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第1章 魔王
第1話 目覚めれば異世界
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「ふぁ~、よく寝た。あれ? ここは?」
なぜか森の中で目覚める僕。あたりを見回しても見たこともない風景。木々が生い茂っていて朝日が木々の間から光を見せる。
「えっと……」
ここに至るまでの記憶を頭を抑えながら、落ち着きながら呼び覚ます。
「名前はカズヤ。高橋 和哉(タカハシ カズヤ)32歳。大丈夫大丈夫、名前と年齢は憶えてるな」
不安で自分の名前を口走る。
更に落ち着くように一息吐いて更に思い出す。
「ここに来る前。えっと……。暖かい記憶だ。布団に入って寝てた? そうだよな。仕事から帰ってきて風呂入って飯食って、歯を磨いて寝た。すぐに寝ないと朝になっちゃうからな……」
声に出さないと現実味がなくて独り言になる。
いつも通りの平日の話だ。記憶は割とはっきりしてる。
でも、その記憶が合っているならなんでこんなところで寝てたんだ?
そう思いながら自分の手を見て落ち着かせる。ん? なんだか手がツヤツヤしてる? まるで10代の頃の輝きだ。
って! 僕! 若返ってる~!?
服をめくってお腹を見る。ズボンに乗る脂肪がなくなってる。これは確実に若返っている。どうなってるんだ……。
「ギャギャギャ」
「ギャギャギャギャ」
「な、なんだ!?」
考え込んでいると声が聞こえてくる。僕は驚いて声を上げてしまう。すると声の主たちが近づいてくる。
ガサガサと木陰が揺れると緑の肌の小人が二人現れた。
「ギャギャギャ!」
「ギギ!」
「な、何だよお前ら」
涎をぬぐいながら近づいてくる緑の小人。これってファンタジーものの魔物のゴブリンじゃないか? ってそんなこと考えてる場合じゃない! 逃げろ!
「わあぁ~!」
「ギャギャ!」
僕はとにかく逃げることにして森の中を走り出す。根っこに躓きもしたけど、何とか逃げ切れて、森を抜けた。あいつら小さいから足が遅いぞ。よかった。
しかし、あいつら完全に僕のことを食べ物として見てきてたな。涎が滝みたいに出てたぞ。
「ハァハァ、でも、これではっきりとした」
逃げ切って息を切らせながら呟く。ハッキリとこの世界が僕のいた世界と違うことがわかった。ここは俗にいう異世界というやつだ。それもゴブリンから察するにたぶん中世ヨーロッパの世界。布の服みたいなものを着ていたからね。
「街道がある。ってことはこの先に行けば人がいるよな」
人の手が加えられているような街道を見つけた。
とにかく、人と会わないと死ぬ。食べ物もないし、水もないからね。そんなことを考えたらお腹がすいた。起きたばかりで運動させられたらそりゃ腹も減るよな。考えるのをやめて街道を歩き出す。
「ハァハァ……日が昇ってきたのに人里がまだみえない。どれだけ遠いんだ」
この世界にも太陽があって時間を知らせてくれる。
あの日の様子と気温のたかさから考えると春として考えて、6時から9時くらいのは歩いたか。時速3キロから5キロが人の歩く速度とかいうだろ。そうすると9キロから15キロ程歩けているはずだ。小難しいことを考えて居ても仕方ない。無心で歩くしかない。
無心で歩いていると後方から何かが近づいてくる音が聞こえてくる。振り向くと馬の引く馬車が街道を進んでくるのが見えた。た、助かった、そう思って馬車の前で手を振る。
「おやおやおや。どうされました?」
馬車が止まってくれて白い髭の小太りのおじさんが降りてきてくれた。
「ま、町まで行きたいんですが乗せていただけませんか?」
僕はそうお願いすると身なりを見られた。言葉がわかったから日本語で話してみたけど通じているみたいだな。異世界は日本に優しいな。今はそれがとてもありがたい。
「変わった服を着ていますね。綺麗だ……。良いでしょう。荷台にお乗りください」
おじさんは僕の服を触って呟く。パジャマでもこの世界ではいい服にはいるのかもしれないな。お金がないからダメだと思ったけど、このおじさんはいい人みたいだ。
馬車に乗り込むと色んなアイテムが乗っているのがわかって、おじさんの職業がわかった。商人だ。
「私の名前はゼボリと申します。見ての通り、商人でございます」
荷台の前から声が聞こえてくる。御者席から声をかけてくれてるみたいだな。
「あ、僕はタカハシ……。(この世界の場合は名前だけでいいのか)カズヤです」
「カズヤさんですね。これからよろしくお願いします」
この世界で苗字は珍しいかもしれない。ゼボリさんは名前しか言っていないしね。僕はとりあえず名前だけを告げた。
「ゼクテムの町が見えてきましたよ」
ゼボリさんの馬車に乗せられてしばらくすると教えてくれる。
馬車の後方から体を乗り出して前方を少し見てみる。すると城壁に囲まれた中世ヨーロッパの町が見えてくる。中は見えないけど、明らかに現代の建物ではない。まあ、わかっていたことだけど、落胆した。
「町に入るにはお金が必要なのですが。持っていないですよね」
「あ……」
ゼボリさんは僕のことを察していたようで声をかけてくれる。僕が答えに困っていると更に話を続ける。
「その洋服を私に売ってくれればそのお金と代わりの服と一週間分くらいのお金をご用意いたしますよ。どうですか?」
「え!? いいんですか! お願いします!」
ゼボリさんは破格の提案をしてくれる。それだけ、この服の技術が凄いってことか。現代チートを早速活用できたのかな?
僕の異世界転移、どうなることかと思ったら順風満帆になるかもしれないぞ。
なぜか森の中で目覚める僕。あたりを見回しても見たこともない風景。木々が生い茂っていて朝日が木々の間から光を見せる。
「えっと……」
ここに至るまでの記憶を頭を抑えながら、落ち着きながら呼び覚ます。
「名前はカズヤ。高橋 和哉(タカハシ カズヤ)32歳。大丈夫大丈夫、名前と年齢は憶えてるな」
不安で自分の名前を口走る。
更に落ち着くように一息吐いて更に思い出す。
「ここに来る前。えっと……。暖かい記憶だ。布団に入って寝てた? そうだよな。仕事から帰ってきて風呂入って飯食って、歯を磨いて寝た。すぐに寝ないと朝になっちゃうからな……」
声に出さないと現実味がなくて独り言になる。
いつも通りの平日の話だ。記憶は割とはっきりしてる。
でも、その記憶が合っているならなんでこんなところで寝てたんだ?
そう思いながら自分の手を見て落ち着かせる。ん? なんだか手がツヤツヤしてる? まるで10代の頃の輝きだ。
って! 僕! 若返ってる~!?
服をめくってお腹を見る。ズボンに乗る脂肪がなくなってる。これは確実に若返っている。どうなってるんだ……。
「ギャギャギャ」
「ギャギャギャギャ」
「な、なんだ!?」
考え込んでいると声が聞こえてくる。僕は驚いて声を上げてしまう。すると声の主たちが近づいてくる。
ガサガサと木陰が揺れると緑の肌の小人が二人現れた。
「ギャギャギャ!」
「ギギ!」
「な、何だよお前ら」
涎をぬぐいながら近づいてくる緑の小人。これってファンタジーものの魔物のゴブリンじゃないか? ってそんなこと考えてる場合じゃない! 逃げろ!
「わあぁ~!」
「ギャギャ!」
僕はとにかく逃げることにして森の中を走り出す。根っこに躓きもしたけど、何とか逃げ切れて、森を抜けた。あいつら小さいから足が遅いぞ。よかった。
しかし、あいつら完全に僕のことを食べ物として見てきてたな。涎が滝みたいに出てたぞ。
「ハァハァ、でも、これではっきりとした」
逃げ切って息を切らせながら呟く。ハッキリとこの世界が僕のいた世界と違うことがわかった。ここは俗にいう異世界というやつだ。それもゴブリンから察するにたぶん中世ヨーロッパの世界。布の服みたいなものを着ていたからね。
「街道がある。ってことはこの先に行けば人がいるよな」
人の手が加えられているような街道を見つけた。
とにかく、人と会わないと死ぬ。食べ物もないし、水もないからね。そんなことを考えたらお腹がすいた。起きたばかりで運動させられたらそりゃ腹も減るよな。考えるのをやめて街道を歩き出す。
「ハァハァ……日が昇ってきたのに人里がまだみえない。どれだけ遠いんだ」
この世界にも太陽があって時間を知らせてくれる。
あの日の様子と気温のたかさから考えると春として考えて、6時から9時くらいのは歩いたか。時速3キロから5キロが人の歩く速度とかいうだろ。そうすると9キロから15キロ程歩けているはずだ。小難しいことを考えて居ても仕方ない。無心で歩くしかない。
無心で歩いていると後方から何かが近づいてくる音が聞こえてくる。振り向くと馬の引く馬車が街道を進んでくるのが見えた。た、助かった、そう思って馬車の前で手を振る。
「おやおやおや。どうされました?」
馬車が止まってくれて白い髭の小太りのおじさんが降りてきてくれた。
「ま、町まで行きたいんですが乗せていただけませんか?」
僕はそうお願いすると身なりを見られた。言葉がわかったから日本語で話してみたけど通じているみたいだな。異世界は日本に優しいな。今はそれがとてもありがたい。
「変わった服を着ていますね。綺麗だ……。良いでしょう。荷台にお乗りください」
おじさんは僕の服を触って呟く。パジャマでもこの世界ではいい服にはいるのかもしれないな。お金がないからダメだと思ったけど、このおじさんはいい人みたいだ。
馬車に乗り込むと色んなアイテムが乗っているのがわかって、おじさんの職業がわかった。商人だ。
「私の名前はゼボリと申します。見ての通り、商人でございます」
荷台の前から声が聞こえてくる。御者席から声をかけてくれてるみたいだな。
「あ、僕はタカハシ……。(この世界の場合は名前だけでいいのか)カズヤです」
「カズヤさんですね。これからよろしくお願いします」
この世界で苗字は珍しいかもしれない。ゼボリさんは名前しか言っていないしね。僕はとりあえず名前だけを告げた。
「ゼクテムの町が見えてきましたよ」
ゼボリさんの馬車に乗せられてしばらくすると教えてくれる。
馬車の後方から体を乗り出して前方を少し見てみる。すると城壁に囲まれた中世ヨーロッパの町が見えてくる。中は見えないけど、明らかに現代の建物ではない。まあ、わかっていたことだけど、落胆した。
「町に入るにはお金が必要なのですが。持っていないですよね」
「あ……」
ゼボリさんは僕のことを察していたようで声をかけてくれる。僕が答えに困っていると更に話を続ける。
「その洋服を私に売ってくれればそのお金と代わりの服と一週間分くらいのお金をご用意いたしますよ。どうですか?」
「え!? いいんですか! お願いします!」
ゼボリさんは破格の提案をしてくれる。それだけ、この服の技術が凄いってことか。現代チートを早速活用できたのかな?
僕の異世界転移、どうなることかと思ったら順風満帆になるかもしれないぞ。
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