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TRUST
4-4 catch my heart
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わっと沸く歓声をみつけたわたし──小田蜜葉は、ターミナル駅前の広場に辿り着きました。すっかり息切れしていて、持久力がないのもいけないなと痛感しています。
でもよかった、なんとか間に合った。最初から見られなくて、申し訳なく思っているのは確かですが。
「すごい、ギャラリー……」
お二人を囲うように、半円になっている観客。ざっと見ても、三〇名はいらっしゃるかもしれません。
わたしが立ち位置として確保したのは、サムくんとエニーちゃんの右側面です。サムくんが地面に置いたのでしょうか、ハットには、既におひねりが溢れていて驚きました。
「すごいことに、なってる」
冷静に考えて、ここにいらっしゃる全員が、たまたま居合わせた『通行人』です。皆さんが行き先へ向かう途中の足を止め、目を止め、破顔して、手を打っているのです。
そんな即席の観客一人一人の表情は、どこを見渡してもキラキラとしています。たまたま観客となった人達を瞬時に取り込んでしまう、お二人の輝き、オーラ、そして引力。
「あんなに一気に、魅了して……」
背筋がゾワゾワと波打つのがわかりました。胸に持ってきていた両手をぎゅうと握り合って──。
「Bienvenue , Signorina」
「ひゃああっ!」
何の前触れなく背後からかけられた声にびっくりしてしまいました。肩を跳ね上げて、うっかり変な声が。
慌てて振り返ると、まず目の前に見えたのは、艶やかな生地の細身のスーツです。その後にふわり、森林のようなあの薫りがして。
「あれ、そんなにびっくりさせた? ふふ、ゴメン」
「や、柳田さんっ」
スーツから、上へ上へと視線を上げて、柳田さんのお顔を見上げました。うう、今日も綺麗なお顔立ち。こうして笑んでいらっしゃるだけで、存分に華やかです。
「なかなかキミを見つけられなくて、もう終わり頃になっちゃった。ゴメンね、早く合流できたらよかったんだけど」
「あ、いえ、違うんです。わたしが、遅れてしまって」
「そうなの?」
「ごめんなさい。せっかくお二人の、初めての公演、なのに、その」
申し訳なくて、しゅんと頭を俯けます。「すみません」と何度付け加えても、やっぱり申し訳が立たなくて。
「なんかあった? 出掛けてきちゃって大丈夫だった?」
そんな俯くわたしを覗き込むみたいに、目を合わせようとなさる柳田さん。こんなに整ったお顔が近付くだけで、うう、心臓に心底悪いです。
「……泣いた?」
「えっ」
跳ねた心臓。
「目元、赤くなってるから」
そこから鼓動が速くなって、下顎ががくがくと震えてきました。
わたしの事情を、心配してくださっている。でも今のわたしにはピリピリと痛くて、でも温かくて、すがりたくなってしまいそうで。
「いっ、え、なんでも、ないんです大丈夫」
この人に余計な心配をかけてはいけない。
親のことなど、覚られてはいけない。
わたしの個人的なことで、輝かしいこの唯一の笑顔を陰らせるわけにはいかない。
「大丈夫です、なんでもなくて。その、すみません」
半身を捻って、優しい柳田さんの視線から逃げました。
できることなら甘えてみたいけれど、ダメです、そんなの。柳田さんには、ご迷惑かけられません。
見えた先には、喝采を一身に浴びるサムくんとエニーちゃん。風になびいて顔にかかった横髪を左耳へ掛けて、お二人をしっかりと見て。
「おっ、お二人、素敵です。こんなにたくさん、観客が集まって、それで……」
「あれが、僕らが立って、形作ろうとしている世界だよ」
「美しく変える、世界」
照れ混じりの、しかし堂々たる笑みをなさっているお二人。こんなに素敵で、だから柳田さんもご満足そうなんだなと、わたしも嬉しくて。
たまにミスをしても、観客から寄せられる「かわいい!」のお声に、簡単にポジティブな空気に変わっています。
「…………」
突然、怖くなったわたし。甘く二の腕を抱いたのは、鳥肌が全身にはびこるから。
だって、この場の全員が漏れなく、お二人が纏う衣装を無意識にその視界に捉えているんだ、と気が付いてしまって。
衣装の感想は聞こえてこない。これがどういう意味を持っているのか、今のわたし──母と口論した後では、客観的に見られません。
かさついた秋風が、わたしの小さく開いた口元を撫でて消えていきます。そうしたらゆらゆらと目の前が揺れて、ほろり、ほろりと、何かが頬を転がっていって。
「あ……」
また涙が溢れてしまいました。どうしよう、涙腺が弱くなってるから、すぐに泣いてしまうんですね。ダメだなぁ、こんなんじゃますます心配をかけてしまう。
ハンカチを取り出そうにも、電車の中でずぶ濡れになってしまいまして、使い物になりません。代わりに掌や袖口で拭っていくわたし。
「──はい」
「え」
拭う仕草の合間、わたしの顔の前に、柳田さんの右手が差し出されました。そこに握られているのは、印字面が上向いているお名刺。
えっと、どうしてお名刺なのでしょう?
わからなくて、涙で酷い顔ではありますが、柳田さんを見上げます。
「よかったらこれをお持ちください、Signorina」
いつもと変わらず、優しく微笑む柳田さん。
「は、はい」
恐る恐るわたしは手を伸ばし、お名刺を掴もうとしたその瞬間に、スルリとお名刺だけが引き抜かれてしまいました。
訝しむ間もなく、そこに見えた鮮やかな青に「わあ」と驚嘆の声を上げていて。
それは、青いカーネーション。
柔らかな花弁の濃淡が美しくて、なんだか柳田さんにとってもお似合いです。
「どうぞ。お納めください」
短く切られたその一輪は、丁度お名刺の大きさです。差し出したお名刺の裏に隠して持って、出現マジックをなさった、ということですよね。ほとんどやることのない、マジックを。
わたしのために。
「キミが泣いてる理由、きっと衣装のことじゃないかも、と思ったんだけど……ごめん。最近不調気味みたいで、なんか読み取れなくて」
「読み、取る?」
そろりそろり、再び柳田さんを見上げるわたし。
「あーううん、こっちのこと」
はぐらかされてしまいましたが、なんでもないと仰るのなら、わたしに介入出来ることではないのでしょう。
差し出されている青いカーネーションをそっと両手で受け取ると、柳田さんは優しく口角を上げて、サムくんとエニーちゃんへ視線を向けました。
「キミがなんでもないって言うなら、敢えて聞き出そうとしたりしない」
「え」
考えを読まれたのかと思いました。違う、柳田さんも、まさか同じお考えだったんです、きっと。
びっくりしたけど、なんだか嬉しくて。
再びじわじわと涙の気配がしました。下唇を甘く噛んで堪えます。
「ただ、勝手なことを言わせてもらうと──」
灰青色のサングラスの位置を直しながら、柳田さんは声を潜めて仰ります。
「──キミに寄りかかる先が必要だったら、それになる覚悟も懐もあるからね、真剣に」
突き放すわけではなく、またいつものように距離を急に詰めてくる様子でもない、柳田さん。泣けてしまうほどの聴き心地良い声音に、もう涙を我慢するのは限界です。
「キミが何かに困ってて、それで泣かせてしまってるのなら、一秒でも長く泣かなくて済むような何かを、俺はキミにあげたいと思ってるよ」
カーネーションの鮮やかな青のグラデーションの花弁に、わたしの涙が滴り落ちて。
「だって俺は、キミが長年秘匿して独りで抱えてきた大切なものに、勝手に触れてしまったから。そのことでキミが怖がったり、苦痛だったりすることがあるなら、全部俺のせいにしてね」
「そん、な、っ」
泣きながらなので、声が震えています。その震えに気が付いているでしょうに、柳田さんはこちらを向きません。わたしを気遣ってくださってるんです。わかる、痛いほどわかる。
柳田さんはたとえ不調でも、他人のお心の数歩先を読んでしまえるのですから。
「っ、あの」
左手に青いカーネーションを持ち、右手の甲で涙を拭うわたし。
「わたしの衣装、デザインで、ひぐ、お二人へ幸せをひとつ、お見せすることが、っ、できたでしょうか」
涙が止まらない。しゃくり上げる声のせいで、ちょっとくらいかわいいようにしたいのに、台無しです。
「あの二人の表情が全てを語ってると思うけど、キミにはどう映ってる?」
エニーちゃんのスカートがフワッと舞って、サムくんのあんなに誇らしげな表情が見られて。
「わた、わたし……柳田さんのお役に、っ、立て、たでしょうかっ」
もうぼろぼろてす。柳田さんの方なんて向けません。恥ずかしくって、お見せできない。
でも。
涙を拭っていた右手が、不意に温かなぬくもりに引かれます。
「えっや、そ──」
ぐちゃぐちゃですよ、この右手。なのに柳田さんが、優しく繋いでくださって。更にクンと引かれて、柳田さんの左肩にわたしの体が吸い寄せられました。
「…………」
「…………」
握ってくださる彼の手は、大きく温かく、包み込むような優しい圧で充ちています。甘えても大丈夫だと、言葉以上に直接語りかけられたような気がして、うっうっと漏れる嗚咽を抑えられません。
「俺はあの時、キミに出逢えてよかったって、ホントに何度も思ってる。心から、ずっとね」
優しくわたしだけに囁いてくださる、柳田さん。
あぁ、わたし、お仕事の枠を越えてしまうかもしれない。
左手の甲で涙を拭いながら、わたしは彼の左二の腕に、そっと頭をもたれかけました。
でもよかった、なんとか間に合った。最初から見られなくて、申し訳なく思っているのは確かですが。
「すごい、ギャラリー……」
お二人を囲うように、半円になっている観客。ざっと見ても、三〇名はいらっしゃるかもしれません。
わたしが立ち位置として確保したのは、サムくんとエニーちゃんの右側面です。サムくんが地面に置いたのでしょうか、ハットには、既におひねりが溢れていて驚きました。
「すごいことに、なってる」
冷静に考えて、ここにいらっしゃる全員が、たまたま居合わせた『通行人』です。皆さんが行き先へ向かう途中の足を止め、目を止め、破顔して、手を打っているのです。
そんな即席の観客一人一人の表情は、どこを見渡してもキラキラとしています。たまたま観客となった人達を瞬時に取り込んでしまう、お二人の輝き、オーラ、そして引力。
「あんなに一気に、魅了して……」
背筋がゾワゾワと波打つのがわかりました。胸に持ってきていた両手をぎゅうと握り合って──。
「Bienvenue , Signorina」
「ひゃああっ!」
何の前触れなく背後からかけられた声にびっくりしてしまいました。肩を跳ね上げて、うっかり変な声が。
慌てて振り返ると、まず目の前に見えたのは、艶やかな生地の細身のスーツです。その後にふわり、森林のようなあの薫りがして。
「あれ、そんなにびっくりさせた? ふふ、ゴメン」
「や、柳田さんっ」
スーツから、上へ上へと視線を上げて、柳田さんのお顔を見上げました。うう、今日も綺麗なお顔立ち。こうして笑んでいらっしゃるだけで、存分に華やかです。
「なかなかキミを見つけられなくて、もう終わり頃になっちゃった。ゴメンね、早く合流できたらよかったんだけど」
「あ、いえ、違うんです。わたしが、遅れてしまって」
「そうなの?」
「ごめんなさい。せっかくお二人の、初めての公演、なのに、その」
申し訳なくて、しゅんと頭を俯けます。「すみません」と何度付け加えても、やっぱり申し訳が立たなくて。
「なんかあった? 出掛けてきちゃって大丈夫だった?」
そんな俯くわたしを覗き込むみたいに、目を合わせようとなさる柳田さん。こんなに整ったお顔が近付くだけで、うう、心臓に心底悪いです。
「……泣いた?」
「えっ」
跳ねた心臓。
「目元、赤くなってるから」
そこから鼓動が速くなって、下顎ががくがくと震えてきました。
わたしの事情を、心配してくださっている。でも今のわたしにはピリピリと痛くて、でも温かくて、すがりたくなってしまいそうで。
「いっ、え、なんでも、ないんです大丈夫」
この人に余計な心配をかけてはいけない。
親のことなど、覚られてはいけない。
わたしの個人的なことで、輝かしいこの唯一の笑顔を陰らせるわけにはいかない。
「大丈夫です、なんでもなくて。その、すみません」
半身を捻って、優しい柳田さんの視線から逃げました。
できることなら甘えてみたいけれど、ダメです、そんなの。柳田さんには、ご迷惑かけられません。
見えた先には、喝采を一身に浴びるサムくんとエニーちゃん。風になびいて顔にかかった横髪を左耳へ掛けて、お二人をしっかりと見て。
「おっ、お二人、素敵です。こんなにたくさん、観客が集まって、それで……」
「あれが、僕らが立って、形作ろうとしている世界だよ」
「美しく変える、世界」
照れ混じりの、しかし堂々たる笑みをなさっているお二人。こんなに素敵で、だから柳田さんもご満足そうなんだなと、わたしも嬉しくて。
たまにミスをしても、観客から寄せられる「かわいい!」のお声に、簡単にポジティブな空気に変わっています。
「…………」
突然、怖くなったわたし。甘く二の腕を抱いたのは、鳥肌が全身にはびこるから。
だって、この場の全員が漏れなく、お二人が纏う衣装を無意識にその視界に捉えているんだ、と気が付いてしまって。
衣装の感想は聞こえてこない。これがどういう意味を持っているのか、今のわたし──母と口論した後では、客観的に見られません。
かさついた秋風が、わたしの小さく開いた口元を撫でて消えていきます。そうしたらゆらゆらと目の前が揺れて、ほろり、ほろりと、何かが頬を転がっていって。
「あ……」
また涙が溢れてしまいました。どうしよう、涙腺が弱くなってるから、すぐに泣いてしまうんですね。ダメだなぁ、こんなんじゃますます心配をかけてしまう。
ハンカチを取り出そうにも、電車の中でずぶ濡れになってしまいまして、使い物になりません。代わりに掌や袖口で拭っていくわたし。
「──はい」
「え」
拭う仕草の合間、わたしの顔の前に、柳田さんの右手が差し出されました。そこに握られているのは、印字面が上向いているお名刺。
えっと、どうしてお名刺なのでしょう?
わからなくて、涙で酷い顔ではありますが、柳田さんを見上げます。
「よかったらこれをお持ちください、Signorina」
いつもと変わらず、優しく微笑む柳田さん。
「は、はい」
恐る恐るわたしは手を伸ばし、お名刺を掴もうとしたその瞬間に、スルリとお名刺だけが引き抜かれてしまいました。
訝しむ間もなく、そこに見えた鮮やかな青に「わあ」と驚嘆の声を上げていて。
それは、青いカーネーション。
柔らかな花弁の濃淡が美しくて、なんだか柳田さんにとってもお似合いです。
「どうぞ。お納めください」
短く切られたその一輪は、丁度お名刺の大きさです。差し出したお名刺の裏に隠して持って、出現マジックをなさった、ということですよね。ほとんどやることのない、マジックを。
わたしのために。
「キミが泣いてる理由、きっと衣装のことじゃないかも、と思ったんだけど……ごめん。最近不調気味みたいで、なんか読み取れなくて」
「読み、取る?」
そろりそろり、再び柳田さんを見上げるわたし。
「あーううん、こっちのこと」
はぐらかされてしまいましたが、なんでもないと仰るのなら、わたしに介入出来ることではないのでしょう。
差し出されている青いカーネーションをそっと両手で受け取ると、柳田さんは優しく口角を上げて、サムくんとエニーちゃんへ視線を向けました。
「キミがなんでもないって言うなら、敢えて聞き出そうとしたりしない」
「え」
考えを読まれたのかと思いました。違う、柳田さんも、まさか同じお考えだったんです、きっと。
びっくりしたけど、なんだか嬉しくて。
再びじわじわと涙の気配がしました。下唇を甘く噛んで堪えます。
「ただ、勝手なことを言わせてもらうと──」
灰青色のサングラスの位置を直しながら、柳田さんは声を潜めて仰ります。
「──キミに寄りかかる先が必要だったら、それになる覚悟も懐もあるからね、真剣に」
突き放すわけではなく、またいつものように距離を急に詰めてくる様子でもない、柳田さん。泣けてしまうほどの聴き心地良い声音に、もう涙を我慢するのは限界です。
「キミが何かに困ってて、それで泣かせてしまってるのなら、一秒でも長く泣かなくて済むような何かを、俺はキミにあげたいと思ってるよ」
カーネーションの鮮やかな青のグラデーションの花弁に、わたしの涙が滴り落ちて。
「だって俺は、キミが長年秘匿して独りで抱えてきた大切なものに、勝手に触れてしまったから。そのことでキミが怖がったり、苦痛だったりすることがあるなら、全部俺のせいにしてね」
「そん、な、っ」
泣きながらなので、声が震えています。その震えに気が付いているでしょうに、柳田さんはこちらを向きません。わたしを気遣ってくださってるんです。わかる、痛いほどわかる。
柳田さんはたとえ不調でも、他人のお心の数歩先を読んでしまえるのですから。
「っ、あの」
左手に青いカーネーションを持ち、右手の甲で涙を拭うわたし。
「わたしの衣装、デザインで、ひぐ、お二人へ幸せをひとつ、お見せすることが、っ、できたでしょうか」
涙が止まらない。しゃくり上げる声のせいで、ちょっとくらいかわいいようにしたいのに、台無しです。
「あの二人の表情が全てを語ってると思うけど、キミにはどう映ってる?」
エニーちゃんのスカートがフワッと舞って、サムくんのあんなに誇らしげな表情が見られて。
「わた、わたし……柳田さんのお役に、っ、立て、たでしょうかっ」
もうぼろぼろてす。柳田さんの方なんて向けません。恥ずかしくって、お見せできない。
でも。
涙を拭っていた右手が、不意に温かなぬくもりに引かれます。
「えっや、そ──」
ぐちゃぐちゃですよ、この右手。なのに柳田さんが、優しく繋いでくださって。更にクンと引かれて、柳田さんの左肩にわたしの体が吸い寄せられました。
「…………」
「…………」
握ってくださる彼の手は、大きく温かく、包み込むような優しい圧で充ちています。甘えても大丈夫だと、言葉以上に直接語りかけられたような気がして、うっうっと漏れる嗚咽を抑えられません。
「俺はあの時、キミに出逢えてよかったって、ホントに何度も思ってる。心から、ずっとね」
優しくわたしだけに囁いてくださる、柳田さん。
あぁ、わたし、お仕事の枠を越えてしまうかもしれない。
左手の甲で涙を拭いながら、わたしは彼の左二の腕に、そっと頭をもたれかけました。
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