スキルソード(だった何かの)オンラインゲームをノンビリ楽しむ(予定だった)話。

ユニー

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第4話 時間と情報と・・・後は見なかった事にした。

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「っと言うことで、何とか出来ませんか?」
と雑貨屋に話を回してみた。
「はぁ、なるほど・・・確かに魔法水の事がやけに持ち上がっていると思ったらそう言う事かぁ。」
大瓶6つ中瓶3つ小瓶2つを購入した、これで20cである純利益なんて考えたくも無いぐらいの大黒字です。
「判ったわ、私の方からも話してみる。」
「門番さんの方からも話を回しますので宜しくです。」
「判ったわ。」
雑貨屋を出て町と外の境界に向かい、門番に話しかけた。
「どうもです。」
「おや、どうだい?」
「黒字が凄すぎて怖いです。魔法水小瓶分100cで売れました。」
「どうしてそうなった!?」
その後、アトリエで聞いた話を行い、魔法水についての公式で勧告をお願いした。
「アトリエの方でも、もう一度話を持って行くのと雑貨屋の方でも話をすると言うことなので。」
「判った。私の方でも話を上に上げておこう。」
「やはり原因は魔法水と言うことで。」
「ぉぅ・・・そう言う事だったんだな・・・」
お互いにため息をついた。
「では俺は、もうしばらくスライムを狩ります。」
「存分に狩ってくれ!」

 *

数日たった、ある日。
「ぷは!何も知らない初心者がマジでスライム狩っているぜ!」
リアルタイムより早いスピードで時間が流れている。
リアル時間は十分に余裕が在るため、今日のゲーム時間で二日目に入っていた。
流石に長い間スライムだけ相手にしているとチラチラと見物する人が現れる。
声をかける人はいないが、興味津々で見られていた。
そんな中、声を掛けられたのだが、
「はぁ・・・初心者ですけど何か?」
「金にもならない事をしないで、ネズミやウサギを狩れよ。」
と笑いながら答えてくる。
魔法水が手に入ったら違う意味で笑いが止まらなくなる。
そうとは知らないから、そっとしておこう。
「そうですねーご忠告有り難う御座います。」
「おう!」
と嬉しそうに答える。
「ですが、割と儲けが出るのでスライム狩りを続けます。」
今のうちに、瓶と魔法水の価格が崩壊している内に荒稼ぎを!
と言える訳はないし、近いうちに公式から正式の声明が出るまでのわずかな時間を稼いで何が悪い。
「あぁあ!?」
一気に不機嫌な声を上げる。
「ボロい中剣を振り回して何が儲けが出るんだ!」
その一言で、周りからざわめきが起きる。
彼らは、俺がこの中剣を手入れしている所を見ている。
そのため彼らはそのアイテムを気にしているのだ。
そのことを知らないこの男は、勝手な自己判断で話をつけようとしている。
「どのように行動するのかは、個人の自由では?」
「親切に情報を与えているじゃねぇか!?」
と苛立った声をあげる。
「親切?どこが?話題が切れたら何処でも去ってください。邪魔です。」
「此奴!」
とメニューを開き何かをしようと操作をするが、
「くそ!初心者セーフティーか!?」
このばか、プレイヤー対戦の申請したのか!?

初心者はこの世界観に慣れるための予防策、即ち初心者セーフティーである。
プレイヤー同士の争いが必ず発生する。
その争いの捌け口として、プレイヤー対戦通称PVP(プレイヤーVSプレイヤー)と言うシステムが組み込まれている。
物や経験値を金銭、何でも戦う前に設定し勝った者が総取りするシステムになっている。
流石に、戦闘になれていない初心者にPVPをさせるのは、酷い設定になるので運営は初心者セーフティー内にPVPの規制を盛り込んでいるのだ。

「自分から言っときながら、何をしているのですか・・・」
「うるせー!」
と言って、PVPモードに入っていないっと言うか設定できないのに手を剣に握った。
「そこまでだ!」
門番さんが声を出し男を制しした。
「何だテメェ!NPCのくせにしゃしゃり出るじゃ無い!」
NPCとは人が操作しているキャラでは無く、システム的に操作されたキャラのことを言うのだが・・・
「はぁ・・・このキャラは判っていないようだ。どうでも良いことだが、これ以上問題ごとを増やさないでくれ・・・」
 二人が言い合いをしている内に、剣の手入れをする。
 スラロックに魔法水をかけ、そのスラロックを剣に擦る。
 すると、剣のつやが戻り耐久値も元に戻る。
「門番さん、あれ公開した?」
「今したところだ。事が広がるのに、もう暫く時間が掛かる。」
「OK。」
「何の話をしている!?」
「関係ないでしょ、じゃ俺はこれで。」
「待て!」
「待つのは君だ。GMキャラ(運営管理キャラ)に喧嘩を売った覚悟は出来ているんだろうな?」
とっても言い笑顔で、衝撃的な宣言をする。
「え?まじで?」
「大体、重要キャラはNPCでは無いと、公式で言っているじゃん。喧嘩を止めている時点で察しろよ。」
と一言言ってから町に入っていった。
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