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厨二病、読書をする。
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「よっと…あっあともうちょい……。」
「これですか?」
ひょいっと後ろから伸びた手が私の目当ての本を取った。
「あっありがとうございます!春川先輩!!」
「どういたしまして。でも背伸びは危ないから脚立を使おうね。」
はーい、と私は舌を出した。
春川先輩は図書委員長でよく本を見に来る私と仲良くなった先輩だ。
「春川先輩、今日は本の整理ですか?」
いつもはカウンターでのんびり本を読んでいるのに。
「いやぁ今日は落ち着かなくてね…。」春川先輩は苦笑いした。
あっそうだ今日はクリスを連れてきたんだ……。つまり……。
「アレクくん、なに読んでるの?」クリス狙いの女子がたくさん来ているんだ!!
「すみません、春川先輩…。」
「いやいや気にしないで。アレクくんも本を目的に来たみたいだし。アレクくん狙いの女の子には遠慮願いたいけどね。」
先輩は長めの前髪でメガネをかけているからあまりよく見えないけど……結構美形だと思うんだよね。先輩の顔がバレても大変そう……あっだから隠してるのかな?
私がじっと先輩の顔を見ていると先輩がどうしたの?と不思議そうな顔をした。
「あっすみません、なんでもないです!」
「まどか?本は見つかったのか?」
クリスがこちらに歩いてきた。
「ごめんクリス、見つかったよ。」
私はそう言うとクリスの隣に座った。
あれ?女の子達が居なくなってる。
「さっきの女の子達は?」
「ああ、本を読む気も無さそうだったからな。帰ってもらった。」クリスはシレッと言った。おお、かっこいい!!
「わぁ、助かりました。ありがとうございます。」
春川先輩はニコニコとお礼を言った。
「あんたは?」
「ああ、僕は図書委員長の春川です。君のことは知ってるよアレクくん。いやぁ女の子達帰してくれて助かったよ。」
「いや、俺のせいで迷惑かけたな。すまない。」
律儀な人ですねぇ、春川先輩はそう言うとカウンターに座った。
「で、まどかが探してた本はどれだったんだ?」
「これ!主人公が異世界に転移させられちゃう話。」
「ほぅ……。それは興味深いな。」
「でも転移の儀式自体はそんな重要じゃないからあんまり載ってないんだよね…。」
「そうか………。」
あっクリスが落ち込んでしまった!どうしよう励まさないと!
「クリス!!見てみてミッキーのモノマネ……「儀式に興味あるんですか?」
私の変顔と同時に先輩は声をかけてきた。ええ!見られた!!
「えっ………あっはい…ちょっと興味がありまして…。」
恥ずかしくてもごもごしてると先輩はそれなら!と1冊の本を持ってきた。
「なんですか?これ。」
「黒魔術とかいろいろ載ってるんだ。かなりマイナーだから目立たないんだけど…僕結構好きでたまに読むんだよね。あっもちろん黒魔術とかはやらないからね!?」
「大丈夫、分かってますよ。」
私達は先輩から渡された本を読んでみた。
うーんなんか胡散臭いけど、一応魔法陣とかも載ってる。
「一応、借りてみようか?」
「そうだな。ところでまどか…ミッキーってなんだ。」
やめて!!蒸し返して来ないで!!
その日からクリスはその本を読み続けた。
「クリスちゃん毎日あの本読んでるのね?」
「うん、なんか魔法陣とか書いてあってもしかしてって借りてきた。」
「そうなの!?分かるといいわね。」
「うん、そうだね。」
見つかるといいね、と思いつつ少し寂しさも感じた。
やだな…何この気持ち。なんか悲しい。
「おい。」
「えっ何急に。」
「ちょっと出掛けてくる。」
「えっ1人でどこに!?ダメだよ!!」
「なんでそんなに心配してるんだ。俺は騎士だから弱くないぞ。」
「いやいやそっちの心配じゃなくて!!」
「じゃぁどっちだ。とにかく1人で大丈夫だ、まどかは寝ろ。」
そう言うとクリスは走っていってしまった。
あああ!!足が早い!!
「………………。」
私は布団の中で悶々と考えていた。
お母さんは大丈夫よ小さい子じゃないんだから、とか言ってたけどクリスはある意味小さい子よりタチが悪い気がする。
そんなことを考えていると。ガチャリ。隣からドアが開く音がした。
「クリス!?大丈夫だった!?」
急いでドアを開けるとクリスは驚いた。
「まどか!まだ寝てなかったのか…。」
「眠れなくって!クリス何してたの。」
「いや、大したことは……。しかしまどか…残念ながらあの本は偽物だったみたいだ。」
クリスはそう力無く言うと自分の部屋に入って行った。
次の日だった。朝来ると学校がザワザワしている。
何どうしたの、と門を通ってびっくり!校庭にいくつものミステリーサークルが出現していた。
「えっ何これ。」
「凄い!!宇宙人でもきたのかな!」
いや、待ってこれミステリーサークルじゃない魔法陣だ!!
私はさりげなくクリスを見るとクリスはそっと目を逸らした。
「ちょ、クリス!!あの魔法陣……!!」
「他に書くとこ無かったし…それに広大な土地が必要だったのだ。」
「広大な土地?なんでまた…。」
「あれ、ドラゴン召喚の魔法陣ですよね?」
コソコソ話していると春川先輩が話しかけてきた。
「えっ!?ドラゴン!?」
「ええ、あれはドラゴン召喚の魔法陣です。…アレクくんドラゴン呼びたかったの?」
「いや、俺ではない。」
「いやいやそんな嘘つかないでよ、大丈夫だよ先生に言ったりしないから。運良くミステリーサークルと勘違いしてるしこのまま勘違いさせとこう。」
春川先輩はそう言うと校舎へ歩いて行った。
「ドラゴン召喚……だったの?」
「ああ、あの本が本物か知りたくてとりあえずドラゴンを召喚しようかと。」
とりあえずでドラゴン召喚しないで!!
「でも…そっか…良かった、てっきり転移の魔法陣かと。」
「良かった?何が良かったんだ?」
へ?あっいやいや良かったって何が良かったんだ私!!
アワアワしてるとクリスはまぁいい、と笑った。
「まどかに何も言わず帰るわけが無いだろう。俺はそんな冷たい男じゃない。」
クリスは校舎へ歩いて行った。
「あっ待って!」私も急いでクリスの後を追った。
先生達が一生懸命ミステリーサークル(魔法陣)を消してたので1時間目は自習になった。
このミステリーサークル……あの厨二病が書いたんじゃないのか?って先生達が噂してたのを知るのはかなり先の話。
「これですか?」
ひょいっと後ろから伸びた手が私の目当ての本を取った。
「あっありがとうございます!春川先輩!!」
「どういたしまして。でも背伸びは危ないから脚立を使おうね。」
はーい、と私は舌を出した。
春川先輩は図書委員長でよく本を見に来る私と仲良くなった先輩だ。
「春川先輩、今日は本の整理ですか?」
いつもはカウンターでのんびり本を読んでいるのに。
「いやぁ今日は落ち着かなくてね…。」春川先輩は苦笑いした。
あっそうだ今日はクリスを連れてきたんだ……。つまり……。
「アレクくん、なに読んでるの?」クリス狙いの女子がたくさん来ているんだ!!
「すみません、春川先輩…。」
「いやいや気にしないで。アレクくんも本を目的に来たみたいだし。アレクくん狙いの女の子には遠慮願いたいけどね。」
先輩は長めの前髪でメガネをかけているからあまりよく見えないけど……結構美形だと思うんだよね。先輩の顔がバレても大変そう……あっだから隠してるのかな?
私がじっと先輩の顔を見ていると先輩がどうしたの?と不思議そうな顔をした。
「あっすみません、なんでもないです!」
「まどか?本は見つかったのか?」
クリスがこちらに歩いてきた。
「ごめんクリス、見つかったよ。」
私はそう言うとクリスの隣に座った。
あれ?女の子達が居なくなってる。
「さっきの女の子達は?」
「ああ、本を読む気も無さそうだったからな。帰ってもらった。」クリスはシレッと言った。おお、かっこいい!!
「わぁ、助かりました。ありがとうございます。」
春川先輩はニコニコとお礼を言った。
「あんたは?」
「ああ、僕は図書委員長の春川です。君のことは知ってるよアレクくん。いやぁ女の子達帰してくれて助かったよ。」
「いや、俺のせいで迷惑かけたな。すまない。」
律儀な人ですねぇ、春川先輩はそう言うとカウンターに座った。
「で、まどかが探してた本はどれだったんだ?」
「これ!主人公が異世界に転移させられちゃう話。」
「ほぅ……。それは興味深いな。」
「でも転移の儀式自体はそんな重要じゃないからあんまり載ってないんだよね…。」
「そうか………。」
あっクリスが落ち込んでしまった!どうしよう励まさないと!
「クリス!!見てみてミッキーのモノマネ……「儀式に興味あるんですか?」
私の変顔と同時に先輩は声をかけてきた。ええ!見られた!!
「えっ………あっはい…ちょっと興味がありまして…。」
恥ずかしくてもごもごしてると先輩はそれなら!と1冊の本を持ってきた。
「なんですか?これ。」
「黒魔術とかいろいろ載ってるんだ。かなりマイナーだから目立たないんだけど…僕結構好きでたまに読むんだよね。あっもちろん黒魔術とかはやらないからね!?」
「大丈夫、分かってますよ。」
私達は先輩から渡された本を読んでみた。
うーんなんか胡散臭いけど、一応魔法陣とかも載ってる。
「一応、借りてみようか?」
「そうだな。ところでまどか…ミッキーってなんだ。」
やめて!!蒸し返して来ないで!!
その日からクリスはその本を読み続けた。
「クリスちゃん毎日あの本読んでるのね?」
「うん、なんか魔法陣とか書いてあってもしかしてって借りてきた。」
「そうなの!?分かるといいわね。」
「うん、そうだね。」
見つかるといいね、と思いつつ少し寂しさも感じた。
やだな…何この気持ち。なんか悲しい。
「おい。」
「えっ何急に。」
「ちょっと出掛けてくる。」
「えっ1人でどこに!?ダメだよ!!」
「なんでそんなに心配してるんだ。俺は騎士だから弱くないぞ。」
「いやいやそっちの心配じゃなくて!!」
「じゃぁどっちだ。とにかく1人で大丈夫だ、まどかは寝ろ。」
そう言うとクリスは走っていってしまった。
あああ!!足が早い!!
「………………。」
私は布団の中で悶々と考えていた。
お母さんは大丈夫よ小さい子じゃないんだから、とか言ってたけどクリスはある意味小さい子よりタチが悪い気がする。
そんなことを考えていると。ガチャリ。隣からドアが開く音がした。
「クリス!?大丈夫だった!?」
急いでドアを開けるとクリスは驚いた。
「まどか!まだ寝てなかったのか…。」
「眠れなくって!クリス何してたの。」
「いや、大したことは……。しかしまどか…残念ながらあの本は偽物だったみたいだ。」
クリスはそう力無く言うと自分の部屋に入って行った。
次の日だった。朝来ると学校がザワザワしている。
何どうしたの、と門を通ってびっくり!校庭にいくつものミステリーサークルが出現していた。
「えっ何これ。」
「凄い!!宇宙人でもきたのかな!」
いや、待ってこれミステリーサークルじゃない魔法陣だ!!
私はさりげなくクリスを見るとクリスはそっと目を逸らした。
「ちょ、クリス!!あの魔法陣……!!」
「他に書くとこ無かったし…それに広大な土地が必要だったのだ。」
「広大な土地?なんでまた…。」
「あれ、ドラゴン召喚の魔法陣ですよね?」
コソコソ話していると春川先輩が話しかけてきた。
「えっ!?ドラゴン!?」
「ええ、あれはドラゴン召喚の魔法陣です。…アレクくんドラゴン呼びたかったの?」
「いや、俺ではない。」
「いやいやそんな嘘つかないでよ、大丈夫だよ先生に言ったりしないから。運良くミステリーサークルと勘違いしてるしこのまま勘違いさせとこう。」
春川先輩はそう言うと校舎へ歩いて行った。
「ドラゴン召喚……だったの?」
「ああ、あの本が本物か知りたくてとりあえずドラゴンを召喚しようかと。」
とりあえずでドラゴン召喚しないで!!
「でも…そっか…良かった、てっきり転移の魔法陣かと。」
「良かった?何が良かったんだ?」
へ?あっいやいや良かったって何が良かったんだ私!!
アワアワしてるとクリスはまぁいい、と笑った。
「まどかに何も言わず帰るわけが無いだろう。俺はそんな冷たい男じゃない。」
クリスは校舎へ歩いて行った。
「あっ待って!」私も急いでクリスの後を追った。
先生達が一生懸命ミステリーサークル(魔法陣)を消してたので1時間目は自習になった。
このミステリーサークル……あの厨二病が書いたんじゃないのか?って先生達が噂してたのを知るのはかなり先の話。
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