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第1章
異世界グルメ2
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一口含む。
口に広がるは爽やかな香りと酸味。酸味はわずかでいて不快な気持ちにはならずにおそらく油で揚げているお肉を重く思わせないような気がするわ。
こちらでいうタルタルソースに近いものなのだろうけれど。
でも、タルタルソースみたいに重たくはないの。
普通タルタルソースであれば、マヨネーズと衣の油で多少なりともしつこく感じることがあるのだけれど。
それが全くないわ。
きっと、セトなら何が入っているかわかるはずだけれど。
でも、ここは異世界だから流石にセトでもわからない事だらけだわ。
そう、今までカナの身に起きてきた怒涛の出来事。
交通事故にあったら自称神様であるジョンに言われて、こんなファンタジーの世界に降り立って、己のアンカーって物を探して欲しいって。
…アンカー。
まるで、存在証明みたい。
難しいことはわからないけれど。
ジョンの言うことを鵜呑みにしてアンカーをカナなりの言葉で解釈するなら。
存在証明って言葉がぴったりくるわ。
その思考を断ち切ってカナはもう一口食べてみることにしてみるわ。
……やっぱり美味しい。
これならば、きっと女性にも食べやすいかもしれないわ。
次に皿の片隅にある白いナニカを口に運んでみることにしたわ。
あ。これはご飯、だわ。
食べれると思っていなかったからカナは思わず手を止めてしまったわ。
手を止めたカナを見たレオさんはこちらに不思議そうな顔をして話しかけてきたわ。
「あれ、カナちゃん?」
体感時間で数十時間しか離れていなかったけれどひどく懐かしい。
セトにも何とかして食べさせたいわ。
そう思いながらレオさんの方に顔を向けるわ。
「故郷の料理に似ていたからつい懐かしくて。」
一応、そう言って誤魔化すことにしたわ。
違う世界から来たなんて言えないもの。
「そうなんだ。シロウさんの料理は美味しいからじゃんじゃん食べちゃって食べちゃって!」
そう言ってレオさんは豪快にお肉に噛り付いて、はしたないとリリさんにげんこつを食らっていたわ。
カナはそれをみながらそのまま皿の上の野菜達にも手をつけたわ。
……サラダと変わりがないわ。
食事に関しては、特に壁はなさそう。
食べれる物がないという可能性も無きにしも非ずだったから心配だったけれど、口に合わないってことは可能性は低くなったわ。
……そう感じた瞬間。
一気に食欲が出て来たわ。シロウさんがせっかく出してくれたもの食べれるか、心配だったけれど。
大丈夫そうだわ。
がっつくのは宜しくないけれど、少しばかりいつもよりお淑やかではなかったかもしれないわ。
そうしていれば、ふと視界に入ったのは大きな地図。ちょうど壁に額縁に入れられて入っていたわ。その隣には、シロウさんと小さな男の子の絵、その隣はロゼさん達と知らない男の人…六人の絵が張ってあるわ。
あと一人はダレ、かしら。
そして、貼ってある地図はどこの地図、なのかしら。
思わずカナは引き込まれてソレから目を離すことができなくなっていたわ。
カナは反射的にロゼさんに問いをぶつけていたわ
「これ…」
--------------------------------
お久しぶりです。
不定期更新になりましたが1話アップです。
カナに前回同様、異世界グルメを堪能してもらいました。
次回は少し、アルラトの事を説明できたらなと思ってます。
口に広がるは爽やかな香りと酸味。酸味はわずかでいて不快な気持ちにはならずにおそらく油で揚げているお肉を重く思わせないような気がするわ。
こちらでいうタルタルソースに近いものなのだろうけれど。
でも、タルタルソースみたいに重たくはないの。
普通タルタルソースであれば、マヨネーズと衣の油で多少なりともしつこく感じることがあるのだけれど。
それが全くないわ。
きっと、セトなら何が入っているかわかるはずだけれど。
でも、ここは異世界だから流石にセトでもわからない事だらけだわ。
そう、今までカナの身に起きてきた怒涛の出来事。
交通事故にあったら自称神様であるジョンに言われて、こんなファンタジーの世界に降り立って、己のアンカーって物を探して欲しいって。
…アンカー。
まるで、存在証明みたい。
難しいことはわからないけれど。
ジョンの言うことを鵜呑みにしてアンカーをカナなりの言葉で解釈するなら。
存在証明って言葉がぴったりくるわ。
その思考を断ち切ってカナはもう一口食べてみることにしてみるわ。
……やっぱり美味しい。
これならば、きっと女性にも食べやすいかもしれないわ。
次に皿の片隅にある白いナニカを口に運んでみることにしたわ。
あ。これはご飯、だわ。
食べれると思っていなかったからカナは思わず手を止めてしまったわ。
手を止めたカナを見たレオさんはこちらに不思議そうな顔をして話しかけてきたわ。
「あれ、カナちゃん?」
体感時間で数十時間しか離れていなかったけれどひどく懐かしい。
セトにも何とかして食べさせたいわ。
そう思いながらレオさんの方に顔を向けるわ。
「故郷の料理に似ていたからつい懐かしくて。」
一応、そう言って誤魔化すことにしたわ。
違う世界から来たなんて言えないもの。
「そうなんだ。シロウさんの料理は美味しいからじゃんじゃん食べちゃって食べちゃって!」
そう言ってレオさんは豪快にお肉に噛り付いて、はしたないとリリさんにげんこつを食らっていたわ。
カナはそれをみながらそのまま皿の上の野菜達にも手をつけたわ。
……サラダと変わりがないわ。
食事に関しては、特に壁はなさそう。
食べれる物がないという可能性も無きにしも非ずだったから心配だったけれど、口に合わないってことは可能性は低くなったわ。
……そう感じた瞬間。
一気に食欲が出て来たわ。シロウさんがせっかく出してくれたもの食べれるか、心配だったけれど。
大丈夫そうだわ。
がっつくのは宜しくないけれど、少しばかりいつもよりお淑やかではなかったかもしれないわ。
そうしていれば、ふと視界に入ったのは大きな地図。ちょうど壁に額縁に入れられて入っていたわ。その隣には、シロウさんと小さな男の子の絵、その隣はロゼさん達と知らない男の人…六人の絵が張ってあるわ。
あと一人はダレ、かしら。
そして、貼ってある地図はどこの地図、なのかしら。
思わずカナは引き込まれてソレから目を離すことができなくなっていたわ。
カナは反射的にロゼさんに問いをぶつけていたわ
「これ…」
--------------------------------
お久しぶりです。
不定期更新になりましたが1話アップです。
カナに前回同様、異世界グルメを堪能してもらいました。
次回は少し、アルラトの事を説明できたらなと思ってます。
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