一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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3 王都

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 ギルドから家に戻っり再び教科書と格闘していたら、ハルストモリアさんが訪れた。

 「どうしたのですか?」

 と言って、家の中に入れて、応接間に案内した。

 「ギルドの方から泣き付かれたのです。」

 っと言って来た。

 「どうぞ。」

 ソファを進めた。

 「失礼します。」

 「ギルドでは素材を処理しきれないと言う事でしょうか?」

 「出来れば質が低いのではあれば、問題が無いと言っています。」

 「あれで、十分自重をしているのですが・・・。」

 「・・・。」

 「本気を出せば、あれの十倍以上の価値が付くのが有るしな・・・。」

 正直困ったぞ・・・。

 「話に聞きましたが、今までギルドに卸した百倍分持っているとか・・・。」

 「最低、百倍です。無尽蔵の魔導鞄のため卸すなと言ったら卸しませんか?」

 「それはそれで困ります。一旦王家で購入を考えていますが・・・。」

 「一つ、俺が思っている最高品質を持って帰りますか?」

 っと提案すると、それに同意して再び話し合う事になった。

 「これはまた・・・。」

 ハルストモリアさんさえ唸るほどの一品だ。

 その場で持って帰れるほ一品:白狼の眼球(ワンセット)を出した。

 「では、後ほど・・・。」

 と言って受け取りそのまま王宮に戻って行った。

 *

 翌日

 財務部の大臣:ペアン・ルハペタザバルにギルド長:オニュート・バジャザルにハルストモリアさんが家に訪れた。

 「最高品質の物は王家が購入する事に決定しました。」

 とハルストモリアさんが言って来た。

 若干、顔が青いペアン大臣が

 「予算等の問題が有りますので、出来るだけ自重をしてください・・・。」

 「そう言われても、価値がよくわからないんだけど・・・。」

 っと言う事で、バジャザルさんが鑑定する事になった。

 そこで、俺も滅多に出会った事が無かった、色彩兎の剥製を出した。

 「ぐっ!?これまた・・・。」

 「間違えなく、国宝級ですね・・・。」

 「予算が・・・。」

 あえて、誰が何を言ったのかはスルーしよう・・・。

 「これ、生が後二体、剥製が後一体あるだけ、俺も滅多に会えなかった希少な奴だ。」

 「おおお・・・。」

 「そのような物を・・・。」

 「だから自重してと・・・。」

 お買い上げしたがったが、昨日の眼球の支払いだけでも高額になったのに、この剥製は簡単に国家予算をひっ迫するぐらい。

 つまり、一年間の(大半を使っている)お小遣いがゼロを通り越して赤字(もしくは借金)になる価値があると言う事だ。

 「これ一体だけで、ギルドが破たん(無くなる)する・・・。」

 「来年にために節約をしなければ・・・。」

 「その前に、予算の組み直しです・・・。」

 「このレベルが後十数体あるんだけど・・・。」

 『!?』

 某漫画の漫画編集者たちの驚きのワンシーンを見た!

 バジャザルさんの顔が、

 〈チートや!チートや!!チート~!!!〉

 と言っている。

 ハルストモリアさんの顔が、

 〈すべて買い占めたい、けどお金が!!〉

 と言っている。

 ペアン大臣の顔が、

 〈いっその事、大臣辞めよう・・・。〉

 と言っていた。

 「優先交渉権は有るから、都合が良い時に・・・。」

 「出来たら、見なかった事、聞かな買った事にしたい。」

 と速攻でバジャザルさんが言って来た。

 それに同意をするペアン大臣。

 「何を言っているのですか、これほどの物を勿体ない・・・。」

 とハルストモリアさんの発言にバジャザルさんとペアン大臣が頭を抱えた。

 『お願い辞めて!!』

 「ネイト様、これをお借りする事は出来るでしょうか?」

 ほうほう、レンタルですか。

 「んーそうだね、保証金と年間貸出料に提供者に俺の名前を付ける事でOKかな?」

 と考えながら言ってみた。

 「なるほど、良いでしょ、後は金銭的な話し合いですね。」

 バジャザルさんとペアン大臣の顔が、

 〈俺たちのライフはゼロだよ!〉

 と言っていた。

 *

 交渉は成立して、ハルストモリアさんは剥製を持ってほくほく顔で、バジャザルさんとペアン大臣はいっそこのまま止めを!っと言うような顔であった。

 「ところで、ネイト様は溜まったお金は如何していますか?」

 っとゲストの皆さんにお茶を進めている時にハルストモリアさんから話を振られた。

 「え?食事代しか使っていないけど?」

 その発言にペアン大臣が、

 「使っていないのですか!?」

 と驚いていた。

 「使い道が無いのです。あ、学園の入学金のみしか大金を使っていません。」
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