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第七章 異変
第十九話 ダンジョン3階
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「この階で最後にするつもりだが、これと言って問題はなさそうだな」
「そうですね。上級生ならば油断しなければどれも大丈夫でしょう」
エンカ先輩とファルアさんが話し合ってる。これは調査を兼ねているのでしっかり調べないとね。
「階段のエリアまで言って戻るぞ」
エンカ先輩の号令に僕らは肯定する。またしばらく通路を歩いて行くとT字路に差し掛かった。今までは一本道だったので初めての体験だ。
「ワクワク!」
「ジーニ何をそんなに期待してるんだ?」
「内緒です。ワクワク」
僕がどっちを選ぶのか期待しているとエンカ先輩が「変な奴」って失礼な事を。僕はただ左を選ぶのかな~って思っただけだよ。
「じゃあ左だな」
「わ~い」
僕が喜んでいるとエンカ先輩、モイとムイは白い目で見てきた。女性陣の二人からは「可愛い」って声が聞こえてきた。久しぶりに可愛いと言われたような気がして僕は満足です。
それからしばらく歩くと部屋に着いた。その部屋の中には宝箱が。
「ムイ、出番だ」
「おう」
ムイはレンジャーとしてのスキルを持っているみたい。罠がないかをチェックしてる。
「よし、これで大丈夫だ。開けるぞ」
ムイは宝箱を開けた。
「ん?これは...ただの鉄の剣か」
「まだ3階ですからね」
ダンジョンは深くなればなるほど良いアイテムが出る。それはゲームと同じだね。最初から最高の武器が出て来たらつまらないもんね。
こちらの道はこの部屋で最後だった。僕らはT字路に戻ると魔物が湧いていて戦闘に突入。
魔物はゴブリンとオーク、それにコモドドラゴンのような爬虫類の魔物。口から火がもれているのを見るとサラマンダーかな?。
「火トカゲですね。では[ウォーターランス]」
ファルアさんが水だけに冷たくあしらっていく。ゴブリン5、オーク7、火トカゲ3を撃破して残りの道を歩いて行く。
「ん?装飾された扉...」
しばらく一本道を歩いてきたんだけどそこには魔窟の部屋を彷彿とさせる扉があった。
「しまったな。5階間隔であると思ったのだが」
「やっぱりボス何ですか?」
「そうみたいだな」
エンカ先輩の言葉に僕が質問をすると肯定の言葉が返ってきた。3階までの魔物の強さを調べているので僕らはこのまま扉の中へ入っていくことになりました。
「装備の点検は済んだか?」
エンカ先輩の声かけにみんな頷いてる。みんなは少し緊張しているのかな。浮かない顔してる。
「エンカ先輩僕の武器も見てください!」
「おお、どうしたジーニ?....って禍々しいな!」
エンカ先輩は僕の魔剣グリードを見て驚いた。魔剣グリードは黒黒強い靄を纏っているのでまるで魔王の武器みたいです。
「そんなもの取り出すな!禁止だ禁止!」
「ええ~ん、エンカ先輩のいけず~」
「「「「プッ!ははははは」」」」
「あ~エンカ先輩のせいでみんなに笑われちゃったじゃん~」
「お前のせいだろ!」
グリードを使ったブラックジョーク?でみんなを笑わせて緊張をほぐしてみました。
緊張がほぐれたみたいなのでエンカ先輩はみんなに頷いて扉に手を掛けた。
扉の先には魔窟のボス部屋とは違い風景が一変する。
「綺麗...」
ため息が出るほどのお花畑が広がっていて今まで通ってきた道を見るとまるで合成写真のような違和感を感じた。
僕らはその風景を見て呆けていると前方から花が動き出した。
「まさか!、フラワードールか!」
「フラワードール?」
全身をお花で彩ったお人形さんが前方から走ってきてる。
僕の疑問にエンカ先輩は答えてくれてフラワードールの説明を話す。
エンカ先輩の説明ではフラワードールはCランクの魔物である。花を使って人間を惑わせる魔物、まさにその攻撃を最初に受けた僕たちはフラワードールの接近を許す事になっちゃったわけだね。
「珍しい魔物だから驚いたがこの程度なら俺達で何とかなる。ジーニは見ていてくれよ」
「は~い」
少し戦いたかったけど僕は大人だから大人しくエンカ先輩の指示に従います。
宣言通り先輩たちはフラワードールを倒した。しかしそれは序章、次は二匹現れ、その次は三匹。たぶんこの部屋全部の花がフラワードール何だと思う。流石ボス部屋の魔物さん。
先輩たちは少しづつ疲弊してるけど怪我はさせられていないのでMPの心配だけで大丈夫そう。
9匹、10匹との戦闘が終わると部屋全体が暗くなっていく。
「なんだ?」
「今までのはお遊びだったか」
暗くなったことで天井の何かに気付く、そこには無数の眼が。
「キャア!」
「蜘蛛か!」
「スロースパイダーだ」
スロースパイダー、蜘蛛の魔物で糸を丸めて投擲してくることからスロー何て言われてる。ランクはCランクだけど量が量なのでランクだけじゃ判断できません、だって50匹はいると思うよ。
「モイ!結界を展開」
「了解」
モイは詠唱を開始。その間エンカ先輩達は蜘蛛の投げてくる糸を[ファイア]で燃やして回避。
「[プロテクトフィールド]」
少しして詠唱の終わったモイが僕らを覆う結界を展開。蜘蛛の攻撃はそれに弾かれて地面に落ちる。
「Cランク程度の攻撃ならいくらでもはじける。さてここからどうするか?」
僕らと蜘蛛の戦いはまだまだ続きそうです。
「そうですね。上級生ならば油断しなければどれも大丈夫でしょう」
エンカ先輩とファルアさんが話し合ってる。これは調査を兼ねているのでしっかり調べないとね。
「階段のエリアまで言って戻るぞ」
エンカ先輩の号令に僕らは肯定する。またしばらく通路を歩いて行くとT字路に差し掛かった。今までは一本道だったので初めての体験だ。
「ワクワク!」
「ジーニ何をそんなに期待してるんだ?」
「内緒です。ワクワク」
僕がどっちを選ぶのか期待しているとエンカ先輩が「変な奴」って失礼な事を。僕はただ左を選ぶのかな~って思っただけだよ。
「じゃあ左だな」
「わ~い」
僕が喜んでいるとエンカ先輩、モイとムイは白い目で見てきた。女性陣の二人からは「可愛い」って声が聞こえてきた。久しぶりに可愛いと言われたような気がして僕は満足です。
それからしばらく歩くと部屋に着いた。その部屋の中には宝箱が。
「ムイ、出番だ」
「おう」
ムイはレンジャーとしてのスキルを持っているみたい。罠がないかをチェックしてる。
「よし、これで大丈夫だ。開けるぞ」
ムイは宝箱を開けた。
「ん?これは...ただの鉄の剣か」
「まだ3階ですからね」
ダンジョンは深くなればなるほど良いアイテムが出る。それはゲームと同じだね。最初から最高の武器が出て来たらつまらないもんね。
こちらの道はこの部屋で最後だった。僕らはT字路に戻ると魔物が湧いていて戦闘に突入。
魔物はゴブリンとオーク、それにコモドドラゴンのような爬虫類の魔物。口から火がもれているのを見るとサラマンダーかな?。
「火トカゲですね。では[ウォーターランス]」
ファルアさんが水だけに冷たくあしらっていく。ゴブリン5、オーク7、火トカゲ3を撃破して残りの道を歩いて行く。
「ん?装飾された扉...」
しばらく一本道を歩いてきたんだけどそこには魔窟の部屋を彷彿とさせる扉があった。
「しまったな。5階間隔であると思ったのだが」
「やっぱりボス何ですか?」
「そうみたいだな」
エンカ先輩の言葉に僕が質問をすると肯定の言葉が返ってきた。3階までの魔物の強さを調べているので僕らはこのまま扉の中へ入っていくことになりました。
「装備の点検は済んだか?」
エンカ先輩の声かけにみんな頷いてる。みんなは少し緊張しているのかな。浮かない顔してる。
「エンカ先輩僕の武器も見てください!」
「おお、どうしたジーニ?....って禍々しいな!」
エンカ先輩は僕の魔剣グリードを見て驚いた。魔剣グリードは黒黒強い靄を纏っているのでまるで魔王の武器みたいです。
「そんなもの取り出すな!禁止だ禁止!」
「ええ~ん、エンカ先輩のいけず~」
「「「「プッ!ははははは」」」」
「あ~エンカ先輩のせいでみんなに笑われちゃったじゃん~」
「お前のせいだろ!」
グリードを使ったブラックジョーク?でみんなを笑わせて緊張をほぐしてみました。
緊張がほぐれたみたいなのでエンカ先輩はみんなに頷いて扉に手を掛けた。
扉の先には魔窟のボス部屋とは違い風景が一変する。
「綺麗...」
ため息が出るほどのお花畑が広がっていて今まで通ってきた道を見るとまるで合成写真のような違和感を感じた。
僕らはその風景を見て呆けていると前方から花が動き出した。
「まさか!、フラワードールか!」
「フラワードール?」
全身をお花で彩ったお人形さんが前方から走ってきてる。
僕の疑問にエンカ先輩は答えてくれてフラワードールの説明を話す。
エンカ先輩の説明ではフラワードールはCランクの魔物である。花を使って人間を惑わせる魔物、まさにその攻撃を最初に受けた僕たちはフラワードールの接近を許す事になっちゃったわけだね。
「珍しい魔物だから驚いたがこの程度なら俺達で何とかなる。ジーニは見ていてくれよ」
「は~い」
少し戦いたかったけど僕は大人だから大人しくエンカ先輩の指示に従います。
宣言通り先輩たちはフラワードールを倒した。しかしそれは序章、次は二匹現れ、その次は三匹。たぶんこの部屋全部の花がフラワードール何だと思う。流石ボス部屋の魔物さん。
先輩たちは少しづつ疲弊してるけど怪我はさせられていないのでMPの心配だけで大丈夫そう。
9匹、10匹との戦闘が終わると部屋全体が暗くなっていく。
「なんだ?」
「今までのはお遊びだったか」
暗くなったことで天井の何かに気付く、そこには無数の眼が。
「キャア!」
「蜘蛛か!」
「スロースパイダーだ」
スロースパイダー、蜘蛛の魔物で糸を丸めて投擲してくることからスロー何て言われてる。ランクはCランクだけど量が量なのでランクだけじゃ判断できません、だって50匹はいると思うよ。
「モイ!結界を展開」
「了解」
モイは詠唱を開始。その間エンカ先輩達は蜘蛛の投げてくる糸を[ファイア]で燃やして回避。
「[プロテクトフィールド]」
少しして詠唱の終わったモイが僕らを覆う結界を展開。蜘蛛の攻撃はそれに弾かれて地面に落ちる。
「Cランク程度の攻撃ならいくらでもはじける。さてここからどうするか?」
僕らと蜘蛛の戦いはまだまだ続きそうです。
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