「私は○○です」?!

咲駆良

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揺れる世界

手紙と約束 6

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その魔方陣は、特定の人にしか視えないように文字構成がされてあった。

「さすが、フリーらしいや。」

リルがこそっと呟いて、その魔方陣に手をかざした。

すると、魔方陣は消えて、するりと手紙はリルの掌に乗った。
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