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サンタさん、魔術師になる
75 トレジャーハンター協会本部(1)
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チーフがまた、訳の分からないことを言いだした。
「なんてモノとか言われても、私はトレジャーハンター。魔術具を採掘するのは使命。そして、お宝を探すのは幼女の夢でありロマン」
私は腕を組んで胸を張り、当たり前のことをチーフに言う。
「そんな幼女なんか聞いたこともないわー!」
また怒られた。やっぱり理不尽。チーフ、お腹でも空いてるの?
カウンターとか掲示板に居たハンターたちが、一斉にブホッって噴出した。
今の会話のどこに噴き出す要素があったんだろう?
「いつもの天使様とチーフの掛け合いが始まったぞ」
「でも、結局我らの天使様が勝つんだよな」
……もう、みんなして好き勝手言うんだから・・・そこ、ニヤニヤしない!
「あのちっこい体で準銀級だもんな。あっ、俺、お菓子持ってきたんだった」
この前イオナロードでちょっとだけ助けたお兄さんが、そう言いながら私にクッキー詰め合わせをくれた。
「誰彼なく助けるなと言っておいたのに、また手を貸したなサンタさん?」
「ん、なんで睨むの? 魔法の練習してたら偶然トカゲに当たっただけだよ?」
「は~っ、もういい、ファイト子爵、会員専用室へどうぞ」
凄く疲れたって顔をして、チーフはお爺様と私を会員専用室へと連れていく。
「古代語が読めるはずなのに、なんで何も言わなかった? この魔術具には簡易空間と書いてあるんだぞ?」
部屋に入るなりチーフは、テーブルの上に置いてある魔術具の、側面に刻まれていた星の再生紀時代の文字を指さしながら問う。
「なんでって、お爺様にプレゼントするモノだから、ちゃんと依頼料を払って鑑定して貰ったんだけど?」
字が読めるからって、魔術具が何のための物かなんて分からないじゃん。
「ん? 今、簡易空間と言ったのかなチーフ?」
「はい。ですが、この魔術具には、この部分に魔核が埋め込まれており、魔力を流さないと起動しないようなんです」
「はあ? 魔核をセットするんじゃなくて、魔核が埋め込まれておるじゃと?」
そこから鑑定士であるチーフと魔術具専門家のお爺様の専門的な会話が展開されていったので、私はいつものように勝手におやつタイムにした。
こんなにおやつを食べているのに、何故かちっとも太らない。
アレス君の推察では、魔力を使うとエネルギーを消費するからじゃないかって。
そう言われたら魔力を使った日は、やたらとお腹が空く気がする。
「それで、どうしたらいいのチーフ?」
あれこれ議論していた2人が、落ち着いた感じになったから私は声を掛けた。
「すまないが、サンタさんの空間拡張リュックに魔術具を入れ、ファイト子爵と一緒に王都の本部に向かって欲しい。もしかしたら、魔力学会でこの魔術具を展示することになるかもしれない」
「サンタや、起動してみなければ分からんが、この魔術具は大きな波紋を生む可能性があるぞ」
お爺様まで一緒に、真剣な表情で私に言う。
「えぇーっ、面倒臭い・・・仕方ないなぁ。
王都に行く条件として、この魔術具が貴重な発見だと認められても、複製の権利をお爺様にくれると約束してくれたら、今回はトレジャーハンター協会に売ってもいいよ」
「それは私の一存で決められることではない。まあ起動できない可能性も、起動しても役に立たないモノである可能性もある。それなら好きにしたらいい」
てなことで、一緒に発見したアレス君も同行させることを要求し、ハンター協会の馬車で王都に行くことになった。
最速踏破者にはサブチーフが暫く休むことを伝えてくれるそうで、お爺様はアイガー伯父さんに王都へ行くと伝えるためホテルへ向かい、私は旅の準備のためホッパー商会へと戻った。
やって来ましたトレジャーハンター協会本部。
本部は中流地区の北側にあり、建物は5階建てだ。倉庫も2棟あるから結構敷地面積は広いだろう。この辺りは学校や病院が多いらしい。
直ぐ近くに王立能力学園があり、少し離れて王立高学園が在るんだって。どうりで制服姿の学生が通りを歩いてる。
馬車から降りて本部の中に入ると、なんで幼児が?って視線が私とアレス君に向けられる。
広いロビーには、古代都市ロルツから採掘された魔術具や生活用品、貴重な魔核などが展示されており、受付を待つ人々の目を集めている。
「久し振りに来たが、相変わらず金目の物に貪欲な商人や貴族が多いな」
「えっ? お爺様は来たことがあるの?」
するとお爺様は、入って直ぐの案内板を指さして笑った。
よく見たら、1階と2階がハンター協会本部で、3階は鑑定士協会、4階と5階は魔術具協会だった。
私たちは1階受付をスルーして、そのまま階段を上がって3階へと向かう。
事前の知らせをしていなかったので、先にチーフがメインメンバーの招集をかけるみたい。
私とお爺様とアレス君は、受付の綺麗なお姉さんに身分証の提示を求められたので、受付してロビーで待つことにした。
「あの、準銀級ハンター証の他に、身分を証明できるものがありますか?」
お姉さんが凄く困った表情で、私に質問してきた。
あれ、トレジャーハンター協会本部だから、当然ハンター証を出すんだと思ったんだけど違った?
