38 / 51
38.証言してもらう
しおりを挟む
私たちが、あの傷を負った時のことを話すと、すぐに、あの時私たちを撃ち落とした魔法使いたちが領主様の部屋に呼ばれた。突然そんなことになり、男たちは真っ青だ。
領主様は相変わらず、柔和な表情を浮かべていたけど、そこにいるヴィラウレルト様、テクフィノレク様、ロズルラト様は、今にも男たちを殺してしまいそう。
そんな様子が怖いのか、キュファリウェスはずっと、私の服を掴んでいた。
彼女に大丈夫と告げて、そっとその体を抱きしめる。
ヴィラウレルト様が男たちに向かって、口を開いた。
「それで? お前たちは、使用人を助けようとしたのか?」
「もちろんです!! 私たちはただっ……」
「………………おい…………」
「は、はい!!」
「嘘はつかない方がいい。おまえたちは一度、フィレイルイラルたちを撃ち落としている。使用人の傷も、魔物にやられた傷じゃない。下手な嘘をついたところで、すぐにバレるぞ」
「……」
男たちは黙ってしまうけど、すぐに焦った様子で口を開いた。
「ち、違うんです!! う、嘘じゃない!! 本当に、あのときは魔物がいて……俺たちはそれを追い払おうとしたんです!」
「だが、あいつの傷は確かに、素材の暴走によるものだ」
「そ、そんなっ…………俺は、そんなつもりはっ……!!」
「もう一度、あの時のことを話してみろ」
「そのっ…………」
その男は、少し間を置いて、ボソボソと話し出した。
「し、使用人が城の外に出ていて…………落ちた素材を拾おうとしているようでした。それで……つい…………そ、素材欲しさに魔法を撃ったことは認めます! だけど、そのあと本当に魔物が現れて…………う、嘘じゃない! あいつの怪我だって、魔物の仕業だったんだ!」
「……なぜ、素材を持っていたら撃ったんですか?」
そう尋ねたのは、キュファリウェス。彼女はずっと、ひどく顔色が悪い。
「そ、その…………だから……」
いつまでもはっきりしない様子だったけど、ついに痺れを切らしたのか、ヴィラウレルト様がその男の胸ぐらを掴む。
「どうなんだ……? はっきりしろ……」
「す、すみませんっっ……そのっ…………素材を渡すように言われいてっ…………し、使者にっ……」
「使者?」
「その…………オーテクルテスファー様の…………」
「…………」
ついに、ヴィラウレルト様は黙り込んでしまう。この男……まさか、オーテクルテスファー様の……
「もしかして、オーテクルテスファー様の元からいらしたのですか……?」
私がたずねると、男は黙っていたけれど、代わりにヴィラウレルト様が答えた。
「あの男の紹介だ。以前、共に魔物退治をした時に、優秀な魔法使いがいるといって……」
「それで、ここに?」
振り向くと、男は真っ青。
ヴィラウレルト様は今にも男を殺してしまいそうな顔をしているし、テクフィノレク様も似たような顔をしているけど……
男は彼らとは一切目を合わせようとしない。それに、言葉の歯切れもやけに悪い。彼らに許しを乞うわけでもなく、ひどく震えている。
「もしかして、脅されているのですか? オーテクルテスファー様に……」
「ち、ちがっ…………そ、そう言うわけでは……ただ、金をっ……」
「金?」
「……そ、素材と引き換えでっ…………どうしても、そのっ……ひ、必要だったんですっ……も、申し訳ございませんっ…………」
それからは、彼はずっと平謝りだった。
要するに、この男は素材と金欲しさに、それを奪おうとして魔法を放ったんだ。魔法を本気で当てようとはしなかったけど、牽制のつもりではなった魔法は、そばにあった素材を破裂させて、使用人が怪我をしたらしい。それを魔物のせいにしたのか……
おそらく、彼自身も魔法で素材が暴走したとは思っていないし、使用人も、彼は助けてくれたのだと、そう信じていたんだろう。
だけど、彼の最初の目的が素材の横取りだったことは確かで……
キュファリウェスは、ひどく辛そうな顔をしていた。
「キュファリウェス……大丈夫?」
そっとたずねると、彼女は私に飛びついてくる。彼女は、泣いていた。
ヴィラウレルト様は、その男を魔法で拘束した。
「いずれ、証言してもらう」
「いずれ?」
「…………数日後にオーテクルテスファーが来るらしい。キャデリレーラのことだろう。すでに、あの連中はオーテクルテスファーに使い魔を送り、泣きついたようだからな」
「お、オーテクルテスファー様が…………」
男はすでに真っ青だ。腹を立てているのは、ヴィラウレルト様たちの方なのに、彼にはそんなものも目に入っていないらしい。
領主様は相変わらず、柔和な表情を浮かべていたけど、そこにいるヴィラウレルト様、テクフィノレク様、ロズルラト様は、今にも男たちを殺してしまいそう。
そんな様子が怖いのか、キュファリウェスはずっと、私の服を掴んでいた。
彼女に大丈夫と告げて、そっとその体を抱きしめる。
ヴィラウレルト様が男たちに向かって、口を開いた。
