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ロックボールの岩を納品してから、アニーのおススメの依頼を受けては冒険者ギルドに帰り、受けては帰るということを繰り返した。
ロックボールの岩から始まりバウンドインセクトの素材、マッドドールの泥、少し遠いところに行ってシャドウアントの闇などこなした。
アニーのクエストの采配によってレベルはどんどんと上がっていった。
『宮藤万理
ジョブ:拳士
Lv10
体力:68
攻撃:72
防御:70
速度:59
器用:37
魔力:34
魔攻:27
魔防:30
装備なし
魔法なし
スキル<ジョブチェンジ><クリティカル><属性耐性><インパクト><物理ダメージ軽減><瞬発>』
『宮藤万理
ジョブ:槍士
Lv11
体力:68
攻撃:73
防御:61
速度:65
器用:52
魔力:32
魔攻:41
魔防:36
装備なし
魔法なし
スキル<ジョブチェンジ><クリティカル><属性耐性><物理ダメージ軽減><投擲><瞬発>』
まさか二つのジョブをLv10以上にすることができるとは思わなかった。
俺がレベルを上げるたびに次のLv1からのジョブがかなり強くなっているから速度も上がっているというのもあるか。
アニーも当然槍士をLv10まで上げていたからアニーはLv1のジョブはなくなった。
「今日で銀貨十枚か」
俺の手には銀貨十枚が入った袋がある。
「本当に分けなくていいのか?」
「はい、問題ありません」
二度聞いて大丈夫だというのだから俺は気にしない。
宿屋は一泊銅貨十枚だからこの調子でお金を溜めればアニーがいなくなっても大丈夫だ。
別にいなくなってほしいわけではないが十日間と決まっているからそれを踏まえて行動しているだけだ。
「おい、聞いたか。勇者候補が召喚されたらしいぞ」
「まじか! あの終焉のダンジョンを攻略する異世界人がついに来たのか!」
冒険者ギルドにて冒険者の二人がそんな会話をしていた。
昨日召喚されたばかりなのにもうこんなところまで話が来ているのか。
「もう話が回っているんだな」
「終焉のダンジョンで多くの被害を受けています。話が回るのが速いのは当然のことかと」
そこまで被害を受けているのか。
本当に世界を破滅へと導くとしか聞いていないから被害がどれだけ受けているのかが分からない。
「実際、どれくらい被害を受けているんだ?」
「終焉のダンジョンは世界各地に出現しています。そして出現するモンスターは弱くてもLv100です」
Lv100!? そんなのヤバすぎだろ。しかも弱くてって言っているから100以上はいるんだろう。
そもそも上限がLv100じゃなかったことを今知った。
「Lv100のモンスターを倒すことができるやつはどれくらいいるんだ?」
「最低でもLv100になっていなければいけませんから、このウラノスでも三十人くらいしかいません」
「……三十人か」
多いのか少ないのかよく分からない。
「さらに終焉のダンジョンは管理していてもダンジョンブレイクが定期的に起きます。なので三十人では手に負えないほどで、一体でもモンスターが包囲網から抜ければ多くの民間人が食い殺されます。終焉のダンジョンが出現した当初、神からお告げを受けていましたが対応が遅れLv100以上のモンスターが地上に放出されその周辺の村や町が瞬く間に火の海に変わりました」
「……一応聞いておくが、そのLv100以上のモンスターはすべて討伐されたのか?」
「いいえ、すべて討伐されていません。逃したモンスター、町に向かったが元凶のモンスターが見つからなかったなどの理由で討伐が確認されていないモンスターは複数体存在しています」
最悪な展開だ。終焉のダンジョンを気にせずに元の世界に帰る方法を探そうと思っていたのにこれじゃあいつ出くわすか分からない状況になっている。
少なくともLv100以上の戦闘力を持っていなければモンスターに蹂躙される可能性があるわけだ。
「そうか。それなら早いところダンジョンに行ってレベルを上げないといけないな」
「はい、そちらの方が安心して生活できるかと」
心配しすぎかもしれないし飛行機が墜落するレベルの確率かもしれない。でもこの異世界に来た時点で万が一という状態なんだ。
能天気に生きて後悔するのは馬鹿らしい。そうならないようにロードマップを組まないといけない。
国が全面協力してくれる同郷の彼ら彼女らには頑張ってもらうにしても俺は俺で死なないようにしないとな。
「今日は宿に戻るか」
「はい」
