まるで無意味な召喚者~女神特典ってどこに申請すればもらえるんですか?~

廉志

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第三章 まるで混沌な運動会

CASE13 パプカ・マクダウェル③ その1

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王都に到着して早数日。長旅の後すぐに仕事を申し付けられた上に、夜の飲み会では辱めを受けた
結局申し付けられた仕事の大半は終わらず、かの地下室は代わり映えしない有様である。
ちなみにドS上司も「まあこれだけ減らせれば上等でしょ。でも約束だから減棒ね」となんとも予想通りの発言をしてくれた。どんだけ厄介な仕事だったと思ってんだあの女は。理不尽すぎる。
ともかくとうとう運動会当日を迎えたのだが、すでに疲労困憊。初っ端から帰りたい気持ちでいっぱいである。

「う~……ぎぼぢわるい……」
「大丈夫かパプカ? 開会式が終わるまで、テントで休んでおくか?」
「は、はい……」

ジュリアスの背中で唸っているパプカ。二日前に夜通し酒を飲んでいたため、二日酔いがまだ完全に治っていなかった。ゴルフリートのオッサンも加え、ウチの支部の参加者が二人も倒れているのは幸先が悪い。
普段酒を飲んでいないため、その体は極端にアルコールに弱かったらしい。しかし酒で記憶を失うタイプではなかったことが悔やまれる。せめて俺の黒歴史位忘れておいてほしかった。
ちなみに、二日酔いに効果のある魔法治癒キュアを習得したのは記憶に新しいが、対象が自分であると勝手が違うらしい。
そもそも体調不良で、覚えたての高度な魔法を使用することは難しいのである。もうしばらくは自然治癒に任せるしか無いが……競技までに治っていれば良いのだが。

「開会式が終わればすぐにパプカの参加競技だからな。せめて普段の魔法が使えるくらいまで回復させろ」
「無茶を言うなサトー。治そうと思って治るものじゃないだろう? こればっかりは運に任せるしかないぞ」
「はぁ……最初の競技はこの間サブマスに渡された新種目だったな……こんなことなら他のやつを登録しとけばよかった」

今そんなことを言っても仕方がないが。
おまけにその新種目。内容が一切公開されていない。正直嫌な予感がするが、サプライズが何だとリンシュが教えてくれなかったのだ。嫌がらせの匂いがプンプンするぜ。


「あらま。親子揃ってダウンしちゃってるの? 大変ねぇ」


聞きなれない女性の声がした。声がした方向を見ると、声と同じように見慣れない女性の姿があった
髪をクシャっとひとまとめにして、パプカほどではないが装飾品を飾り付けている。そして最も特徴的なのは、水着のような面積の少ない衣装だろう。男としては目のやり場に困ってしまうほどだ。

「えっと……どちら様ですか? ここは関係者以外立ち入り禁止ですが」
「そこで倒れてる二人の関係者です」

そう言って女性はパプカとオッサンを指差した。

「じゃあとりあえずこっちから……極大治癒キュアマキシマ! 解呪ブレイク !」

女性が魔法を唱えると、パプカによって5重巻きくらいに拘束魔法をかけられて、酒神と呼ばれるほぼアルコールの酒をがぶ飲みさせられたオッサンの体が光った。
発光するオッサンというのはなんともシュールな光景だが、おそらくは彼にかけられた拘束魔法を解いた上で体内のアルコールを回復させているのだろう。


「はっ!?」


オッサンが目を覚ました。

「おはようございますゴルフリートさん」
「サトー? なんだ……村で酒飲んでたところまでは覚えてるんだが、その後どうなったんだ?」

もう一週間以上前の事なのだが、パプカは一体オッサンをどれだけ昏睡状態にしていたのだろうか。

「おはよう、ゴルフリート」
「ん? …………っ!?」

オッサンは女性を見ると、ほんの一瞬固まったかと思いきや、文字通り目にも留まらぬ速さでその場から離脱した。

究極拘束バインドアルテマ

離脱したオッサンを、女性が放った拘束魔法が難なく捕らえる。
パプカの拘束魔法は強靭な縄による物で、それ自体も相当に強力な魔法だが、目の前の女性が放った魔法はそれとは違った。
金属製で極太の鎖が凄まじい速度でオッサンを追尾し、あっという間に地面に押さえつける形で拘束してしまった。不意にとは言え、シラフの前衛オリハルコンを捕らえるなど並大抵の技量ではない。

「ひゅ、ヒュリアン!? なんでこんなところに……はっ!? まさかここ王都か? い、嫌だって言ったのにぃ!!」
「情けない声を出さないでよゴルフリート。半年ぶりの妻の顔を見た反応じゃないわよ?」

…………妻?

「あ、ご挨拶が遅れたわね。私、ヒュリアン・マクダウェル。この情けない大男の妻で、そこで寝込んでる女の子のお母さんです」
「「嘘ぉ!?」」

あまりの早業に呆気にとられていたジュリアスとともに、疑問符を大声で叫んだ。
眼の前に居る女性。どう見ても子を産んだことのあるようには見えなかったのだ。せいぜい十代後半で、とても20歳近い娘を持つ母親とは思えない。

「た、たしかにパプカの面影はあるけど……」
「わ、私と同い年くらいと思っていたのに……」
「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。えーっと、貴女がジュリアスさんで、貴方がサトー君ね? パプカから話は聞いてるわよ?」

ヒュリアンは俺達を見て満足気に笑った。そして、何故か俺を念入りにジロジロと見つめてきた。見た目は俺と変わりない年齢の美女にこうも見つめられては、流石にちょっと気恥ずかしい。

「ふーん?」
「あ、あの……なにか?」
「うん、合格!」

なにがだろう。

「サトー君って、今は支部長やっているんでしょう? 今日の運動会はチームリーダーで参加するのよね?」
「は、はい。一応は……」
「じゃあ今日はライバルってわけだ。私はリンシュと一緒に中央セントラルチームとして参加してるから」
「げぇ!? お前が!? お前ら他の支部の連中を勝たせる気無いだろ! ほとんど八百長じゃねぇか!!」
「安心しなさいゴルフリート。今回中央から出るオリハルコンは私だけだから」

あ、思い出した。
中央において存在するオリハルコンは二人。その一人の名前がヒュリアンだった。「皆殺しのヒュリアン」と言う恐ろしい二つ名で呼ばれることが多いため、姓を確認する機会が少なかったのだ。まさかオッサンの奥さんだったとは知らなかった。
王国最強の魔法使い。『大魔導師』と呼ばれる最上級のクラスを持つ。
オリハルコン夫婦の娘って、サラブレットってレベルではない。これ以上ないほど最強の血筋だろう…………残念ながら、あちこち大きな母親の遺伝子は受け継がなかったようだが。

「サブマスターとお知り合いなのですか?」
「サブ……ああ、リンシュのことね。たまに遊びに行く友達なの。そっちからも色々聞いてるわよ…………プッ」

笑われてしまった。どうやら俺についてヒュリアンに弁明する必要がありそうだ。
おそらく彼女は、リンシュが素で接することが出来る数少ない人間の一人なのだろう。そうでなければ、俺の悪口を仕事モードのリンシュが言うはずはない。
……絶対碌なこと言ってないよねあの女! ヒュリアン顔隠して爆笑してんじゃねぇか!

「えっと……サブマスから何を聞いてるかわかりませんが、話半分に聞いておいて頂きたい」
「ふぅ……半分に聞いても愉快な話だと思うけどね…………そろそろ開会式も始まるし、とりあえず主人の回収だけさせてもらおうかしら」

笑い終わったヒュリアンは、更に別の魔法を唱えてゴルフリートを宙に浮かべた。

「ちょっと待てヒュリアン! 何もこんなタイミングで連れて行かなくても……」
「あら? 王都に来たらすぐに顔をだすように言ってたはずなのにすっぽかしたのは誰なのかしらね?」
「それはパプカが俺を……」
「娘を言い訳に使わない! 絶対拘束アブソルートバインド!!」
「うぎゃぁっ!?」

あまりの鎖の量で、オッサンの姿がほぼ見えなくなった。「コーホー」と息をする鎖の塊の出来上がりである…………正直怖い。

「あ、あの……ヒュリアン殿。できればその、ゴルフリート殿にやったように、パプカの二日酔いを直していただけるとありがたいのだが」
「あ、確かに。たまには良いことをおっしゃいますねジュリアスさん」
「”たまに”は余計だ」

ゴルフリート酔いを一瞬で直したヒュリアンの魔法があれば、パプカの二日酔いを直すことなど造作もないだろう。
パプカの様子を伝えて、直すよう頼んでみると、ヒュリアンは少し悩んでから口を開いた。

「やだ」
「は?」
「我が娘とはいえ、敵に塩を送ることはしたくないの。だからやだ」

子供かアンタは。

「でもゴルフリートさんは治してくれたじゃないですか」
「ちゃんと元のべろんべろんの状態に戻して返してあげる」

なんという余計なお世話。

「それじゃあそろそろ開会式も始まるだろうし行くわね。ゴルフリートの参加種目が始まるころには返しに来るから」

ヒュリアンはもはや鎖と一体化したオッサンを連れてこの場を去った。
これからオッサンのみに何が起こるのか? 恐ろしくて聞くことはできないし考えたくもない。
とりあえず生きて帰ってきてくれることを祈るばかりである。








*    *

開会式。”栄光を我が右手にハンズオブグローリー”の開会宣言。
本来ならばギルドマスターと言う、ギルドのトップが宣言するものらしいが、都合によりナンバー2であるサブギルドマスターのリンシュが宣言を担当している。
各地から呼び寄せられた数十人の支部長と、その地域所属の凄腕冒険者たち。彼ら……俺も含めてだが、いい歳した職員と冒険者が体操服に身を包み、チームごとの鉢巻を着けている姿はかなりシュールな光景である。
そして彼らを取り囲むように並べられた特設会場に集まった王都の観客者達。
その視線を一身に浴びて、リンシュは壇上へと立った。
魔法で作られたマイクに口を近づけ、宣言を始める。

「皆様、本日はお日柄も良く、運動会を行うには素晴らしい日となりました。普段の過酷な冒険生活や事務仕事を忘れ、思う存分体を動かし楽しんでください。競技はチーム別対抗となりますが、結果に捕らわれることなく、スポーツマンシップにのっとって健全な大会としましょう。わたくしもいくつかの競技に参加いたしますので、どうぞお手柔らかにお願いします」

リンシュの開会宣言はその後いくつか形式的なものを挟んでから終わった。
職員や冒険者たちは、その凛としたたたずまいに感嘆のため息を漏らす。

「やっぱサブマスターは綺麗だなぁ」
「あの人の宣言ならいくらでも聞いていられるぜ」
「競技に紛れておさわりしてもいいよな。げっへっへ」

最後の奴はそんなことをした瞬間に周りの奴らに腕を切り落とされるだろうが、やりたいならやってみると良い。
ちなみに俺もため息を漏らした。彼らの感嘆から来るものとは違い、リンシュの本性を知っている身としてはあの開会宣言が全く別の物に聞こえていたからだ。
以下は先ほどの宣言の副音声である。

『今日はみんなの阿鼻叫喚を見るには絶好の日ですね。普段の楽なクエストや事務仕事なんて忘れられるくらいに、思う存分体を動かさせてあげるから楽しんで。競技はチーム別対抗だから結果だけを考えて、他人を蹴落とすために持てる手を尽くしなさい。私も競技に参加するから、死にたい奴だけかかってくるといいわ』

俺も人のことは言えないだろうが、あそこまで本音と建て前を分けられる人間はそういないだろう。

「本当、知らぬが仏だよなぁ」
「ああ。恐ろしい副音声を聞かない彼らの方が幸せなんだろうが」

ジュリアスが俺お言葉に相槌を打つ。
…………あれ? なんでジュリアスが相槌を打てるのだろう? リンシュの本音を聞けるのは彼女の本性を知っている奴だけのはずだが……

「ジュリアスさん、今なんて……」

『さて! 始まりました運動会”栄光を我が右手にハンズオブグローリー”! 実況はわたくしミリカ・パンパルトンと!』
『解説のボンズード・フォン・マクシリアンだよ~』
『が! 担当いたします!!』

ジュリアスへのリンシュのことについての質問は、マイクで増強された大声によってかき消されてしまった。
実況席に座るのは、褐色の肌に活発そうな見開いた瞳。短い髪を頭のてっぺんでまとめ上げた超ハイテンションな女性職員。
そしてその隣には我が友人であるボンズが座っていた。
ボンズは中央での補充人員に呼び出されたと言っていたはずだが、解説役として運動会を手伝わされているようだ。

『準備は良いか野郎ども!! じゃあ早速第一競技のお目見えだー! 第一競技は””腕相撲・・・!! 参加者は既定の場所に集合しちゃってください!!』
『第一競技は30分後に開始です~。準備を済ませて遅れないようにしてね~』

初っ端から運動会らしくない競技。はっきり言って地味である。

「お、おいサトー、大丈夫なのか? 第一競技と言えば……」
「う~、サトー。開会式は終わりましたか? すみませんが、参加競技の集合場所までおぶって行ってほしいのですが……」

第一競技””腕相撲・・・。腕の力を使って相手の腕を倒すというシンプルな競技。
そして我が支部からの参加者は、目の前でふらつく小柄な少女、パプカ・マグダウェル。

「しまったぁーー!?」

人選ミスである。



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