「それで? お前たちは、使用人を助けようとしたのか?」
「もちろんです!! 私たちはただっ……」
「………………おい…………」
「は、はい!!」
「嘘はつかない方がいい。おまえたちは一度、フィレイルイラルたちを撃ち落としている。使用人の傷も、魔物にやられた傷じゃない。下手な嘘をついたところで、すぐにバレるぞ」
「……」
男たちは黙ってしまうけど、すぐに焦った様子で口を開いた。
「ち、違うんです!! う、嘘じゃない!! 本当に、あのときは魔物がいて……俺たちはそれを追い払おうとしたんです!」
「だが、あいつの傷は確かに、素材の暴走によるものだ」
「そ、そんなっ…………俺は、そんなつもりはっ……!!」
「もう一度、あの時のことを話してみろ」
「そのっ…………」
その男は、少し間を置いて、ボソボソと話し出した。
「し、使用人が城の外に出ていて…………落ちた素材を拾おうとしているようでした。それで……つい…………そ、素材欲しさに魔法を撃ったことは認めます! だけど、そのあと本当に魔物が現れて…………う、嘘じゃない! あいつの怪我だって、魔物の仕業だったんだ!」
「……なぜ、素材を持っていたら撃ったんですか?」
そう尋ねたのは、キュファリウェス。彼女はずっと、ひどく顔色が悪い。
「そ、その…………だから……」
いつまでもはっきりしない様子だったけど、ついに痺れを切らしたのか、ヴィラウレルト様がその男の胸ぐらを掴む。
「どうなんだ……? はっきりしろ……」
「す、すみませんっっ……そのっ…………素材を渡すように言われいてっ…………し、使者にっ……」
「使者?」
「その…………オーテクルテスファー様の…………」
「…………」
ついに、ヴィラウレルト様は黙り込んでしまう。この男……まさか、オーテクルテスファー様の……
「もしかして、オーテクルテスファー様の元からいらしたのですか……?」
私がたずねると、男は黙っていたけれど、代わりにヴィラウレルト様が答えた。
「あの男の紹介だ。以前、共に魔物退治をした時に、優秀な魔法使いがいるといって……」
「それで、ここに?」
振り向くと、男は真っ青。
ヴィラウレルト様は今にも男を殺してしまいそうな顔をしているし、テクフィノレク様も似たような顔をしているけど……
男は彼らとは一切目を合わせようとしない。それに、言葉の歯切れもやけに悪い。彼らに許しを乞うわけでもなく、ひどく震えている。
「もしかして、脅されているのですか? オーテクルテスファー様に……」
「ち、ちがっ…………そ、そう言うわけでは……ただ、金をっ……」
「金?」
「……そ、素材と引き換えでっ…………どうしても、そのっ……ひ、必要だったんですっ……も、申し訳ございませんっ…………」
それからは、彼はずっと平謝りだった。
要するに、この男は素材と金欲しさに、それを奪おうとして魔法を放ったんだ。魔法を本気で当てようとはしなかったけど、牽制のつもりではなった魔法は、そばにあった素材を破裂させて、使用人が怪我をしたらしい。それを魔物のせいにしたのか……
おそらく、彼自身も魔法で素材が暴走したとは思っていないし、使用人も、彼は助けてくれたのだと、そう信じていたんだろう。
だけど、彼の最初の目的が素材の横取りだったことは確かで……
キュファリウェスは、ひどく辛そうな顔をしていた。
「キュファリウェス……大丈夫?」
そっとたずねると、彼女は私に飛びついてくる。彼女は、泣いていた。
ヴィラウレルト様は、その男を魔法で拘束した。
「いずれ、証言してもらう」
「いずれ?」
「…………数日後にオーテクルテスファーが来るらしい。キャデリレーラのことだろう。すでに、あの連中はオーテクルテスファーに使い魔を送り、泣きついたようだからな」
「お、オーテクルテスファー様が…………」
男はすでに真っ青だ。腹を立てているのは、ヴィラウレルト様たちの方なのに、彼にはそんなものも目に入っていないらしい。
20
あなたにおすすめの小説
「無能」と捨てられた少女は、神の愛し子だった――。 凍てつく北の地で始まる、聖獣たちと冷徹公爵による「世界一過保護な」逆転生活。
秦江湖
恋愛
魔法適性「鑑定」がすべてを決める、黄金の国ルミナリス。 名門ベルグラード公爵家の末娘アデリーンは、十五歳の鑑定式で、前代未聞の『鑑定不能(黒の沈黙)』を叩き出してしまう。
「我が家の恥さらしめ。二度とその顔を見せるな」
第一王子からは婚約破棄を突きつけられ、最愛の三人の兄たちからも冷酷な言葉とともに、極寒の地「ノースガル公国」へ追放を言い渡されたアデリーン。
着の身着のままで雪原に放り出された彼女が出会ったのは、一匹の衰弱した仔狼――それは、人間には決して懐かないはずの『伝説の聖獣』だった。
「鑑定不能」の正体は、魔力ゼロなどではなく、聖獣と心を通わせる唯一の力『調律師』の証。
行き倒れたアデリーンを救ったのは、誰もが恐れる氷の公爵ゼノスで……。
「こんなに尊い存在を捨てるとは、黄金の国の連中は正気か?」
