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9.お前が俺と来るなら何でもする
叫ぶ僕と王子殿下とで、今にも揉み合いになりそう。
そこで、微かに鳥が羽ばたくような音がした。振り向けば、魔法で鍵をかけられたはずの部屋の扉を開けて、鳥が入ってくる。
なんだあれ……鳥じゃない。魔法で作られた使い魔じゃないか!!
それは、開いた扉から飛び出して、廊下を飛んでいき、廊下の向こう側からゆっくりと靴音を響かせて歩み寄ってくる男の周りを飛んで、消えてしまった。
マントをなびかせ歩いてくるのは、紛れもなく、ヴァンフィルイト様だ……
「貴様……そんなに嫌か…………」
…………ど、どうしよう……
すごく睨まれている……
さっき飛んで行ったのが使い魔ってことは、ここでの話、聞こえちゃったのか!? それで、ここに飛んで来たのか?
王子が鍵をかけた部屋なのに……い、いいのか??
だけど、そんなことより、僕はここであったことを聞かれたことの方が恐ろしい。
ど、どこまで聞いてたんだろう……ヴァンフィルイト様、ひどく怖い顔をしてるけど、もしかして、また怒らせた!??
部屋に入ってきたヴァンフィルイト様は、僕に迫ってくる。
「え、え……ええっと…………ヴァンフィルイト様…………なぜここに…………」
焦ってたずねる僕に、ヴァンフィルイト様は何も答えてくれない。
ぜ……絶対に怒ってる…………
王子殿下はヴァンフィルイト様を睨んでいて、ブレロブル様はそんな王子に不満そうな顔をしている。伯爵様までヴァンフィルイト様が入ってくると苛立ったような顔をしているし……
な、なんだ……
この空気…………
息苦しくて、息ができないまま凍りつきそう。
「……あっ……あのっ…………ヴァンフィルイト様……あの…………」
「やはり、俺が嫌いか?」
「へっ…………!??」
「そういう話をしていただろう。俺がデフィトリュウィクを嫌いだと言うことはないし、デフィトリュウィクが足を引っ張ったこともない。今回の役割に対して力不足だとも思わない。むしろ、これほど適任な奴は、他にいないぞ」
「………………」
僕が、適任? それに、足を引っ張ったこともないって……僕、結構迷惑かけたのに……
それに、足を引っ張ったんじゃないかとか話していたのは、僕がこの部屋について間もない時…………まさか、そんな前から、ここでの話を聞いていたのか?
王子殿下が、だいぶ引いた様子で言う。
「君……聞いてただろ。王族のいる部屋の内緒話を」
「殿下が余計なことをして彼を呼び出すからです。殿下やブレロブルだけでは、彼に何をするか分かりません。だから、俺が行けない間、使い魔を飛ばしたら聞こえただけです」
「僕、何もしないよ?」
「何も? では、これはどういうことですか? 俺が話すと申し上げたはずです。侯爵が呼んでるって彼に話しておくよ……と、俺に言ったのは、殿下でしたよね?」
「…………そんなこと、言ったかなー…………?」
「それなのに、俺の目を盗んで彼をこんなところに監禁して、その上無理に迫るだなんて……」
隊長は、だんだん王子殿下に詰め寄っていく。
「一体、どう言うつもりですか?」
「……落ち着いてよ。無理に迫ってなんかいないよ。頼んでただけ」
「こんなところで三人で取り囲んで引き受けろと言っておきながら、何をおっしゃっているのですっっ!! その上、従わなければ死刑だと脅しましたね!?」
「…………君は何を言っているのかな? 冗談だよ。冗談」
「黙れっっ!!」
とぼけるような殿下の態度を見て、ついにヴァンフィルイト様が怒鳴り出す。
僕は焦った。相手は、王子殿下なのに!
「た、隊長! やめてください!!」
慌てて飛びついて止めると、彼は振り向いてくれた。だけどその顔は、どう見てもやめてくれそうな顔じゃない!
