馨の愛しい主の二人

Emiry

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更屋敷組の前では?

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更屋敷組の前に着き、虎龍、咲哉、柊、華里は車から降りると吉良が待っていた


虎龍さん。


吉良 来て貰って悪いな。


いいよ。馨のショックはどう?


半々だな。


そっか。あ、これ書類。


ああ。吉良は10分後に入ってきてくれ。後、頼みがある。


ん?


陸良に警察の麻薬対策の責任者に更屋敷組に麻薬を隠し持ってると。その麻薬だけ引き取るよう頼んでくれ。更屋敷組の組長、奏人、家族は裏SM店行きにするよう要請してくれ。


ちょっと待てる?


ああ。


吉良は直ぐ陸良に電話して虎龍からの話をした。


吉良は電話を切り、待った。


今ね、陸良兄さんが警察庁に話をしてるから。


ああ。


後さ、父に連絡してくれ。更屋敷組のヤクのルートを調べて欲しい。


ん。わかった。頼んどく。


すると電話が鳴り、吉良は直ぐでた。


吉良 対策の責任者がそちらに向かったから対応して。


了解 兄さん。


吉良は虎龍に指でマルサインした。


虎龍は頷き、華里と柊に命令した


組員全員潰せ。何か隠し持ってるから臨機応変な。


おう。


行け


華里と柊は門をぶち破り 組員をどんどん沈めた。


虎龍と咲哉は靴を履いたまま上がり ドアを開けていった。


咲哉が話した


お。次男、三男見っけ。


咲哉は鳩尾に拳をめり込ませ 気絶させた。


すると 組長補佐が 銃を向けてきた。


虎龍は組長補佐を見て話した


ほぅ ヤクをやってるな。


そう言い、銃を向けた


パンパンッ


組長補佐は銃を落とし膝から崩れ落ちた。


虎龍は組長補佐に鳩尾に足蹴りした。


さて、組長はどこかなー。


・・・・お。いたいた やってるなぁ。


組長は腕に注射を射ってよだれを垂らしていた。


虎龍と咲哉は立ちながら話した


組長 お前の息子さぁ?裏SM店の檻の中にいるよ。


あぁ!?奏人を!?てめぇー


組長は銃を向けて撃とうとしたが 狙いを外していた。


咲哉が組長を足で吹き飛ばした。


組長は 目をパチパチさせながらほっぺを擦っていた。


虎龍は1枚目の紙を置いた


更屋敷組は解体させて貰う。グズだらけだし。


咲哉も2枚目の紙を置いた


お前も裏SM店行きだ。ま、お前の息子達、妻もだがな。


あっ・・・ああっ・・


で?麻薬はどこにある?言え。


組長は項垂れながら答えた


床です・・・


麻薬のルートも吐け


・・・・海からです。中国からです・・・


吉良が麻対の責任者を連れてきた。


虎龍が話した


床にある。麻薬のルートは海から。中国からだ。


ご協力ありがとうございます。押収させて頂きますので。


ああ。


吉良はスタッフに話した


コイツも連れてけ。


虎龍、咲哉は畳を引き剥がした。


うーわ。こんなにある。


責任者は部下を入れて写真を撮って 押収していた。


すると虎龍の携帯電話が鳴った。


携帯電話を取り出し、耳に当てると叫んでいた。


虎龍様!そこ 危ない!爆弾あるみたい!


!!場所はわかるか!?


地下もしくは床・・・ぽい。


吉良は直ぐ警察に電話し始めた。


麻対の部下が話した


あれ?なんかチカチカしてないか?


虎龍は振り向いて見た


あっ これか。触るな!


え?


爆弾だ。


ひぃっ!


タイマーつきか。ご丁寧に


すると 奏人の補佐が笑いながら入ってきた。


ひーっひっひっひ 良くも若を・・・


補佐の右手には爆弾のスイッチを持っていた。


すると音がした


パンパンッ


柊が撃った音がした。


補佐の右手、両足が射たれた瞬間、崩れ落ちた。


そこに咲哉が蹴り飛ばし気絶させた。


はぁっ・・・あ。まだだ。


すると爆弾処理隊が入ってきた。


はぁー。馨って勘が凄いよな。


ああ。


虎龍は携帯電話で話した


助かったよ。爆弾処理中だ。


良かったぁ・・・
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