仕方ないので、私はアレス君と一緒にゲートル支部発行の中位・魔術師の資格証を出してカウンターに置いた。
すると綺麗なお姉さんはムッとした表情になり「どうやってこれを作ったのかな?」って、私とアレス君を軽く睨みながら訊いた。
「この2人が出した身分証は本物だ。疑う前に上司に確認したらどうじゃ?」
お爺様はトレジャーハンター協会のシルバー会員証と、魔術具協会の会員証をカウンターに置いて、不機嫌そうにお姉さんに言った。
すると暫くお待ちくださいと告げ、お姉さんは私とアレス君の身分証を持って奥に行ってしまった。
「どうやら鑑定士協会では、2人が魔術師認定されたことは公にされておらんようじゃ」
「そうなんだ」と言って、私は大きな溜息を吐いた。
なんだか面倒臭い予感がして、アレス君と一緒に王都見学の話をしながら待つことにする。
「あれ、サンタさん? こんな所で会うなんて、どうされたんですか?」
……あっ、ミエハール魔術師協会部長だ。なんで?
「なんてモノとか言われても、私はトレジャーハンター。魔術具を採掘するのは使命。そして、お宝を探すのは幼女の夢でありロマン」
私は腕を組んで胸を張り、当たり前のことをチーフに言う。
「そんな幼女なんか聞いたこともないわー!」
また怒られた。やっぱり理不尽。チーフ、お腹でも空いてるの?
カウンターとか掲示板に居たハンターたちが、一斉にブホッって噴出した。
今の会話のどこに噴き出す要素があったんだろう?
「いつもの天使様とチーフの掛け合いが始まったぞ」
「でも、結局我らの天使様が勝つんだよな」
……もう、みんなして好き勝手言うんだから・・・そこ、ニヤニヤしない!
「あのちっこい体で準銀級だもんな。あっ、俺、お菓子持ってきたんだった」
この前イオナロードでちょっとだけ助けたお兄さんが、そう言いながら私にクッキー詰め合わせをくれた。
「誰彼なく助けるなと言っておいたのに、また手を貸したなサンタさん?」
「ん、なんで睨むの? 魔法の練習してたら偶然トカゲに当たっただけだよ?」
「は~っ、もういい、ファイト子爵、会員専用室へどうぞ」
凄く疲れたって顔をして、チーフはお爺様と私を会員専用室へと連れていく。
「古代語が読めるはずなのに、なんで何も言わなかった? この魔術具には簡易空間と書いてあるんだぞ?」
部屋に入るなりチーフは、テーブルの上に置いてある魔術具の、側面に刻まれていた星の再生紀時代の文字を指さしながら問う。
「なんでって、お爺様にプレゼントするモノだから、ちゃんと依頼料を払って鑑定して貰ったんだけど?」
字が読めるからって、魔術具が何のための物かなんて分からないじゃん。
「ん? 今、簡易空間と言ったのかなチーフ?」
「はい。ですが、この魔術具には、この部分に魔核が埋め込まれており、魔力を流さないと起動しないようなんです」
「はあ? 魔核をセットするんじゃなくて、魔核が埋め込まれておるじゃと?」
そこから鑑定士であるチーフと魔術具専門家のお爺様の専門的な会話が展開されていったので、私はいつものように勝手におやつタイムにした。
こんなにおやつを食べているのに、何故かちっとも太らない。
アレス君の推察では、魔力を使うとエネルギーを消費するからじゃないかって。
そう言われたら魔力を使った日は、やたらとお腹が空く気がする。
「それで、どうしたらいいのチーフ?」
あれこれ議論していた2人が、落ち着いた感じになったから私は声を掛けた。
「すまないが、サンタさんの空間拡張リュックに魔術具を入れ、ファイト子爵と一緒に王都の本部に向かって欲しい。もしかしたら、魔力学会でこの魔術具を展示することになるかもしれない」
「サンタや、起動してみなければ分からんが、この魔術具は大きな波紋を生む可能性があるぞ」
お爺様まで一緒に、真剣な表情で私に言う。
「えぇーっ、面倒臭い・・・仕方ないなぁ。
王都に行く条件として、この魔術具が貴重な発見だと認められても、複製の権利をお爺様にくれると約束してくれたら、今回はトレジャーハンター協会に売ってもいいよ」
「それは私の一存で決められることではない。まあ起動できない可能性も、起動しても役に立たないモノである可能性もある。それなら好きにしたらいい」
てなことで、一緒に発見したアレス君も同行させることを要求し、ハンター協会の馬車で王都に行くことになった。
最速踏破者にはサブチーフが暫く休むことを伝えてくれるそうで、お爺様はアイガー伯父さんに王都へ行くと伝えるためホテルへ向かい、私は旅の準備のためホッパー商会へと戻った。
やって来ましたトレジャーハンター協会本部。
本部は中流地区の北側にあり、建物は5階建てだ。倉庫も2棟あるから結構敷地面積は広いだろう。この辺りは学校や病院が多いらしい。
直ぐ近くに王立能力学園があり、少し離れて王立高学園が在るんだって。どうりで制服姿の学生が通りを歩いてる。
馬車から降りて本部の中に入ると、なんで幼児が?って視線が私とアレス君に向けられる。
広いロビーには、古代都市ロルツから採掘された魔術具や生活用品、貴重な魔核などが展示されており、受付を待つ人々の目を集めている。
「久し振りに来たが、相変わらず金目の物に貪欲な商人や貴族が多いな」
「えっ? お爺様は来たことがあるの?」
するとお爺様は、入って直ぐの案内板を指さして笑った。
よく見たら、1階と2階がハンター協会本部で、3階は鑑定士協会、4階と5階は魔術具協会だった。
私たちは1階受付をスルーして、そのまま階段を上がって3階へと向かう。
事前の知らせをしていなかったので、先にチーフがメインメンバーの招集をかけるみたい。
私とお爺様とアレス君は、受付の綺麗なお姉さんに身分証の提示を求められたので、受付してロビーで待つことにした。
「あの、準銀級ハンター証の他に、身分を証明できるものがありますか?」
お姉さんが凄く困った表情で、私に質問してきた。
あれ、トレジャーハンター協会本部だから、当然ハンター証を出すんだと思ったんだけど違った?
仕方ないので、私はアレス君と一緒にゲートル支部発行の中位・魔術師の資格証を出してカウンターに置いた。
すると綺麗なお姉さんはムッとした表情になり「どうやってこれを作ったのかな?」って、私とアレス君を軽く睨みながら訊いた。
「この2人が出した身分証は本物だ。疑う前に上司に確認したらどうじゃ?」
お爺様はトレジャーハンター協会のシルバー会員証と、魔術具協会の会員証をカウンターに置いて、不機嫌そうにお姉さんに言った。
すると暫くお待ちくださいと告げ、お姉さんは私とアレス君の身分証を持って奥に行ってしまった。
「どうやら鑑定士協会では、2人が魔術師認定されたことは公にされておらんようじゃ」
「そうなんだ」と言って、私は大きな溜息を吐いた。
なんだか面倒臭い予感がして、アレス君と一緒に王都見学の話をしながら待つことにする。
「あれ、サンタさん? こんな所で会うなんて、どうされたんですか?」
……あっ、ミエハール魔術師協会部長だ。なんで?
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