まるで無意味な召喚者~女神特典ってどこに申請すればもらえるんですか?~

廉志

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第四章 まるで茶番なお付き合い

CASE20 アックス・ル・モンド

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ミントに進められた教会は、中央街にある複数の教会の一つ。最も大きい大聖堂とは違い、街の端でひっそりと佇む謙虚な建物である。
何度か仕事で訪れた時は、その謙虚さが際立って、むしろ地味な場所だった。
しかし、パプカと共にやってきた現在。そんな地味さは消え去って、むしろ……めっちゃ派手になっていた。

「さ、サトー。なんだか目がチカチカします」
「ああ、なんだろう。すごく眩しいな」

観光客向けの屋台が教会の庭に並び、門にはラメの入った飾りがかけられて、ステンドグラスは彩度が限りなく原色に近い、目に優しくない色になっていた。
……ここって教会だよな? 観光客向けって言うか、観光地になってしまっていないか? 本来の目的であるお祈りの場とは、まったくもって見受けられない。

「いらっしゃーい! 王都名物教会まんじゅうだよー! その他諸々お土産物もあるからねー!」

屋台からは威勢のよい掛け声がひびく。他所の地域からやってきたであろう観光客が、その掛け声に惹かれて屋台に向かう。
大量のお土産物と、教会マークの焼印が押されただけのただのまんじゅう。土産物店ではおなじみの木刀なんかも販売されている。

「サトー、わたしの考える教会像が崩れてゆきます」
「ま、まあ……デートスポットっていうのは間違いじゃなそうだし、とりあえず屋台でも見てみるか?」

ひとまずいくつかある屋台のうちの一つを選び、無駄にライトアップされたお土産物を見てみることになった。
名前も知らないご当地キャラクターグッズや、『教会限定!』と銘打たれただけの、そこら辺で売っているような雑貨。後は有名所の製品のどう見てもパチもんなアイテムが並べられていた。
そんな土産物を品定め。パプカはどう考えても不必要で、バックにも飾らないであろう可愛くないキーホルダーを手にとって、何故か俺へと手渡した。

「……なにこれ」
「お母さんに見せる用の、恋人からのプレゼントというやつです。サトーにそれを買う名誉を与えましょう」
「いや金無いって言ってるだろ。昼飯代払って、そろそろ無一文だぞ、俺」
「キーホルダー一つ買えないんですか? 甲斐性の無い男ですねぇ。仕方ありません、後で今日の必要経費はまとめて渡しますから。とりあえずここで支払って、私に渡すだけはしてください」

なんで上から目線なんだこの女は。
まあ、金を後で払ってくれるというのなら是非もない。流石にキーホルダー一つくらい買える金は持っている。
俺は財布を確認しつつ、キーホルダーを店の人へと手渡した。

「はい、二百イェンね」
「高っ!? 観光地価格!」

二百イェンとは、日本円にして約二千円。キーホルダー一つにかける金額ではない。いくら観光地とは言えども、間違いなくボッタクリ価格である。

「ちょっと店員さん! いくらなんでも高すぎ…………アックス?」
「……こんにちわ、サトー君」

文句をつけようと店員を見ると、そこには神父服を身に着けた、アックス・ル・モンドと言う青年が立っていた。引きつった苦笑いと目の下の大きなクマを浮かべながら。











*    *

教会の中。客室であろう部屋で茶をすする。
趣味の悪いキーホルダーを買った後、立ち話もなんだからとアックスに勧められてやってきたのだ。
アックスは少し店を空ける準備をすると先に俺たちを向かわせて、他の協会の人間に店番を頼んでいるようだった。
出されたお茶は最低品質。ハッキリ言って、茶葉など入れずに水のまま出されたほうが、よほどありがたいと感じる一品だった。
客室にも関わらず埃にまみれ、壁には大きな亀裂が入る。修復作業など欠片も加えられていない様子だ。

「…………パプカ、それ気に入ったのか?」

買ったキーホルダーを手に持ってニヤニヤするパプカに尋ねる。

「いえ、全然。ただ、お母さんのノルマはこれで一つクリアできたので、気分がいいだけです。けど……ふふっ、趣味が悪いですねサトー。女の子への贈り物にこれは無いでしょう」

買わせておいて何たる言い草。
最初に選んだ物は高価過ぎたため、あの後俺が新しいものを選んで買ったのだ。それでもいい値段のものであるが、適当に選んだために、その趣味は最初のものより悪かった。

「贅沢言うな。買わせただけで満足しとけ。大事にしろよ?」
「大事……いえ、これはアレですね。お母さんに見せた後は、適当に戸棚の中にしまい込んで、数年後に発見して捨てるやつですね」
「やっぱお前喧嘩売ってるだろ」

デリカシーが無いなどと俺に言っておきながら、パプカの言動にだってソレは無い。もう少し気を使えよ、こっちは協力してる立場なんだぞ。

そんな風に顔を歪めていると、客室の扉が開いた。登場したのはアックス。部屋に入るやいなや、凄まじく大きなため息をついた。

「……やぁ、サトー君。パプカちゃん」
「……お、お疲れみたいだな、アックス」

大きなクマとため息。誰が見ても体力の限界と言った風貌だ。

「何かあったのか?」
「実はその……金がなくてね」

下世話な話だった。

「見ての通り、教会の修繕費さえ賄えないほど、正教会は切羽詰まってるんだ。表の屋台も、教会運営だけじゃ賄えない資金集めってことさ」

正教会。つまりこの世界において信奉の対象とされる、女神様に関するアレコレを管理する組織。
かつては冒険者ギルドと並び、二大組織と称されていたこの組織は、ここ五・六年、縮小の一途を辿っている。
何でも、女神様の加護が薄くなっただの、天からの声が聞こえなくなっただのと言っているらしい。恐らく大変な事態なのだろうが、無宗教の俺としてはいまいちピンとこなかった。
現在は強力なプリースト。つまり白魔法を使用できる人間を大量に雇用して、祈りによらない組織運営をしているそうだ。
かつて冒険者として名をはせていたと言うアックスも、その関係から教会にお呼びがかかったらしい。

「ひょっとして、あの運動会も……」
「恥ずかしながら、賞金目当てで参加したんだ。ヒュリアンさんに呼ばれたっていうのもあるけどね」
「本当に苦労してるんだな。冒険者に戻って金稼げば良いのに」
「冒険者資格は、休止させてるけど持ってるよ。ただ、ミスリル以上のクエストは本当に大変なんだ。軽々とこなすなんて、ミスリルでもごく一部。もしくはオリハルコンの皆さんだけだよ」

恐らく……いや、間違いなく命を削る仕事なのだろう。恐ろしい。
ミスリル以上のクエストとなると、書類の決裁をするのは中央での仕事。俺たち地方役員である事務職は、ミスリルとオリハルコンのクエストに関して、クエストの受諾と達成報告を受けるだけなのである。
そんな強力なクエストを受け続けていると、精神がガリガリと削れていくのだろう。つまり、ゴルフリートのオッサンは頭がおかしいということだ。

「所で、パプカちゃん。久しぶりだね。運動会では挨拶できなかったけど、元気だったかい?」
「はい、アックスさんもお元気そう……ではありませんね。相変わらずの苦労性ですか」
「アレ? 二人共知り合いなのか?」

随分と親しげな様子の二人に首を傾げた。

「ええ。アックスさんとはお父さんとお母さん繋がりで交流が有りました」
「ゴルフリートさんとヒュリアンさんは、昔パーティーを組んでいたことがあってね。色々苦労を……お世話になったんだ」

完全に嫌がってるじゃねぇか。

「その……パプカちゃん? ゴルフリートさんは僕のことをなんて……」
「今度見かけたら殺すって言ってました」
「……そうかい、当分会わないようにしよう」

まだ怒りが治まっていなかったのかあのオッサン。

「そう言えば、二人はどうして教会に? 何か用事だったのかな?」

アックスの質問に、俺は事前にパプカの口を塞いだ。また「デートです!」とでも言い出しかねないからだ。同じ言い訳と説明を、何度も繰り返したくはない。
むーっ! と抗議の声を上げるパプカを他所に、適当にでっち上げた理由をアックスに告げる。

「えっと、有給を取ったからブラブラしてるだけだよ。ここは、さっき会ったミントに紹介されて来ただけなんだ。時間取らせて悪かったな」
「み、ミントさ……ゲホッゴホッ!」

ミントの名前を聞いたアックスは、すすったお茶でむせ返った。そう言えば彼は、ミントのことが好きなのだったな。

「ミントさんはその……仕事中だったんじゃ?」
「さっきは昼休憩だったみたいだぞ?」
「あ、そうか……も、もしかしてサトー君! 彼女の行きつけの店なんかを知っていたりしないか!?」

急にテンションの上がるアックス。そして俺は思い出した。アックスとは中央勤務時代からの付き合いだ。互いの愚痴を話し合ったのだって、一度や二度ではない。
しかし、彼の愚痴はひたすら長い。加えて、最終的に男同士の気持ちの悪い恋バナになるのだが、そこからも更に長い。
一度恋愛についての相談をし始めると、ウジウジ同じことをループしながら話すのだ。こちらの愚痴も聞いてもらっているのだからお相子だが、それでも彼の愚痴に比べれば、俺のものは短くまとまっていると思う。
つまり、何が言いたいのかというと、教会に来て早々なんだが、そろそろお暇したほうが良いだろうと言うことだ。彼のミントへの恋愛相談など、聞くだけ無駄で時間の浪費にほかならない。
俺はアドバイスを一言二言彼に伝え、流れをぶった切ってでも帰ろうと決意した。

「行きつけの店ってのは知らないな。あいつ、いろんな店巡りをしてるから」
「そ、そうか……店で偶然会ったと言う演出は難しそうか」
「悪いな。俺たちもそろそろお暇する時間だ。悪いけどまたな……あ、最後に一つアドバイスをしてやろう。ミントは結構、食べることが好きなんだ。だから、食事に誘えば受けてくれると思うぞ? そうだなぁ、少しの量で馬鹿高い値段の店なんか良いんじゃないか? おごると言えば、さぞ喜んでくれるだろ。腹いっぱい、食わせてやると良い」
「おお……ありがとうサトー君! また今度、誘ってみることにするよ!」

嬉しそうに手を振るアックスを客室に残し、俺とパプカは教会を出た。
協会に向けて、健闘を祈ると敬礼を捧げ、アックスの今後に幸あれと祈った。頑張れよアックス。お前なら出来るさ。

「鬼畜ですねサトー」
「はっはっは、恋のキューピットと呼べ」




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