まるで無意味な召喚者~女神特典ってどこに申請すればもらえるんですか?~

廉志

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第一章 まるで無意味な召喚者

CASE4 サトー その2

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「荷物はすべて積み終わりましたか、サトー?」
「ああ。手伝ってもらって悪いなパプカ」

出発の日、荷物をすべて馬車に積み込んで、あとは出発時間を待つだけだ。
門をくぐって少しの場所で、俺は最後となる街の姿をその目に焼き付けていた。

「しかしサトー、荷物少なすぎではありませんか? 馬車の中ほとんど空っぽじゃないですか。本当に持っていくものはこれで全部なんですか?」
「そうだよ。何せ、この街に来た初日に荷物は全部炎上しちまったからな」
「ぷっ! あはははっ! そうでしたね。あの話には何度も笑わせてもらいました。飲んでるときは必ずあのエピソードを話してましたね」

俺にとっちゃ笑い話じゃなくて愚痴の類だったんだが、たぶん聞くだけなら楽しいのだろう。
家が全焼して、私物が全部燃え尽きる。初日に…………やっぱ全然笑えないじゃないか。
よって今の俺の私物はいくらかの私服と生活用具。加えて憐みの目を向けてくる支部長からもらった仕事道具一式。使い慣れているものだからということで、これは結構助かる贈り物だ。

「ところで、オッサンはどこだ? 一緒に来るんだったよな?」
「あー、実は急にオリハルコンのクエストが発生しまして、その対処に行っています。ですので一足早く出発しました。サトーが降りる場所で合流する手はずとなっています」
「そうなのか? まあ道中の胃薬の消費量が抑えられてうれしいが、パプカ一人で大丈夫なのか?」
「失礼な。これでもプラチナランクの冒険者ですよ? 大船に乗った気でふんぞり返っていてください…………あ、そうだ。来れなくなったお父さんから手紙を預かってるんでした」

パプカは腰に下げたバックから紙切れを一枚取り出すと、それに書かれた内容を読み上げた。

『サトーへ。急に護衛の仕事をすっぽかしてすまん。だがパプカなら問題なく護衛を務めてくれるだろうから心配するな。あと娘に手を出したら殺す。道中半径10メートル以内に近づいたら殺す。話しかけたら殺す。姿を見ても殺すからよろしく』

殺すって単語多すぎじゃね? つーか誰も手は出さねぇよこんなロリっ子。

「あ、まだ追伸が書いてありますね」
『追伸。今「パプカに手なんて出さねぇよ」とか思っただろ。ふざけんな、男なら手ぇだして見せろチキン野郎。俺の娘が可愛くないってのか』

どっちなんだよ。

「ふふん。お父さんもたまには良いことを言いますね。サトー、あまりにわたしが可愛いからと言って、手は出さないでくださいね? 寝食を共にするといっても、わたしはあくまで護衛として同行するのですから」
「自意識過剰って言葉をお前に送ろう」
「ほう? その喧嘩買いましょう。なーに、ブロンズ相手に本気ではいきません。腕相撲でどうですか? さあ手を出してください、フルプレートガントレット!」
「思いっきり本気じゃねぇか! やめろ! 俺の細腕は枯れ枝と同じ程度に折れやすいんだ!」

でも……こうやって戯れる時間もあと少しなんだと思うと、やはりちょっと寂しく感じるな。
街に着て半年、たった半年だけどいろいろな思い出ができたように思う。もちろん良いことだけではないし、ぶっちゃけその大半はストレスが溜まるものばかりだった。
だけど、思い出は思い出だ。中央にいたころとは違う、新鮮な出来事が多くあった。
ジュリアスやパプカ、ルーンやほかの友人たち。みんな離れ離れになってしまうけど、人生は長い。いつかどこかで必ず会える。
その時に楽しんで酒を飲むために、これから新しい思い出話をたくさん作っていこう。新しい場所でもしっかりと仕事を頑張っていこう。
…………ああ、なんだ。
いろいろ愚痴を言ってたし、嫌ってるような言葉も吐いてきたけど……俺は結構この街の人間たちが好きだったんだな。

「そう考えると、この街を離れるのも名残惜しく……」

「ぎゃぁー!! 誰かが悪魔を召喚しやがった! プリースト呼んで来い! プリースト!!」
「馬小屋が壊れて馬が逃げ出したぞー!! 轢かれないように気を付けろ!!」
「また火事だー!! たーすーけーてー!!」

名残惜しく…………名残…………

「いや、そんなことはないな! 御者さん! 早く馬車出して! 巻き添えを食うぞ!!」









馬車に揺られて数日。俺はとうとう新天地である村へとやってきた。
一面に広がる小麦畑に、牧畜もやっているのか牛や羊が至る所に徘徊している。村にはまばらに家が建っているだけで、前の街のような大きな建物はあまりなかった。
しかし意外と言っては失礼かもしれないが、この村には活気があった。最後に見ていた街はコースケの影響で閑散としていたので、なおさらそう思うのだろうが、家の数に対して人間の数がやたら多いように感じた。

「この村は魔王領に続く中継地点になっているのですよ」

俺が首をかしげている様子を見てか、パプカが口を開いた。

「魔物の数が多くなってきたということで、冒険者たちがこぞって集まってくるようになったそうです」
「その需要でギルドが新設されるわけか。まいったな、本当に一からやらないとだめなのかよ」

ギルドの新設。研修を終えて間もなくの人間にとってはこの上ない大出世。だが、この村の様子を見るとやはり左遷という言葉が頭をよぎる。
需要があるといっても、それはすなわち仕事の量が尋常ではないということだ。
辞令の書類には俺を含め、事務の人間は2人しかいないと書いてあった。もちろん、その後順次増員していくとあったが、初期人数が少なすぎる。過労死させる気かと疑いたくなるな。

「でもよかったじゃないですか。おかげで支部長になれたんでしょう? 旅で疲れましたし、昇格祝いに酒でも奢ってください」

俺が奢られる方じゃないのかよ。というか、お前はあの街のスペシャルドリンクしか飲めないだろ。

「とりあえずギルドに向かいませんか? お父さんともそこで会う約束ですし、荷物もそこで下すのでしょう?」
「そうだな。ひとまず仕事場に向かった方がいいか」


そしてギルド? に着いた。なぜ疑問符がついているのかというと、その建物は明らかにギルドではない。というかまともな建物にすら見えないのだ。
外見はそれなりに立派。街で働いていたギルドとそん色ない程度には大きな建物だ。しかし、屋根には穴が開き、壁は崩れ、青々と生い茂る雑草であたりは埋め尽くされていた。

「……ギルド?」

パプカが当然の疑問を呈した。
聞くな、俺も知らん。

「一応場所的にはここで間違っていないようだが…………これはひどい」
「心中お察ししますよ、サトー」

よせ、俺の肩をたたいて励まそうとするな。余計にみじめになってしまう。


「おお、パプカ! やっと着いたか……あとついでにサトー」


うなだれていると、ゴルフリートのオッサンが声をかけてきた。
オリハルコンランクのクエストをこなした後にしては元気な様子だ。

「オッサン、ちょっと空気を読んでくれないか?」
「空気は読むものではなく吸い込むものだぞ、サトー。加えてなんで俺がお前に配慮しなきゃならんのだ」
「あきらめてください、サトー。お父さんはこういう男です」

ため息をつく俺をよそに、大声で話を続けるゴルフリート。

「じゃあ早速だが、荷下ろしを始めるぞパプカ」
「はい? わざわざ手伝いをするほど、サトーの荷物は多くありませんよ? 私たちは馬車に戻って護衛の続きを……」
「ん? あの馬車はここが終点だぞ? 帰りはほかの冒険者が護衛をするから、俺たちはここまでだ」

