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あや様リクエスト
嫉妬の嵐
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*松下視点
「おい康二。イライラすんなって。」
「あ?圷?お前やっと来たのか。マイペースなやつだな相変わらず。海斗、お前は元気か?」
駿里が帰ってこなくてイライラしていた俺に圷が話しかけてきた。こいつの様子を見るに今到着したんだろうな。
「はい。元気です。」
「良かった。ゆっくり休めよ。」
「ありがとうございます。」
海斗はまじでいい子だ。つーか海斗のやつ、前より顔色いいじゃねぇか。良かった。圷のせいで窮屈な思いさせてたから心配してたがこの調子だと大丈夫そうだな。
「そんで康二、お前はなんでイライラしてんだよ。」
「圷には関係ねぇ。」
「なんだよそれ。教えろよ。」
「分かってんだろお前。まぁいいけどよ。駿里が帰ってこねぇんだ。」
俺がそう言うと圷が俺の近くに座ってきた。その圷の横に海斗が座る。たく、海斗を休ませてやれよ。慣れない環境で緊張してんだからよ。
「はぁ?帰ってこない?組長とどっか行ってんじゃねぇの?別に康二が心配するような事じゃねぇだろ。」
何言ってんだ圷は。ここは組長の実家だ。碓氷さんっていう敵がいるだろうが。
「違ぇよ。今駿里は槐さんと一緒にいるんだ。だが帰りが遅いから組長が迎えに行った。その組長すらも帰ってこない。」
「あーなるほどな。それなら多分だけどよ、駿里と組長は馬酔木さんのところにいるんじゃねぇの?」
馬酔木さん?今その馬酔木さんは外に出てるはずじゃ…?つーかいつまでここにいるつもりなんだ圷は。海斗の心配してやれよ。腹立つやつだな。
「は?馬酔木さん?まだ帰ってきてねぇだろ。」
「いや、さっき帰ってきてたぞ。康二は部屋の中にいたから気づかなかったんだろ。お前も見たよな。なぁ海斗。」
「うん。見たよ。」
「あ?海斗も馬酔木さんに出会ったのか?」
そういえば海斗と馬酔木さんが会うのは初めてじゃねぇか?緊張しただろうな。ちゃんとカバーしたんだろうなくそ圷は。
「はい。出会いました。」
「そっかそっか。なら俺も馬酔木さんに挨拶しに行くとするか。海斗はゆっくり休んどけ。この部屋使っていいから圷と一緒に休んどくんだぞ。」
「はい。ありがとうございます。」
まじでいい子だな海斗。圷じゃ勿体ねぇぐらいいい子だ。俺はそんなことを思いながら海斗の頭を撫でた。まぁそしたら当然圷が怒った。
「…おい康二。海斗に触るな。」
「圷…お前そういうとこだぞ。たく…。まぁいいけどよ。海斗をしっかり守ってやれよ。碓氷さんは可愛いやつ食いたがるから。」
「言われなくても。」
「へいへい。じゃあな。」
そう言って俺はこの部屋を出た。そんで組長と駿里がいるであろう馬酔木さんの部屋を目指し始めた。
「たしか…馬酔木さんの部屋はこっちだよな。」
俺もここに来んのは久々だ。そんでこの家は馬鹿みたいにでかい。だから部屋を探すのも一苦労すんだ。
「お、御子柴さんがいる。」
俺は反対側から歩いてくる御子柴さんを見つけた。御子柴さんがいるってことは馬酔木さんも近くにいる。御子柴さんは常に馬酔木さんから離れないからな。
「お疲れ様です御子柴さん。ご無沙汰してます。」
「康二じゃねぇか。会いたかったぞ。元気だったか?」
御子柴さんは特に俺を可愛がってくれる。森廣さんを除いた幹部の中では俺が一番組長についてる歴が長いからな。
