10 / 18
10 ジゼル①
しおりを挟む
ジゼル・マンシェはホプキンソン侯爵の私生児としてこの世に産まれた。
物心付く頃にはホプキンソンと母の間に繋がりはなく、母子は貧しいながらも幸せに過ごしていた。
ささやかな暮らしが失われたのは、ジゼルが10歳の時のことだった。
目の前で慣れ親しんだ部屋が燃えている。倒れた母はジゼルに向かって手を伸ばしたが、二人の間に瓦礫が降り注いだせいで握り返すことは叶わなかった。
服に火がついたことなんかどうでも良くて、母の姿が見えなくなったことが悲しくて大声で泣いた。すると消防隊員がやってきて、ジゼルをアパートの外へと連れ出してくれた。
お母さんがまだ中にと必死で抵抗したけれど、当然ながら部屋に戻ることは許されずにそのまま病院に運ばれて、そこからの記憶は曖昧だ。治癒魔法の使い手まで動員しての治療の甲斐あって、ジゼルは1週間後に目を覚ました。
出火原因は隣人の火の不始末で、本人もこの火事で亡くなっていた。母を失った憤りを向ける相手はおらず、体に残った醜い火傷の痕がこれが現実であるということを嫌というほどに主張していた。
そんな経緯があって、実の娘を放置するのでは外聞が悪いと考えたホプキンソンにより、ジゼルは侯爵邸に引き取られた。
当然ながら歓迎などされなかった。
肩から腹にかけて残った火傷の痕のせいで、侯爵家の駒として嫁に行く使い道すらないお荷物の私生児。唯一血のつながりのある父は妾腹の娘に関心を持たず、代わりに関わるのは義母と義姉だけ。
義母は突然現れた貧相な娘がとにかく気に入らない様子で、ジゼルは幼い頃から使用人と同等かそれ以上の労働を強いられた。
「ヴィクトリア、私は紅茶が良かったのよ。コーヒーだなんて誰が淹れろと言ったの?」
コーヒーを用意しろと言われて義母の元に持っていくと、覚えのないミスを指摘される。
ヴィクトリアという名前は侯爵家の娘として恥ずかしくないようにと用意されたものだった。ジゼルにとっては耳慣れず、不快な文字列でしかない。
「申し訳ありません、奥様」
「本当に愚図ね! あのメイドの女に似たのかしら?」
嫌がらせをされることよりも、母をなじられることが何よりも苦しかった。
助けてくれるものはおらず、少しミスをすれば食事を抜かれ、日の当たらない地下室で寝起きする日々は、確実に少女の身体と心を削っていく。
ジゼルは母を想って何度も泣いた。あの小さなアパートに帰りたいと、いつもそればかりを願った。
そんな中で唯一安らぎを得る手段が物語を読むことだった。特に亡国騎士物語が大好きで、主人公の騎士オズワルドが王女を救い出すシーンは何度読んだか分からないほど。
高い塔のてっぺんに幽閉されていた王女の元に颯爽と現れて、亡国の騎士は手を差し伸べながらこう言うのだ。
「姫君、私と共に参りましょう」
ジゼルは台詞を口ずさむと、小さなため息をついて本を閉じた。
自分にこんなことが起こるだなんて夢を見るほど子供でもなく、ただ純粋に憧れているだけだ。物語を読んでいる間は苦しいことも思い出さずに済むのだから。
次の日も早く起きて水を汲む。
洗濯をこなし、掃除をして、夜は冷えた地下室で眠る。
たまにミスをして食事抜き。
家具の移動なども一人で行う。
義姉に用意した焼き菓子がまずいとゴミ箱に捨てられる。
夜は冷えた地下室で眠る。
赤狼騎士団の者たちに貧民の子がいるぞと罵倒される。
洗濯をして掃除をする。
義母に掃除が下手だと顔を打たれる。
夜は冷えた地下室で眠る。
毎日が痛くて苦しかった。色のない日々は長いような短いような感覚で過ぎ去って、ジゼルはいつの間にか15歳になっていた。
その出来事がどういった経緯で起きたのかはよく覚えてない。
いつものように中庭を掃き清めていたジゼルは、気づいた時には木立の中に引きずり込まれて、騎士団長アンブラーに組み敷かれていた。
体中を無遠慮な手が這い回り、その感触の気持ち悪いことと言ったら無かった。下卑た笑みを浮かべた顔も、抵抗の効かない大きな体も何もかもが恐ろしくて、それでもジゼルは震える声を絞り出す。
「嫌、やめて……!」
「大丈夫ですよ。すぐに良くして差し上げます」
近頃のアンブラーの目に、どこか品定めするような色が含まれていたことには気付いていた。
しかしこんなことになるなどとは思っても見なかったし、騎士という存在がこのような行為に及ぶとは信じたくもなかった。
「随分と美しくお育ちになられたのに、体に傷があって嫁に行けないとはもったいない。気の毒だから私が慰めて差し上げます」
そんなことは頼んでもいない。けれど嫁に行けないという言葉には、冷や水を浴びせられたように体が動かなくなった。
それでも拒絶の言葉でか細い抵抗を続けていると、胸元のボタンを外されたところでアンブラーの動きが止まった。
「うわっ……! なんて醜い傷だ!」
まるでこの世でもっとも汚いものを見たとでも言うような声だった。
「ちっ……想像以上だな、これは。顔が良くても無理だ」
アンブラーは低く吐き捨てると、罵倒する言葉を並べ立ててその場を去っていった。
「良かった……」
ジゼルはシャツのボタンをかき合わせて、安堵のため息をついた。
体がどうしようもなく震えるのは、地面に押し付けられて冷えたのと、恐ろしくて仕方がなかったから。そうだと思い込みたいのに、頭の中には先程のアンブラーの言い様がこびりついてしまっていた。
——なんて醜い傷だ、か。
そんなことは自分が一番良く知っている。肩から腹にかけて広がる火傷の痕は、ジゼルにとっては母を差し置いて生き残った罪の証だ。
あのおぞましい騎士団長がいる場所にはもういたくない。実の父とは話した記憶もなく、義母と義姉には邪険にされる日々。
ジゼルはもう成人しているし、良く考えればここにいる理由などないのではないか。
思い立った瞬間に体の底から衝動が沸き起こって、行動せずにはいられなかった。
ジゼルはその日のうちに荷物をまとめると、忌まわしい侯爵邸を後にした。
こうしてジゼルは領地の果ての宿場町にたどり着き、最も安い宿にて住み込みの仕事を得た。使用人として働いてきた能力がそのまま役に立って、宿を運営する人の良い夫婦はいつも働きぶりを見て喜んでくれたものだ。
「ジゼルちゃん、髪の毛切ってもらっていいかしら?」
「はい、もちろんです」
自分が愛した名前で生きることができるのも嬉しい。何より手先が器用なジゼルを、皆が頼ってくれることが幸せだった。
綺麗に髪をカットされて明るい笑みを浮かべた仲間が、心からの感謝を告げて去っていく。ジゼルは笑顔で頷いて、明日の分の食材を買い出しに行くことにした。
夏の日差しも夕刻となれば和らぎ、乾いた空気が賑わう街を押し包んでいる。家路を急ぐ人々の笑みを眺めていると、手を繋いで歩く親子連れとすれ違った。
仲の良さそうな夫婦と小さな女の子が一人、幸せそうな笑みを浮かべて家路を辿っていく。
——いいな。
ついそう思ってしまう自分のことが、ジゼルは嫌いだった。
本当は家族が欲しかった。幼い頃、無条件でジゼルを守ってくれた母のように、小さな幸せを守ることのできる自分になりたかった。
けれどいい加減諦めるべきなのだ。一目見て醜いと謗られるような傷痕を持つ身体では、結婚など夢見ることすら許されないのだから。
物心付く頃にはホプキンソンと母の間に繋がりはなく、母子は貧しいながらも幸せに過ごしていた。
ささやかな暮らしが失われたのは、ジゼルが10歳の時のことだった。
目の前で慣れ親しんだ部屋が燃えている。倒れた母はジゼルに向かって手を伸ばしたが、二人の間に瓦礫が降り注いだせいで握り返すことは叶わなかった。
服に火がついたことなんかどうでも良くて、母の姿が見えなくなったことが悲しくて大声で泣いた。すると消防隊員がやってきて、ジゼルをアパートの外へと連れ出してくれた。
