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第七章 異変
第九話 甲羅の中は
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「ギィヤアァァァ」
亀の甲羅が割れるとそこには人面のような肌が露出した。その人面が叫び声を上げて部屋中に響く。
「あう....耳が痛い」
僕ですらこのダメージ、HPが30ほど削られています。これはフローラちゃんの一発を大きく超えるもので一発のダメージとしては最高の一撃。
「二人は大丈夫かな?」
僕は心配になってタスク君とガリアさんを見た。二人は気を失って扉の縁に体をあずけて倒れてる。
「取りあえず[ヒール]しておいて。さあ今度こそ君の最後だよ!」
甲羅がなくなった事で防御力の低下を起こしているであろうレジーに僕は[ダークスラッシュストーム]を叩きこんだ。
部屋を削り過ぎて土埃が舞う、レジーに動きがなくなり頭を垂れるのが見えたので僕は二人を介抱する為に戻る。
「二人共大丈夫?」
「あう....ジーニ。終わったのか?」
タスク君が僕に気付いて声を上げた、僕が頷くと辺りを見回した。
「まだ生きてるぞ!」
「動きがないから先に二人の安否を確認しに来たんだよ」
僕は微笑んで答えるとタスク君の顔が見る見る青ざめていく。
「レジーは自分の身に死が迫るとさっきの咆哮みたいなスキル、[断末魔]を使ってくるんだぞ!」
タスク君は青ざめた顔で僕に訴える。
「じゃあ、とどめを刺さないと」
僕がレジーを見やるその瞬間、レジーの人面がにやりと笑い[断末魔]を僕らに向けて放った。音速の壁が僕らへと押し込まれる。
「ハ~~ッ!!」
「わ~...」
僕は気合で音速の壁と競り合う、タスク君は僕の背中に隠れて叫び声をあげてる。
う~ん強がっていてもまだまだ子供なんだな~。でも大丈夫だよ。この程度なら!、
「グリード!君の限界を越えちゃうかもしれないけどいくよ~」
僕はグリードに通常の剣を使った時よりも大きくマナを纏わせた。通常はこの時点で剣は粉々になっちゃうんだけどグリードは何とかもってる。
マナを圧縮して纏わせてるからどうしても剣を壊しちゃうんだよね。でも圧縮している分とても強くなる。
「よ~し、いい子だね!決めるよ![エタニティーダークウェーブ]!」
漆黒の斬撃の連斬が波のように音速の壁へと打ちつける。波は連続して衝突の音を奏でレジーの[断末魔]を破壊し、レジーを飲み込んでいく。
漆黒の波はレジーを飲み込み部屋を大きくえぐって消えていった。
「う~ん、すっごい威力だね。広範囲に使えそう。それに何と言ってもカックイ~」
僕は魔剣グリードを見やる。少し刃こぼれしているみたいなので[リペア]を唱えて整える。何とかもってよかった。流石に粉々になったら治せないだろうからね...たぶん。
「ジーニ..凄すぎ。だけど今度こそ終わりだよな」
「ええ、流石に7階はないはずです。これ以上の魔物が生まれる魔窟など聞いた事がありません」
ガリアさんも起きたみたい。
これでお終いか~、なんだか名残惜しいな~。最近の戦闘はこれほど力を使わなかったから気持ちよかったんだよね。MPは100万ほど使ったけど、どんどん回復してるから問題無いし。
「あ!レジーも何か落したのかな?」
「魔石は必ず落とすはずですよ。ただ....」
「装備はなんだろう..」
二人は怪訝そうな顔で僕へと話す。また僕が装備をいらないというかと警戒しているのかもしれない。ふ~ん、そんな顔するんだったらあげないよ~っだ。
案の定、魔石の横に20インチ位の盾が落ちてた。僕が手に持つと盾の幅が更にひろがって40インチ位に大きくなった。
「レジーの盾なんて聞いたことない...」
「国宝どころか神宝かもしれませんね..」
って言われても盾なんて使わないしな~。
「いらないぞ!そんな物騒な物」
「確かにこの宝を狙ってどんなことが起きるか考えただけでも...」
二人はやっぱり僕に押し付けられると思って僕から離れてく。
しょうがないので僕は盾もしまい込んだ。家に帰って色々いじってみよう。
「穴が開いてるぞ」
タスク君の指さす方を見ると出口が開いてた。穴を少し下ると10畳ほどの部屋があった、中央の魔法陣が輝いている。
「あれは転移陣ですね」
「転移ってあるんだね」
「ありますよ。ガザードの賢者にこれを研究している人がいるとか聞きましたが」
転移があると便利だな~。僕は転移に近い移動能力をもっているけど転移ではないから時間はかかるんだよね。
「ほしいな~」
「魔法陣は特殊な物ですからね。マナがあっても作り方を知っていなければできませんね」
魔法陣はとても複雑な文字で彩られてる。とても僕の知識じゃ出来なさそう。所々魔道具の時の言葉があるけどそれだけで何もわかりません。
「そろそろ戻ろうぜ」
タスク君に急かされて僕らは転移陣でワープ。魔窟を無事攻略。
亀の甲羅が割れるとそこには人面のような肌が露出した。その人面が叫び声を上げて部屋中に響く。
「あう....耳が痛い」
僕ですらこのダメージ、HPが30ほど削られています。これはフローラちゃんの一発を大きく超えるもので一発のダメージとしては最高の一撃。
「二人は大丈夫かな?」
僕は心配になってタスク君とガリアさんを見た。二人は気を失って扉の縁に体をあずけて倒れてる。
「取りあえず[ヒール]しておいて。さあ今度こそ君の最後だよ!」
甲羅がなくなった事で防御力の低下を起こしているであろうレジーに僕は[ダークスラッシュストーム]を叩きこんだ。
部屋を削り過ぎて土埃が舞う、レジーに動きがなくなり頭を垂れるのが見えたので僕は二人を介抱する為に戻る。
「二人共大丈夫?」
「あう....ジーニ。終わったのか?」
タスク君が僕に気付いて声を上げた、僕が頷くと辺りを見回した。
「まだ生きてるぞ!」
「動きがないから先に二人の安否を確認しに来たんだよ」
僕は微笑んで答えるとタスク君の顔が見る見る青ざめていく。
「レジーは自分の身に死が迫るとさっきの咆哮みたいなスキル、[断末魔]を使ってくるんだぞ!」
タスク君は青ざめた顔で僕に訴える。
「じゃあ、とどめを刺さないと」
僕がレジーを見やるその瞬間、レジーの人面がにやりと笑い[断末魔]を僕らに向けて放った。音速の壁が僕らへと押し込まれる。
「ハ~~ッ!!」
「わ~...」
僕は気合で音速の壁と競り合う、タスク君は僕の背中に隠れて叫び声をあげてる。
う~ん強がっていてもまだまだ子供なんだな~。でも大丈夫だよ。この程度なら!、
「グリード!君の限界を越えちゃうかもしれないけどいくよ~」
僕はグリードに通常の剣を使った時よりも大きくマナを纏わせた。通常はこの時点で剣は粉々になっちゃうんだけどグリードは何とかもってる。
マナを圧縮して纏わせてるからどうしても剣を壊しちゃうんだよね。でも圧縮している分とても強くなる。
「よ~し、いい子だね!決めるよ![エタニティーダークウェーブ]!」
漆黒の斬撃の連斬が波のように音速の壁へと打ちつける。波は連続して衝突の音を奏でレジーの[断末魔]を破壊し、レジーを飲み込んでいく。
漆黒の波はレジーを飲み込み部屋を大きくえぐって消えていった。
「う~ん、すっごい威力だね。広範囲に使えそう。それに何と言ってもカックイ~」
僕は魔剣グリードを見やる。少し刃こぼれしているみたいなので[リペア]を唱えて整える。何とかもってよかった。流石に粉々になったら治せないだろうからね...たぶん。
「ジーニ..凄すぎ。だけど今度こそ終わりだよな」
「ええ、流石に7階はないはずです。これ以上の魔物が生まれる魔窟など聞いた事がありません」
ガリアさんも起きたみたい。
これでお終いか~、なんだか名残惜しいな~。最近の戦闘はこれほど力を使わなかったから気持ちよかったんだよね。MPは100万ほど使ったけど、どんどん回復してるから問題無いし。
「あ!レジーも何か落したのかな?」
「魔石は必ず落とすはずですよ。ただ....」
「装備はなんだろう..」
二人は怪訝そうな顔で僕へと話す。また僕が装備をいらないというかと警戒しているのかもしれない。ふ~ん、そんな顔するんだったらあげないよ~っだ。
案の定、魔石の横に20インチ位の盾が落ちてた。僕が手に持つと盾の幅が更にひろがって40インチ位に大きくなった。
「レジーの盾なんて聞いたことない...」
「国宝どころか神宝かもしれませんね..」
って言われても盾なんて使わないしな~。
「いらないぞ!そんな物騒な物」
「確かにこの宝を狙ってどんなことが起きるか考えただけでも...」
二人はやっぱり僕に押し付けられると思って僕から離れてく。
しょうがないので僕は盾もしまい込んだ。家に帰って色々いじってみよう。
「穴が開いてるぞ」
タスク君の指さす方を見ると出口が開いてた。穴を少し下ると10畳ほどの部屋があった、中央の魔法陣が輝いている。
「あれは転移陣ですね」
「転移ってあるんだね」
「ありますよ。ガザードの賢者にこれを研究している人がいるとか聞きましたが」
転移があると便利だな~。僕は転移に近い移動能力をもっているけど転移ではないから時間はかかるんだよね。
「ほしいな~」
「魔法陣は特殊な物ですからね。マナがあっても作り方を知っていなければできませんね」
魔法陣はとても複雑な文字で彩られてる。とても僕の知識じゃ出来なさそう。所々魔道具の時の言葉があるけどそれだけで何もわかりません。
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タスク君に急かされて僕らは転移陣でワープ。魔窟を無事攻略。
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