「下がっていろ。こんなことは許せない」
「で、でもっ…………ま、待って……」
尚も止めようとする僕を置いて、隊長は殿下に振り向く。
「どういうつもりだ!! 俺は、こんなことは望んでいないっっ!!」
さすがにこれには王子もムッとした様子。
「…………君も、無礼だな。僕、王子だよ!? だいたい、君が呼んでるって言っても、彼はここに来ないだろっっ!! 君、怖いし、拷問好きの侯爵って有名だよ!? 僕は、君に協力してるんだ! 彼には絶対に、引き受けてもらわなきゃ困るんだから!!!!」
「あなたの都合など、どうでもいい…………俺が話します」
ヴァンフィルイト様が恐ろしい勢いで詰め寄っている。
ど、どうしちゃったんだ!??? いつも怖い隊長だけど、王族にこんな態度取ったりしないのに!
「殿下は彼には近づかないでいただきたい」
「近づくって……そういう言い方、やめてくれる? 僕は、伯爵とブレロブルを呼んで会議を開いてただけ。彼には何もしないよ。君こそ、なんでここにいるの? 別の部屋で会議じゃなかった?」
「そんなもの、貴族どもが利益の奪い合いばかりして埒が開かないので、黙れと言って終わらせました」
「…………侯爵になったんだから、貴族の会議もちゃんと出て!」
王子殿下に言われても、ヴァンフィルイト様はまるで気にしていないみたい。あろうことか彼を無視して、僕に振り向いた。
……ど、ど…………どうしちゃったんだっ…………隊長は…………
なんでそんなに怒ってるの!? 僕が断ったから!??
だって、以前誘ってくれた時は、誰でもいいって言ったのにっっ……! あの時はすぐに諦めていたのにっ…………
怯える僕の手を、ヴァンフィルイト様が強く握る。
「ひっ…………」
「デフィトリュウィク」
「あっ…………あのっ…………え……えっと…………」
「俺の部隊には、来たくないのか?」
「へっっ!!??」
「答えろ。俺とは、来たくないか?」
「……あ…………え、えっと…………そ、そんなわけではなくて…………あの、ぼ、僕を連れて行ったりしたら、こ、困るのは……隊長の方では…………」
「なぜ俺が困るんだ? デフィトリュウィクを連れて行きたいのは、俺なのに」
「へっっ……!!??」
な、なんなんだよ、それ……! どういうことなんだ…………
戸惑うばかりの僕の腰に、何か触れた。隊長の手だ。腰に手を回されている。
な、なにっ……!? 一体、何!??
そのまま優しく抱き寄せられる。
もう訳が分からない僕のすぐそばで、ヴァンフィルイト様が、僕を見下ろしていた。
「……た……隊長…………?」
いつのまにか、彼の口元に目がいった。彼が僕の名前を呼ぶと、その唇が動いて、ますます緊張する。
腕の力が強くて、その中に捕まった僕は焦るのに、動けない。心臓の音がどんどん早くなっていって、戸惑うばかりだ。
「あ、あのっ…………えっと……でも、あのっ……な、なんで、僕なんですか? なんで、僕をわざわざ…………だ、誰でもいいんですよね?」
「……以前言ったことを、怒っているのか?」
「へっ……!? い、いえっ……な、なんのこと……」
僕が、怒ってる?
なんで?
なんで僕が怒ってるなんて話になるんだ??
確かに、あの時は断ったけど……僕が部隊に居座らない方がいいこと、ヴァンフィルイト様だって知ってるはずだろ。
それなのに……
「どうしたら、俺と来る? 何か、条件を出したいなら出していい。望むことを言え」
「えっ……!!??」
「望むことだ」
言って、彼は僕の背中に回した腕に力を入れる。僕の胸と彼の胸が擦れあって、ひどく熱く感じた。
鼓動が速くなりすぎて、何も考えられなくなりそう。
なんなんだ……これ…………隊長はどうしちゃったんだ!? どうなっているんだ!
