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「あ゛…っ、ぁ゛っ!やめ…っ、うぅっ、も…やめて…っ!」
「まだだ。」
銀時さんとしてしまったことで慎都さんとの初めての約束を俺は破った。合意の上じゃないし、銀時さんが襲ってきたからこうなった。でも…合意とかそういう形じゃなくても俺が約束を破ったことには変わりはない。けど…っ。
「慎都さ゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っ、お願いっ、もうやめて…っ、やめて…っ!」
「まだやめねぇよ。お前があいつのとこに行こうとしたことを後悔するまでやめてやらねぇ。」
身体中が痛い。噛まれて痕付けられて所々真っ赤に染ってる。けど痛みよりも辛いのは快楽だ。とにかく快楽から今逃げたくて仕方がない。辛い。度が過ぎた快楽はこんなにも辛かった。そうだ…そうだよ…。あの時もそうだったじゃないか…っ。嫌なこと…思い出した…っ。
「や゛…っ、うぅっ、ぅ、やめ゛っ!あぁっ、ぁ゛っ、ふっ!うぅっ、やだ…っ!」
「泣いたところでやめねぇぞ。おら、腰逃がすな。」
「あぁ゛っーーー、ぅ、ふっ、や゛っ、やた゛っ!」
奥を突かれ続けてイキたくないのに達してしまう。何時間こんなことをしてるのかも分からない。辛くて辛くて仕方がなかった。でも1番辛いのは慎都さんと銀時さんを怒らせてしまったこと。こうなってしまったという事実が俺は悔しくて仕方がなかった。あの時相談した上で行動した方が良かったのに…っ。
「や゛っ、もう…っ、ぅ、うぅっ、もうやだっ、やめて…!」
「慎都さん、これ終わったら一旦水分補給させましょう。誠也が脱水になりそうです。」
「そうだな。下からも上からもいっぱい出てっから脱水になってもおかしくない。だが誠也、勘違いすんなよ。休憩じゃねぇからな。」
変わらず慎都さんは俺の事を冷たい目で見てきていた。銀時さんも俺の腕を掴んで離さない。きっと腕…明日には痣になってる。でもそんなのいい。明日には仲直り…したい。仲直り出来るなら俺は…耐える。耐えたい…けど快楽は辛かった。耐えようと思っても暴れてしまう。
「おい誠也。返事はどうした。」
「あ゛っ、ぅっ、んっ、あ゛っ、やた゛っ!」
「慎都さん。さすがにこの状況で喋れませんよ。何時間もやってますしね。」
「まぁそうか。」
「はい。だから後で理解させましょう。」
「ああ。」
終われ…っ。早く終われ…っ。終わってくれ…っ。ずっとそう思いながら耐えてきた。声も枯れている。身体もおかしいんだ。どんどん敏感になってて余計に辛い。もう…やめたいんだ…っ。
「う゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ!やた゛っ、お願い゛っ、限界っ、なの゛っ!」
「俺もそろそろイキそうだ。ちゃんと受け止めろよ。」
何度目か分からない慎都さんのその言葉を聞いて俺はちょっと安心した。もしかしたらこれで終わってくれるかもしれないから。
「はっ、ぅ゛っ!く゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、あぁあ゛っ、あ゛っ!」
「出すぞ、誠也。」
「ふっ、ぁっ、や゛っ、あぁっ、ぁっーーー!!」
怒っている慎都さんがゴムなんて使われるはずもなく当たり前のように中出しをされた。お腹も苦しい…。けど…とりあえず少しは休める…。
「おい誠也、起きろ。いつまで寝そべってる。」
「はぁ…っ、はぁ…っ、ぅ、ふっ、うぅ、」
起きろと言われて起きれるはずがないじゃないか。慎都さんもそれをわかってるだろうにそう言ってきた。いつもだったら抱っこして…くれるのに。
「おい誠也。」
「慎都さん、怒ってるのは分かりますが優しくしてあげてください。今の誠也が自力で起きれるわけないじゃないですか。どんだけ誠也をイカせたと思ってるんです?」
「まぁそうか。仕方ねぇ。」
「…っ、ぁ、な、なに…っ、」
急に慎都さんが近づいてきて俺は反射的に手を慎都さんに伸ばしてしまった。要は慎都さんのことを拒んでしまったんだ。
「…お前。」
「っ、ご、ごめ…なさいっ、慎都、さん…。」
拒もうとしてそうしたんじゃない。反射的にそうなってしまった。だって…近くに来るってことは続きをするって…ことじゃないか。
「いや、別に謝らなくていい。ただの水分補給をさせようと思っただけだ。今は何もしねぇから水飲め。脱水になる。」
「……っ、い、やだっ、」
脱水になれば解放される。このまま水を飲んでも解放されない。水分補給をするっていうのはそういうことでしょ…?まだやるつもりなんだ。もう…やりたくない…っ。
「あ?おい。飲めって言ってんだろ。脱水になりてぇのかよ。」
「そうかもしれませんね。脱水になれば気絶出来るかもしれない。そしたら必然的に誠也は俺と慎都さんから解放されますから。」
「ほぅ。そうなのかよ誠也。」
「……ちが、う、」
銀時さんがいることで思考を読まれて逃げ道全てを塞がれる。どうやっても逃げられない…。もう何も…したくないのに。
「なら飲め。俺が優しくしてるうちにな。お前がいい子にしねぇと銀時も黙って見てくれなくなっちまうぞ?それに言うこと聞けねぇなら游も呼ぶぞ。」
「…いや、だ。」
「なら飲め。おら口開けろ。」
「や…っ、ふ、ぅ、ん゛っ!」
慎都さんは口を開けろと言いながら俺の口を乱暴に開けさせてきた。その後慎都さんは水を口の中に入れて俺の口の中に水を流し込んで来たんだ。キス…といえばキスだ。それも俺は嫌だった。だから当然、俺はそれを飲みたくなくて吐き出そうとした。
だけど…。
「ふっ、ん…っ、ぅ、」
「おい誠也。ちゃんと飲まねぇと飲むまで続くぞ。何より慎都さんもお前の口を離さねぇだろうな。」
銀時さんにそう言われてしまい俺は飲むしかなかった。このまま慎都さんとキスするのも嫌だったから。
「っ、う…っ、ぅ、ぐ…っ、ぷは!」
「いい子だ誠也。なぁ銀時。水分ってどんくらい飲ませりゃいいんだ?」
「今ので十分でしょう。」
「そうか。なら続きをしようか、誠也。」
「…いやっ、」
やっぱりまだ終わらないんだ…。もういやだ。やめたい。逃げたい。辛いのは…終わりにしたい。だから俺は慎都さんから距離を取ろうとした。けどそんなのなんの意味もない。すぐに慎都さんに腕を掴まれて元いた場所に戻されてしまった。
「誠也。お前に拒否権はねぇ。おら、足開け。」
「や、やめ…っ、もうしたくない…っ、おねがい…っ、」
「おい銀時。ちゃんと誠也を押えてろ。」
「はい。」
「なぁ誠也。この事態を招いたのはお前だろ?俺を本気で怒らせたのはお前だ。嫌がるんじゃなくて反省しろ。」
「まだだ。」
銀時さんとしてしまったことで慎都さんとの初めての約束を俺は破った。合意の上じゃないし、銀時さんが襲ってきたからこうなった。でも…合意とかそういう形じゃなくても俺が約束を破ったことには変わりはない。けど…っ。
「慎都さ゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っ、お願いっ、もうやめて…っ、やめて…っ!」
「まだやめねぇよ。お前があいつのとこに行こうとしたことを後悔するまでやめてやらねぇ。」
身体中が痛い。噛まれて痕付けられて所々真っ赤に染ってる。けど痛みよりも辛いのは快楽だ。とにかく快楽から今逃げたくて仕方がない。辛い。度が過ぎた快楽はこんなにも辛かった。そうだ…そうだよ…。あの時もそうだったじゃないか…っ。嫌なこと…思い出した…っ。
「や゛…っ、うぅっ、ぅ、やめ゛っ!あぁっ、ぁ゛っ、ふっ!うぅっ、やだ…っ!」
「泣いたところでやめねぇぞ。おら、腰逃がすな。」
「あぁ゛っーーー、ぅ、ふっ、や゛っ、やた゛っ!」
奥を突かれ続けてイキたくないのに達してしまう。何時間こんなことをしてるのかも分からない。辛くて辛くて仕方がなかった。でも1番辛いのは慎都さんと銀時さんを怒らせてしまったこと。こうなってしまったという事実が俺は悔しくて仕方がなかった。あの時相談した上で行動した方が良かったのに…っ。
「や゛っ、もう…っ、ぅ、うぅっ、もうやだっ、やめて…!」
「慎都さん、これ終わったら一旦水分補給させましょう。誠也が脱水になりそうです。」
「そうだな。下からも上からもいっぱい出てっから脱水になってもおかしくない。だが誠也、勘違いすんなよ。休憩じゃねぇからな。」
変わらず慎都さんは俺の事を冷たい目で見てきていた。銀時さんも俺の腕を掴んで離さない。きっと腕…明日には痣になってる。でもそんなのいい。明日には仲直り…したい。仲直り出来るなら俺は…耐える。耐えたい…けど快楽は辛かった。耐えようと思っても暴れてしまう。
「おい誠也。返事はどうした。」
「あ゛っ、ぅっ、んっ、あ゛っ、やた゛っ!」
「慎都さん。さすがにこの状況で喋れませんよ。何時間もやってますしね。」
「まぁそうか。」
「はい。だから後で理解させましょう。」
「ああ。」
終われ…っ。早く終われ…っ。終わってくれ…っ。ずっとそう思いながら耐えてきた。声も枯れている。身体もおかしいんだ。どんどん敏感になってて余計に辛い。もう…やめたいんだ…っ。
「う゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ!やた゛っ、お願い゛っ、限界っ、なの゛っ!」
「俺もそろそろイキそうだ。ちゃんと受け止めろよ。」
何度目か分からない慎都さんのその言葉を聞いて俺はちょっと安心した。もしかしたらこれで終わってくれるかもしれないから。
「はっ、ぅ゛っ!く゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、あぁあ゛っ、あ゛っ!」
「出すぞ、誠也。」
「ふっ、ぁっ、や゛っ、あぁっ、ぁっーーー!!」
怒っている慎都さんがゴムなんて使われるはずもなく当たり前のように中出しをされた。お腹も苦しい…。けど…とりあえず少しは休める…。
「おい誠也、起きろ。いつまで寝そべってる。」
「はぁ…っ、はぁ…っ、ぅ、ふっ、うぅ、」
起きろと言われて起きれるはずがないじゃないか。慎都さんもそれをわかってるだろうにそう言ってきた。いつもだったら抱っこして…くれるのに。
「おい誠也。」
「慎都さん、怒ってるのは分かりますが優しくしてあげてください。今の誠也が自力で起きれるわけないじゃないですか。どんだけ誠也をイカせたと思ってるんです?」
「まぁそうか。仕方ねぇ。」
「…っ、ぁ、な、なに…っ、」
急に慎都さんが近づいてきて俺は反射的に手を慎都さんに伸ばしてしまった。要は慎都さんのことを拒んでしまったんだ。
「…お前。」
「っ、ご、ごめ…なさいっ、慎都、さん…。」
拒もうとしてそうしたんじゃない。反射的にそうなってしまった。だって…近くに来るってことは続きをするって…ことじゃないか。
「いや、別に謝らなくていい。ただの水分補給をさせようと思っただけだ。今は何もしねぇから水飲め。脱水になる。」
「……っ、い、やだっ、」
脱水になれば解放される。このまま水を飲んでも解放されない。水分補給をするっていうのはそういうことでしょ…?まだやるつもりなんだ。もう…やりたくない…っ。
「あ?おい。飲めって言ってんだろ。脱水になりてぇのかよ。」
「そうかもしれませんね。脱水になれば気絶出来るかもしれない。そしたら必然的に誠也は俺と慎都さんから解放されますから。」
「ほぅ。そうなのかよ誠也。」
「……ちが、う、」
銀時さんがいることで思考を読まれて逃げ道全てを塞がれる。どうやっても逃げられない…。もう何も…したくないのに。
「なら飲め。俺が優しくしてるうちにな。お前がいい子にしねぇと銀時も黙って見てくれなくなっちまうぞ?それに言うこと聞けねぇなら游も呼ぶぞ。」
「…いや、だ。」
「なら飲め。おら口開けろ。」
「や…っ、ふ、ぅ、ん゛っ!」
慎都さんは口を開けろと言いながら俺の口を乱暴に開けさせてきた。その後慎都さんは水を口の中に入れて俺の口の中に水を流し込んで来たんだ。キス…といえばキスだ。それも俺は嫌だった。だから当然、俺はそれを飲みたくなくて吐き出そうとした。
だけど…。
「ふっ、ん…っ、ぅ、」
「おい誠也。ちゃんと飲まねぇと飲むまで続くぞ。何より慎都さんもお前の口を離さねぇだろうな。」
銀時さんにそう言われてしまい俺は飲むしかなかった。このまま慎都さんとキスするのも嫌だったから。
「っ、う…っ、ぅ、ぐ…っ、ぷは!」
「いい子だ誠也。なぁ銀時。水分ってどんくらい飲ませりゃいいんだ?」
「今ので十分でしょう。」
「そうか。なら続きをしようか、誠也。」
「…いやっ、」
やっぱりまだ終わらないんだ…。もういやだ。やめたい。逃げたい。辛いのは…終わりにしたい。だから俺は慎都さんから距離を取ろうとした。けどそんなのなんの意味もない。すぐに慎都さんに腕を掴まれて元いた場所に戻されてしまった。
「誠也。お前に拒否権はねぇ。おら、足開け。」
「や、やめ…っ、もうしたくない…っ、おねがい…っ、」
「おい銀時。ちゃんと誠也を押えてろ。」
「はい。」
「なぁ誠也。この事態を招いたのはお前だろ?俺を本気で怒らせたのはお前だ。嫌がるんじゃなくて反省しろ。」
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