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ドラゴン討伐
29.訪れるチャンス
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『こっちだ!追え!』
外では何やら騒がしくなっていた。明朝、タイミングを待ってたのか、魔王軍が襲ってきた。数までは分からなかったが、かなりの人数だった。
「外が何やら騒がしいみたいですね」
「ここがバレたと冷や汗かいたよ」
先程から爆発、何人もの人達が走り去る音が響き渡る。
彼女らがいるのは、奇襲された場合を想定して魔法で掘った穴の中だ。テントが倒れたりしたお陰で、入り口も見事に隠れた。
だが、それでも半数近くは戦い、命を落とした。こちらがいくら強かろうと、数で押されては歯が立たない。
「今、地上でまだ戦ってるのでしょうか」
「だとしたら、ベローグ。それを倒してくれなきゃ、こちらとしては地上に出る事も出来ない」
オークみたいな体つきの巨漢、それがこの入り口近くで見かけたからだ。もし、仮に飛び出したとしたら、ベローグの持つ棍棒で薙ぎ払われてしまう。
無論、騎士達の武力ではベローグなど怖くない。だが、現状は密集している。ベローグみたいな振り回す攻撃には密集している彼女らにとっては大打撃だ。
「今は祈るしかないですよ」
1人の騎士が、隣にいた女性騎士の肩を叩いた。その後、女性騎士は背中に背負っている大弓へと手を伸ばすが、途中で止め、手を地面へと下ろした。
「グオオオオオ!」
「ここにもベローグがいるのか。かなりの魔物を連れてきたな!」
魔物や兵士の注意を向けさせたのは良いが、それでもやはり多い。近くにいた魔物さえ、気付いては来ている。
かなり密集した時に魔法やら爆破やらで仕留めればいいが、現状は逃げる事しか出来ない。
だが、問題が1つだけ生まれる。ここの地形を把握してないせいか、どこに逃げれば良いかわからない事だ。それに加え、どこに敵がいるのかも把握出来ない。
「今は出来るか限り引きつける必要があるか」
その時だ。目の前に広い敷地へと出た。だが、待ち伏せされてたかのように目の前には魔物を引き連れた兵士の姿が現れる。
「逆に追い込まれたって事か」
中央へと逃げるかのように走り、急停止する。既に前後は囲まれており、そう簡単には抜け出せなくなっていた。
だが、ここで戦う以外道はない。
「陣形囲み!至急配備!」
兵士達は陣形を作り出し、徐々に追い込まれていく。だが、その前に俺は前へと突っ走った。
チェーンへと変形したブレードで敵陣地へと叩き込む。その後にブレードへと戻し、接近戦へと持ち込んだ。
あの者に育てられたせいか、接近戦は圧倒していた。魔物だろうが、兵士だろうが、関係なく一撃で次々と倒れていく。
前方が崩れた時、後方にいる者達へとチェーンを大きく振り回す。大きく展開した瞬間に、両手から分離させ、チェーンの刃が彼らへと襲う。
当たるか、当たらないかの所で大きく爆破させた。
「だけど、これだけでは生き残る者もいるか・・・」
煙から進む影、大型の魔物や兵士の数々が進んでくる。だが、その動きはフラついており、爆破によるダメージが入っていた。
両手の武器はチェーンを爆破させた後に強制的に解除した。その為、右手にロングソードを生成させた時、後ろから攻撃を仕掛けてくる。何もない左手で顎に一撃、怯んだ隙にロングソードの一撃で仕留めた。
前後左右、密かに近づいて来る。
「数はやはり圧倒されてるか」
左手に何も生成しなかったのは、格闘での近接戦闘、それによる実践戦闘をする為だ。武器を生成した方が効率良いのは分かるが、その武器で使用する攻撃魔法などで魔力が持って行かれる。
マナポーションも一応あるが、いつ、どこで足りなくなるか分からない。
最悪、左手も生成して相手するしかない。
「ここで終わりだ」
気付けば、次から次へと増えていた。兵士の1人が叫んだ時、こちらへと次々と走り出した。
「仕方ない・・・、ハイスピード!」
自身のスピードを上げ、兵士の攻撃を避ける。その後に後ろへとバク転しながら移動、兵士の真後ろへと来た時に横回転しながら、体を斬り裂いた。
その後に右足を軸にしながら、時計回りに回りつつ近づいて来た兵士を斬った。
「化け物かよ!どうやれってんだ!」
恐縮したのか、引き下がろうとする者も現れた。事実、何十人の仲間が目の前で倒されては、錯乱するだろう。だが、兵士は撤退などせずに、こちらへと襲い掛かってくる。
仕方なく、腰に装着してあるクナイに近い形状のナイフを取り出し、投げ飛ばす。数で密集してる分、目の前で外したとしても、後方にいる者の頭には命中する。
鎧やヘルムを装着してようと、鋭い刃は容赦なく突き刺さり、甲高い音が響いた。それでも止まる事のない足音は徐々に近づいて来る。
その時だった。
目の前にいた兵士がどこから飛んできたのか、矢が頭に命中し、その場に倒れた。そのせいか、足を止め、辺りを見渡し始めた時に次々と命中しては倒れていく。
こことは別の場所、女性は片手に弓を持ちながら次々と矢を発射していった。
「どこ行ったのよ・・・」
和樹が戦闘を始める数分前、1人魔物から身を隠しながら探索する者がいた。先程からどこかに向かってるのか、慌しいようだった。
トルゥの片手には逆手専用の剣が握られていた。ロッドソード、遠距離と近距離を交互に行う武器だ。彼女は元々剣の扱いから魔法までを幅広く教えられていた為に出来る事だ。
そんな彼女も慎重に進んでいた。もし戦闘が起これば、近辺にいる魔物が瞬時に集まってくる為だ。数で圧倒されれば、そんな彼女も敵うはずがない。
「うぅ・・・多い」
目の前だけでも数体、周りの足音だけでも5体はいる。
行動を起こせば、囲まれて終わりだった。悩んだ挙句、行動に出ようとした時だ。
「・・・え」
突如と腕を掴まれ、引きずり込まれるように引っ張られた。
外見はエルフ、大型の弓を持っており、狙いを定めて打ち続けていた。その後方から次々と鎧を着た騎士が走り出してくる。
「まだ生き残りがいたってのか!」
そう発言したのは兵士だった。
彼らは奇襲を掛け、全滅させたと思い込んでいた。だが、実際には一部の騎士だけしか倒せておらず、残った者達は隠れるように身を隠していたのだろう。
その為、何かの合図とともに騎士達は動き出し、周りも戦闘が始まっていた。
兵士達が残っていたのは物資の確保、及びに騎士達の全滅。だが、その直後に俺が仕掛けた為に、慌てて迎撃に当たった。だが、そうこうしてるうちに身を潜めていた騎士達が攻撃へと移した。
大体の流れはこうだ。物資が一部分に集められてたのはそういう事だ。
騎士達の突如の奇襲に、兵士達は対応しようとするが、あまりにも進行スピードが速い為に止められてない。もはや、彼らでは止める事も出来ないのだ。
周りにいた兵士達は、逃げるように走り出したが、弓兵達が彼らを撃ち抜いていった。
数分後、周りからは戦闘の音は止んだ。
外では何やら騒がしくなっていた。明朝、タイミングを待ってたのか、魔王軍が襲ってきた。数までは分からなかったが、かなりの人数だった。
「外が何やら騒がしいみたいですね」
「ここがバレたと冷や汗かいたよ」
先程から爆発、何人もの人達が走り去る音が響き渡る。
彼女らがいるのは、奇襲された場合を想定して魔法で掘った穴の中だ。テントが倒れたりしたお陰で、入り口も見事に隠れた。
だが、それでも半数近くは戦い、命を落とした。こちらがいくら強かろうと、数で押されては歯が立たない。
「今、地上でまだ戦ってるのでしょうか」
「だとしたら、ベローグ。それを倒してくれなきゃ、こちらとしては地上に出る事も出来ない」
オークみたいな体つきの巨漢、それがこの入り口近くで見かけたからだ。もし、仮に飛び出したとしたら、ベローグの持つ棍棒で薙ぎ払われてしまう。
無論、騎士達の武力ではベローグなど怖くない。だが、現状は密集している。ベローグみたいな振り回す攻撃には密集している彼女らにとっては大打撃だ。
「今は祈るしかないですよ」
1人の騎士が、隣にいた女性騎士の肩を叩いた。その後、女性騎士は背中に背負っている大弓へと手を伸ばすが、途中で止め、手を地面へと下ろした。
「グオオオオオ!」
「ここにもベローグがいるのか。かなりの魔物を連れてきたな!」
魔物や兵士の注意を向けさせたのは良いが、それでもやはり多い。近くにいた魔物さえ、気付いては来ている。
かなり密集した時に魔法やら爆破やらで仕留めればいいが、現状は逃げる事しか出来ない。
だが、問題が1つだけ生まれる。ここの地形を把握してないせいか、どこに逃げれば良いかわからない事だ。それに加え、どこに敵がいるのかも把握出来ない。
「今は出来るか限り引きつける必要があるか」
その時だ。目の前に広い敷地へと出た。だが、待ち伏せされてたかのように目の前には魔物を引き連れた兵士の姿が現れる。
「逆に追い込まれたって事か」
中央へと逃げるかのように走り、急停止する。既に前後は囲まれており、そう簡単には抜け出せなくなっていた。
だが、ここで戦う以外道はない。
「陣形囲み!至急配備!」
兵士達は陣形を作り出し、徐々に追い込まれていく。だが、その前に俺は前へと突っ走った。
チェーンへと変形したブレードで敵陣地へと叩き込む。その後にブレードへと戻し、接近戦へと持ち込んだ。
あの者に育てられたせいか、接近戦は圧倒していた。魔物だろうが、兵士だろうが、関係なく一撃で次々と倒れていく。
前方が崩れた時、後方にいる者達へとチェーンを大きく振り回す。大きく展開した瞬間に、両手から分離させ、チェーンの刃が彼らへと襲う。
当たるか、当たらないかの所で大きく爆破させた。
「だけど、これだけでは生き残る者もいるか・・・」
煙から進む影、大型の魔物や兵士の数々が進んでくる。だが、その動きはフラついており、爆破によるダメージが入っていた。
両手の武器はチェーンを爆破させた後に強制的に解除した。その為、右手にロングソードを生成させた時、後ろから攻撃を仕掛けてくる。何もない左手で顎に一撃、怯んだ隙にロングソードの一撃で仕留めた。
前後左右、密かに近づいて来る。
「数はやはり圧倒されてるか」
左手に何も生成しなかったのは、格闘での近接戦闘、それによる実践戦闘をする為だ。武器を生成した方が効率良いのは分かるが、その武器で使用する攻撃魔法などで魔力が持って行かれる。
マナポーションも一応あるが、いつ、どこで足りなくなるか分からない。
最悪、左手も生成して相手するしかない。
「ここで終わりだ」
気付けば、次から次へと増えていた。兵士の1人が叫んだ時、こちらへと次々と走り出した。
「仕方ない・・・、ハイスピード!」
自身のスピードを上げ、兵士の攻撃を避ける。その後に後ろへとバク転しながら移動、兵士の真後ろへと来た時に横回転しながら、体を斬り裂いた。
その後に右足を軸にしながら、時計回りに回りつつ近づいて来た兵士を斬った。
「化け物かよ!どうやれってんだ!」
恐縮したのか、引き下がろうとする者も現れた。事実、何十人の仲間が目の前で倒されては、錯乱するだろう。だが、兵士は撤退などせずに、こちらへと襲い掛かってくる。
仕方なく、腰に装着してあるクナイに近い形状のナイフを取り出し、投げ飛ばす。数で密集してる分、目の前で外したとしても、後方にいる者の頭には命中する。
鎧やヘルムを装着してようと、鋭い刃は容赦なく突き刺さり、甲高い音が響いた。それでも止まる事のない足音は徐々に近づいて来る。
その時だった。
目の前にいた兵士がどこから飛んできたのか、矢が頭に命中し、その場に倒れた。そのせいか、足を止め、辺りを見渡し始めた時に次々と命中しては倒れていく。
こことは別の場所、女性は片手に弓を持ちながら次々と矢を発射していった。
「どこ行ったのよ・・・」
和樹が戦闘を始める数分前、1人魔物から身を隠しながら探索する者がいた。先程からどこかに向かってるのか、慌しいようだった。
トルゥの片手には逆手専用の剣が握られていた。ロッドソード、遠距離と近距離を交互に行う武器だ。彼女は元々剣の扱いから魔法までを幅広く教えられていた為に出来る事だ。
そんな彼女も慎重に進んでいた。もし戦闘が起これば、近辺にいる魔物が瞬時に集まってくる為だ。数で圧倒されれば、そんな彼女も敵うはずがない。
「うぅ・・・多い」
目の前だけでも数体、周りの足音だけでも5体はいる。
行動を起こせば、囲まれて終わりだった。悩んだ挙句、行動に出ようとした時だ。
「・・・え」
突如と腕を掴まれ、引きずり込まれるように引っ張られた。
外見はエルフ、大型の弓を持っており、狙いを定めて打ち続けていた。その後方から次々と鎧を着た騎士が走り出してくる。
「まだ生き残りがいたってのか!」
そう発言したのは兵士だった。
彼らは奇襲を掛け、全滅させたと思い込んでいた。だが、実際には一部の騎士だけしか倒せておらず、残った者達は隠れるように身を隠していたのだろう。
その為、何かの合図とともに騎士達は動き出し、周りも戦闘が始まっていた。
兵士達が残っていたのは物資の確保、及びに騎士達の全滅。だが、その直後に俺が仕掛けた為に、慌てて迎撃に当たった。だが、そうこうしてるうちに身を潜めていた騎士達が攻撃へと移した。
大体の流れはこうだ。物資が一部分に集められてたのはそういう事だ。
騎士達の突如の奇襲に、兵士達は対応しようとするが、あまりにも進行スピードが速い為に止められてない。もはや、彼らでは止める事も出来ないのだ。
周りにいた兵士達は、逃げるように走り出したが、弓兵達が彼らを撃ち抜いていった。
数分後、周りからは戦闘の音は止んだ。
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