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第8話 大丈夫、情報は公開中。ただしデマである。
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その後、大手ギルドが運営しているネットでは、次の情報として公開された。
1.町の人は運営サイドの人、話はよく聞きましょう。
2.薬草不足、ただし乱獲禁止。
3.ポーション価格の上昇阻止、薬草と魔法水のバランスよく供給をすること。
4.インサイダーは一般プレイヤー、情報隠匿者ではない。
以上!
この声明で町の人とプレイヤー間での対話は多くなっていき、アトリエから薬草の供給も再開したと言ってきた。
俺に対しての目も若干緩くなった。
だが、荒稼ぎしたことは事実として、多くの人に目を付けられた。
「自分から安全地帯を提供するからだよ。」
現在アトリエにてバイト中である。
原材料の安定供給がされたのだが、アトリエサイドのポーション作成人材の枯渇でバイト要員を募集していたから、その話に乗っかった。
巷では、やはりスライムでの剣を研いでいる所を無料動画にて勝手に投稿されていたりして、いろんな意味で顔が売られて、多くの人の目にさらされる結果となった。
もう暫く、(と思いつつも結構な期間になるのだが)姿を見せないようにゲームを楽しむことにした。
「だが、薬草の問題は結構やばかったじゃないのか?」
「確かに結構危険なところまでは行っていたから、大手ギルドに情報を流してくれただけでも助かったよ。」
僅かながらも、薬草が入ってくるのは助かっているようであったが、
「出来れば、ポーション事態も売って欲しいな。」
そう、大手ギルドは薬草の提供を行うが、ポーションの市場への売却は行っていなかった。
「要求は薬草だけだったからな、そこまでする必要は無いと判断したんじゃ無いのか?」
「ぐぬぬぬ・・・融通が利かない奴らめ・・・」
それをお前たちが言うか?と心の中で突っ込む。
「宿屋に行ったら、ギルドのトップたちの会合していると宿屋の主人に言われるとは思ってはいなかった。」
「あの後、事聞いた?」
かなりぶっ飛んだ話になっているようだ。
特に初心者なのに一瞬で姿を消した件はかなり衝撃を受けたようだった。
「いや、聞いていない。そもそも声が聞こえる隣の部屋って絶対悪意を感じたのは気のせいじゃ無いと思う。」
「あのじっちゃんやるなぁ。」
まぁそのおかげで、即さくっと隣の部屋に姿を(結果的に)消すことが出来たから、向こうは驚いただろうなぁ。
その後のことは、気にすることでも無かったから、そのままゲームを中断した。
こっちの事(宿屋内)でのその後を知らないけどネットでの後は目を通している。
「気にしてもどうにか成るもんじゃないし。」
「それもそうだ。」
その後、暫くして雑貨屋で紹介されたという女性プレイヤーがバイトとして現れた。
各方面で問題なっていることなので、協力して対応している。
「サキと言います。」
「カキヤだ、よろしく。」
「つかぬ事を聞きますが、カキヤさんはインサイダーさんでしょうか?」
「本当につかぬ事だね・・・勝手にそう言われているよ。」
一先ず釘を刺す。
「あ・・・すいません。ただ噂で蜘蛛糸の値段つり上げ行為に関わっているって・・・」
目線をアトリエ小僧ことのセトに向ける。
「急激の上昇は無いよ、これも想定内の範囲だし加工所の方でも問題にしていない。」
「噂の出所は?」
とサキさんに目線を向ける。
「バインザードさんの所です。」
『あ、あそこか。』
セトと声が重なった。
バインザードと言うのは、俺がスライム狩りをしていた時、声を掛けてきた奴が所属しているギルドの所だ。
「あそこは何気に付けで、鬱陶しいからね。」
「いつもの事ながら、うざいね。」
「あの・・・かなり定着しつつ有る噂なんですけど・・・」
『ほっとけ』
これまた、声が重なる。
「問題は、広がった後だ。」
「どうやって、収拾を付けるのかな?」
「あの・・・どういうことです・・・」
「価格帯は、つまり今の価格は正常の価格だ。」
「はい。」
「それが勝手に、は兎も角・・・高いと思ったら?」
「買うのを控えます。」
「それで値が下がると思う?供給量も消費量も同じだよ。」
「あ!」
「確かに在庫は僅かに増えるかもしれないけど、絶対的な消費量は決まっているから価格はそれ以上、下がらない。」
「現在、その範囲に収まっているから、どんなに声を上げても変わらないよ。」
「反対に品質が高い服ができあがって、買い取り金額の方が劇上げしたりして。」
「糸に余裕が出来るから、開発の方に材料が行くと言うことか。」
新商品の為に大量の蜘蛛の糸が必要になって、在庫以上の消費と成ると間違えなく価格は上がる。
「それだと、本当に反対になるのでは・・・」
と困惑気味に声を上げる。
だが、俺には関係ない話だ。
「さてどうなるかな、まぁ俺はここで当分の間ここでスキルのレベル上げだし~」
「僕もアトリエの人だし~」
『し~ら、ないっと。』
「・・・」
1.町の人は運営サイドの人、話はよく聞きましょう。
2.薬草不足、ただし乱獲禁止。
3.ポーション価格の上昇阻止、薬草と魔法水のバランスよく供給をすること。
4.インサイダーは一般プレイヤー、情報隠匿者ではない。
以上!