そこで、微かに鳥が羽ばたくような音がした。振り向けば、魔法で鍵をかけられたはずの部屋の扉を開けて、鳥が入ってくる。
なんだあれ……鳥じゃない。魔法で作られた使い魔じゃないか!!
それは、開いた扉から飛び出して、廊下を飛んでいき、廊下の向こう側からゆっくりと靴音を響かせて歩み寄ってくる男の周りを飛んで、消えてしまった。
マントをなびかせ歩いてくるのは、紛れもなく、ヴァンフィルイト様だ……
「貴様……そんなに嫌か…………」
…………ど、どうしよう……
すごく睨まれている……
さっき飛んで行ったのが使い魔ってことは、ここでの話、聞こえちゃったのか!? それで、ここに飛んで来たのか?
王子が鍵をかけた部屋なのに……い、いいのか??
だけど、そんなことより、僕はここであったことを聞かれたことの方が恐ろしい。
ど、どこまで聞いてたんだろう……ヴァンフィルイト様、ひどく怖い顔をしてるけど、もしかして、また怒らせた!??
部屋に入ってきたヴァンフィルイト様は、僕に迫ってくる。
「え、え……ええっと…………ヴァンフィルイト様…………なぜここに…………」
焦ってたずねる僕に、ヴァンフィルイト様は何も答えてくれない。
ぜ……絶対に怒ってる…………
王子殿下はヴァンフィルイト様を睨んでいて、ブレロブル様はそんな王子に不満そうな顔をしている。伯爵様までヴァンフィルイト様が入ってくると苛立ったような顔をしているし……
な、なんだ……
この空気…………
息苦しくて、息ができないまま凍りつきそう。
「……あっ……あのっ…………ヴァンフィルイト様……あの…………」
「やはり、俺が嫌いか?」
「へっ…………!??」
「そういう話をしていただろう。俺がデフィトリュウィクを嫌いだと言うことはないし、デフィトリュウィクが足を引っ張ったこともない。今回の役割に対して力不足だとも思わない。むしろ、これほど適任な奴は、他にいないぞ」
「………………」
僕が、適任? それに、足を引っ張ったこともないって……僕、結構迷惑かけたのに……
それに、足を引っ張ったんじゃないかとか話していたのは、僕がこの部屋について間もない時…………まさか、そんな前から、ここでの話を聞いていたのか?
王子殿下が、だいぶ引いた様子で言う。
「君……聞いてただろ。王族のいる部屋の内緒話を」
「殿下が余計なことをして彼を呼び出すからです。殿下やブレロブルだけでは、彼に何をするか分かりません。だから、俺が行けない間、使い魔を飛ばしたら聞こえただけです」
「僕、何もしないよ?」
「何も? では、これはどういうことですか? 俺が話すと申し上げたはずです。侯爵が呼んでるって彼に話しておくよ……と、俺に言ったのは、殿下でしたよね?」
「…………そんなこと、言ったかなー…………?」
「それなのに、俺の目を盗んで彼をこんなところに監禁して、その上無理に迫るだなんて……」
隊長は、だんだん王子殿下に詰め寄っていく。
「一体、どう言うつもりですか?」
「……落ち着いてよ。無理に迫ってなんかいないよ。頼んでただけ」
「こんなところで三人で取り囲んで引き受けろと言っておきながら、何をおっしゃっているのですっっ!! その上、従わなければ死刑だと脅しましたね!?」
「…………君は何を言っているのかな? 冗談だよ。冗談」
「黙れっっ!!」
とぼけるような殿下の態度を見て、ついにヴァンフィルイト様が怒鳴り出す。
僕は焦った。相手は、王子殿下なのに!
「た、隊長! やめてください!!」
慌てて飛びついて止めると、彼は振り向いてくれた。だけどその顔は、どう見てもやめてくれそうな顔じゃない!
「下がっていろ。こんなことは許せない」
「で、でもっ…………ま、待って……」
尚も止めようとする僕を置いて、隊長は殿下に振り向く。
「どういうつもりだ!! 俺は、こんなことは望んでいないっっ!!」
さすがにこれには王子もムッとした様子。
「…………君も、無礼だな。僕、王子だよ!? だいたい、君が呼んでるって言っても、彼はここに来ないだろっっ!! 君、怖いし、拷問好きの侯爵って有名だよ!? 僕は、君に協力してるんだ! 彼には絶対に、引き受けてもらわなきゃ困るんだから!!!!」
「あなたの都合など、どうでもいい…………俺が話します」
ヴァンフィルイト様が恐ろしい勢いで詰め寄っている。
ど、どうしちゃったんだ!??? いつも怖い隊長だけど、王族にこんな態度取ったりしないのに!
「殿下は彼には近づかないでいただきたい」
「近づくって……そういう言い方、やめてくれる? 僕は、伯爵とブレロブルを呼んで会議を開いてただけ。彼には何もしないよ。君こそ、なんでここにいるの? 別の部屋で会議じゃなかった?」
「そんなもの、貴族どもが利益の奪い合いばかりして埒が開かないので、黙れと言って終わらせました」
「…………侯爵になったんだから、貴族の会議もちゃんと出て!」
王子殿下に言われても、ヴァンフィルイト様はまるで気にしていないみたい。あろうことか彼を無視して、僕に振り向いた。
……ど、ど…………どうしちゃったんだっ…………隊長は…………
なんでそんなに怒ってるの!? 僕が断ったから!??
だって、以前誘ってくれた時は、誰でもいいって言ったのにっっ……! あの時はすぐに諦めていたのにっ…………
怯える僕の手を、ヴァンフィルイト様が強く握る。
「ひっ…………」
「デフィトリュウィク」
「あっ…………あのっ…………え……えっと…………」
「俺の部隊には、来たくないのか?」
「へっっ!!??」
「答えろ。俺とは、来たくないか?」
「……あ…………え、えっと…………そ、そんなわけではなくて…………あの、ぼ、僕を連れて行ったりしたら、こ、困るのは……隊長の方では…………」
「なぜ俺が困るんだ? デフィトリュウィクを連れて行きたいのは、俺なのに」
「へっっ……!!??」
な、なんなんだよ、それ……! どういうことなんだ…………
戸惑うばかりの僕の腰に、何か触れた。隊長の手だ。腰に手を回されている。
な、なにっ……!? 一体、何!??
そのまま優しく抱き寄せられる。
もう訳が分からない僕のすぐそばで、ヴァンフィルイト様が、僕を見下ろしていた。
「……た……隊長…………?」
いつのまにか、彼の口元に目がいった。彼が僕の名前を呼ぶと、その唇が動いて、ますます緊張する。
腕の力が強くて、その中に捕まった僕は焦るのに、動けない。心臓の音がどんどん早くなっていって、戸惑うばかりだ。
「あ、あのっ…………えっと……でも、あのっ……な、なんで、僕なんですか? なんで、僕をわざわざ…………だ、誰でもいいんですよね?」
「……以前言ったことを、怒っているのか?」
「へっ……!? い、いえっ……な、なんのこと……」
僕が、怒ってる?
なんで?
なんで僕が怒ってるなんて話になるんだ??
確かに、あの時は断ったけど……僕が部隊に居座らない方がいいこと、ヴァンフィルイト様だって知ってるはずだろ。
それなのに……
「どうしたら、俺と来る? 何か、条件を出したいなら出していい。望むことを言え」
「えっ……!!??」
「望むことだ」
言って、彼は僕の背中に回した腕に力を入れる。僕の胸と彼の胸が擦れあって、ひどく熱く感じた。
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