スキルソード(だった何かの)オンラインゲームをノンビリ楽しむ(予定だった)話。

ユニー

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第6話 問題は次から次へと出てくる。大丈夫なのか?

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ゲームの再開をした。
ウサギの肉を精肉屋に耳尻尾皮を加工所に卸に要った。
若干値崩れをしていたが、武器の維持費の掛かる費用がない分と一人での総取りの為、利益は多くなっていた。
次にアトリエに向かうと、
「彼ら、馬鹿のかな?」
「藪から棒に、何があったのですか?」
「情報の隠匿行為について、議論していたよ。」
「・・・いやな予感しか無いのですが・・・誰が誰に・・・」
「その予感は的中しているよ、どう思ったのか公式の情報を事前に手に入れた初心者、インサイダーとか言われているからね。」
「インサイダーって・・・」
「僕たちも、きちんと情報を流していたのに掴み取れていない方が悪いのに、あんまりだと思ってね。」
「何をするのですか?」
「事前勧告、この前に公開した情報はすべて必要条件を、それもわかりやすい条件をクリアした人には公開していた事と、情報を公開したプレイヤーキャラについて把握しているから、もし何かこの件に対して対人に関わる問題等が発生した場合、プレイヤーキャラの名を公開するとの告知。」
「うわー・・・」
「結構な人数がリストに上がっているけど、運営サイドはやる覚悟は決めたよ。」
「問題にならないのですか?」
「もう十分問題になっているよ・・・攻略ページの酷さは見た?」
「見た。」
「場外乱闘とも言えるけど、持っている情報を集めて公開しているだけの場に、あそこまで誹謗中傷するのは筋違いだ。」
「それは判るなぁ。」
「キャラ名を公開して運営している攻略ページもある。彼らを守るためにも運営サイドはしなくては成らない。」
「リアルな事件に起きる前に?」
「そう言う事。」
かなり、運営サイドの方でも不満が溜まっていたらしく、今回のことが切っ掛けで強硬手段に出ることにしたらしい。
「知られていない情報って、まだ有るのですか?」
「そりゃ、たくさん有るよ、タダね条件を満たされているのに情報を掴んでいない件が、チラホラ有る事が問題なんだ。」
「今の時点では・・・」
「今の君の時点では無いね。」
「嬉しいのやら、悲しいのやら・・・」
「で、今日の用件は?」
「何という重い前振り!」

中断前に溜めたガラス玉の買い取りをお願いした。
「今だ崩壊している中での、これかい!」
「文句が有るのなら、今魔法水を売りに来ている奴に言えよ!」
「分かっているけど!分かっているけど!」
アトリエサイドからしたら、確かに文句を言いたい奴は今魔法水を売りに来ている連中と魔法水をストックしてきている奴らだ。
彼らの動きで市場が歪になっている。
「そうそう魔法水事態の買い取り金額はだいぶ落ち着いたよ。」
「どのぐらいに落ちたの?」
「27cだね。」
「何その劇落ち!?けどまだ高い!」
「次の問題が発生したからね。」
「次?聞きたくないような・・・」
「薬草の不足だ。」
「俺は何も聞いていない!」
「ポーションを作るのに魔法水と薬草が必要になるのだけど、薬草を採取する人が枯渇してね。」
「・・・何故、枯渇したの・・・。」
「ネズミやウサギを狩れない人が薬草を採取しに行ってくれていたんだけど、スライムが倒せるように成ってねぇ。」
「・・・。」
「因みに、ポーションの価格が未だに高い高い。」
「本当に聞くだけだけど、薬草の買い取り金額は?」
「本当の買い取り金額は6cであったけど、今は41cまで跳ね上がっている。」
「突っ込み所が多すぎてどこから突っ込んで良いのか判んないよ!」
「解るよその気持ち、僕たちの方でも頭を抱えているんだ。」
「なんで、運営の方が強固手段に打って出たのか解ったような気がした。」
「ようこそ運営サイドへ。」
「いやいや。俺はプレイヤーサイドだよ!」

 *

あくまで、気が向いたら薬草採取をすると言うことで薬草情報を頂いた。
「今の状況で、教える情報が無いと言っていたのに・・・」
「君の場合、かなり緩くなっているよ。縛りが。」
「そんなこと言ったら余計に勘違いされるじゃ無いですか!?」
「僕に言われても・・・上が・・・」
「くっ!」
そんなこんなで、狩り場に行くのだが・・・
「当分の間は、こっちに来ない方が良い。」
と門番さんに止められた。
「何でという顔をしているが、かなりインサイダーの噂は広がっている。確実に問題が起きる可能性が有る。」
「まさか、他の狩り場も?」
「ご明察、その通りだ。」
「最悪・・・」
と言うことで・・・結局、誰も居ない場所と言われている薬草が自生している場所に移動した。
「結局・・・薬草採取になったか・・・」
無論、薬草の乱獲は出来ない。
成長しきっている奴のみを選んで採取していく、若葉の方が効果が高いが根っこで伝いで増えていく薬草は若葉の方を残した方が多く自生していく。
採取する人が少なく、成長しきった薬草は多く意外にも魔法鞄制限ギリギリまで詰め込むことになった。
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