この声明で町の人とプレイヤー間での対話は多くなっていき、アトリエから薬草の供給も再開したと言ってきた。
俺に対しての目も若干緩くなった。
だが、荒稼ぎしたことは事実として、多くの人に目を付けられた。
「自分から安全地帯を提供するからだよ。」
現在アトリエにてバイト中である。
原材料の安定供給がされたのだが、アトリエサイドのポーション作成人材の枯渇でバイト要員を募集していたから、その話に乗っかった。
巷では、やはりスライムでの剣を研いでいる所を無料動画にて勝手に投稿されていたりして、いろんな意味で顔が売られて、多くの人の目にさらされる結果となった。
もう暫く、(と思いつつも結構な期間になるのだが)姿を見せないようにゲームを楽しむことにした。
「だが、薬草の問題は結構やばかったじゃないのか?」
「確かに結構危険なところまでは行っていたから、大手ギルドに情報を流してくれただけでも助かったよ。」
僅かながらも、薬草が入ってくるのは助かっているようであったが、
「出来れば、ポーション事態も売って欲しいな。」
そう、大手ギルドは薬草の提供を行うが、ポーションの市場への売却は行っていなかった。
「要求は薬草だけだったからな、そこまでする必要は無いと判断したんじゃ無いのか?」
「ぐぬぬぬ・・・融通が利かない奴らめ・・・」
それをお前たちが言うか?と心の中で突っ込む。
「宿屋に行ったら、ギルドのトップたちの会合していると宿屋の主人に言われるとは思ってはいなかった。」
「あの後、事聞いた?」
かなりぶっ飛んだ話になっているようだ。
特に初心者なのに一瞬で姿を消した件はかなり衝撃を受けたようだった。
「いや、聞いていない。そもそも声が聞こえる隣の部屋って絶対悪意を感じたのは気のせいじゃ無いと思う。」
「あのじっちゃんやるなぁ。」
まぁそのおかげで、即さくっと隣の部屋に姿を(結果的に)消すことが出来たから、向こうは驚いただろうなぁ。
その後のことは、気にすることでも無かったから、そのままゲームを中断した。
こっちの事(宿屋内)でのその後を知らないけどネットでの後は目を通している。
「気にしてもどうにか成るもんじゃないし。」
「それもそうだ。」
その後、暫くして雑貨屋で紹介されたという女性プレイヤーがバイトとして現れた。
各方面で問題なっていることなので、協力して対応している。
「サキと言います。」
「カキヤだ、よろしく。」
「つかぬ事を聞きますが、カキヤさんはインサイダーさんでしょうか?」
「本当につかぬ事だね・・・勝手にそう言われているよ。」
一先ず釘を刺す。
「あ・・・すいません。ただ噂で蜘蛛糸の値段つり上げ行為に関わっているって・・・」
目線をアトリエ小僧ことのセトに向ける。
「急激の上昇は無いよ、これも想定内の範囲だし加工所の方でも問題にしていない。」
「噂の出所は?」
とサキさんに目線を向ける。
「バインザードさんの所です。」
『あ、あそこか。』
セトと声が重なった。
バインザードと言うのは、俺がスライム狩りをしていた時、声を掛けてきた奴が所属しているギルドの所だ。
「あそこは何気に付けで、鬱陶しいからね。」
「いつもの事ながら、うざいね。」
「あの・・・かなり定着しつつ有る噂なんですけど・・・」
『ほっとけ』
これまた、声が重なる。
「問題は、広がった後だ。」
「どうやって、収拾を付けるのかな?」
「あの・・・どういうことです・・・」
「価格帯は、つまり今の価格は正常の価格だ。」
「はい。」
「それが勝手に、は兎も角・・・高いと思ったら?」
「買うのを控えます。」
「それで値が下がると思う?供給量も消費量も同じだよ。」
「あ!」
「確かに在庫は僅かに増えるかもしれないけど、絶対的な消費量は決まっているから価格はそれ以上、下がらない。」
「現在、その範囲に収まっているから、どんなに声を上げても変わらないよ。」
「反対に品質が高い服ができあがって、買い取り金額の方が劇上げしたりして。」
「糸に余裕が出来るから、開発の方に材料が行くと言うことか。」
新商品の為に大量の蜘蛛の糸が必要になって、在庫以上の消費と成ると間違えなく価格は上がる。
「それだと、本当に反対になるのでは・・・」
と困惑気味に声を上げる。
だが、俺には関係ない話だ。
「さてどうなるかな、まぁ俺はここで当分の間ここでスキルのレベル上げだし~」
「僕もアトリエの人だし~」
『し~ら、ないっと。』
「・・・」
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