RPGみたいな世界で二周しないと出てこない裏チートキャラになりました。

山椒

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第一ミッション

07

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『ロールミッション:再び残穢を追跡する』

 部屋に近づけばロールミッションが更新されたということはここに入ることが正解だったのか。

 部屋の中は観察しているようなモニターなど設備が整っている場所だった。まあ例に漏れずちゃんと悲惨なことにはなっているが。

 機械も破損してつく感じじゃない。だがアナログで記録されているものなら見ることができた。

 血濡れている日誌を手に取りパリパリになっていて全部は読めないが読むことができる部分をめくる。

『第五回蟲毒・二日目
 これまで通り空腹による意識低下で殺し合いを始める。
 極度のストレスによる殺し合いは質が良く、よき蟲毒を生むことができる。
 だが失敗に終わる。
 最後の被験体は死亡した後、魂が耐え切れず炸裂し失敗。
 まだ蟲毒の質が良くなかった模様』

 この蟲毒が何回も行われていたってマジか。

 別のページも見れるところがあったからそこも開く。

『第七回蟲毒・一日目
 今回の被験体は小学生一年生から三年生の男女十二人。
 稚拙さ故の純粋さが魂の強度に足ると考え被験体とした。
 だが失敗に終わる。
 稚拙過ぎた故、状況が飲み込めず発狂し叫び、それが連鎖し狂って蟲毒が行われずに死んでいった。
 残ったのは思念だけだったためこの場を呪いで満たすことには成功した模様』

 この被験体たちは誘拐とかされていたのか? こんな学校の真下で? いやそもそも蟲毒が行われている時にこの学校があったのかは分からないが。

 そして最新のページも見ることができたがそれ以降は白紙になっていた。だがそのページは全く違っていた。

『第九回蟲毒成功被験体「鬼姫」観察記録・二十五日目
 鬼姫は順調に成長していた。
 連れてきた人間や悪霊を残さず喰らい順調に成長している。
 このまま行けば陣を最高率で運用することができるだろう。
 だが懸念点をあげるとすればその食欲だ。
 明らかに食べる量が異常である。
 だからこれほど早く成長することができたということでもある。
 蟲毒の成功体をどう利用するにせよ、慎重に行動しなければならない』

 あぁ、やっぱり鬼の、しかも女の鬼なのか。

 しかもかなりの人間を食べている様子だ。上は蟲毒じゃなく、鬼姫の食事処として逃げられないようにしていたわけだ。

 百鬼夜行やら魑魅魍魎の陣について何か情報がないかと調べたがこれ以上の情報はなかった。パソコンが無事だったら何か分かったかもしれないが。

 ともかくここは何もないわけだからさらに先に進むことにした。
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