「はい。元気でした。御子柴さんもお元気そうでよかったです。」
「お陰様でな。元気にやらせてもらってる。お前も頭に会いに来たのか?」
「はい。」
頭…。馬酔木さんが引退しても御子柴さんはずっと馬酔木さんのことをそう言い続けている。御子柴さんの中で馬酔木さんはそれほど大きな存在なんだろうな。
「そうか。頭は中にいるから会ってやってくれ。あーけど今は坊ちゃんと駿里も中にいるぞ。」
「ちょうど良かったです。組長にも用事があったんです。」
「そりゃ良かった。」
「ありがとうございます御子柴さん。」
「ああ。じゃあまた後でな。」
「はい。失礼します。」
そう言って俺は御子柴さんに頭を下げて馬酔木さんたちがいるであろう部屋のドアをノックした。
コンコンコン。
「馬酔木さん。康二です。」
「おー康二か。入れ。」
当たり前のように馬酔木さんは俺を迎え入れてくれる。けどこう見えても昔はかなり荒れていた人。誰も馬酔木さんには近寄れなかった。それでも御子柴さんは馬酔木さんから離れなかったけどな。
「失礼します馬酔木さん。それと組長も。」
「久しぶりだな康二。元気そうでよかった。ちょうど今さっきこいつらも来たんだ。駿里は俺に会いに来てくれたようだが寛也は御子柴に連行されてきた。」
駿里は会いに来た…?嫉妬させるようなこと言わないでくださいよもう。
「そうだったんですね。」
「ああ。康二、お前いつまで突っ立ってるつもりだ。早く座れ。」
「はい。」
と、言って俺はちゃっかり駿里の横に座った。それを見て馬酔木さんは微笑ましそうに笑った。組長はちょっと不機嫌っぽい顔をしたけど気にしない気にしない。
「はは、駿里。お前も大変だな。」
「ぅ、え?た、大変じゃないですよ馬酔木さん。」
「そうか?それならいいが。まぁお前も幸せそうだもんな。俺はお前らが幸せそうならそれで十分だ。」
「おい康二。イライラすんなって。」
「あ?圷?お前やっと来たのか。マイペースなやつだな相変わらず。海斗、お前は元気か?」
駿里が帰ってこなくてイライラしていた俺に圷が話しかけてきた。こいつの様子を見るに今到着したんだろうな。
「はい。元気です。」
「良かった。ゆっくり休めよ。」
「ありがとうございます。」
海斗はまじでいい子だ。つーか海斗のやつ、前より顔色いいじゃねぇか。良かった。圷のせいで窮屈な思いさせてたから心配してたがこの調子だと大丈夫そうだな。
「そんで康二、お前はなんでイライラしてんだよ。」
「圷には関係ねぇ。」
「なんだよそれ。教えろよ。」
「分かってんだろお前。まぁいいけどよ。駿里が帰ってこねぇんだ。」
俺がそう言うと圷が俺の近くに座ってきた。その圷の横に海斗が座る。たく、海斗を休ませてやれよ。慣れない環境で緊張してんだからよ。
「はぁ?帰ってこない?組長とどっか行ってんじゃねぇの?別に康二が心配するような事じゃねぇだろ。」
何言ってんだ圷は。ここは組長の実家だ。碓氷さんっていう敵がいるだろうが。
「違ぇよ。今駿里は槐さんと一緒にいるんだ。だが帰りが遅いから組長が迎えに行った。その組長すらも帰ってこない。」
「あーなるほどな。それなら多分だけどよ、駿里と組長は馬酔木さんのところにいるんじゃねぇの?」
馬酔木さん?今その馬酔木さんは外に出てるはずじゃ…?つーかいつまでここにいるつもりなんだ圷は。海斗の心配してやれよ。腹立つやつだな。
「は?馬酔木さん?まだ帰ってきてねぇだろ。」
「いや、さっき帰ってきてたぞ。康二は部屋の中にいたから気づかなかったんだろ。お前も見たよな。なぁ海斗。」
