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第4章
112. 優位
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「ショウ様、大丈夫ですか⁉︎」
「ショウ、無事か⁉︎」
心配そうに覗き込まれ苦笑いで「うん…。」と返し起き上がろうとすると、すかさずネフライトに背を起こされた。
「二人ともゴメンね…。」
思わず謝罪したがネフライトは「ショウ様は何も謝ることはありません。私はショウ様が必ず戻って来て下さると信じておりました。」と前と変わらずその揺るがない心情に笑みがこぼれた。対してモリオンは真剣な表情で「ショウ…100年前のあの時のこととそれ以降、何処にいたか教えてくれ。」と告げる。
僕は「ふぅ~。」と一つ吐息を零すと覚悟を決め口を開いた。
まず僕が説明したのは何故僕がモリオンの教育係になったかということだ。必然的に神様をことを告げなければならないのでここで初めて神様…創造主のことを告げた。二人の反応はこちらが想像していたよりも驚いてはいなかったが、僕が100年前のあの日のことを告げると流石にそれは驚いて目を見開いていた。二人の表情を見ながら僕は申し訳なさで再び謝罪を口にする。しかし二人は首を振り「では、もうショウを縛るものは何もないのだな?」とモリオンが告げる。それに頷くと「では、挙式をいつにする?」と聞いてきた。
「えっ?」
「…ッ!モリオン様!またそんなことを!返事も貰ってないのに挙式など!そうですよね⁉︎ショウ様⁉︎」
ネフライトは必死な形相で確認してくる。
「あっ…うん、そうだね。いきなり過ぎてなんて言ったらいいか…。」
「ほら!モリオン様!挙式なんて言語道断です!」
そう喚くネフライトを無視してモリオンが「…なら時期はおいおいとしよう。婚姻は受理するんだな?」と聞いてきた。
あっ!そういえば断ることさえしていなかった!でも僕の心は決まっているから…。
「そう…だね。時期はもう少ししてからかな?」
そう応えると彼はフッと勝ち誇ったようにネフライトを見つめ「だそうだ。」と告げた。
その後、ネフライトが真っ赤な顔で叫んだのはお約束である。
「ショウ、無事か⁉︎」
心配そうに覗き込まれ苦笑いで「うん…。」と返し起き上がろうとすると、すかさずネフライトに背を起こされた。
「二人ともゴメンね…。」
思わず謝罪したがネフライトは「ショウ様は何も謝ることはありません。私はショウ様が必ず戻って来て下さると信じておりました。」と前と変わらずその揺るがない心情に笑みがこぼれた。対してモリオンは真剣な表情で「ショウ…100年前のあの時のこととそれ以降、何処にいたか教えてくれ。」と告げる。
僕は「ふぅ~。」と一つ吐息を零すと覚悟を決め口を開いた。
まず僕が説明したのは何故僕がモリオンの教育係になったかということだ。必然的に神様をことを告げなければならないのでここで初めて神様…創造主のことを告げた。二人の反応はこちらが想像していたよりも驚いてはいなかったが、僕が100年前のあの日のことを告げると流石にそれは驚いて目を見開いていた。二人の表情を見ながら僕は申し訳なさで再び謝罪を口にする。しかし二人は首を振り「では、もうショウを縛るものは何もないのだな?」とモリオンが告げる。それに頷くと「では、挙式をいつにする?」と聞いてきた。
「えっ?」
「…ッ!モリオン様!またそんなことを!返事も貰ってないのに挙式など!そうですよね⁉︎ショウ様⁉︎」
ネフライトは必死な形相で確認してくる。
「あっ…うん、そうだね。いきなり過ぎてなんて言ったらいいか…。」
「ほら!モリオン様!挙式なんて言語道断です!」
そう喚くネフライトを無視してモリオンが「…なら時期はおいおいとしよう。婚姻は受理するんだな?」と聞いてきた。
あっ!そういえば断ることさえしていなかった!でも僕の心は決まっているから…。
「そう…だね。時期はもう少ししてからかな?」
そう応えると彼はフッと勝ち誇ったようにネフライトを見つめ「だそうだ。」と告げた。
その後、ネフライトが真っ赤な顔で叫んだのはお約束である。
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