お母さんがまだ中にと必死で抵抗したけれど、当然ながら部屋に戻ることは許されずにそのまま病院に運ばれて、そこからの記憶は曖昧だ。治癒魔法の使い手まで動員しての治療の甲斐あって、ジゼルは1週間後に目を覚ました。
出火原因は隣人の火の不始末で、本人もこの火事で亡くなっていた。母を失った憤りを向ける相手はおらず、体に残った醜い火傷の痕がこれが現実であるということを嫌というほどに主張していた。
そんな経緯があって、実の娘を放置するのでは外聞が悪いと考えたホプキンソンにより、ジゼルは侯爵邸に引き取られた。
当然ながら歓迎などされなかった。
肩から腹にかけて残った火傷の痕のせいで、侯爵家の駒として嫁に行く使い道すらないお荷物の私生児。唯一血のつながりのある父は妾腹の娘に関心を持たず、代わりに関わるのは義母と義姉だけ。
義母は突然現れた貧相な娘がとにかく気に入らない様子で、ジゼルは幼い頃から使用人と同等かそれ以上の労働を強いられた。
「ヴィクトリア、私は紅茶が良かったのよ。コーヒーだなんて誰が淹れろと言ったの?」
コーヒーを用意しろと言われて義母の元に持っていくと、覚えのないミスを指摘される。
ヴィクトリアという名前は侯爵家の娘として恥ずかしくないようにと用意されたものだった。ジゼルにとっては耳慣れず、不快な文字列でしかない。
「申し訳ありません、奥様」
「本当に愚図ね! あのメイドの女に似たのかしら?」
嫌がらせをされることよりも、母をなじられることが何よりも苦しかった。
助けてくれるものはおらず、少しミスをすれば食事を抜かれ、日の当たらない地下室で寝起きする日々は、確実に少女の身体と心を削っていく。
ジゼルは母を想って何度も泣いた。あの小さなアパートに帰りたいと、いつもそればかりを願った。
そんな中で唯一安らぎを得る手段が物語を読むことだった。特に亡国騎士物語が大好きで、主人公の騎士オズワルドが王女を救い出すシーンは何度読んだか分からないほど。
高い塔のてっぺんに幽閉されていた王女の元に颯爽と現れて、亡国の騎士は手を差し伸べながらこう言うのだ。
「姫君、私と共に参りましょう」
ジゼルは台詞を口ずさむと、小さなため息をついて本を閉じた。
自分にこんなことが起こるだなんて夢を見るほど子供でもなく、ただ純粋に憧れているだけだ。物語を読んでいる間は苦しいことも思い出さずに済むのだから。
次の日も早く起きて水を汲む。
洗濯をこなし、掃除をして、夜は冷えた地下室で眠る。
たまにミスをして食事抜き。
家具の移動なども一人で行う。
義姉に用意した焼き菓子がまずいとゴミ箱に捨てられる。
夜は冷えた地下室で眠る。
赤狼騎士団の者たちに貧民の子がいるぞと罵倒される。
洗濯をして掃除をする。
義母に掃除が下手だと顔を打たれる。
夜は冷えた地下室で眠る。
毎日が痛くて苦しかった。色のない日々は長いような短いような感覚で過ぎ去って、ジゼルはいつの間にか15歳になっていた。
その出来事がどういった経緯で起きたのかはよく覚えてない。
いつものように中庭を掃き清めていたジゼルは、気づいた時には木立の中に引きずり込まれて、騎士団長アンブラーに組み敷かれていた。
体中を無遠慮な手が這い回り、その感触の気持ち悪いことと言ったら無かった。下卑た笑みを浮かべた顔も、抵抗の効かない大きな体も何もかもが恐ろしくて、それでもジゼルは震える声を絞り出す。
「嫌、やめて……!」
「大丈夫ですよ。すぐに良くして差し上げます」
近頃のアンブラーの目に、どこか品定めするような色が含まれていたことには気付いていた。
しかしこんなことになるなどとは思っても見なかったし、騎士という存在がこのような行為に及ぶとは信じたくもなかった。
「随分と美しくお育ちになられたのに、体に傷があって嫁に行けないとはもったいない。気の毒だから私が慰めて差し上げます」
そんなことは頼んでもいない。けれど嫁に行けないという言葉には、冷や水を浴びせられたように体が動かなくなった。
それでも拒絶の言葉でか細い抵抗を続けていると、胸元のボタンを外されたところでアンブラーの動きが止まった。
「うわっ……! なんて醜い傷だ!」
まるでこの世でもっとも汚いものを見たとでも言うような声だった。
「ちっ……想像以上だな、これは。顔が良くても無理だ」
アンブラーは低く吐き捨てると、罵倒する言葉を並べ立ててその場を去っていった。
「良かった……」
ジゼルはシャツのボタンをかき合わせて、安堵のため息をついた。
体がどうしようもなく震えるのは、地面に押し付けられて冷えたのと、恐ろしくて仕方がなかったから。そうだと思い込みたいのに、頭の中には先程のアンブラーの言い様がこびりついてしまっていた。
——なんて醜い傷だ、か。
そんなことは自分が一番良く知っている。肩から腹にかけて広がる火傷の痕は、ジゼルにとっては母を差し置いて生き残った罪の証だ。
あのおぞましい騎士団長がいる場所にはもういたくない。実の父とは話した記憶もなく、義母と義姉には邪険にされる日々。
ジゼルはもう成人しているし、良く考えればここにいる理由などないのではないか。
思い立った瞬間に体の底から衝動が沸き起こって、行動せずにはいられなかった。
ジゼルはその日のうちに荷物をまとめると、忌まわしい侯爵邸を後にした。
こうしてジゼルは領地の果ての宿場町にたどり着き、最も安い宿にて住み込みの仕事を得た。使用人として働いてきた能力がそのまま役に立って、宿を運営する人の良い夫婦はいつも働きぶりを見て喜んでくれたものだ。
「ジゼルちゃん、髪の毛切ってもらっていいかしら?」
「はい、もちろんです」
自分が愛した名前で生きることができるのも嬉しい。何より手先が器用なジゼルを、皆が頼ってくれることが幸せだった。
綺麗に髪をカットされて明るい笑みを浮かべた仲間が、心からの感謝を告げて去っていく。ジゼルは笑顔で頷いて、明日の分の食材を買い出しに行くことにした。
夏の日差しも夕刻となれば和らぎ、乾いた空気が賑わう街を押し包んでいる。家路を急ぐ人々の笑みを眺めていると、手を繋いで歩く親子連れとすれ違った。
仲の良さそうな夫婦と小さな女の子が一人、幸せそうな笑みを浮かべて家路を辿っていく。
——いいな。
ついそう思ってしまう自分のことが、ジゼルは嫌いだった。
本当は家族が欲しかった。幼い頃、無条件でジゼルを守ってくれた母のように、小さな幸せを守ることのできる自分になりたかった。
けれどいい加減諦めるべきなのだ。一目見て醜いと謗られるような傷痕を持つ身体では、結婚など夢見ることすら許されないのだから。
3
あなたにおすすめの小説
白い結婚のはずが、旦那様の溺愛が止まりません!――冷徹領主と政略令嬢の甘すぎる夫婦生活
しおしお
恋愛
政略結婚の末、侯爵家から「価値がない」と切り捨てられた令嬢リオラ。
新しい夫となったのは、噂で“冷徹”と囁かれる辺境領主ラディス。
二人は互いの自由のため――**干渉しない“白い結婚”**を結ぶことに。
ところが。
◆市場に行けばついてくる
◆荷物は全部持ちたがる
◆雨の日は仕事を早退して帰ってくる
◆ちょっと笑うだけで顔が真っ赤になる
……どう見ても、干渉しまくり。
「旦那様、これは白い結婚のはずでは……?」
「……君のことを、放っておけない」
距離はゆっくり縮まり、
優しすぎる態度にリオラの心も揺れ始める。
そんな時、彼女を利用しようと実家が再び手を伸ばす。
“冷徹”と呼ばれた旦那様の怒りが静かに燃え――
「二度と妻を侮辱するな」
守られ、支え合い、やがて惹かれ合う二人の想いは、
いつしか“形だけの夫婦”を超えていく。
【完】麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
こころ ゆい
恋愛
※完結しました!皆様のおかげです!ありがとうございました!
