19 / 19
初授業と友達GETだぜ!
しおりを挟む
そんなこんなで、エナお姉様やアルトお兄様と食事を終えると3人で学校に向かった。途中、ミント様に出会って。彼は忙しそうに「3人共おはよう!」と爽やかに通り過ぎていった。
去り際、私と目があったがそのままいってしまった。どうしたんだろう?
「あの子、あんたに苦労するね。って言いたげだったわね。うん。なかなか勘がいいじゃないの」
うん?そうなの?リゼ、心が読めるの?
「勘よ。勘!妖精の勘をなめないでちょうだい。結構当たるんだから。」
へぇー、そう言うもんかー。うん!わかったわ!でも、何が苦労するんだろー?
「はぁー、あんたって。ほんっと。私と最初に会ったときの様に疑いとかそういうの、危機感とか。色々と弛み過ぎよ!全く誰がこう育てたんだか。」
リゼ?苦労するね!
「あんたに言われたくないわよ!」
アハハと、リゼと心の中でお話していると笑ってしまった。
すると、アルトお兄様とエナお姉様がどうしたー?と言ってきたので
これから授業が楽しみですの!となんとかごまかした。
ーーーーーところ代わり初授業ーーーーーーーーーーーーーーーー
授業は、私のいた現代と似たものに魔法が関わっているようなものばかりだ。例えば、物質変化や物の移動や融合は、化学に似ているし。歴史の授業はこの国のことと古代魔法や魔法の成り立ち。魔術の呪文や術式は、足したり付け加えたり略したりと数学や英語に似ていた。体育は、集中力や体力をつけるために走り込みだったが、後に魔法を用いての競技等もするそうだ。
はぁ~私ついていけるだろうか。
いつも困ったことはリゼに助けて貰ってばかりだったから、有り難みをすごく感じる。
てか、ファンタジーの世界の現実恐るべし!皆よくできるなー。
こりゃ、勉強の毎日だ。それにしても、全然転生前の知識生かされてないし活かしどころ無くないですか?
うぅーお兄様~。こんなダメな妹でごめんなさい。
私は、午前中の授業でもう、お腹一杯だ。いや、現実には心の中でうなだれ中。そう、淑女足るものだらしない姿は、見せられません。
「ミノ様。先程の魔術公式の省略化見事でしたわ。どこでそんな発想が思い付くんですの?ぜひ、お聞きしたいですわ。」
声をする方に振り向くと後ろの席に座っているふんわりボブの蜂蜜の髪のメガネっ子が話しかけてきた!
「申し遅れました。私、アメリア・ノルイットと申します。
私、実はこの科目苦手でして…。教えていただけたらなぁーと。
後、その、お、お友達になって、下さらない?かしら。」
そう言うと、アメリア様は、顔を手で覆ってしまわれた。ほんのり頬に赤みを帯びて。
なんて、可愛い人なんだろうか。心がキュンって、なった。
え、こんな子と友達に!?むしろ、いいの?いいよね?
このトキメキを隠しつつ私は、
「えぇ、もちろん!これからよろしくお願いいたしますね。アメリア様」と、手を差し出した。
もちろん、心の中では、ガッツポーズを降りまくってるのだが。
すると、アメリア様が「はい!」と顔を赤らめながらのハニカミ、プラス両手で握ってこられたので。私は今心の中でかわいいの渋滞が起こっている。
この、勉強の絶望からのオアシスが私を救った。
その後、アメリア様と一緒にランチを摂っていた。
アメリア様は、趣味が読書とお菓子作りとのこと。そして、お菓子は今度、作って来てくれるということだった。楽しみー‼
私もこう見えて、読書が趣味であり話がとても盛り上がった。
去り際、私と目があったがそのままいってしまった。どうしたんだろう?
「あの子、あんたに苦労するね。って言いたげだったわね。うん。なかなか勘がいいじゃないの」
うん?そうなの?リゼ、心が読めるの?
「勘よ。勘!妖精の勘をなめないでちょうだい。結構当たるんだから。」
へぇー、そう言うもんかー。うん!わかったわ!でも、何が苦労するんだろー?
「はぁー、あんたって。ほんっと。私と最初に会ったときの様に疑いとかそういうの、危機感とか。色々と弛み過ぎよ!全く誰がこう育てたんだか。」
リゼ?苦労するね!
「あんたに言われたくないわよ!」
アハハと、リゼと心の中でお話していると笑ってしまった。
すると、アルトお兄様とエナお姉様がどうしたー?と言ってきたので
これから授業が楽しみですの!となんとかごまかした。
ーーーーーところ代わり初授業ーーーーーーーーーーーーーーーー
授業は、私のいた現代と似たものに魔法が関わっているようなものばかりだ。例えば、物質変化や物の移動や融合は、化学に似ているし。歴史の授業はこの国のことと古代魔法や魔法の成り立ち。魔術の呪文や術式は、足したり付け加えたり略したりと数学や英語に似ていた。体育は、集中力や体力をつけるために走り込みだったが、後に魔法を用いての競技等もするそうだ。
はぁ~私ついていけるだろうか。
いつも困ったことはリゼに助けて貰ってばかりだったから、有り難みをすごく感じる。
てか、ファンタジーの世界の現実恐るべし!皆よくできるなー。
こりゃ、勉強の毎日だ。それにしても、全然転生前の知識生かされてないし活かしどころ無くないですか?
うぅーお兄様~。こんなダメな妹でごめんなさい。
私は、午前中の授業でもう、お腹一杯だ。いや、現実には心の中でうなだれ中。そう、淑女足るものだらしない姿は、見せられません。
「ミノ様。先程の魔術公式の省略化見事でしたわ。どこでそんな発想が思い付くんですの?ぜひ、お聞きしたいですわ。」
声をする方に振り向くと後ろの席に座っているふんわりボブの蜂蜜の髪のメガネっ子が話しかけてきた!
「申し遅れました。私、アメリア・ノルイットと申します。
私、実はこの科目苦手でして…。教えていただけたらなぁーと。
後、その、お、お友達になって、下さらない?かしら。」
そう言うと、アメリア様は、顔を手で覆ってしまわれた。ほんのり頬に赤みを帯びて。
なんて、可愛い人なんだろうか。心がキュンって、なった。
え、こんな子と友達に!?むしろ、いいの?いいよね?
このトキメキを隠しつつ私は、
「えぇ、もちろん!これからよろしくお願いいたしますね。アメリア様」と、手を差し出した。
もちろん、心の中では、ガッツポーズを降りまくってるのだが。
すると、アメリア様が「はい!」と顔を赤らめながらのハニカミ、プラス両手で握ってこられたので。私は今心の中でかわいいの渋滞が起こっている。
この、勉強の絶望からのオアシスが私を救った。
その後、アメリア様と一緒にランチを摂っていた。
アメリア様は、趣味が読書とお菓子作りとのこと。そして、お菓子は今度、作って来てくれるということだった。楽しみー‼
私もこう見えて、読書が趣味であり話がとても盛り上がった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
20
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる