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TRUST
5-1 can be taken over
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駅前広場からターミナル駅の改札を抜け、ホームで電車を待つ良二と若菜。隣に並び立つも、人一人分の距離が空いている。
終始無言の良二の横顔を三〇秒に一度ずつ盗み見ては、何を考えているのかなどを悶々と推測して。
電車の入線アナウンス。顔をそちらへ向け、吹いた強風に若菜の黒々としたおかっぱ様のストレートヘアが散らされる。
「おい」
いつもの低い声色。髪を直しながら、良二を見上げる若菜。
「はい?」
「なんですぐ行くって言わなかった」
「は?」
「チャンスだったろ、アイツんとこ戻る」
パポンパポン、と、電車のドアが開く。のろのろと乗り込み、ガラガラの座席に並び座る良二と若菜。良二は若菜に後頭部を向けるようにして、背後の窓ガラスへ目をやった。
「多分アイツは、もうあんなこと言ってこねぇぞ」
四方八方にうねうねしている、良二の赤茶けた頭髪。それをクスっと笑んで、若菜は努めて明るく言ってのけた。
「いいんですよ、別に。あの時私、断るつもりだったんですから」
「あ?」
視線が若菜へ向けられる。良二の寄った眉間と、若菜の切れ長の目尻がかち合って、若菜はわざとらしく肩を竦めた。
「だって大体、マジックで柳田さんを唸らせられたら弟子にしてもらえるって約束なんですよ? 溜め息なら何度もつかれてるけど、唸ってはもらえてませんもん」
「ンなの、どうとでも──」「バカですね」
「ああん?!」
「柳田さんがマジックに嘘ついたら、一番ダメじゃないですか」
『普通の女性』のような、優しい笑みをした若菜。視線を逸らせない良二。
「きっとYOSSYさんは、私のミシン力を認めてくれただけです。じゃなきゃこのタイミングで、そんな話しませんよ」
一理あるな、と顎を引く。
「YOSSYさんには『芸を見てもらって、認められれば弟子にしてもらう』って約束なんで。服を作って、その見返りにYOSSYさんの下で働く……なんて、一言も言ってません。それに私は、そんなつもりさらさらありません」
「…………」
「いくら私のミシン力を買ってくれていても、です」
瞼を伏せた若菜に、言いようのない安堵をおぼえる良二。
「それに。柳田さんに一個だってマジックを認めてもらえてない状態で弟子入りなんてしても、早々に見限られるのが目に見えてますよ」
自嘲や謙遜ではない、客観的な自己評価をする若菜。サムとエニーのパフォーマンスを見て、若菜にも思うところはあったようで。
フッと柔らかく目尻を細める若菜。良二はようやく視線を外し、自らの足先に向ける。
「アイツんとこ行けねぇかもしんねんだぞ、後なってからじゃ」
「しょーがないんじゃないですか? だって『話にならねぇくらい上達しない』んで、私」
背もたれに背を預ける若菜。流れる外の景色を眺めながら、きちんと加えておく。
「柳田さんもそう思うから、まだまだだって、いつも私に言ってくるんじゃないんですか?」
横顔へ訊ねれば、眼球だけがそっと若菜を向いた。
「オマエも大概、バカだな」
「丁度いいでしょ?」
「マジで知らねぇぞ」
「しつこい男はモテませんよ」
「……ルセェ」
傍に残ることを、良二はやはり突っぱねたりはしなかった。そこに安心を得る若菜。
もうしばらくは一緒に居られる──それだけがわかって、若菜はほっと肩を落とした。
♧
「──なぁ、もう泣くなよ」
「だって、父さんも、母さんも、すぐに帰ってくるって、約束したのにっ」
「でも、仕方ないだろ。二人だって、好きで死んだワケじゃないんだ」
「なんでそんな風に言えるんだよっ、悲しくないのかよ?」
「悲しいけどっ。けど、悲しみ続けてたって、二人が帰ってくるワケじゃないだろ」
「じゃあどうしたらいいんだよっ!」
「…………」
「…………」
「……笑えよ」
「え?」
「俺が、父さんと母さんの代わりに、なんかやってやるから」
「……代わり?」
「俺たちが笑ってれば、父さんも母さんも、安心するだろ」
「どうやって安心すんだよ、死んだんだぞ!」
「見てるよ俺たちのことっ、絶対っ」
「夢みたいなこと言うな! もう居ないんだ、二人は!」
「そんなことない!」
「バカ、骨だけだっただろ!」
「そうだけど、そうじゃないだろ!」
「何言ってんだよ、頭おかしくなったのか?!」
「父さんと母さんの目指してたものはっ、俺たちだけが継げるんだ!」
「は、はあ?!」
「俺が父さんと母さんみたいな、芸人になるから」
「漫才は一人じゃ出来ない」
「一緒にやろうよ」
「やらないっ」
「じゃあ一人でやる」
「一人で面白いのなんて、高座に上がる咄家くらいだ」
「パントマイマーだって、フリップ芸人だって、マジシャンだって面白いもん」
「マジシャンは『カッコイイ』んだ」
「じゃあマジシャンになる」
「絶対に向いてないよ」
「やってみなきゃわかんないだろ」
「マジックは俺のもんだから、お前にはやらせない」
「いいよ、じゃあ俺はマジックやらない。マジック以外で舞台に立つから」
「とにかく、俺はお前の芸では絶対に笑わない」
「いいや、絶対に笑わせてみせるね」
「やってみろ」
「あーいいよ」
あの時──九才ぽっちのガキだったあの時。
お互いに意地になって、そうして指針を決めてしまった。
もう退けない。
後に退くのは、カッコ悪い。
そうしていたら、だんだんとちぐはぐになっていって、父さんと母さんの本当の願いが何だったのかなんて、すっかり忘れてしまったんだ。
♧
枝依西区──駅前二四時間営業スーパー出入口。
良二は喫煙所にてタバコを、若菜はスーパーにて昼食の弁当を買いにと、それぞれで時間を使った。
「お待たせしました」
「別に」
良二は律儀に出入口付近で若菜を待っていて、眠たそうな瞼をそのままに、ふらりと事務所方面へ歩き始める。
若菜の歩行速度に合わせて歩いている良二。つゆともそれに気が付いていない若菜は、並び歩ける心地よさに口角を上げていた。
「柳田さんのお昼も買いましたよ。すげー気が利く秘書でしょ?」
「チッ、飯は要らねぇっつったろうが」
「要りますぅー。今日なんだかんだ結構動いたんだから、ちゃんと食べてください。それか夕飯にまわしてください」
「カネはどーした」
「ワンコイン以下です。さっきコーヒー用に預かったお金のあまりで事足りました」
「……案外上手くなってやがんのな、カネの遣い方」
「ふへへぇー、大っぴらに褒めてくれて構いませんよ」
「バーカ、がさつ、寸胴、覚えワリー」
「ちょっとォ! 悪口はNGですけど!」
不動産屋がかすかに見えたのをきっかけに、「あ」と思い付きを言葉にする若菜。
「そういえばあの不動産屋って、もともと柳田さんのお祖父さんの持ち物だったんですよね?」
「あ? あー」
「橘不動産、でしたっけ。継いだりしなくてよかったんですか?」
「厳しいジジイだったからな。自分の職は自分で見つけろっつって、俺が高校卒業する前には勝手に跡目候補の従業員に引き継いで、勝手に手離しちまってたから」
「そいや、生前贈与がうんたらって言ってましたもんね」
「あー。だァら不動産業は、別にもういんだよ」
「ふぅん」
かすかに緩んでいるような眉間を眺めて、若菜は続けて問う。
「親御さんも不動産はやらなかったんですねぇ。お金持ちって、家業を世襲するイメージがあったから」
「…………」
返す言葉に迷う良二。どこから、またどこまで言っていいのやら、となかなか上手く言葉を作れない。
一方で、マズいことを言ってしまったかもしれない、な若菜は、ありとあらゆる謝罪の文言を自らの引き出しから探しまくる。
「まぁ、もう別に隠すようなことでもねぇし……」
チラリ、若菜を向く良二。気の抜けたまなざしに、若菜は緊張を解く。
「事務所着くまで、ちっと身の上話してやるよ」
終始無言の良二の横顔を三〇秒に一度ずつ盗み見ては、何を考えているのかなどを悶々と推測して。
電車の入線アナウンス。顔をそちらへ向け、吹いた強風に若菜の黒々としたおかっぱ様のストレートヘアが散らされる。
「おい」
いつもの低い声色。髪を直しながら、良二を見上げる若菜。
「はい?」
「なんですぐ行くって言わなかった」
「は?」
「チャンスだったろ、アイツんとこ戻る」
パポンパポン、と、電車のドアが開く。のろのろと乗り込み、ガラガラの座席に並び座る良二と若菜。良二は若菜に後頭部を向けるようにして、背後の窓ガラスへ目をやった。
「多分アイツは、もうあんなこと言ってこねぇぞ」
四方八方にうねうねしている、良二の赤茶けた頭髪。それをクスっと笑んで、若菜は努めて明るく言ってのけた。
「いいんですよ、別に。あの時私、断るつもりだったんですから」
「あ?」
視線が若菜へ向けられる。良二の寄った眉間と、若菜の切れ長の目尻がかち合って、若菜はわざとらしく肩を竦めた。
「だって大体、マジックで柳田さんを唸らせられたら弟子にしてもらえるって約束なんですよ? 溜め息なら何度もつかれてるけど、唸ってはもらえてませんもん」
「ンなの、どうとでも──」「バカですね」
「ああん?!」
「柳田さんがマジックに嘘ついたら、一番ダメじゃないですか」
『普通の女性』のような、優しい笑みをした若菜。視線を逸らせない良二。
「きっとYOSSYさんは、私のミシン力を認めてくれただけです。じゃなきゃこのタイミングで、そんな話しませんよ」
一理あるな、と顎を引く。
「YOSSYさんには『芸を見てもらって、認められれば弟子にしてもらう』って約束なんで。服を作って、その見返りにYOSSYさんの下で働く……なんて、一言も言ってません。それに私は、そんなつもりさらさらありません」
「…………」
「いくら私のミシン力を買ってくれていても、です」
瞼を伏せた若菜に、言いようのない安堵をおぼえる良二。
「それに。柳田さんに一個だってマジックを認めてもらえてない状態で弟子入りなんてしても、早々に見限られるのが目に見えてますよ」
自嘲や謙遜ではない、客観的な自己評価をする若菜。サムとエニーのパフォーマンスを見て、若菜にも思うところはあったようで。
フッと柔らかく目尻を細める若菜。良二はようやく視線を外し、自らの足先に向ける。
「アイツんとこ行けねぇかもしんねんだぞ、後なってからじゃ」
「しょーがないんじゃないですか? だって『話にならねぇくらい上達しない』んで、私」
背もたれに背を預ける若菜。流れる外の景色を眺めながら、きちんと加えておく。
「柳田さんもそう思うから、まだまだだって、いつも私に言ってくるんじゃないんですか?」
横顔へ訊ねれば、眼球だけがそっと若菜を向いた。
「オマエも大概、バカだな」
「丁度いいでしょ?」
「マジで知らねぇぞ」
「しつこい男はモテませんよ」
「……ルセェ」
傍に残ることを、良二はやはり突っぱねたりはしなかった。そこに安心を得る若菜。
もうしばらくは一緒に居られる──それだけがわかって、若菜はほっと肩を落とした。
♧
「──なぁ、もう泣くなよ」
「だって、父さんも、母さんも、すぐに帰ってくるって、約束したのにっ」
「でも、仕方ないだろ。二人だって、好きで死んだワケじゃないんだ」
「なんでそんな風に言えるんだよっ、悲しくないのかよ?」
「悲しいけどっ。けど、悲しみ続けてたって、二人が帰ってくるワケじゃないだろ」
「じゃあどうしたらいいんだよっ!」
「…………」
「…………」
「……笑えよ」
「え?」
「俺が、父さんと母さんの代わりに、なんかやってやるから」
「……代わり?」
「俺たちが笑ってれば、父さんも母さんも、安心するだろ」
「どうやって安心すんだよ、死んだんだぞ!」
「見てるよ俺たちのことっ、絶対っ」
「夢みたいなこと言うな! もう居ないんだ、二人は!」
「そんなことない!」
「バカ、骨だけだっただろ!」
「そうだけど、そうじゃないだろ!」
「何言ってんだよ、頭おかしくなったのか?!」
「父さんと母さんの目指してたものはっ、俺たちだけが継げるんだ!」
「は、はあ?!」
「俺が父さんと母さんみたいな、芸人になるから」
「漫才は一人じゃ出来ない」
「一緒にやろうよ」
「やらないっ」
「じゃあ一人でやる」
「一人で面白いのなんて、高座に上がる咄家くらいだ」
「パントマイマーだって、フリップ芸人だって、マジシャンだって面白いもん」
「マジシャンは『カッコイイ』んだ」
「じゃあマジシャンになる」
「絶対に向いてないよ」
「やってみなきゃわかんないだろ」
「マジックは俺のもんだから、お前にはやらせない」
「いいよ、じゃあ俺はマジックやらない。マジック以外で舞台に立つから」
「とにかく、俺はお前の芸では絶対に笑わない」
「いいや、絶対に笑わせてみせるね」
「やってみろ」
「あーいいよ」
あの時──九才ぽっちのガキだったあの時。
お互いに意地になって、そうして指針を決めてしまった。
もう退けない。
後に退くのは、カッコ悪い。
そうしていたら、だんだんとちぐはぐになっていって、父さんと母さんの本当の願いが何だったのかなんて、すっかり忘れてしまったんだ。
♧
枝依西区──駅前二四時間営業スーパー出入口。
良二は喫煙所にてタバコを、若菜はスーパーにて昼食の弁当を買いにと、それぞれで時間を使った。
「お待たせしました」
「別に」
良二は律儀に出入口付近で若菜を待っていて、眠たそうな瞼をそのままに、ふらりと事務所方面へ歩き始める。
若菜の歩行速度に合わせて歩いている良二。つゆともそれに気が付いていない若菜は、並び歩ける心地よさに口角を上げていた。
「柳田さんのお昼も買いましたよ。すげー気が利く秘書でしょ?」
「チッ、飯は要らねぇっつったろうが」
「要りますぅー。今日なんだかんだ結構動いたんだから、ちゃんと食べてください。それか夕飯にまわしてください」
「カネはどーした」
「ワンコイン以下です。さっきコーヒー用に預かったお金のあまりで事足りました」
「……案外上手くなってやがんのな、カネの遣い方」
「ふへへぇー、大っぴらに褒めてくれて構いませんよ」
「バーカ、がさつ、寸胴、覚えワリー」
「ちょっとォ! 悪口はNGですけど!」
不動産屋がかすかに見えたのをきっかけに、「あ」と思い付きを言葉にする若菜。
「そういえばあの不動産屋って、もともと柳田さんのお祖父さんの持ち物だったんですよね?」
「あ? あー」
「橘不動産、でしたっけ。継いだりしなくてよかったんですか?」
「厳しいジジイだったからな。自分の職は自分で見つけろっつって、俺が高校卒業する前には勝手に跡目候補の従業員に引き継いで、勝手に手離しちまってたから」
「そいや、生前贈与がうんたらって言ってましたもんね」
「あー。だァら不動産業は、別にもういんだよ」
「ふぅん」
かすかに緩んでいるような眉間を眺めて、若菜は続けて問う。
「親御さんも不動産はやらなかったんですねぇ。お金持ちって、家業を世襲するイメージがあったから」
「…………」
返す言葉に迷う良二。どこから、またどこまで言っていいのやら、となかなか上手く言葉を作れない。
一方で、マズいことを言ってしまったかもしれない、な若菜は、ありとあらゆる謝罪の文言を自らの引き出しから探しまくる。
「まぁ、もう別に隠すようなことでもねぇし……」
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