「聖獣も、私も……お前を離すつもりはない」
氷の公爵に拾われ、聖獣たちに囲まれ、これまでの不遇が嘘のような「極上溺愛」を享受するアデリーン。
一方で、彼女を捨てた黄金の国は、聖獣の加護を失い崩壊の危機に直面していた。
慌ててアデリーンを連れ戻そうとする身勝手な王族たち。
しかし、彼らの前には「復讐」の準備を終えたアデリーンの兄たちが立ちはだかる。
「遅いよ。僕らのかわいい妹を泣かせた罪、一生かけて償ってもらうからね」
これは、すべてを失った少女が、真の居場所と愛を見つけるまでの物語。
【完結】白い結婚を終えて自由に生きてまいります
なか
恋愛
––アロルド、私は貴方が結婚初日に告げた言葉を今でも覚えている。
忘れもしない、あの時貴方は確かにこう言った。
「初めに言っておく、俺達の婚姻関係は白い結婚として……この関係は三年間のみとする」
「白い結婚ですか?」
「実は俺には……他に愛する女性がいる」
それは「公爵家の令嬢との問題」を理由に、三年間だけの白い結婚を強いるもの。
私の意思を無視して三家が取り決めたものであったが、私は冷静に合意を決めた
――それは自由を得るため、そして『私自身の秘密を隠すため』の計算でもあった。
ところが、三年の終わりが近づいたとき、アロルドは突然告白する。「この三年間で君しか見えなくなった。白い結婚の約束をなかったことにしてくれ」と。
「セシーリア、頼む……どうか、どうか白い結婚の合意を無かった事にしてくれ」
アロルド、貴方は何を言い出すの?
なにを言っているか、分かっているの?
「俺には君しかいないと、この三年間で分かったんだ」
私の答えは決まっていた。
受け入れられるはずがない。
自由のため、私の秘密を守るため、貴方の戯言に付き合う気はなかった。
◇◇◇
設定はゆるめです。
とても強い主人公が自由に暮らすお話となります。
もしよろしければ、読んでくださると嬉しいです!
欠席魔の公爵令嬢、冤罪断罪も欠席す 〜メイリーン戦記〜
水戸直樹
ファンタジー
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。
魔王乱立の時代。
王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。
だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。
にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。
抗議はしない。
訂正もしない。
ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。
――それが、誰にとっての不合格なのか。
まだ、誰も気づいていない。
欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
忘れ去られた婚約者
かべうち右近
恋愛
『僕はレベッカしか選ばない』
甘い声音でそう話したはずの王太子サイラスは、レベッカを忘れてしまった。
レベッカは、王太子サイラスと付き合っていることを、ある事情により隠していた。舞踏会で関係を公表し、婚約者に指名される予定だったのに、舞踊会の夜にサイラスは薬を盛られて倒れ、記憶喪失になってしまう。
恋人が誰なのかわからないのをいいことに、偽の恋人が次々と名乗りをあげ王太子の婚約者の座を狙ってくる。おかげで不信に陥ったサイラスに、レベッカは自分が恋人だと名乗り出せなくなってしまった。
サイラスの記憶喪失を解消するため、薬師兼魔女であるレベッカは恋人であることを隠しながら、事件調査を協力することになった。そうして記憶が戻らないまま二人の距離は再び近づいていく。だが、そんなおりにサイラスの偽の恋人を名乗りでた令嬢たちが、次々と襲われる事件も起き始めて……!?
※他のサイトにも掲載しています。
毎日更新です。
「地味な婚約者を捨てて令嬢と結婚します」と言った騎士様が、3ヶ月で離婚されて路頭に迷っている
歩人
ファンタジー
薬師のナターリアは婚約者の騎士ルドガーに「地味なお前より伯爵令嬢が
ふさわしい」と捨てられた。泣きはしなかった。ただ、明日から届ける薬が
一人分減るな、と思っただけ。
ルドガーは華やかな伯爵令嬢イレーネと結婚し、騎士団で出世する——はずだった。
しかしイレーネの実家は見栄だけの火の車。持参金は消え、借金取りが押し寄せ、
イレーネ本人にも「稼ぎが少ない」と三行半を突きつけられた。
3ヶ月で全てを失ったルドガーが街角で見たのは、王宮薬師に抜擢された
ナターリアが、騎士団長と笑い合う姿だった。
「なあ、ナターリア……俺が間違っていた」
「ええ、知ってます。でも、もう関係のない話ですね」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる