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第四章 まるで茶番なお付き合い
CASE22 ディーヴァ その1
しおりを挟むジュリアスとコスプレをしつつ再度並んだ行列は、結局夕方頃まで続いてすでに日暮れ。
なんとかノルマとやらの冊数は確保出来たものの、付き合わされた結果として、俺達はすでに家路についていた。
デートスポットが載った雑誌を買うことも出来ず、パプカの言うノルマの方は未達成。
ただただ重く棒になった足を引きずりながら、ジュリアスにプレゼントされた小説を手に、俺達はホテルの前までたどり着いた。
「この一冊のために何時間突っ立ってたんだか……」
「結局、デートスポットが書かれてる雑誌も買えませんでしたしね」
ほとんど丸一日行動していたにも関わらず、収穫はゼロだと言っていいだろう。せいぜい教会で買ったキーホルダーくらいのものだろうか。
特に俺にとっては、ただ疲れただけの一日。パプカはヒュリアンに報告するために、色々とやらなければならないことがあるのだろうが、俺は手伝っているだけで主役じゃない。
さて、そろそろ腹は減ったし、足が痛いからとりあえず座って休みたい。俺は夜の明かりが灯り始めたホテルへと足を進めた。
「…………おい何だ、離せよ。裾を掴むんじゃない」
「なぜホテルに入ろうとしてるんですか? まだ太陽は昇っているじゃないですか。仕事は終わってはいませんよ?」
「俺は休日には仕事をしない主義なんだ。それに、太陽は昇っていない。あれは沈んでいると表現すべきだ」
そろそろ太陽も沈み切る。街灯や建物の明かりがつき始める時間帯。太陽が昇っているという表現はおかしな話だ。
そんな風に言葉を返すと、パプカは瞳に涙をにじませながら俺にすがりついた。
「もう少し! もう少しだけ時間をください! もう少し材料がないと、お母さんを説得できないんです! わたしまだ死にたくない!」
「お前がズタボロになろうが俺の知った事か! 今日一日付き合ってやっただけありがたく思って、ホテルで俺に酒をおごれ!」
「良いんですか!? わたしと結託してお母さんを騙した共犯者と言う立場なのですよ、今のサトーは! どうです!? 恐ろしくなったでしょう!?」
「あ、てめっ……! 最初からそのつもりだったな!?」
ギャアギャアとホテル前で騒ぐ男と幼女。傍から見れば痴話喧嘩だろうか? いや、せいぜい兄妹ゲンカが良いところだろう。
「うるさーい!!」
と、俺達に向かって叫ぶ声がした。まあうるさいのは否定しない。実際相当な大声を上げていたからな。
俺たちに叫んだのは女だった。店の隙間にある小さな路地から、ズンズンと足を踏み鳴らして俺とパプカへ歩み寄る。
夕日に照らされる紫色の髪。やや光を帯びているような真紅な瞳と、妖艶なる赤い口紅。
そんなミステリックな首から上の姿と打って変わり、その服装は珍妙奇天烈と言える物だった。
フリルとリボンがこれでもかと散りばめられて、白を基調として彩度の高い赤色を走らせた服。簡単に言えばアイドルのような服装で、私服として使うには派手すぎる代物だ。
顔つきと服装のギャップは、似合っているかと聞かれれば、「微妙」と言わざるを得ないものだった。
更に加えて目を引くのは、背中に生えた漆黒の翼。どこぞのオタクコンビが食いつきそうなその見た目は、恐らく鳥系の獣人族のものだろう。
「な、なんだぁ?」
「ちょっとあなた達! 商売の邪魔しないで下さるかしら!?」
「す、すみません。でも、商売って何処で……」
パプカの問いに、指を一本立ててやってきた路地を指す。そこには暗闇の中に、微かに椅子と机と看板が見て取れた。
どうやら何かを販売しているようだ。だが少なくとも、あんな場所で物売りなど、まっとうな商売とは言えないだろう。
「あなた達の大声のせいでお客が逃げてしまったの! ちゃんと責任取って下さる!?」
「い、いや大声を上げたのは悪かったけど、責任って……あ、謝れば良いのか?」
「謝罪は結構! きちんと誠意を持って……」
女の顔に影が落ち、素早い動作で懐に手を伸ばす。
その迫力のある雰囲気と行動に、武器でも取り出すのではと身構えた。…………が、
「ワタクシのCDを買ってください!」
「「…………はぁ?」」
* *
CD。つまり、音楽の情報が込められた記憶媒体。元の世界におけるコンパクトディスクの略称。
こちらの世界でも、同じような意味で使われる。実際、見た目も円盤状の薄い板であり、音楽を聞くためのものである。
元の世界と違うのは、魔法によって音楽が込められている、特殊な素材で出来ている何か。と言ったところだろうか。
女から差し出されたのはまさしくそれで、パッケージに女の写真が貼られた派手な物だった。
そんなCDを差し出され、勢いに押されて路地裏の店で机を挟んで向かい合う。
机に並べられたのは、CDや各種グッズ。ボンボンがつけられて、中央にこれまた女の顔写真が貼り付けられたうちわ等。
「……アイドル?」
「そのとおりですわ! 王都で絶賛売り出し中の新進気鋭のアイドル、ディーヴァとはワタクシの事ですの!」
と言って胸を張る。なるほど、パプカ以上ジュリアス未満の豊かなおっぱ……いや何でもない。
ドヤ顔を決めている所悪いが、アイドルと言っても彼女を見たことは一度もない。
召喚者や転生者の手によって、様々なテコ入れがされているこの世界だが、流石にテレビと言う科学技術の結晶は存在しない。作ろうとした人間もいたらしいが、他の転生者に「ファンタジーっぽく無い!」と言われたかは知らないが、妨害を受けて頓挫したそうだ。モニターとかはあるのに、おかしな話だ。
テレビがなければ、流石にアイドルというものの需要はない。せめてヴォルフの街のような、オタクで溢れかえった場所ならばともかく、王都でそんなことをやる人間はそもそも少ない。
と言うか、根本的に俺はそう言ったジャンルに興味がない。どれだけ王都で流行っているのかは知らないが、どのみち俺は彼女に興味は持たなかっただろう。
「パプカ、知ってる?」
「いえ……わたしも音楽は聞きませんしね」
そんな俺達に、ディーヴァと名乗る女はガックリと肩を落とした。
まるで魂が抜けるような深いため息とともに、先程までの勢いは何処に行ったのやら。周りの空気も含めてどんよりと落ち込んでしまう。
「うぅ……やはりワタクシはアイドルに向いていないのでしょうか……」
「そんなこと俺らに言われてもなぁ……」
「ねぇ、サトー。なぜわたし達が彼女の愚痴を聞いてるんですか? お腹が空いたので、そろそろホテルに戻りましょうよ」
おい本日のノルマとやらはどうした。適当なやつめ。
「まあでも、一理あるな。ディーヴァさんって言ったか? 悪いけど俺達は帰るわ。引き続きアイドル活動頑張ってくれ」
「……せめてCDを買って行ってくださる? 今週中に一枚でも売らないと家賃が払えないんですの」
「いや、気の毒には思うけど金が無いんだよ。パプカ、一枚くらい買ってあげたらどうだ?」
「再生機がないので買っても聞けません」
なんてつまらない二人組だろうか。と言う視線をディーヴァが俺たちへと突き立てる。興味が無いことを非難されるいわれはないが、若者として音楽趣味の一つもないというのは、まあ自分でもどうかとは思っている。
どこぞのポンコツ冒険者ではないが、何かしらの趣味を持っているのは悪いことではない。これをきっかけに、休日を無為に過ごす俺の生活を、変えてみるのも悪くないかもしれない。
「ちなみに、どんな曲を歌ってるんだ?」
「あれ? 意外ですね。興味があるんですか?」
「いや、買うかどうかはともかく聴いてみるくらいはな。王都でアイドル活動なんて、かなり珍しいだろう?」
俺の言葉にパァッと表情を輝かせるディーヴァ。どれだけCDが売れなかったのだろうか。せめてこんな裏通りじゃなくて、表通りで販売すればいいのに。
「ではサンプルをお聞きなさい。ワタクシの美声に酔いしれると良いわ」
と言って、再生機にCDを乗せる。CDと言うよりもレコードのような見た目だが、音はかなりクリアに流れ始めた。
『ヘイYO! ワタクシ歌姫王都に降り立つ、湧き上がる歓声ワタクシの感性、虜にさせるぜ王都の住人。声を上げりゅ……痛った! 唇を噛みましたわ! え、えっと……どこまで歌って……へ、ヘイYO!』
と言った所で、ディーヴァは再生機の停止ボタンを押した。途中から自分でも痛々しく聞こえたのだろうか。顔が真っ赤である。
まさかのラップを聞かされて、もはや全く意味がわからない。
停止された再生機から俺達に視線を移して、ディーヴァは口を開いた。
「と……録り直すお金が無くて……」
「よし、帰るぞパプカ」
「そうですね。今すぐ帰りましょう」
こんな未完成品を買わされてたまるか。そうでなくても、なんでアイドルがラップなんだよ。いや、ラップを売りにしてるアイドルだっているかもしれないが、少なくとも衣装を合わせるぐらいの工夫はするだろう。
呆れを通り越してもはや恐怖すら湧き上がる。とっとと帰って、酒を飲んで忘れよう。
「お待ちなさい! い、いえ待って! 帰る前に、先程騒音でワタクシの客を逃した責任を取って下さる!? 裏通りで熱心にワタクシの曲を聞いてくれていた、ボロボロの服を着た髭面のお爺さんですわ!」
「いやそれってホームレス……って言うか押し売りをやめろ! せめて完成させてからやれ!」
「完成させるのにはお金がいるのですわ! だから買って下さいな!」
大声で言い争っていた俺とパプカに詰め寄ったのは、間違いなくCDを買わせるためだったのだろう。典型的な押し売りの手口である。
だが、見せた商品は未完成の不良品。お嬢様口調で話していても、実情はただの貧乏アイドル。
獣人ゆえに力が強く、中々引き剥がすことができない。
しかし、服を掴まれることのなかったパプカは、表通りへと脱出。振り向きざまに俺へと敬礼した。
「サトー、貴方の犠牲は忘れません。わたしは貴方の屍を越えて、未来へと進みます」
「ちょっとかっこいい台詞言ってんじゃねぇよ! 助けろ!」
「残念なことに、わたしに獣人の力を解く力はありません。魔法だって、一般人に放ってはいけない物なのです」
普段は俺にバンバン魔法撃つくせに、なんでこんな時に限って常識的なんだよ!
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