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シマリス様リクエスト
おはよう
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*駿里視点
そういえば…俺って寝てる寛也見るのよく考えたら初めてじゃん。俺いつも寛也に甘やかされてばかりだから。寝る時もご飯を食べる時も甘やかされてる。
「…康二さん。」
「どうした?」
「寛也って事務所行く時どんな仕事してるの?」
「組長の仕事?んー最近はパソコンいじってるぐらいかもな。前だったら商談とかで外に出向いてたことは多いけど今は組長に商談持ちかけるやつなんていねぇからな。」
「…そっか。」
ならよかった。最近俺は朝起きることが出来なくて…まぁそれは寛也に抱かれてるからなんだけどね。けどそれもあって俺は事務所に行けてないんだ。だから仕事の寛也を知らない。けど今の康二さんの話を聞いて安心した。けどならなんで…。
「なんだよ駿里。何不安そうな顔してんだよ。」
「寛也がこんなに寝てるの初めて見たから余っ程疲れてるのかなって。だからちょっと心配になったんだ。」
「違ぇよ駿里。逆だ。安心してんだよ。最近の組長を見る限り疲労は溜まってねぇ。長い付き合いの俺がそういうんだから間違いねぇぞ。だから安心しろ。つかむしろ喜べよ。組長がこんな風に寝入る事なんて昔の組長だったら有り得ねぇことなんだから。」
「…寛也って昔はもっと寝てなかったの?」
今でさえ俺からしたら心配になるほど寝てない。なのにそれを超えて昔の寛也は寝てなかった…。俺は急に不安になってしまった。
「いや、寝てなかったとかいうレベルじゃねぇよ。3日ぐらい普通に寝ずに仕事してたし長い時は1週間近くまともに寝てなかったな。あん時は俺ら必死だったからな。」
「1週間も…?!」
「馬鹿、駿里静かに…!」
「あ、やっちゃった…!」
つい気が抜けて俺は大きな声を出してしまった。そんな俺に慌てて康二さんは注意したけど時すでに遅し。寛也の目が覚めちゃった…。
「…何やってんだお前ら。」
目が覚めた寛也は俺の事を抱きしめながらそう言ってきた。多分寛也は俺と康二さんが喧嘩してると思ったんだろうな。
「組長おはようございます。ですがもう少し寝てていいですよ。」
「あ?康二…?今何時だ?」
「今は昼ぐらいです。」
「そんな寝てたのか俺は…。」
「はい。ですからもう少し寝てて下さい。」
康二さんは意地でも寛也を寝かせたいらしい。でも…それぐらいには普段寛也って寝ないもんね。
「いやもう起きる。康二も朝飯作ってくれたみたいだしよ。」
「そうですか…。」
「何ガッカリしてんだ。お前のおかげでよく眠れたぞ康二。駿里もありがとうな。ずっと傍にいてくれたのか。」
「そうだよ。」
「ありがとうな。おかげでよく眠れた。10年分ぐらい寝た気がする。」
「はは、それは寝すぎだよ寛也。」
「だな。けど今日は寝すぎて夜眠れなくなりそうだ。だから駿里、今夜は頑張ってくれよ。」
…ん?
「よ、夜はちゃんと寝なきゃだよ寛也…!」
「はは、必死になりすぎだ駿里。組長も程々にしてあげて下さいね。」
「あー多分な。」
絶対優しくしてくれないやつじゃん…!無理だよそんなの…!俺死んじゃう…っ。
「多分じゃなくて優しくして…!!」
こんな事なら朝俺が起きた時に寛也も起こしとけばよかった…っ。俺…明日確実に動けないよ…っ。
「分かった分かった。優しくすっから。」
信用出来ない…っ。今寛也は寝起きだしさ…っ。絶対適当にそう言ってるよ…。
「おー良かったな駿里。てか組長、チョコレート余ってるんですよ。駿里が作ったお菓子の余りです。あれ一応冷蔵庫入れるんですけどもしいなかったらおれが使っていいですか?」
「ああ。そうしてくれ。」
「分かりました。じゃあ俺なんか作りますね。」
「待って康二さんっ、俺も作る…!!」
「お?そうかそうか。じゃあ一緒にやろう。組長は朝飯食べててくださいね。」
「ああ。」
そういえば…俺って寝てる寛也見るのよく考えたら初めてじゃん。俺いつも寛也に甘やかされてばかりだから。寝る時もご飯を食べる時も甘やかされてる。
「…康二さん。」
「どうした?」
「寛也って事務所行く時どんな仕事してるの?」
「組長の仕事?んー最近はパソコンいじってるぐらいかもな。前だったら商談とかで外に出向いてたことは多いけど今は組長に商談持ちかけるやつなんていねぇからな。」
「…そっか。」
ならよかった。最近俺は朝起きることが出来なくて…まぁそれは寛也に抱かれてるからなんだけどね。けどそれもあって俺は事務所に行けてないんだ。だから仕事の寛也を知らない。けど今の康二さんの話を聞いて安心した。けどならなんで…。
「なんだよ駿里。何不安そうな顔してんだよ。」
「寛也がこんなに寝てるの初めて見たから余っ程疲れてるのかなって。だからちょっと心配になったんだ。」
「違ぇよ駿里。逆だ。安心してんだよ。最近の組長を見る限り疲労は溜まってねぇ。長い付き合いの俺がそういうんだから間違いねぇぞ。だから安心しろ。つかむしろ喜べよ。組長がこんな風に寝入る事なんて昔の組長だったら有り得ねぇことなんだから。」
「…寛也って昔はもっと寝てなかったの?」
今でさえ俺からしたら心配になるほど寝てない。なのにそれを超えて昔の寛也は寝てなかった…。俺は急に不安になってしまった。
「いや、寝てなかったとかいうレベルじゃねぇよ。3日ぐらい普通に寝ずに仕事してたし長い時は1週間近くまともに寝てなかったな。あん時は俺ら必死だったからな。」
「1週間も…?!」
「馬鹿、駿里静かに…!」
「あ、やっちゃった…!」
つい気が抜けて俺は大きな声を出してしまった。そんな俺に慌てて康二さんは注意したけど時すでに遅し。寛也の目が覚めちゃった…。
「…何やってんだお前ら。」
目が覚めた寛也は俺の事を抱きしめながらそう言ってきた。多分寛也は俺と康二さんが喧嘩してると思ったんだろうな。
「組長おはようございます。ですがもう少し寝てていいですよ。」
「あ?康二…?今何時だ?」
「今は昼ぐらいです。」
「そんな寝てたのか俺は…。」
「はい。ですからもう少し寝てて下さい。」
康二さんは意地でも寛也を寝かせたいらしい。でも…それぐらいには普段寛也って寝ないもんね。
「いやもう起きる。康二も朝飯作ってくれたみたいだしよ。」
「そうですか…。」
「何ガッカリしてんだ。お前のおかげでよく眠れたぞ康二。駿里もありがとうな。ずっと傍にいてくれたのか。」
「そうだよ。」
「ありがとうな。おかげでよく眠れた。10年分ぐらい寝た気がする。」
「はは、それは寝すぎだよ寛也。」
「だな。けど今日は寝すぎて夜眠れなくなりそうだ。だから駿里、今夜は頑張ってくれよ。」
…ん?
「よ、夜はちゃんと寝なきゃだよ寛也…!」
「はは、必死になりすぎだ駿里。組長も程々にしてあげて下さいね。」
「あー多分な。」
絶対優しくしてくれないやつじゃん…!無理だよそんなの…!俺死んじゃう…っ。
「多分じゃなくて優しくして…!!」
こんな事なら朝俺が起きた時に寛也も起こしとけばよかった…っ。俺…明日確実に動けないよ…っ。
「分かった分かった。優しくすっから。」
信用出来ない…っ。今寛也は寝起きだしさ…っ。絶対適当にそう言ってるよ…。
「おー良かったな駿里。てか組長、チョコレート余ってるんですよ。駿里が作ったお菓子の余りです。あれ一応冷蔵庫入れるんですけどもしいなかったらおれが使っていいですか?」
「ああ。そうしてくれ。」
「分かりました。じゃあ俺なんか作りますね。」
「待って康二さんっ、俺も作る…!!」
「お?そうかそうか。じゃあ一緒にやろう。組長は朝飯食べててくださいね。」
「ああ。」
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