだよ。」
あったりめぇだろ…。俺は玩具じゃねぇ。勝手に連れてこられて言うことなんか聞くわけねぇだろうが。
「ほら見ろ。こういう顔をするんだ。」
「はな、せ…!」
俺を連れ去ってきた男が今部屋に入ってきた男に俺の顔を見せびらかすように顔を鷲づかんできた。それもものすごい力で。だから俺はそれを拒むことすら出来ない。
「あーなるほどですね。ていうか組長を拒否する奴、初めて見ました。何度も言ってますが組長はかなりのイケメンですからね。男も女も寄ってたかってくる。なのにこいつは…珍しいですね。」
「俺はそこに益々惹かれるんだ。拒否られれば拒否られるほど手に入れたくなる。」
「組長ってそういうとこありますよね。昔から。」
「そうか?」
「そうですよ。それで、こいつをどうするおつもりですか?」
「調教する。俺好みにな。」
まずい…。そんなことされてたまるかよ。逃げねぇと。
「おい誠也。ガチガチに縛られたいのか?家出をする事は許さねぇぞ。」
「ふざけるな…っ、俺はおもちゃでもなんでもないんだぞ!」
「組長。こいつを躾のはいいんですけど時間かかりそうですね。」
なんなんだこいつら…。俺は本気でお前を拒否してんだぞ。なのになんでそんなに呑気に話してんだよ…。
「そうなんだ。だからお前を呼んだって訳だ。」
「理解しました。して、どんな風に躾ますか?」
「さっき擽ったんだが簡単に堕ちたんだ。」
「ほぅ…なるほど。」
「だから2人がかりで擽るのもありかと思ったが擽りが効くってことは感じやすいってことだろ?だから…な?」
「承知しました組長。そういうことならお任せ下さい。」
俺の前でその会話をすんなよ…。頼むからもう何もしないでくれ…。俺はそう願い続けるが2人はやめるつもりはないらしい。
「どうしたんだ健二。珍しく乗り気じゃねぇか。」
「だってこいつ可愛いんですもん。」
「はは、そうだな。これまでで1番の上玉だ。」
「てことはこいつは殺さずに飼い慣らすおつもりなんですね。」
殺さずに…?てことは今まで何人か殺したって事なのか?
「ああ。そのつもりだ。」
「ま、待てよっ、殺さずにってどういうことだっ、お前ら、人殺してんのかよ…!」
「組長、こいつ敬語使えないんですか?」
「ああ。そうなんだ。まぁそこも可愛いから別に気にしてはいない。」
「なら俺も口を出しません。」
「そうしてくれ。んで、誠也。お前は何甘ったれたことを言ってるんだ?」
甘ったれたこと…?俺は当然のことを言っただけだろ!
「甘ったれてねぇよ!お前らが異常なんだよ!」
「そうだな。俺達は極道だからな。人も簡単に殺すし拷問もする。それが俺らの日常なんだよ。なぁ健二。」
「はい。俺もさっき人殺してきたしな。まぁ今は受け入れらんねぇだろうがお前も数ヶ月すればなれるだろ。」
慣れてなんかたまるか…。数ヶ月もここにいてたまるか…!
「何言ってんだよお前…。」
「お前じゃねぇ。俺の名前は健二だ。覚えろ。一生付き合っていく中なんだからよ。」
「一生…?」
「ああ。何驚いてんだ?組長にそう言われただろ?」
「…俺はっ、ここには一生いない!」
当たり前だ…。一生いるわけねぇだろ。ここに今いるだけで気が狂いそうになるんだ。一生なんていられわけが無い。
「は?おいおい生意気な事言ってんじゃねぇよ。はぁ…。組長、こりゃ駄目ですね。早めに躾しましょうか。」
「そうだな。健二、誠也をベットに連れていくぞ。」
「はい。ほら、来い。」
「や、やめろよっ、離せってば!!!」
「その口の利き方も俺と組長で治してやるよ。ほろ、さっさと歩け。」
あなたにおすすめの小説
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!