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第1話 不審な迎え
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突然だが、家の前に怪しい人物がいたら、どうするだろう?
俺は迷わず通報するだろう。
だが、高校からの帰宅時にこの状況だ。部活もあったので、俺の気力はなく、実際にとった行動は無視だった。
黒の帽子を目深に被りマスクとサングラスを着用したそいつは、怪しさ全開だ。
俺は無視して家に入ることにした。
だが…
「山本最人さんですね?お迎えにあがりました」
…話しかけてきた!!
「…そうです」
「ご同行願えますか?」
警察!?俺はなにもしてないぞ!!っと言えるハズもなく…
「貴方には神々の暇潰しを手伝って頂きます」
…こいつ何言ってんだ?
「何をやれば良いんですか?」
興味本位と反射で聞いてしまった。
「簡単です。貴方の願いを1つ叶えて異世界《ステージ》に放り込むだけです」
「…それはアンタのすることだろう?」
「…失礼。その後は基本貴方の自由にして頂きます。時々神々からのミッションがありますがそれ以外は何をしても結構です。尚、了承後はこちらの世界には戻れません。」
俺にも厨二病になった時期があった。だから、行きたくなった。
「因みにミッションはどういうものが出るんですか?」
これは重要だ。内容次第では行かないだろう。
「わかりません」
「何故?」
「今回の暇潰しは、貴方が願いを叶えられた状態で、どの様な異世界生活を送るのか?という番組を神々に配信します。そして、それとは別個でアンケートを募集します。そのアンケートの内容は彼に『どの様な事をしてもらいたいか』です」
「つまり、現時点でまだ決まってないと?」
「その通りです。流石天才ですね」
俺は学校の先生に注意される位成績が悪い天才ではないのだが…
「貴方は学校では雑学の天才として有名ですよ?」
心を読まれた?
「はい。神の使いなのでこの程度は簡単です」
また読まれた。これはもう信じるしかないだろう。
「では、転送を開始しますね」
そして、俺の視界から世界が消えた。
俺は迷わず通報するだろう。
だが、高校からの帰宅時にこの状況だ。部活もあったので、俺の気力はなく、実際にとった行動は無視だった。
黒の帽子を目深に被りマスクとサングラスを着用したそいつは、怪しさ全開だ。
俺は無視して家に入ることにした。
だが…
「山本最人さんですね?お迎えにあがりました」
…話しかけてきた!!
「…そうです」
「ご同行願えますか?」
警察!?俺はなにもしてないぞ!!っと言えるハズもなく…
「貴方には神々の暇潰しを手伝って頂きます」
…こいつ何言ってんだ?
「何をやれば良いんですか?」
興味本位と反射で聞いてしまった。
「簡単です。貴方の願いを1つ叶えて異世界《ステージ》に放り込むだけです」
「…それはアンタのすることだろう?」
「…失礼。その後は基本貴方の自由にして頂きます。時々神々からのミッションがありますがそれ以外は何をしても結構です。尚、了承後はこちらの世界には戻れません。」
俺にも厨二病になった時期があった。だから、行きたくなった。
「因みにミッションはどういうものが出るんですか?」
これは重要だ。内容次第では行かないだろう。
「わかりません」
「何故?」
「今回の暇潰しは、貴方が願いを叶えられた状態で、どの様な異世界生活を送るのか?という番組を神々に配信します。そして、それとは別個でアンケートを募集します。そのアンケートの内容は彼に『どの様な事をしてもらいたいか』です」
「つまり、現時点でまだ決まってないと?」
「その通りです。流石天才ですね」
俺は学校の先生に注意される位成績が悪い天才ではないのだが…
「貴方は学校では雑学の天才として有名ですよ?」
心を読まれた?
「はい。神の使いなのでこの程度は簡単です」
また読まれた。これはもう信じるしかないだろう。
「では、転送を開始しますね」
そして、俺の視界から世界が消えた。
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