親に捨てられた高校生の真澄

背中に鳳凰を刻む。

約束の１週間後　夏樹は真澄に話した


鳳凰をいれる。先ずは筋彫りから始めるがいいか？


うん。初めてアナル処女を奪った日ね、夏樹の背中の絵に見とれてたんだよね。


・・・そうだったか。


ん。でも夏樹の妻の証に彫られると聞いた時は嬉しかった。


ククッ　そうだな。


でも、夫婦として背中を並べられる。


ああ。


どこでやるの？


俺がこの入れ墨を入れた場所だ。車で行く。お金も渡さないといけないからな。


夏樹と真澄はマンションを出て　車で向かった。


そして　１つのビルに着いた。


ここだ。行くぞ？


真澄は夏樹と一緒に階段を上り、目の前の『昇龍』と言う店に入った。


よう　金森。


ん？夏樹じゃないか。また新たに入れるのか？


いや。今回はコイツ。真澄って言うんだが、鳳凰を入れてやってくれ。


ん？ふーん。高校生だがいいのか？


ああ。黙認してるからな。それに俺の弟が守ってるからな。


そう言うことなら入れてやる。入れ


夏樹は座り、金森に1000万渡した。


確かに。しっかし、鳳凰とは思いきったな。腕が鳴りそうだ。


ククッ


金森は真澄に話した


まず、服全部脱いで背中を上にしてそこに寝てくれ。


はい。


真澄は服を全部脱ぐと露になった裸を隠すこと無く、布団の上に寝た


へぇ。乳首ピアスつけてたのか？夏樹


GPSだからな。


よし、先ずは絵を描くからな。


ああ。


金森は真澄の背中に鳳凰の下書きを書き始めた。


よし。夏樹　牡丹も入れる？


真澄どうする？


睡蓮？入れて欲しい。


だとよ。


睡蓮か。いいね。


睡蓮の下書きを描き終え　話した


夏樹　これでいいなら筋彫りするぞ。


夏樹は真澄の背中の絵を確認して写メを撮り、真澄に見せた。


うん。いい。


じゃ、よろしく。


ああ。筋彫りするからな、


金森は棒を持ち、ザクザクと筋彫りを彫り始めた。


真澄は筋彫りの感覚で痛みがあるものの　目を瞑って我慢していた。


２時間経った頃　金森は話した


今日は筋彫りだけで終わりだ。次回は１週間後か２週間後だがどうする？


１週間後。


わかった


ケアの仕方は覚えてるだろ？


ああ。


金森は筋彫りの跡を拭っていた。


お疲れー


夏樹は真澄に白いシャツを着せてから立って　真澄と降りた。


大丈夫か？


うん。こんなに大変だなと感じた。


ククッ　最初はそう思った。でも真澄の背中の絵、出来上がるのは３ヶ月か４ヶ月位だろう。それまでは熱が出たりするから。


うん。


車に乗り込み、夏樹は車内に備えてある水を取り出して真澄に渡した。


沢山飲んどけ　薬もだ。


うん。


真澄の額には汗が出ていたのを見た夏樹は話した


熱が出たな。マンションに着いたら寝ろ。


うん。