スキルソード(だった何かの)オンラインゲームをノンビリ楽しむ(予定だった)話。

ユニー

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第3話 市場価格崩壊中!それは良い事なのか?

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スライム狩りをすることにしたのだが、空き瓶を購入のため町の中にもどり、雑貨屋にお邪魔した。
問題は空き瓶の価格で在ったが、空き瓶の価格は本来5cであったが今は2cであった。
それもすべての空き瓶サイズ大中小が2cに設定されていた・・・。
本来ならそれぞれのサイズで価格に差があるのに、この状態・・・激安である。
「なぜ?」
雑貨屋の店員に聞いてみると、
「空き瓶は錬金術で作成できるの、後は原材料の問題になるけど・・・」
その原材料はガラス玉で有り、ネズミのドロップアイテムである。
「大量に入荷されて、価格崩壊中なのよ。2cでも高い方なのよ・・・」
確かにネットではガラス玉の買い取り金額の下落を気にする声が上がっていた。
運営サイドの方も対策を取っているようで、ギリギリ買い取り金額を確保するため対策なのか、様々なガラス商品が価格崩壊が始まっていた。
「俺的には有り難い話ですよ。」
と言うことで、大中小それぞれ2瓶ずつ購入計6cの出費であった。
「初期価格では買えない金額ですよね。」
「いまや、ポーションを作る錬金術師しか窓口が無いし、そのポーションを作る原材料の一つとなる魔法水の枯渇で悲鳴を上げているけどね。」
「え?マジですか!?」
そう言えば、品物を飾る棚の中に魔法水が無かった。
たしか18cで販売されていると聞いたが?
「魔法水ないでしょ?ポーションを作成するときに必要になるのよ。少しでも市場にでると買い漁れるのよ。」
「もし、ここに魔法水が有るとして、金額はいくら表示させますか?」
「その質問は聞かなかったことにするわよ。」
えーすっごく怖い。
「・・・因みに、アトリエ(錬金所)に聞いてみたら?たぶん買い取り金額とんでもないことになっているよ。」
「はぁ・・・まだ一度も魔法水を取ってはいませんので、確証が出来ませんの何とも言えませんが、また違う意味で怖いですね・・・」
「大丈夫、イケるイケる!」
こんな感じで雑貨屋の店員から送り出されて、いざスライムとなった。
因みにアトリエには魔法水が手に入ってからにお邪魔することにした。

 *

再び町の外へ、試しに小瓶を近場のスライムに投げると、攻撃ダーゲットに認定され戦いになった。
動きが鈍いから、攻撃しやすいが時たま一ポイントのダメージを受ける。
スライムを倒すと、小瓶の中がいっぱいに魔法水が入っていた瓶とスラロックが落ちていた。
初めて見るスラロック、五㎝平方の正方形の固まりで在った。
ほへーと触って見て手触りは粘土が固まったような感じだった。
スラロックを鞄に入れ、次に剣の状態を確認した。
一回の戦闘では耐久値の減少は見られなかった。
次に、小瓶の方を見てみる。
一回の戦闘で、意外と多く手に入りそうな魔法水、次は中瓶で試してみよう。

スライムを狩って手に入る魔法水の量は、大体小瓶二つ分、中瓶が三分の二ぐらい。
小瓶一つは、武器の研磨用で必要となるから、残り一つの小瓶と中瓶四つ分の大瓶を満タンにしていく。
満タンになった瓶を、アトリエに持って行き精算にすることにしたのけど・・・。

 *

「追加クエスト出すから、定期的に持ってきて!」
拝まれた。
「え?ずっとスライムと相手しろと?冗談じゃ無いですよ!」
「日常的に入ってくると問題じゃないけど、完全に在庫が無いんだ。」
「公式に告知したら良いじゃ無いですか!」
「それは、上に行っているけど首を縦に振ってくれないんだ。」
「なんで!」
「原理原則から、外れるって。」
「はぁあ!?何それ?」
「口コミでの話の広がりこそ大前提というのがスタンスなんだよ!それに戦いのこととかは僕たちの方の管轄じゃないとも・・・」
「それ以前に、情報が知らないというのが問題では・・・」
「・・・」
「・・・」
もはや末期で在った。
「スライム討伐の件は俺の方で、門番の人と話をしているけど、改めで雑貨屋と門番の方で話を回してみるよ・・・」
「僕の方でも、もう一度上司に掛け合ってみるよ・・・」

これで様子見となり、さて採算になりました・・・が!
「がは!小瓶個31分3,100c!一個分100c!?」
「本来の買い取り金額は、15cだから、恐ろしいよ・・・」
空き瓶を買うための損失なんて目じゃない!
「魔法水成金・・・」
「まさにそれだね!出来れば瓶ごと買い取りたいけど良いかな?」
「え?瓶返してくれるの?」
「本当は魔法水を移し替えて瓶は返却するのだけど、手間だし大人の事情があるから・・・」
「ああ・・・なるほど・・・瓶の価格かぁ・・・」
「全うになったら、通常に戻すけど、良いじゃ無い?色々と資金も在るし。」
「確かに・・・反対にお金を持ちすぎて怖い。」
瓶ごと売却になったが、瓶の売却金は無しにした。
「価値が無いのと同じだから、精算に・・・」
「うん、わかる。無しでも良いよ。余力?もあるし・・・」
「有り難う。」
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