勇者として召喚されたはずだけど、勇者として歓迎されませんでした

くノ一

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戦争 序章

174.違和感のある武器庫

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「グハ・・・」

 次々と兵士を倒していき、先へと進む。先へ進むに聖騎士が倒れていたりなど、激化していた。

「人数的に互角なのかもしれないな」

 それにしても、大規模な基地なのに少ないな。まるでここを捨てるかのようにも感じる。
 一部の者は捨て身で仲間の撤退の時間でも稼いでるって所かもしれない。それか聖騎士団の連中が片付けて行っているかだろう。
 とりあえず、先へと進むにはこの数を相手にしないとな。
 目の前には既に魔王軍の兵士が数名、ウルフ種の魔物が2匹いた。
 どこかのゲームかと思える程の配置だ。リアルでもこうなるのかよ。

「ここを通らすな。なんとしてでも死守しろ!」

 とりあえず、突破を図るぞ。
 そのまま突っ込み、チェーンで前方の兵士を飛ばす。その隙にウルフ種が襲って来るが聖剣の衝撃波で飛ばす。
 その隙に一気に接近し、立ち上がろうとする兵士達をチェーンで奥へと切り込む。

「こ、この!」

 立ち上がった兵士が剣を持ち俺へと走り込もうとしたのを俺はチェーンで足元を狙い、その場で転倒させる。

「このルートが正解ルートなのかは分からないが、先へと行くしか無いな」

 先へと走っていると、べローグやオークなどが襲って来る。このルート、守りが以外にも多い。多いって言うよりは少ないが、他の所と比べたら守りはある方だろう。
 幾つものテントやその中にはまだ使用されてない武器などが置かれていた。

「・・・箱の数、その中に入っている武器の数・・・、少ないな」

 箱には20本程入りそうな感じだが、3個程見てみると中にはほんの2、3本程度しか入ってなかった。ここが基地ってならもっと大量に入っていてもおかしくないはずだ。
 自然に数を減らしていたと考えると納得がつくが、俺らの進行で次々と武器を持って行ったはずだ。
 だけど、それならここはもう少し荒れててもおかしくはない。綺麗に積まれていて、荒れた様子など一切ない。

「まるでここを最初から放置するような感じだな」

 考え事をしていると後ろから近づいてくる者の気配を感じた。すぐさまにチェーンで体へと斬るために一回転する。チェーンは俺の体を回りながら襲ってきた兵士の体へと斬り刻んだ。
 相手も必死なんだろう。

「どちらも命がけか・・・、奥へと進まないとな」

 早くこの戦いを終わらすために俺は先へと進む。
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