76 / 358
王都異変
75.セイラン
しおりを挟む
先程とは思えないさっき満ちた攻撃が飛んでくる。追尾として魔力が空中で固まり、球体となった魔力玉の攻撃を仕掛けてくる。
彼女が何も唱えてないからすると俺と同じく声を出さずに詠唱出来るか、或いは彼女の特殊能力の一種なのかは分からない。紫色の魔力…、幽霊的なイメージが思い浮かぶ。
「どうしたどうした?そなたの攻撃はそんなものか」
チェーンで攻撃するが跳ね除け、突っ込んでくる。ツインソードで受け止めつつ、チェーンを戻し攻撃するが受け止められる。
ツインソードで地面へと煙を上げるために弱めの魔法『マグネットショット』を放つ。セイランはそれを見るなりとっさに後ろへと下がる。
そして俺は次の魔法『ファイアボール・スナイプ』を小さく無数に唱えて放つ。
煙から後ろへと下がっている彼女は刀で1発1発、動きや持ち替えなどしながら全てを斬り落としていく。もしこの世界に銃弾などあったとしても撃ち落としているだろう。
「めちゃくちゃな動きで全てを撃ち落とすか」
「私の実力を舐められては困りますね。こんなので私に痛みを与える事など不可」
セイランは手に紫の炎を出しながらこちらへと歩いてくる。俺も右手のひらに赤い魔力玉を作り出す。
彼女は左手のひらに出していた炎を閉じ、そのまま走り出す。左手でマナポーションを飲み、魔力を回復する。
そして魔力玉を投げ飛ばす。予想はしていたがそれを斬りにかかる。だからそれを当たる前にそれを分離させる。
「……!」
彼女は分離した魔力玉が当たる。さすがにこれは効いたであろう。だが、彼女は歩みを止めなかった。顔に傷が出来たとしてもだ。
これならあと7秒で攻撃を仕掛けてくるであろう。その前にチェーンを分離し、爆破させる事も出来るが……、彼女には無効だろう。俺が1番習得するのに時間が掛かった魔法を使ってみるのもいいかもしれない。
「第五階級魔法『サンダーグレイブ・バーンドラット』」
魔法には属性以外に階級魔法がある。第七階級魔法が最低で第一階級魔法が最高になる。だけどその上に究極魔法やら最上位級魔法が存在してると聞く。
手に電気の渦が発生し、その中心に小さな電撃玉が出来上がる。
斬りにかかる瞬間に電撃玉からレーザーを放つ。レーザー砲みたいな攻撃だが、爆破系でもある。セイランはそれを受け止めているが、時間が経った時、本当の意味がある。
レーザーが撃ち終わった時、大きな爆発する。
「流石に魔力切れギリギリだが、これだと大ダメージ与えられただろう」
広範囲に爆発が広がっている。流石に受け止めたとしても体には蓄積されるだろう。
そんな期待を裏切るかのように煙の中から服が破けながらも歩いてくる。レーザーを受け止めていたため、かなり後ろへ下がっている為に距離は多少があるが、
「勝ち目はほぼないに等しいな」
「隠しネタはそれだけですか?」
この魔法でさえ効かない。だが、ダメージは蓄積されているのは分かる。痛みを表に出さないのだろう。
「あの方よりは少々物足りない…。今後の事だと少々勿体無いですけど、ここで死んでもらいます」
「それはさせないわ」
その時、目の前に黒い服装をしたリーネが現れる。今頃になり、リーネが現れたって事は準備が出来ているのだろう。
「次の相手は私よ。セイラン」
「私の仇敵。今こそ決着をつけさせてもらう」
俺の後の2人の戦いが始まろうとしていた。
彼女が何も唱えてないからすると俺と同じく声を出さずに詠唱出来るか、或いは彼女の特殊能力の一種なのかは分からない。紫色の魔力…、幽霊的なイメージが思い浮かぶ。
「どうしたどうした?そなたの攻撃はそんなものか」
チェーンで攻撃するが跳ね除け、突っ込んでくる。ツインソードで受け止めつつ、チェーンを戻し攻撃するが受け止められる。
ツインソードで地面へと煙を上げるために弱めの魔法『マグネットショット』を放つ。セイランはそれを見るなりとっさに後ろへと下がる。
そして俺は次の魔法『ファイアボール・スナイプ』を小さく無数に唱えて放つ。
煙から後ろへと下がっている彼女は刀で1発1発、動きや持ち替えなどしながら全てを斬り落としていく。もしこの世界に銃弾などあったとしても撃ち落としているだろう。
「めちゃくちゃな動きで全てを撃ち落とすか」
「私の実力を舐められては困りますね。こんなので私に痛みを与える事など不可」
セイランは手に紫の炎を出しながらこちらへと歩いてくる。俺も右手のひらに赤い魔力玉を作り出す。
彼女は左手のひらに出していた炎を閉じ、そのまま走り出す。左手でマナポーションを飲み、魔力を回復する。
そして魔力玉を投げ飛ばす。予想はしていたがそれを斬りにかかる。だからそれを当たる前にそれを分離させる。
「……!」
彼女は分離した魔力玉が当たる。さすがにこれは効いたであろう。だが、彼女は歩みを止めなかった。顔に傷が出来たとしてもだ。
これならあと7秒で攻撃を仕掛けてくるであろう。その前にチェーンを分離し、爆破させる事も出来るが……、彼女には無効だろう。俺が1番習得するのに時間が掛かった魔法を使ってみるのもいいかもしれない。
「第五階級魔法『サンダーグレイブ・バーンドラット』」
魔法には属性以外に階級魔法がある。第七階級魔法が最低で第一階級魔法が最高になる。だけどその上に究極魔法やら最上位級魔法が存在してると聞く。
手に電気の渦が発生し、その中心に小さな電撃玉が出来上がる。
斬りにかかる瞬間に電撃玉からレーザーを放つ。レーザー砲みたいな攻撃だが、爆破系でもある。セイランはそれを受け止めているが、時間が経った時、本当の意味がある。
レーザーが撃ち終わった時、大きな爆発する。
「流石に魔力切れギリギリだが、これだと大ダメージ与えられただろう」
広範囲に爆発が広がっている。流石に受け止めたとしても体には蓄積されるだろう。
そんな期待を裏切るかのように煙の中から服が破けながらも歩いてくる。レーザーを受け止めていたため、かなり後ろへ下がっている為に距離は多少があるが、
「勝ち目はほぼないに等しいな」
「隠しネタはそれだけですか?」
この魔法でさえ効かない。だが、ダメージは蓄積されているのは分かる。痛みを表に出さないのだろう。
「あの方よりは少々物足りない…。今後の事だと少々勿体無いですけど、ここで死んでもらいます」
「それはさせないわ」
その時、目の前に黒い服装をしたリーネが現れる。今頃になり、リーネが現れたって事は準備が出来ているのだろう。
「次の相手は私よ。セイラン」
「私の仇敵。今こそ決着をつけさせてもらう」
俺の後の2人の戦いが始まろうとしていた。
0
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる