転生したら性別までも変わっていて、可愛い妹までいて幸せだけど。まさかの妹が悪役令嬢！？

第１幕

父よりも先！！

妹は女神の母に似て、母以上の愛らしい自慢の妹に育っていた。


妹の名は軽々と愛称で呼んでいいのは家族だけだが、キャシーはこの世の誰よりも守るべき大切な存在で大切な妹だった。
キャンディス・ファーロングが愛らしく甘い言の葉と共に呼べる妹キャシーの名前で家族以外にキャシーと呼ぶ奴は私が許さない！



話がそれだが、キャシーはすくすくと育ち初めての言葉は女神の母を呼ぶ言葉だった。当たり前だ、女神の母を先に呼ぶべきキャシーの奏でる嬉しそうで愛らしい言の葉は今でも覚えている。
キャシーが母の次に奏でた言の葉は父を呼ぶ言葉ではなく、私を兄として呼ぶ言葉でより一層愛らしく守るべき大切妹だと認識した日は忘れもしない私の誕生日の為！この日はキャシーの為の日だと忘れない日になった。


女神の母と適度なイケメンな父を持つ、私達兄妹の容姿は良く、１０歳になる頃には父は適度なイケメンだけではなく実力もあると知り、国に貢献出来る程の実力の持主だと知った
…が、あくまでも力での貢献で国への貢献は騎士団兼魔法騎士団への貢献と知った。
そんな父もキャシーから愛らしくも父と呼ばれ私の次に慕われる様になり、キャシーの一番は女神の母であり、私であると自負する。



父も私も、母と妹に頼まれたら家族を敵にまわさないのであれば、絶対的に守るべき大切な存在として父子の絆は頑なに結ばれていた。

貴族としては、伴侶として婚約者をという年頃になり。
父は私が許さないと言えない相手をキャシーの婚約者として決めてきた。


現状的には子供だから、これからの期待と側近次第と言える第２王子をキャシーの婚約者として決めての、顔合わせにキャシーは第２王子の顔に頬染め頷き。
私の将来の目指すべき役職は決まった。第２王子がキャシーを幸せにするなら支えるべき側近として支えれる様に学ぼうと、完璧とは何か？それはキャシーの幸せだと言える様に精進する事だと！父に告げたら、キャシーの婚約者は決めたが嫡男の私の婚約者を決めるのは大変だなと困惑気味な笑みを浮かべていたが、私には意味が解らなかった、母の笑顔とキャシーの幸せを望んでくれる人なら男女問わず構わないというのが私の望む相手だったから。