色々と考えないといけないことはあるが、今日はとりあえず宿で休むことにする。
ロックボールの岩から始まりバウンドインセクトの素材、マッドドールの泥、少し遠いところに行ってシャドウアントの闇などこなした。
アニーのクエストの采配によってレベルはどんどんと上がっていった。
『宮藤万理
ジョブ:拳士
Lv10
体力:68
攻撃:72
防御:70
速度:59
器用:37
魔力:34
魔攻:27
魔防:30
装備なし
魔法なし
スキル<ジョブチェンジ><クリティカル><属性耐性><インパクト><物理ダメージ軽減><瞬発>』
『宮藤万理
ジョブ:槍士
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体力:68
攻撃:73
防御:61
速度:65
器用:52
魔力:32
魔攻:41
魔防:36
装備なし
魔法なし
スキル<ジョブチェンジ><クリティカル><属性耐性><物理ダメージ軽減><投擲><瞬発>』
まさか二つのジョブをLv10以上にすることができるとは思わなかった。
俺がレベルを上げるたびに次のLv1からのジョブがかなり強くなっているから速度も上がっているというのもあるか。
アニーも当然槍士をLv10まで上げていたからアニーはLv1のジョブはなくなった。
「今日で銀貨十枚か」
俺の手には銀貨十枚が入った袋がある。
「本当に分けなくていいのか?」
「はい、問題ありません」
二度聞いて大丈夫だというのだから俺は気にしない。
宿屋は一泊銅貨十枚だからこの調子でお金を溜めればアニーがいなくなっても大丈夫だ。
別にいなくなってほしいわけではないが十日間と決まっているからそれを踏まえて行動しているだけだ。
「おい、聞いたか。勇者候補が召喚されたらしいぞ」
「まじか! あの終焉のダンジョンを攻略する異世界人がついに来たのか!」
冒険者ギルドにて冒険者の二人がそんな会話をしていた。
昨日召喚されたばかりなのにもうこんなところまで話が来ているのか。
「もう話が回っているんだな」
「終焉のダンジョンで多くの被害を受けています。話が回るのが速いのは当然のことかと」
そこまで被害を受けているのか。
本当に世界を破滅へと導くとしか聞いていないから被害がどれだけ受けているのかが分からない。
「実際、どれくらい被害を受けているんだ?」
「終焉のダンジョンは世界各地に出現しています。そして出現するモンスターは弱くてもLv100です」
Lv100!? そんなのヤバすぎだろ。しかも弱くてって言っているから100以上はいるんだろう。
そもそも上限がLv100じゃなかったことを今知った。
「Lv100のモンスターを倒すことができるやつはどれくらいいるんだ?」
「最低でもLv100になっていなければいけませんから、このウラノスでも三十人くらいしかいません」
「……三十人か」
多いのか少ないのかよく分からない。
「さらに終焉のダンジョンは管理していてもダンジョンブレイクが定期的に起きます。なので三十人では手に負えないほどで、一体でもモンスターが包囲網から抜ければ多くの民間人が食い殺されます。終焉のダンジョンが出現した当初、神からお告げを受けていましたが対応が遅れLv100以上のモンスターが地上に放出されその周辺の村や町が瞬く間に火の海に変わりました」
「……一応聞いておくが、そのLv100以上のモンスターはすべて討伐されたのか?」
「いいえ、すべて討伐されていません。逃したモンスター、町に向かったが元凶のモンスターが見つからなかったなどの理由で討伐が確認されていないモンスターは複数体存在しています」
最悪な展開だ。終焉のダンジョンを気にせずに元の世界に帰る方法を探そうと思っていたのにこれじゃあいつ出くわすか分からない状況になっている。
少なくともLv100以上の戦闘力を持っていなければモンスターに蹂躙される可能性があるわけだ。
「そうか。それなら早いところダンジョンに行ってレベルを上げないといけないな」
「はい、そちらの方が安心して生活できるかと」
心配しすぎかもしれないし飛行機が墜落するレベルの確率かもしれない。でもこの異世界に来た時点で万が一という状態なんだ。
能天気に生きて後悔するのは馬鹿らしい。そうならないようにロードマップを組まないといけない。
国が全面協力してくれる同郷の彼ら彼女らには頑張ってもらうにしても俺は俺で死なないようにしないとな。
「今日は宿に戻るか」
「はい」
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