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能力判断テスト
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会場は、ところ変わり多目的広場から、講堂へ。
それにしてもどこも広い。迷子になりそう。
ここでは、まだ不完全な学生証を完成させなくてはならない。身長や体重は勿論。肝心の属性や能力値を測定し、より個人を特定しやすくするものだ。なお、これは、今後の学力テスト等で能力値が上がるので細かく更新される。他にも出席や寮に入るときの鍵の役目や健康状態、通信と機能色々で便利である。
また、破損、肉体が傷ついた場合は、即通達がいくシステムで情報は体全体にあるというもの。操作しやすいように腕にあるだけであるから、他の場所に移しても良い。でも、基本、学生は腕と決まっている。
「では、初めに身長体重、属性測るから順番にここに乗って。属性が分かる人でも新しく加わったものもあるかもしれないから見極めます。」
魔方陣が描かれた上にカプセルのようなものがある。何やら、その中に入るだけでいいらしいのだが。データ入力の人?もいるなー。
「ねぇ、聞いてる?」
はっ!初めて見るものだからつい、ボーッとしてしまった。
「ごめんなさい。」
列の前の男の子が控えめに話しかけてきてくれた。
「ごめんね僕こそ。ちょっと無視されたのかと思った。
僕、ミハエル・カールトンと言います。君の名前は何て言うの?」
「私の名前は、ミノ・ブランディッシュです。話しかけてきてくださったのにごめんなさい。」
「いいの、いいの。気にしないで。それと、敬語もいらないよ。
色々と広いし珍しいよね。ここ。
僕ね、ずーっと、家にいたから、入学したら友達作ろうと思っててね。それで、友達にならない?」
私と同じ。
「嬉しいわ。ありがとう。ぜひ、お願いします。
私もずっとそう思ってたですのよ。友達いっぱい作ろうと思ってて。ミハエルは、オッドアイなんですのね。とってもキレイですわ!」
少し周りがざわついている。
「ありがとう。キレイって、言われて嬉しいよ。
僕、こんなんだから今までずっと隠してきたんだ。
君がいい人で良かったよ。話しかけて良かった。」
ーーー精霊付に悪い人はいない。じいちゃんのいった通りだった。
「何か言った?最後の方聞き取れなかったんだけど?
それにしても、とってもキレイなのに、もったいないです。レモンのような黄色とソーダのような水色。白髪も神秘的で素敵ですわ。わたあめみたい!」
「そ、そう。照れるな。君ってば、誉めすぎだよ。ってか、わたあめって?」
あっ、ついつい嬉しくてはしゃいでしまった。恥ずかしいわ。
多分、この時のミハエルと私は顔が赤くなっていたことだろう。
そして、周りの人は、
「絶対、あの子田舎者よ。何も知らないんだわ。オッドアイがどういうものかを」
「しかも白髪って、呪いとか色々ヤバめなもの持ってるの決定じゃん。」
「オッドアイとか。隠しておけばいいものを。」
「変な子たち。でも、お互い顔は悪くないわよね。」
「あの子とてもいい子なんだろうなー」
と、話しているのは、ミノには聞こえないのだった。
そうこうしていると、ミハエルの番がきた。
「ミハエル・カールトンです。よろしくお願いします。」
「うーんと、君の身長と体重と色は、水色と黄色、雪と。どれも優しい色をしているね。応用次第では、きっと多彩な魔法が使えるよ思うよ。どの色も相性はいいみたいだ。」
ミハエル、すごいですわ。3属性ってことかしら。私は、どうかしら?
「次」
「ミノ・ブランディッシュです。よろしくお願いします。」
「じゃあ、見ていくね。精霊付なんだね。うん、身長体重と。属性は、緑。光も微かにあるね。これは、いい。精霊さんのお名前は?」
「エリザベートよ。」
「そうか。そうか。よし!入力完了と、これから、頑張って伸ばしなさい。君の場合2属性っぽいけど、混ざってるね。きっといい色になる。」
「ありがとうございます。」
ミハエルの時もそうだったけど、はっきりとは、言わないのね。
でも、いいわ。頑張ろう!