俺とパプカは首をかしげる。

「あの……何の話かよくわからないのですが」
「しばらくこの村を拠点に依頼を受けるって話…………あれ? 言ってなかったか?」
「初耳です」

加えて俺も初耳です。
豪快に笑うオッサンは、スマンスマンと謝りつつ事の経緯を説明した。
前の街での高ランククエストが一通り終わり、本来ならもっと別の地域に移る予定だったのだが、今オッサンたちがいる地方の強力な冒険者が抜けてもらっては困ると中央から要請が来たそうだ。
他に移るというところまではパプカに話していたが、そのあとに来た要請の内容については話し忘れていたとのこと。
つまり、目の前の二人は前の街と変わらず、俺が管理する地域で冒険を続けるということらしい。

「その…………昨晩、結構感動的な別れを済ませたので気まずいですね」
「言うな…………結局あんまり環境は変わらないってことか……はあ」
「あ! 今ため息をつきましたね!? それにはどういう意味合いが含まれてるのか詳しく聞かせていただきましょうか!?」
「いや、お前とまた飲めるのかと思うとうれしくってさ」
「なんですかその心のこもっていないセリフは! その死んだ魚のような眼を止めて、ちゃんと心を込めて言ってくださいよ!」

俺の目が死んでいるのはほっとけ、生まれつきなんだからしょうがない。


「あーーーーー!!」


パプカがギャアギャアと叫んでいると、再び俺たちに声をかける人が来た。かのポンコツ冒険者、ジュリアスである。

「あれ? ジュリアス? なんでこんなところに……」
「それはこっちのセリフだぞサトー。なんでここに……いや、確かほかの地域に派遣されるとは言っていたが、まさかこの村が担当なのか?」
「あ、ああ。お前もよそに移るって……この村だったのか……」

胃腸が締まってゆくのがわかる。なぜジュリアスがこの村を選んだのか? そんなことはどうでもいい。
街を離れてよかったことは、ジュリアスからの相談が無くなることだったのに、それさえも失われてしまえば…………俺はなんでこんな辺境の地へやってきたのだ。

「あ、ポンコツ冒険者じゃないですか」
「本当だ、ポンコツ冒険者がいるな」
「まて! パプカはともかくゴルフリート殿までその呼び方なのか! サトー! お前本当にどこまで広めたんだ!」

ええいうるさい。叫びたいのは俺の方だ。

「あ、そうだサトー、ルーンにはもう挨拶したのか? 彼女も私と一緒にこの村に来たんだが、そっちは話聞いてるのか?」
「ルーンは彼女じゃなくて彼……って、あいつもいるのか!? 待て待て、これじゃ本当に前と環境が変わらないじゃないか!」

俺がそう叫ぶと、なぜか廃墟寸前の廃墟から大量の埃が吐き出され、その場にいた全員の体を包み込んだ。

「「「「ぶわっ!?」」」」

「ああ! すみませんサトーさん! そこに誰か居たとは思わなくて…………って、サトーさん!? なんでこの村に!?」

早速ルーンが登場した。廃墟寸前のギルドの掃除をしていたのか、エプロン姿に三角巾を頭にかぶったかわいらしい姿だった。

おかしい、何かおかしい。
なんでこんなにも同じ奴らが集まってしまうのだ。
なんでよりにもよって俺の担当する地域に来てしまうのだ。
俺が何かしたというのか? いいや、俺は至極まっとうな仕事をしていたにすぎない。ではなぜだ? なんでこうなる。
何か特別な能力を授かったわけでもなく、女神さまにあったこともない。にもかかわらずこの世界で頑張ってきたんだ。
特別でない俺がこれほどの目にあっていいはずがない。
どうせトラブルに巻き込んでくれるのなら、コースケみたいに特別な力をくれよ。せめてこの厄介な冒険者達を退ける力が欲しい。
そうでないなら、俺はいつまで経っても


まるで無意味な召喚者だ

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