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美少年タマキの1日
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11月3日、世間から美少年と言われる中学2年生のタマキの家の風呂が壊れた。
「ねえ、タマちゃん、修理屋さんの話だと、部品を取り寄せてるから、あと1週間、お風呂直らない、って。だから、街の銭湯に行って来てね」
タマキの母が銭湯へ行く小銭をタマキに差し出した。
「何? そのセントって、」
タマキは母に教えられた銭湯なる場所へ初めて行くことになった。銭湯の入り口を入ると、小さなロッカーが並んでいた。どうするのか分からなくてしばらく立っていると、後から4人の家族連れが乗り込んできた。めいめいが履いてきた靴を小さなロッカーに入れると、男と女と書かれた入り口に別れて入っていった。
「なんだ、プールと同じだ」
タマキは安心した。男と書かれた入り口に入る。ちょっと高いところから声を掛けられた。
「あら、にいちゃん、初めてかい? 」
「あ、はい」
料金を払うとすぐに脱衣場だった。前の家族連れが服を脱いでいる。タマキも服を脱ぐ。そして、浴室に入っていった。すると、
「あれ? にいちゃん、初めてかい? 」
「ええ、」
タマキはどうして分かるのだろうか、と思った。
「にいちゃん、ここは水着を付けないで入るところだから」
「え? これ、外さないといけないのですか? 」
「そうだよ。それが銭湯ってところさ」
タマキは脱衣場に戻ると、水着のパンツを脱いだ。人前で何も身につけていないなんて。とても心許ない。
素っ裸になり、浴室に入った。みんなの視線が集まった。
「よっ、にいちゃん」
誰かがはやし立てた。笑いが起こる。タマキは、自分の一物にみんなの視線が集まっているのを感じた。タマキは恥ずかしさで、頭が上気し、無我夢中で、持っていたタオルを使って顔を隠した。
「若いけど、なかなかりっぱだねえ」
タマキは恥ずかしさで頭が真っ白になった。
「わああああ」
大声を上げると、素っ裸で銭湯を飛び出し、自宅へ泣きながら帰って行こうとしたのであった。
思惑とは裏腹に、タマキは帰宅途中、警ら中の警察官にわいせつ物陳列罪で緊急逮捕された。とんでもなく悲しい14歳の思い出となったことは、言うまでもない。
「ねえ、タマちゃん、修理屋さんの話だと、部品を取り寄せてるから、あと1週間、お風呂直らない、って。だから、街の銭湯に行って来てね」
タマキの母が銭湯へ行く小銭をタマキに差し出した。
「何? そのセントって、」
タマキは母に教えられた銭湯なる場所へ初めて行くことになった。銭湯の入り口を入ると、小さなロッカーが並んでいた。どうするのか分からなくてしばらく立っていると、後から4人の家族連れが乗り込んできた。めいめいが履いてきた靴を小さなロッカーに入れると、男と女と書かれた入り口に別れて入っていった。
「なんだ、プールと同じだ」
タマキは安心した。男と書かれた入り口に入る。ちょっと高いところから声を掛けられた。
「あら、にいちゃん、初めてかい? 」
「あ、はい」
料金を払うとすぐに脱衣場だった。前の家族連れが服を脱いでいる。タマキも服を脱ぐ。そして、浴室に入っていった。すると、
「あれ? にいちゃん、初めてかい? 」
「ええ、」
タマキはどうして分かるのだろうか、と思った。
「にいちゃん、ここは水着を付けないで入るところだから」
「え? これ、外さないといけないのですか? 」
「そうだよ。それが銭湯ってところさ」
タマキは脱衣場に戻ると、水着のパンツを脱いだ。人前で何も身につけていないなんて。とても心許ない。
素っ裸になり、浴室に入った。みんなの視線が集まった。
「よっ、にいちゃん」
誰かがはやし立てた。笑いが起こる。タマキは、自分の一物にみんなの視線が集まっているのを感じた。タマキは恥ずかしさで、頭が上気し、無我夢中で、持っていたタオルを使って顔を隠した。
「若いけど、なかなかりっぱだねえ」
タマキは恥ずかしさで頭が真っ白になった。
「わああああ」
大声を上げると、素っ裸で銭湯を飛び出し、自宅へ泣きながら帰って行こうとしたのであった。
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