まるで無意味な召喚者~女神特典ってどこに申請すればもらえるんですか?~

廉志

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第三章 まるで混沌な運動会

番外編 トゥーフェイス その2

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「痛たた……」
「ハイ終わり。明日の朝にもう一度湿布は張り替えておいてね」

ギルドでの一件の後、普通に仕事を終えてミントたちと酒場で飲んでいる。怪我の具合は軽く、ミントに手当をしてもらっていた。
一言礼を言うと、呆れた顔で見つめられた。

「お昼にも言ったけど、流石にアレは言い返すべきよ。あそこで下手に出たら、ますますつけあがるじゃない」
「あそこで言い返してたら、それこそ収集がつかなくなってただろ。俺は自慢じゃないが殴られたら一発で死んでしまう自信があるぞ」
「本当に自慢じゃないね~」

流石に突き飛ばされたのは想定外だったが、あそこで言い返して最悪喧嘩にまで発展していたならば、ギルド職員たちにそれなりの被害が及んでいたことだろう。
昼休みに入っていたこともあり、常駐している護衛職は全員出払っていたのだ。もし彼らが一人でも残っていたのなら、俺の態度ももう少し変わっていただろう。

「けど知ってる? あの一件、ヴィンジーが悪いって言うことは共通認識だけど、サトー君の評判もあんまり良くないのよ?」
「俺の評判? なんで?」
「「反論しないから事務職全員がなめられる」だってさ~」
「そんなこと言われてもなぁ。アレは色んな意味・・・・・で最善だったと思うけど」

俺の言葉に首を傾げる二人。多分数日中には結果が出るはずだと告げておく。
プライベートと職務を明確に分ける性格だが、仕事中「お客様は神様です」と言えるほどお人好しではない。客は客だ。それ以上でも以下でもない。
相手の態度によってはストレスも溜まるし、語気を荒げることもあるだろう。
ただ単に、ロックはそれに値する人間ではなかったということなのである。

「良いから飲もうぜ。あんな馬鹿のことを酒の席に持ち込んだら何を飲んでもまずくなっちまう」
「分からないなぁサトー君は」

今いる酒場はギルドの夜の姿。冒険者たちや職員たち。そして一般人にまで開放されており、その規模は王国内でも有数である。
その分活気に満ちており、多少のいざこざはたちまち娯楽へと変貌する。
仕事のある日はほぼ毎日利用している場所で、友人知人に同僚を含めれば、この場にいる全員が知り合いと言う程だ。ちなみに俺の知り合いはパッと見ただけで100人以上ここに居る。

「ああ、そうだ。ミントが言ってた職場の希望届、昼間のうちに出しておいたぞ」
「あら。じゃあどこに行きたいのか決めたんだ?」
「いや、『特になし』って書いておいた……あ、『中央勤務以外を希望』って付け加えたけど」
「呆れた。向こう何年も働く場所なのに、それでいいの?」
「別にいいよ。どこ行ったって、そのうち転勤だの何だので移されるんだから。最初からいい場所に居ても、その後が辛くなるだけだろ」

事務職には大きく分けて2つの枠組みがある。現地で雇用される地方組。そして……自分で言うのもなんだが、中央で長い研修期間を修了したエリートの中央組である。
両者ともに転勤はあるのだが、地方組は最初に雇用された地方から出ることはない。そして最上級職は支部長までだ。
一方の中央組は東から西へ。南から北へと、国内の様々な場所に派遣されるのが基本だ。支部長の上、本部長やサブマス、ギルマスと言った取りまとめ役に出世する可能性があるため、全国の様子を知っておくべきだと言われている。
支部長にでもならない限り、その地方から別の地方への転勤は常だ。大体5、6年で転勤対象とされるらしい。

「それじゃあもしかしたら僕と同じ職場になるかもね~」
「そう言われてみればそうだな。そうだったら嬉しいけど」
「ちょっと、それは中央に残る私へのあてつけかしら? 言っておくけど、私抜きで遊びになんて行ったらひどいからね」

そんなことを言われても、中央と西部じゃ距離的に会うのは難しいだろうに。


「オラァ! 席を空けろ能無し共!!」


酒がいい感じに回ってきた頃、酒場の入り口に大声で叫ぶ酔っぱらいが入ってきた。件の有名人、ロック・ヴィンジーである。
他の店で飲んできたのか、すでに酔っ払っているようだ。
相も変わらず傍若無人で、テーブルから職員たちを追い払って席についた。
そして不幸にも、来店早々ロックと目が合ってしまった。
にやりと笑ったロックはすぐさま立ち上がり、やや千鳥足な状態で俺のもとへとやってきた。
ちなみに友人二人はそそくさとバーカウンターの裏へと避難している。オイさっきまでの勢いはどうした、反論しろよお前ら。

「誰かと思えば腰抜け召喚者のサトー君じゃないか」
「……こんばんわ。その様子じゃもう今夜は飲まないほうが良いんじゃないか? 明日に響くぞ」
「腰抜けに心配なんかされたくねぇよ。お前ら能無しお陰で明日も仕事無しの休日だ」

こいつ、受付で駄々をこねるだけこねて仕事を受けてないらしい。「自分には合わない」「格下の仕事なんてできない」とか何とか言っているそうだ。

「そもそも金に困ってる身の上じゃないからな。まあお前ら庶民には分からない感覚だろうが?」
「そりゃ羨ましいことで」
「…………なんかお前、昼間と雰囲気違わねぇか?」

だってプライベートだもの。

「まあいいや。とりあえずお前、ここから出ていってくれねぇか?」
「そんな必要があるとは思えないが」
「いやいや必要だろ。なんの義務も果たさない役立たず召喚者。おまけにそいつは何言っても反論しない腰抜けと来たもんだ。そんなやつが一緒なら酒がまずくなっちまうだろう?」

これだからDQNは嫌いなんだ。意味の分からない言動を自信満々に口に出す。ひとかけらも論理立ってないし、前後のつながりすら見えやしない。

「出ていく必要があるとすれば、間違いなくお前の方だと思うぞ?」
「はぁ? 何を馬鹿言って……」
「いいか、頭の悪いお前のために説明してやろう。プライベート時間を削って説明するんだから感謝しろよ?」

俺は酒をテーブルにおいて、ロックを見据えて説明を始める。

「まず第一に、今日お前がやった規定違反と法律違反についてだ。職員に対しての違反行為の教唆・強要及び恐喝行為。加えて暴行と侮辱行為」
「お前何を……」
「加えて、調べたところによるとお前、冒険者になってから半年以上仕事をしてないらしいな? これも契約違反に当たる」

酔いが冷めたのかことの重大さに気がついたのか、ロックの顔から赤みが失せて汗が流れた。

「しかも最初に言った違反行為はすべて大勢の職員に見られているから承認に事欠かない上に、暴力行為は無抵抗の事務職員に対して行われたもので、これは更に罪が重くなる」
「…………」
「まあ間違いなく冒険者資格の停止だな。最悪剥奪もありうる。ああ、とりあえず数日中には罰金と罰則の通知が来るだろうから、それまでは中央で待っておけよ? でないと逃走についての罰則が追加されるからな」
「お、お前まさか……全部わかった上で言い返さなかったのか?」

当たり前である。
俺は罵声を浴びせられ、暴行を受けて喜ぶような変態ではない。全ては最も効果的な形でロック・ヴィンジーを排除する方法を取るためなのである。
さて、俺の説明を受けて体を震えさせる馬鹿を見るのは大変楽しい。とりあえず頬の怪我分はお返しできただろう。
しかし、目の前の馬鹿はこの期に及んで俺の胸ぐらを掴み上げた。

「お、おい! お前なんとかしろ! 同じ日本人として何も思わないのかよ!」
「何も思わないね……いや? 結構面白がってるから、何も思わないってことはないな。プークスクス」
「このっ……」
「それと最後に、さっき言った俺の言葉は最終警告と同時にお前に対する最後の良心だ。だから早く店を出ていったほうが良い」
「ああん!? なんの話…………だ……」

俺の胸ぐらを掴んでいたロックが、ゆっくりと俺を下ろして青ざめた。
理由は明白。俺の後ろにいる屈強な友人諸君を目の当たりにしたからだろう。

「おう兄ちゃん、オメェか? 昼間ギルドで好き勝手やってくれたってのは」
「ちょっと表に出て話し聞かせてもらおうか?」
「え…………あ、いや……」

うろたえるロックを男たちが逃げられないように包囲する。
彼らはギルドのお守役。あらくれ専門の護衛職。その名の通り、事務職員を護衛するために雇われている冒険者たちだ。
付け加えて、全員俺の知人かつ友人である。

「サトー、この兄ちゃん連れてくけど問題あるか?」
「問題ないよ、連れてっちゃって」
「お、お前ふざけ……い、いや。謝る! 謝るから助けて!」

護衛職たちに引きずられてゆくロックを見る。大変愉快な光景だ。最後に俺は、これまでのうっぷんを晴らすがごとく、彼に向かって言葉を送る。

「ぶわーっはっはっはっは! ねぇどんな気分? 調子に乗って人生棒に振るのってどんな気分!? 運が良くても辺境地域に左遷されると思うけど、そっちでも頑張って働いてねプークスクス」
「「うわぁ……」」

バーカウンターに居る友人二人が呆れた表情で俺を見る。
だがそんなこと知ったことではない。誰に蔑まれようとも、今このときの快楽に身を任せるのである
ああ清々しい。自分が上の立場だと思いこんでいる馬鹿相手に罵声を浴びせることの何たる愉悦なことか。
普段では考えられないボキャブラリーを持ってして、引きずられていくロックの心を打ち砕く。あっはっは、涙目でやんの、ざまーみろ。
こうして、俺のストレス解消は果たされたのである。






*    *


「というわけで、仕事中とのあまりのギャップに”トゥーフェイス”って名前がつけられたわけ」
「「うわぁ……」」

長い昔語りがようやく終わりを告げた。
あの時のミントとボンズと同じ表情を、今度はパプカとジュリアスが俺へと向けている。
やめろぉ! あの時は酒も入っててシラフじゃなかったんだよぉ! くそっ、反論したくても口にはめられた拘束バインドの魔法が邪魔で喋れないっ!

「最後の罵声を除けば、職員たちの尊敬の念も湧いたでしょうに。本当、最後が余計だったと思うわ」
「その場に居た全員がドン引きだったからね~。あの件で相当友達も減ったでしょ~?」

だからこその俺の黒歴史なのだ。

「相も変わらずの傍若無人だったんですね、サトー」
「あれ? でも今の話を聞くと、職務中はかなりまともな対応だったんだな。今だとたまに敬語が外れて素のサトーになるけど」

ようやくパプカが拘束を解いた。

「ぶはぁっ! はぁはぁ……ジュリアス、パプカ。それはな? お前らに比べたらロックなんて小物だったて事……」
拘束バインド三重トリプル”!」

再度拘束された。しかもさっきよりも念入りに、指一本動かせないばかりか視線すらも遮られた。

「むがぁ!?」
「よくやったパプカ!」
「決めた! 今日はサトーの恥ずかしい話を夜通し語り合うことにします! お二人とも、朝まで返しませんよ!?」

誰でも良いからこいつらを止めてくれ。俺の胃が無事なうちに!!
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