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第四章 ルインズガル大陸
第四十四話 アルサレム激闘②
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「僕のジャンヌはどこ!!」
玉座から夜空が見える。通常だと玉座からはもちろん空は見えない。
月に照らされた巨大な人影が城の上部を引き抜いたのだ。その巨大な人影の肩にはジーニが目を光らせて仁王立ちしていた。
「ジャンヌをいじめたのは誰だ~~!!!」
ジーニの咆哮がその場の全員に放たれると誰も動けなくなった。金縛りにもにたそれは莫大な魔力によるものだ。
ジーニはジャンヌを想うあまり我を失っている。そんな中更にツヴァイが傷ついている事に気付くとそれ以外の3人を睨みつける。
「アルス!、エルエス!!あと誰!!!誰でもいい!お前達がやったのか!!」
口から煙を出しながら言い放つそれは常人ならば泡を吹いて気絶する物であった。しかしアルスもエルエスもトゥルースさえもその咆哮に耐えて見せる。
「これはこれはジーニ様。お早いお越しで。大丈夫ですよ。ジャンヌ様は息災でございますよ」
「その話し方は....お前フェイクだろ」
ジーニは仮面の男トゥルースを指さして指摘する。するとトゥルースは首を横に振りながらヤレヤレと仮面を外していく。
「そうですよそうですね~。会いたかったですか?私はあいたかったですよ。だって私の作ったフローラ様を連れて行ってしまうのですもの」
「別にお前が作った物でもフローラちゃんはフローラちゃんだからね。そうだろ?」
「うん、私は私だもん」
僕の隣にはいつもフローラちゃんがいる。僕は安心して戦闘ができるんだ。
「そうですよね。ですが今回はそうはいきませんよ」
フェイクは指を鳴らすと玉座全体にばら撒いていた水晶が一斉に輝きだした。そして光が玉座の間の中央に立っていたアルスへと集まっていく。アルスの目は先ほどの生気のない目が更に強まっていく。
「(我を呼んだのは誰だ....)」
アルスの体を使って誰かがしゃべっている。その声は確かにアルスが発しているのだがとても人間の物とは思えないほど低い声である。
「お~成功ですね。わたくしです。嘘の魔人のフェイクです」
「(そうか、知らんな。それで何用だ?)」
「あなたに降臨して欲しいのです」
「(魔神である我をか?)」
「そうです」
何やらやばそうな雰囲気、僕はすぐに玉座の間に舞い降りてツヴァイお父様を回復する。そしてジャンヌを神眼で探すとすぐ下にいたようなので力づくで掘っていくとジャンヌを発見した。
ジャンヌは僕を見ると「ニイチャ!」って叫んだんだ。お母様とお父様には悪いけど初めてのお言葉いただきました!!。可愛い過ぎる。興奮しすぎて鼻血が。
ジャンヌは風の女神をあやすようにいい子いい子していた。どうやら風の女神が死にそうになっていたみたい。僕はすぐに回復してあげると笑みを残して空に帰っていった。
ジャンヌはとても心配していたけど僕が心配しなくて大丈夫と言うと大きく頷いて僕に抱きついた。
まるでト〇ロにしがみつく幼女のようなジャンヌに抱きつかれている僕はお茶目に回転しながら玉座の間に帰ってくるとまだフェイクが問答していた。
「何故です!。何故降臨してくれないのですか?」
「(くどいぞ。我は魔神、こんな貧弱な体では降臨したのち地に帰ってしまうではないか)」
「そんな、歴代のアルサレム王の中で最も才能のある体ですよ」
「(ふん、知らんわ!。それよりもそこの物は器ではないのか?)」
アルスの体を借りた魔神は僕を指さす。それを見たフェイクはにやりと笑う。
「ジーニ様を倒すためにあなたを降臨しようとしたのですが、そうですよね。ジーニ様に降臨して頂ければ一石二鳥」
「(そうか。戦う相手がいなくなるのはつまらんが降臨できんのもつまらんしな)」
魔神がそう言うとふっとアルスの体に力がなくなり倒れた、そして見えない何かが僕の体の中に入ってきた。
「何...これ...」
僕の頭の中に憎悪や妬みなどの感情が流れてきた。魔神の記憶だろうか黒炭になった人だったであろうモノが頭に飛び込んでくる。まるで核爆発で燃えたような風景が眼前に見える。
「(我は魔神ジャバウォック。お前の体は我の物だ)」
「(何言ってんだ。この体は僕のだぞ。あげるわけないだろ!)」
ジーニは精神世界でジャバウォックと対峙する。魔神であるジャバウォックにジーニは勝てるのか...。ジーニは意識を失いその場に倒れた。
その間現実世界ではツヴァイとフローラがアルスとエルエスの相手をすることになる。
フェイクはフローラの時に失敗した首飾りを改良してパワーアップさせた。それは埋め込み式の魔石である。
アルスとエルエスの背中に埋め込められた魔石は鈍い光を放っている。
「兄弟!あいつやっぱり二人を操ってやがる」
「ああ、だろうな。それでシルバー、背中にそれはあるんだな」
「おうよ。調べはついたからな」
「分かったよ。背中だね」
ツヴァイとフローラは二人と交戦していく。
フローラがエルエスと戦闘しようとした時、ジーニの掘った穴から奇声が上がる。そして何かが這い上がってくる音が聞こえてくる。
「バブ!タッタッタ~ア!」
「ジャンヌ!?」
ジャンヌが穴へとダイブする。奇声の主がジャンヌを捉えて手を伸ばしてくる。奇声の主はサクリファイスキメラであったのだが大きさが段違いであった。蛇のように長く先が見えないのである。サクリファイスキメラは肉塊になっても生きていた。その肉塊すべてが集まり一つにになったのだ。言うまでもないが強くなって帰ってきたのだ。
Gaaaaaaa!!!
サクリファイスキメラは確かにジャンヌを掴んだのだが握りしめられないでいる。ジャンヌは自分だけでそのサクリファイスキメラの握力に勝っているのだ。そして、
「ダダダ~~!!」
ジャンヌは自分を覆うサクリファイスキメラの手を粉砕した、ジャンヌは更に精霊を呼び出して攻撃を加える。
風の女神はもちろんの事、土の巨人、水の女神、木の巨人、光と闇の女神...光の闇の精霊は自由になり早速ジャンヌの為に動き出していたのだ。6体の精霊は全員重なっていく。
「ダ~ダダ~!!」
精霊たちはエレメントロードへと合体を果たし、サクリファイスキメラの頭を潰した。それでも動きを止めないサクリファイスキメラは体の所々から顔を生みジャンヌとエレメントロードを睨みつける。
壮絶な戦いはなおも続く。
玉座から夜空が見える。通常だと玉座からはもちろん空は見えない。
月に照らされた巨大な人影が城の上部を引き抜いたのだ。その巨大な人影の肩にはジーニが目を光らせて仁王立ちしていた。
「ジャンヌをいじめたのは誰だ~~!!!」
ジーニの咆哮がその場の全員に放たれると誰も動けなくなった。金縛りにもにたそれは莫大な魔力によるものだ。
ジーニはジャンヌを想うあまり我を失っている。そんな中更にツヴァイが傷ついている事に気付くとそれ以外の3人を睨みつける。
「アルス!、エルエス!!あと誰!!!誰でもいい!お前達がやったのか!!」
口から煙を出しながら言い放つそれは常人ならば泡を吹いて気絶する物であった。しかしアルスもエルエスもトゥルースさえもその咆哮に耐えて見せる。
「これはこれはジーニ様。お早いお越しで。大丈夫ですよ。ジャンヌ様は息災でございますよ」
「その話し方は....お前フェイクだろ」
ジーニは仮面の男トゥルースを指さして指摘する。するとトゥルースは首を横に振りながらヤレヤレと仮面を外していく。
「そうですよそうですね~。会いたかったですか?私はあいたかったですよ。だって私の作ったフローラ様を連れて行ってしまうのですもの」
「別にお前が作った物でもフローラちゃんはフローラちゃんだからね。そうだろ?」
「うん、私は私だもん」
僕の隣にはいつもフローラちゃんがいる。僕は安心して戦闘ができるんだ。
「そうですよね。ですが今回はそうはいきませんよ」
フェイクは指を鳴らすと玉座全体にばら撒いていた水晶が一斉に輝きだした。そして光が玉座の間の中央に立っていたアルスへと集まっていく。アルスの目は先ほどの生気のない目が更に強まっていく。
「(我を呼んだのは誰だ....)」
アルスの体を使って誰かがしゃべっている。その声は確かにアルスが発しているのだがとても人間の物とは思えないほど低い声である。
「お~成功ですね。わたくしです。嘘の魔人のフェイクです」
「(そうか、知らんな。それで何用だ?)」
「あなたに降臨して欲しいのです」
「(魔神である我をか?)」
「そうです」
何やらやばそうな雰囲気、僕はすぐに玉座の間に舞い降りてツヴァイお父様を回復する。そしてジャンヌを神眼で探すとすぐ下にいたようなので力づくで掘っていくとジャンヌを発見した。
ジャンヌは僕を見ると「ニイチャ!」って叫んだんだ。お母様とお父様には悪いけど初めてのお言葉いただきました!!。可愛い過ぎる。興奮しすぎて鼻血が。
ジャンヌは風の女神をあやすようにいい子いい子していた。どうやら風の女神が死にそうになっていたみたい。僕はすぐに回復してあげると笑みを残して空に帰っていった。
ジャンヌはとても心配していたけど僕が心配しなくて大丈夫と言うと大きく頷いて僕に抱きついた。
まるでト〇ロにしがみつく幼女のようなジャンヌに抱きつかれている僕はお茶目に回転しながら玉座の間に帰ってくるとまだフェイクが問答していた。
「何故です!。何故降臨してくれないのですか?」
「(くどいぞ。我は魔神、こんな貧弱な体では降臨したのち地に帰ってしまうではないか)」
「そんな、歴代のアルサレム王の中で最も才能のある体ですよ」
「(ふん、知らんわ!。それよりもそこの物は器ではないのか?)」
アルスの体を借りた魔神は僕を指さす。それを見たフェイクはにやりと笑う。
「ジーニ様を倒すためにあなたを降臨しようとしたのですが、そうですよね。ジーニ様に降臨して頂ければ一石二鳥」
「(そうか。戦う相手がいなくなるのはつまらんが降臨できんのもつまらんしな)」
魔神がそう言うとふっとアルスの体に力がなくなり倒れた、そして見えない何かが僕の体の中に入ってきた。
「何...これ...」
僕の頭の中に憎悪や妬みなどの感情が流れてきた。魔神の記憶だろうか黒炭になった人だったであろうモノが頭に飛び込んでくる。まるで核爆発で燃えたような風景が眼前に見える。
「(我は魔神ジャバウォック。お前の体は我の物だ)」
「(何言ってんだ。この体は僕のだぞ。あげるわけないだろ!)」
ジーニは精神世界でジャバウォックと対峙する。魔神であるジャバウォックにジーニは勝てるのか...。ジーニは意識を失いその場に倒れた。
その間現実世界ではツヴァイとフローラがアルスとエルエスの相手をすることになる。
フェイクはフローラの時に失敗した首飾りを改良してパワーアップさせた。それは埋め込み式の魔石である。
アルスとエルエスの背中に埋め込められた魔石は鈍い光を放っている。
「兄弟!あいつやっぱり二人を操ってやがる」
「ああ、だろうな。それでシルバー、背中にそれはあるんだな」
「おうよ。調べはついたからな」
「分かったよ。背中だね」
ツヴァイとフローラは二人と交戦していく。
フローラがエルエスと戦闘しようとした時、ジーニの掘った穴から奇声が上がる。そして何かが這い上がってくる音が聞こえてくる。
「バブ!タッタッタ~ア!」
「ジャンヌ!?」
ジャンヌが穴へとダイブする。奇声の主がジャンヌを捉えて手を伸ばしてくる。奇声の主はサクリファイスキメラであったのだが大きさが段違いであった。蛇のように長く先が見えないのである。サクリファイスキメラは肉塊になっても生きていた。その肉塊すべてが集まり一つにになったのだ。言うまでもないが強くなって帰ってきたのだ。
Gaaaaaaa!!!
サクリファイスキメラは確かにジャンヌを掴んだのだが握りしめられないでいる。ジャンヌは自分だけでそのサクリファイスキメラの握力に勝っているのだ。そして、
「ダダダ~~!!」
ジャンヌは自分を覆うサクリファイスキメラの手を粉砕した、ジャンヌは更に精霊を呼び出して攻撃を加える。
風の女神はもちろんの事、土の巨人、水の女神、木の巨人、光と闇の女神...光の闇の精霊は自由になり早速ジャンヌの為に動き出していたのだ。6体の精霊は全員重なっていく。
「ダ~ダダ~!!」
精霊たちはエレメントロードへと合体を果たし、サクリファイスキメラの頭を潰した。それでも動きを止めないサクリファイスキメラは体の所々から顔を生みジャンヌとエレメントロードを睨みつける。
壮絶な戦いはなおも続く。
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