「私は○○です」?!

咲駆良

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人間の世界へ

従魔となったもの3

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「うぅん…では…“ロウ”、はいかがでしょうか。」

「ロウ、か。良いな。サキ殿ありがとう。」

「いえ、お役に立てて光栄です。」

「さて、従魔となった貴族よ、そなたの名は、“ロウ”だ。」

そう王様が言った瞬間、従魔の首に魔法陣が巻き付いた。

『ぐぅっ?!』

うん、自業自得だよ、君。

「王よ、彼に何する!」

イクサ男爵達、やめた方が…。
まったく、貴族ってやつは…。

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