※既に完結しておりますが、番外編②加筆しました!(2025/10/17)
狼獣人、リードネストの番(つがい)として隣国から攫われてきたモモネリア。
突然知らない場所に連れてこられた彼女は、ある事情で生きる気力も失っていた。
だが、リードネストの献身的な愛が、傷付いたモモネリアを包み込み、徐々に二人は心を通わせていく。
そんなとき、二人で訪れた旅先で小さなドワーフ、ローネルに出会う。
共に行くことになったローネルだが、何か秘密があるようで?
自分に向けられる、獣人の深い愛情に翻弄される番を描いた、とろ甘溺愛ラブストーリー。
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
勘違い妻は騎士隊長に愛される。
更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。
ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ――
あれ?何か怒ってる?
私が一体何をした…っ!?なお話。
有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。
※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
崖っぷち令嬢は冷血皇帝のお世話係〜侍女のはずが皇帝妃になるみたいです〜
束原ミヤコ
恋愛
ティディス・クリスティスは、没落寸前の貧乏な伯爵家の令嬢である。
家のために王宮で働く侍女に仕官したは良いけれど、緊張のせいでまともに話せず、面接で落とされそうになってしまう。
「家族のため、なんでもするからどうか働かせてください」と泣きついて、手に入れた仕事は――冷血皇帝と巷で噂されている、冷酷冷血名前を呼んだだけで子供が泣くと言われているレイシールド・ガルディアス皇帝陛下のお世話係だった。
皇帝レイシールドは気難しく、人を傍に置きたがらない。
今まで何人もの侍女が、レイシールドが恐ろしくて泣きながら辞めていったのだという。
ティディスは決意する。なんとしてでも、お仕事をやりとげて、没落から家を救わなければ……!
心根の優しいお世話係の令嬢と、無口で不器用な皇帝陛下の話です。
【完結】一途すぎる公爵様は眠り姫を溺愛している
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
リュシエンヌ・ソワイエは16歳の子爵令嬢。皆が憧れるマルセル・クレイン伯爵令息に婚約を申し込まれたばかりで幸せいっぱいだ。
しかしある日を境にリュシエンヌは眠りから覚めなくなった。本人は自覚が無いまま12年の月日が過ぎ、目覚めた時には父母は亡くなり兄は結婚して子供がおり、さらにマルセルはリュシエンヌの親友アラベルと結婚していた。
突然のことに狼狽えるリュシエンヌ。しかも兄嫁はリュシエンヌを厄介者扱いしていて実家にはいられそうもない。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、若きヴォルテーヌ公爵レオンだった……。
『残念な顔だとバカにされていた私が隣国の王子様に見初められました』『結婚前日に友人と入れ替わってしまった……!』に出てくる魔法大臣ゼインシリーズです。
表紙は「簡単表紙メーカー2」で作成しました。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる