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第三章 まるで混沌な運動会
CASE15 ジュリアス・フロイライン③ その1
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二人三脚。
運動会では定番と言って良いであろう緊縛プレイ。
二人一組になって片方の足を紐で結び、普通にゴールを目指すという競技である。
魔法やスキルでの妨害行為が常態化しているこの運動会においては珍しく、妨害行為の禁止に加えて魔法による強化すら禁止の良心的な競技だ。
そのためランクに関係なく、前衛職と後衛職に部を分けて行われる。
すでに行われた、もともとの身体能力の高い前衛職の部は、優しい競技内容とは裏腹に惨憺たる有様であったが、これから俺が参加する後衛職の部はソレとは打って変わってほのぼのとした様子である
だがしかし不安要素もある。
俺とペアを組むのはかの有名なポンコツ冒険者。ジュリアス・フロイライン。
まあ選んだのは俺の判断なのだが、今回の競技についてはほぼ期待していないと言っておこう。
なぜかリンシュによってチーム参加者にねじ込まれたジュリアスは、足の速さは認めるが、それ以外に認められる点がない。
よって、二人三脚は捨て競技。我チームで最も能力の低い俺と、もっとも期待していないジュリアスを参加させた理由はそこである。
とはいえ、勝てば儲けもの。競技自体は真剣に挑むつもりだ。
「サトー、いよいよだな。特訓の成果が出るときだぞ」
「え、ええ……まあ」
不安要素。
ジュリアス本人のポンコツ部分には目を瞑っても、とある部分が物理的に邪魔をするのだ。
両人の片足を紐で縛り、肩を組んで走る。つまり、密着度がかなり高い。
ただでさえ美人のジュリアスと組むのは、実際にやってみるとかなり恥ずかしかった。
何度かリール村で練習をしたのだが、正直全然集中できていなかった。更に言うなら…………胸が当たるのである。
「またかサトー、もっとくっついてくれないと走りづらいぞ」
「う……んむぅ」
変な声が漏れてしまう。
当たるのである。胸が。しかも結構な巨乳が!
いつもはコルセットで抑えられているジュリアスの胸。しかし今は薄っぺらい体操服。
その豊かな胸は強調性を増し、俺の脇腹へと襲いかかる。
それはもうたゆんたゆん。
ジュリアスの顔などまともに見れないし、競技への集中力など皆無である。
彼女自身は平気なのだろうか? 意識してるのは俺だけで、年上の大人としての余裕を見せつけているのだろうか。
おのれジュリアスのくせに生意気な。
「サトー、なぜさっきから目を合わせようとしないんだ? 変な方向を向いていては危ないと思うんだが」
「あの……すみません、放っておいてください」
「放っておくって、この競技ではそうも行かないだろう」
いいから、スタートギリギリまで放っておいてほしい。今は下半身の猛りと戦っている最中なんだよ。言わせんな、マジで恥ずかしい。
ふと横を見る。
どこのチームも屈強なオッサン連中を参加させていた。純粋な体力勝負なのだから、後衛職であっても出来る限り身体能力が高い人間を選ぶのは当然だろう。
しかし、見ている限り非常に汗臭くむさ苦しいことこの上ない。
ガチムチ兄貴共が不釣り合いな体操服に身を包み、片足を縄でつなぎとめて体を寄せ合う姿だぞ。
吐き気がこみ上げてきて仕方がない光景である。
だが、そんな中に清涼剤……と言うか違和感しか放っていないチームがあった。中央チームである。
「どうしてこんなことに…………もう帰りたい……」
「まぁまぁミントちゃん。なるようになるってば」
参加する冒険者はヒュリアン。そして青ざめた表情で泣きべそをかいているミントである。
「ヒュリアンさんはともかく……なんでミント?」
俺と同じく、ギルドの事務職員は全員冒険者資格を持っている。
その為こういった競技にも参加できるのだが、俺のような辺境担当ならいざしらず、中央は参加冒険者に事欠くような層の厚さではない。
ヒュリアンの他にもう一人オリハルコンが居る他、ミスリルランクだって相当な人数が所属しているはずだ。
そんな中央チームが、ブロンズランクで現役ですら無い事務職員を参加させる意義がどこにある。
「そんなのこっちが聞きたいわよ。裏方の手伝いをする予定だったのに、いつの間にか選手登録されてて参加する羽目に……」
「お前も苦労してんなぁ……サブマスはなんて言ってたんだ?」
「参加人員に欠員が出たから形だけでも参加してって……」
多分本音は「面白そうだから」の一言に尽きるのだろうなぁ。そうでなければ欠員が出ても、事務職に代理を頼んだりはしないだろう。
一方のヒュリアンはかなりノリノリである。最強の魔法使いと言っても、こういった体力勝負には向いていないように見えるのだが。
「やっぱりたまには体を動かさなきゃ駄目ね。いつもは遠距離からワンパンだもの」
「まあ貴女ならそうでしょうね。でも魔法もスキルも使えないのに大丈夫なのですか?」
「私、今でこそ後衛職だけど、昔は戦士系のジョブを取ってたこともあるの。そこらの前衛職よりも強い自信があるわ」
王国最強の魔法使いが元脳筋と言うのは意外な話だ。モブもそうだが、戦士や剣士などの前衛職と魔法使いなどの後衛職は非常に相性が悪い。
両方の才能を持つ人間が極端に少ないというのが原因で、女神特典でチートを得た召喚者や転生者くらいしかその才能は持ち合わせていないのだ。
「さーて、元狂戦士の実力を見せつけちゃうわよ!」
「え……今さらっととんでもない台詞を……」
『さて! いよいよ運動会も折り返し! そろそろ順位の変動が難しくなってきた頃合いだ! 負けが見えても諦めないでがんばって下さいよ!』
俺の疑問はスタートが間近であることを告げるミリカの大声でかき消された。
「ま、まあいいか。良いですかジュリアスさん、最初の一歩は紐を結んである足から出します。私の右足、貴女の左足です」
「えーっと、私の左足でサトーの右足…………あの、ちゃんとこっちを向いて話してくれないか?」
「だから放っておいてください」
「いや、だから……」
『それでは位置について! よーい……ドンッ!!』
ドンッ!!
二人三脚競争開幕……した瞬間、スタートの合図と同時に別の破裂音がこだました。
轟音を交えた衝撃波が参加冒険者たちを襲う。
衝撃の出処に目線を向けると、そこにいたはずの人間がいなかった。ヒュリアンとミントである。
「ひゃっほー!」
「あわわわわわわ……」
地面を思い切り蹴り上げたヒュリアンの第一歩によって生じた衝撃波であった。
楽しそうな笑顔を浮かべるヒュリアンと、放心状態でヒュリアンにしがみつくミントは、ほとんど空中を滑空していると言っていいほど好調なスタートダッシュを決めていた。
な、なにあれ、すごぉい……
殆どの参加者が第一歩を踏み出す事を忘れて中央チームを見ていた。やはり、オリハルコンともなると素の身体能力も化物なのだろうか。
さて、放心状態で中央チームを見ていた他のチームも続々とスタートを切った所で、俺達も走り出すことにしよう。
「じゅ、ジュリアスさん行きますよ! まずは右足から!」
「あ、ああ分かった! えっと……右から……」
そして俺達は踏み出した。俺の右足、ジュリアスの右足。
「ぎゃんっ!」
「痛い!?」
俺達は地面へと顔を突っ込んだ。
「痛ったぁ……」
「す、すみません。今のは私の言い方が悪かったですね。最初の通り、私の右足、ジュリアスさんの左足でお願いします」
そして俺達はサイド踏み出した。俺の右足、ジュリアスの右足。
「ぎゃんっ!」
「なんでやねん!」
俺達は地面へと顔を突っ込んだ。天丼である。
「ちょっと! 今のは流石に擁護出来ませんよ!」
「す、すまない。いやしかし、ちゃんとくっついてくれないとこちらとしても走りづらいのだが……」
「ぐぅ……仕方ありません。手を肩に回してください」
「うん。こうか?」
ボイン
「はうぁ!!」
「な、なんだ!? 今の叫びはなんだ!?」
「い、いやなんでも……ありがとうございます」
「なんで唐突に礼を言うんだ?」
いや、本当にありがとうございます。一生ものの思い出にしたいと思います。
と、半分冗談はおいておいて、いつのまにやら中央チームがゴールを決めていた。
もちろんぶっちぎりでの一位であるが、それにしても俺達のチームはひどい。まだスタート地点から一歩も動けていないのだ。
「ええい今度こそ! 行くぞサトー!」
「はい! せーのっ……はぶっ!?」
「ぎゃんっ!」
やはり駄目だったよ。
『ここで三位の西方本部チームがゴール! その後続々とチームがゴールしていきます! 皆様お疲れ様でした…………ん?』
『おや~? まだスタート地点にチームが居るようだね~』
そのチームとはもちろん俺たち辺境チームである。スタート地点にいる馬鹿なチームなど他にいない
俺達は他のチームがゴールしたと言うのに、未だにスタート地点で不毛な言い合いをしているのだ。
「いや、だから! 俺の右足でお前の左足を出すんだって!」
「わかった! じゃあ行くぞ!」
「よし……ぐはっ!」
「ぎゃんっ!」
「分かってねぇじゃねぇかコラァ!!」
「いやだから! ちゃんとくっついて欲しいと言っているだろ! タイミングがずれて反対の足が出てしまうんだ!」
「ば、馬鹿! 俺にくっつくんじゃねぇ! これ以上お礼を言わせないでくれ!」
「だから何の話をしてるんだサトー!」
俺の理性の話だよ!!
運動会では定番と言って良いであろう緊縛プレイ。
二人一組になって片方の足を紐で結び、普通にゴールを目指すという競技である。
魔法やスキルでの妨害行為が常態化しているこの運動会においては珍しく、妨害行為の禁止に加えて魔法による強化すら禁止の良心的な競技だ。
そのためランクに関係なく、前衛職と後衛職に部を分けて行われる。
すでに行われた、もともとの身体能力の高い前衛職の部は、優しい競技内容とは裏腹に惨憺たる有様であったが、これから俺が参加する後衛職の部はソレとは打って変わってほのぼのとした様子である
だがしかし不安要素もある。
俺とペアを組むのはかの有名なポンコツ冒険者。ジュリアス・フロイライン。
まあ選んだのは俺の判断なのだが、今回の競技についてはほぼ期待していないと言っておこう。
なぜかリンシュによってチーム参加者にねじ込まれたジュリアスは、足の速さは認めるが、それ以外に認められる点がない。
よって、二人三脚は捨て競技。我チームで最も能力の低い俺と、もっとも期待していないジュリアスを参加させた理由はそこである。
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「え、ええ……まあ」
不安要素。
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両人の片足を紐で縛り、肩を組んで走る。つまり、密着度がかなり高い。
ただでさえ美人のジュリアスと組むのは、実際にやってみるとかなり恥ずかしかった。
何度かリール村で練習をしたのだが、正直全然集中できていなかった。更に言うなら…………胸が当たるのである。
「またかサトー、もっとくっついてくれないと走りづらいぞ」
「う……んむぅ」
変な声が漏れてしまう。
当たるのである。胸が。しかも結構な巨乳が!
いつもはコルセットで抑えられているジュリアスの胸。しかし今は薄っぺらい体操服。
その豊かな胸は強調性を増し、俺の脇腹へと襲いかかる。
それはもうたゆんたゆん。
ジュリアスの顔などまともに見れないし、競技への集中力など皆無である。
彼女自身は平気なのだろうか? 意識してるのは俺だけで、年上の大人としての余裕を見せつけているのだろうか。
おのれジュリアスのくせに生意気な。
「サトー、なぜさっきから目を合わせようとしないんだ? 変な方向を向いていては危ないと思うんだが」
「あの……すみません、放っておいてください」
「放っておくって、この競技ではそうも行かないだろう」
いいから、スタートギリギリまで放っておいてほしい。今は下半身の猛りと戦っている最中なんだよ。言わせんな、マジで恥ずかしい。
ふと横を見る。
どこのチームも屈強なオッサン連中を参加させていた。純粋な体力勝負なのだから、後衛職であっても出来る限り身体能力が高い人間を選ぶのは当然だろう。
しかし、見ている限り非常に汗臭くむさ苦しいことこの上ない。
ガチムチ兄貴共が不釣り合いな体操服に身を包み、片足を縄でつなぎとめて体を寄せ合う姿だぞ。
吐き気がこみ上げてきて仕方がない光景である。
だが、そんな中に清涼剤……と言うか違和感しか放っていないチームがあった。中央チームである。
「どうしてこんなことに…………もう帰りたい……」
「まぁまぁミントちゃん。なるようになるってば」
参加する冒険者はヒュリアン。そして青ざめた表情で泣きべそをかいているミントである。
「ヒュリアンさんはともかく……なんでミント?」
俺と同じく、ギルドの事務職員は全員冒険者資格を持っている。
その為こういった競技にも参加できるのだが、俺のような辺境担当ならいざしらず、中央は参加冒険者に事欠くような層の厚さではない。
ヒュリアンの他にもう一人オリハルコンが居る他、ミスリルランクだって相当な人数が所属しているはずだ。
そんな中央チームが、ブロンズランクで現役ですら無い事務職員を参加させる意義がどこにある。
「そんなのこっちが聞きたいわよ。裏方の手伝いをする予定だったのに、いつの間にか選手登録されてて参加する羽目に……」
「お前も苦労してんなぁ……サブマスはなんて言ってたんだ?」
「参加人員に欠員が出たから形だけでも参加してって……」
多分本音は「面白そうだから」の一言に尽きるのだろうなぁ。そうでなければ欠員が出ても、事務職に代理を頼んだりはしないだろう。
一方のヒュリアンはかなりノリノリである。最強の魔法使いと言っても、こういった体力勝負には向いていないように見えるのだが。
「やっぱりたまには体を動かさなきゃ駄目ね。いつもは遠距離からワンパンだもの」
「まあ貴女ならそうでしょうね。でも魔法もスキルも使えないのに大丈夫なのですか?」
「私、今でこそ後衛職だけど、昔は戦士系のジョブを取ってたこともあるの。そこらの前衛職よりも強い自信があるわ」
王国最強の魔法使いが元脳筋と言うのは意外な話だ。モブもそうだが、戦士や剣士などの前衛職と魔法使いなどの後衛職は非常に相性が悪い。
両方の才能を持つ人間が極端に少ないというのが原因で、女神特典でチートを得た召喚者や転生者くらいしかその才能は持ち合わせていないのだ。
「さーて、元狂戦士の実力を見せつけちゃうわよ!」
「え……今さらっととんでもない台詞を……」
『さて! いよいよ運動会も折り返し! そろそろ順位の変動が難しくなってきた頃合いだ! 負けが見えても諦めないでがんばって下さいよ!』
俺の疑問はスタートが間近であることを告げるミリカの大声でかき消された。
「ま、まあいいか。良いですかジュリアスさん、最初の一歩は紐を結んである足から出します。私の右足、貴女の左足です」
「えーっと、私の左足でサトーの右足…………あの、ちゃんとこっちを向いて話してくれないか?」
「だから放っておいてください」
「いや、だから……」
『それでは位置について! よーい……ドンッ!!』
ドンッ!!
二人三脚競争開幕……した瞬間、スタートの合図と同時に別の破裂音がこだました。
轟音を交えた衝撃波が参加冒険者たちを襲う。
衝撃の出処に目線を向けると、そこにいたはずの人間がいなかった。ヒュリアンとミントである。
「ひゃっほー!」
「あわわわわわわ……」
地面を思い切り蹴り上げたヒュリアンの第一歩によって生じた衝撃波であった。
楽しそうな笑顔を浮かべるヒュリアンと、放心状態でヒュリアンにしがみつくミントは、ほとんど空中を滑空していると言っていいほど好調なスタートダッシュを決めていた。
な、なにあれ、すごぉい……
殆どの参加者が第一歩を踏み出す事を忘れて中央チームを見ていた。やはり、オリハルコンともなると素の身体能力も化物なのだろうか。
さて、放心状態で中央チームを見ていた他のチームも続々とスタートを切った所で、俺達も走り出すことにしよう。
「じゅ、ジュリアスさん行きますよ! まずは右足から!」
「あ、ああ分かった! えっと……右から……」
そして俺達は踏み出した。俺の右足、ジュリアスの右足。
「ぎゃんっ!」
「痛い!?」
俺達は地面へと顔を突っ込んだ。
「痛ったぁ……」
「す、すみません。今のは私の言い方が悪かったですね。最初の通り、私の右足、ジュリアスさんの左足でお願いします」
そして俺達はサイド踏み出した。俺の右足、ジュリアスの右足。
「ぎゃんっ!」
「なんでやねん!」
俺達は地面へと顔を突っ込んだ。天丼である。
「ちょっと! 今のは流石に擁護出来ませんよ!」
「す、すまない。いやしかし、ちゃんとくっついてくれないとこちらとしても走りづらいのだが……」
「ぐぅ……仕方ありません。手を肩に回してください」
「うん。こうか?」
ボイン
「はうぁ!!」
「な、なんだ!? 今の叫びはなんだ!?」
「い、いやなんでも……ありがとうございます」
「なんで唐突に礼を言うんだ?」
いや、本当にありがとうございます。一生ものの思い出にしたいと思います。
と、半分冗談はおいておいて、いつのまにやら中央チームがゴールを決めていた。
もちろんぶっちぎりでの一位であるが、それにしても俺達のチームはひどい。まだスタート地点から一歩も動けていないのだ。
「ええい今度こそ! 行くぞサトー!」
「はい! せーのっ……はぶっ!?」
「ぎゃんっ!」
やはり駄目だったよ。
『ここで三位の西方本部チームがゴール! その後続々とチームがゴールしていきます! 皆様お疲れ様でした…………ん?』
『おや~? まだスタート地点にチームが居るようだね~』
そのチームとはもちろん俺たち辺境チームである。スタート地点にいる馬鹿なチームなど他にいない
俺達は他のチームがゴールしたと言うのに、未だにスタート地点で不毛な言い合いをしているのだ。
「いや、だから! 俺の右足でお前の左足を出すんだって!」
「わかった! じゃあ行くぞ!」
「よし……ぐはっ!」
「ぎゃんっ!」
「分かってねぇじゃねぇかコラァ!!」
「いやだから! ちゃんとくっついて欲しいと言っているだろ! タイミングがずれて反対の足が出てしまうんだ!」
「ば、馬鹿! 俺にくっつくんじゃねぇ! これ以上お礼を言わせないでくれ!」
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