「うん。見たよ。」
「あ?海斗も馬酔木さんに出会ったのか?」
そういえば海斗と馬酔木さんが会うのは初めてじゃねぇか?緊張しただろうな。ちゃんとカバーしたんだろうなくそ圷は。
「はい。出会いました。」
「そっかそっか。なら俺も馬酔木さんに挨拶しに行くとするか。海斗はゆっくり休んどけ。この部屋使っていいから圷と一緒に休んどくんだぞ。」
「はい。ありがとうございます。」
まじでいい子だな海斗。圷じゃ勿体ねぇぐらいいい子だ。俺はそんなことを思いながら海斗の頭を撫でた。まぁそしたら当然圷が怒った。
「…おい康二。海斗に触るな。」
「圷…お前そういうとこだぞ。たく…。まぁいいけどよ。海斗をしっかり守ってやれよ。碓氷さんは可愛いやつ食いたがるから。」
「言われなくても。」
「へいへい。じゃあな。」
そう言って俺はこの部屋を出た。そんで組長と駿里がいるであろう馬酔木さんの部屋を目指し始めた。
「たしか…馬酔木さんの部屋はこっちだよな。」
俺もここに来んのは久々だ。そんでこの家は馬鹿みたいにでかい。だから部屋を探すのも一苦労すんだ。
「お、御子柴さんがいる。」
俺は反対側から歩いてくる御子柴さんを見つけた。御子柴さんがいるってことは馬酔木さんも近くにいる。御子柴さんは常に馬酔木さんから離れないからな。
「お疲れ様です御子柴さん。ご無沙汰してます。」
「康二じゃねぇか。会いたかったぞ。元気だったか?」
御子柴さんは特に俺を可愛がってくれる。森廣さんを除いた幹部の中では俺が一番組長についてる歴が長いからな。
「はい。元気でした。御子柴さんもお元気そうでよかったです。」
「お陰様でな。元気にやらせてもらってる。お前も頭に会いに来たのか?」
「はい。」
頭…。馬酔木さんが引退しても御子柴さんはずっと馬酔木さんのことをそう言い続けている。御子柴さんの中で馬酔木さんはそれほど大きな存在なんだろうな。
「そうか。頭は中にいるから会ってやってくれ。あーけど今は坊ちゃんと駿里も中にいるぞ。」
「ちょうど良かったです。組長にも用事があったんです。」
「そりゃ良かった。」
「ありがとうございます御子柴さん。」
「ああ。じゃあまた後でな。」
「はい。失礼します。」
そう言って俺は御子柴さんに頭を下げて馬酔木さんたちがいるであろう部屋のドアをノックした。
コンコンコン。
「馬酔木さん。康二です。」
「おー康二か。入れ。」
当たり前のように馬酔木さんは俺を迎え入れてくれる。けどこう見えても昔はかなり荒れていた人。誰も馬酔木さんには近寄れなかった。それでも御子柴さんは馬酔木さんから離れなかったけどな。
「失礼します馬酔木さん。それと組長も。」
「久しぶりだな康二。元気そうでよかった。ちょうど今さっきこいつらも来たんだ。駿里は俺に会いに来てくれたようだが寛也は御子柴に連行されてきた。」
駿里は会いに来た…?嫉妬させるようなこと言わないでくださいよもう。
「そうだったんですね。」
「ああ。康二、お前いつまで突っ立ってるつもりだ。早く座れ。」
「はい。」
と、言って俺はちゃっかり駿里の横に座った。それを見て馬酔木さんは微笑ましそうに笑った。組長はちょっと不機嫌っぽい顔をしたけど気にしない気にしない。
「はは、駿里。お前も大変だな。」
「ぅ、え?た、大変じゃないですよ馬酔木さん。」
「そうか?それならいいが。まぁお前も幸せそうだもんな。俺はお前らが幸せそうならそれで十分だ。」
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