それにしてもどこも広い。迷子になりそう。
ここでは、まだ不完全な学生証を完成させなくてはならない。身長や体重は勿論。肝心の属性や能力値を測定し、より個人を特定しやすくするものだ。なお、これは、今後の学力テスト等で能力値が上がるので細かく更新される。他にも出席や寮に入るときの鍵の役目や健康状態、通信と機能色々で便利である。
また、破損、肉体が傷ついた場合は、即通達がいくシステムで情報は体全体にあるというもの。操作しやすいように腕にあるだけであるから、他の場所に移しても良い。でも、基本、学生は腕と決まっている。
「では、初めに身長体重、属性測るから順番にここに乗って。属性が分かる人でも新しく加わったものもあるかもしれないから見極めます。」
魔方陣が描かれた上にカプセルのようなものがある。何やら、その中に入るだけでいいらしいのだが。データ入力の人?もいるなー。
「ねぇ、聞いてる?」
はっ!初めて見るものだからつい、ボーッとしてしまった。
「ごめんなさい。」
列の前の男の子が控えめに話しかけてきてくれた。
「ごめんね僕こそ。ちょっと無視されたのかと思った。
僕、ミハエル・カールトンと言います。君の名前は何て言うの?」
「私の名前は、ミノ・ブランディッシュです。話しかけてきてくださったのにごめんなさい。」
「いいの、いいの。気にしないで。それと、敬語もいらないよ。
色々と広いし珍しいよね。ここ。
僕ね、ずーっと、家にいたから、入学したら友達作ろうと思っててね。それで、友達にならない?」
私と同じ。
「嬉しいわ。ありがとう。ぜひ、お願いします。
私もずっとそう思ってたですのよ。友達いっぱい作ろうと思ってて。ミハエルは、オッドアイなんですのね。とってもキレイですわ!」
少し周りがざわついている。
「ありがとう。キレイって、言われて嬉しいよ。
僕、こんなんだから今までずっと隠してきたんだ。
君がいい人で良かったよ。話しかけて良かった。」
ーーー精霊付に悪い人はいない。じいちゃんのいった通りだった。
「何か言った?最後の方聞き取れなかったんだけど?
それにしても、とってもキレイなのに、もったいないです。レモンのような黄色とソーダのような水色。白髪も神秘的で素敵ですわ。わたあめみたい!」
「そ、そう。照れるな。君ってば、誉めすぎだよ。ってか、わたあめって?」
あっ、ついつい嬉しくてはしゃいでしまった。恥ずかしいわ。
多分、この時のミハエルと私は顔が赤くなっていたことだろう。
そして、周りの人は、
「絶対、あの子田舎者よ。何も知らないんだわ。オッドアイがどういうものかを」
「しかも白髪って、呪いとか色々ヤバめなもの持ってるの決定じゃん。」
「オッドアイとか。隠しておけばいいものを。」
「変な子たち。でも、お互い顔は悪くないわよね。」
「あの子とてもいい子なんだろうなー」
と、話しているのは、ミノには聞こえないのだった。
そうこうしていると、ミハエルの番がきた。
「ミハエル・カールトンです。よろしくお願いします。」
「うーんと、君の身長と体重と色は、水色と黄色、雪と。どれも優しい色をしているね。応用次第では、きっと多彩な魔法が使えるよ思うよ。どの色も相性はいいみたいだ。」
ミハエル、すごいですわ。3属性ってことかしら。私は、どうかしら?
「次」
「ミノ・ブランディッシュです。よろしくお願いします。」
「じゃあ、見ていくね。精霊付なんだね。うん、身長体重と。属性は、緑。光も微かにあるね。これは、いい。精霊さんのお名前は?」
「エリザベートよ。」
「そうか。そうか。よし!入力完了と、これから、頑張って伸ばしなさい。君の場合2属性っぽいけど、混ざってるね。きっといい色になる。」
「ありがとうございます。」
ミハエルの時もそうだったけど、はっきりとは、言わないのね。
でも、いいわ。頑張ろう!
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